悪筆との闘い


〜 第一章 お前はのび太か 〜
2000.9.9 UPDATE


2.青息吐息

課題1
 8月5日。あ行〜な行
 死ぬほど疲れた。
 清書3枚を25%縮尺にて掲載する。(番号は書いた順。)
 一画ごとに見本を見て――というやり方をやってしまいがち。それをやるとまずうまく書けない。いや、うまく書けた字なんてないが。
 比較的まともなのは2だろうか。とりあえず提出候補にしておくとしよう。


課題2
 8月8日。は行〜ん
 たっぷり疲れた。
 課題1より数段難しく感じた。どうも“は”“ま”“よ”などの「結び」が苦手らしい。恐ろしいことに、なぞることすらできない。何度やってもダメ。力の入れ具合に問題があるのかも。提出する時質問してみよう。
課題3
 8月11日。「ゆめ」「うろこぐも」などひらがなの単語あれこれ。
 字が大きすぎたり小さすぎたりでうまく枠に収まってくれない。
「おぼろづきよ」がうまく書けず、これじゃ「おんぼろづきよ」だな、というオヤジギャグを思わず呟き自己嫌悪。
課題4
 8月13日。同じくひらがな。課題3よりやや長いフレーズ
 線がやたらとかすれて閉口。ペンの運びが遅すぎるせいらしい。ペンを変えてみるが今度はインクが出すぎる。やむなく中断。
 8月14日。新しいボールペンを購入。
 書き心地の違いに戸惑うが、線のかすれはないのでよしとする。うまく書けなかったのはペンを変えたせいということにしておこう。
課題5
 8月15日。「うめ」「さくら」など花の名前。「おみなえし」って何だ?
課題6
 8月18日。「また」「もうすぐ」「ひとえに」など手紙の常套句
 テキストに書かれている、うまく書くためのポイントに従って書いていると、なんとなく字がうまくなったような気になるし、字を書くのが楽しくなって来る。まるで上達していないが。
下敷き
 柔らかい下敷き購入。ゴムみたいなプラスチックみたいな材質の。意外と安くB4サイズが300円。
課題7
 8月22日。「おたより」「ありがとう」「おつたえください」など常套句
 薄い紙の冊子を下敷きにした時に比べペンが滑りすぎて線が波打つ。
 どうしよう。
課題8
 8月23日。竹久夢二の詩「母」
 あれこれ試した結果、下敷きの上に紙を1枚重ねて書くという形に落ち着く。いや落ち着いてはいないが。
課題9
 8月31日。石川啄木の短歌2首
 下敷きの上に紙を置くとやはりデコボコが気になるので下敷きに直接乗せて書くことに。「言葉」などの長い横棒が波打ち閉口。
課題10
 9月7日。詩「ふじの山」
 長い横棒が波打ち閉口。


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