(99.12.4〜99.12.21)

601 プロレスはええのお 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/04(Sat) 02:41
   相馬さん、ヒットです。
 いどっちさん、コメントありがとうございます。
 おお、ここの掲示板見てくれていたんですね。
 なるほど〜、いどっちさんはむしろあのラストに特に思い入れはないと。

 今回の武道館は1度も声を発さないままの観戦でしたが胸が一杯になりもうした。
602 不感症は治癒可能か? 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/04(Sat) 09:10
   おはようございます。
 昨日のNHKラジオスペイン語講座「スペイン語で歌を楽しみましょう」で採り上げられたのは"El condor pasa(コンドルは飛んでゆく)"でしたが、唄が始まってすぐ、「アレッ」と思いました。聞いたことがある声だったからです。
 案の定、歌っていたのはアルベルト城間さんでした。これまで聞いた他の誰よりも力強い歌唱でした。また、伴奏がギター1本(おそらく弾き語り)というのも、ケーナやサンポーニャ、チャランゴなどで演奏されるアンデスのフォルクローレ風とは全く違っており、まるでスペインのフラメンコのようで非常に新鮮でした。この曲が収録されているCDを御存知ではありませんか?

 余談ですが、この前買ったサイモン&ガーファンクルのベストアルバムの解説書によると日本では「コンドルは飛んでゆく」は本場のフォルクローレではなくて、彼らの英語バージョンで有名になり、それが逆にフォルクローレ・ブームのきっかけとなったそうですね。ちなみにこのアルバム、確かに名曲揃いなのは認めますが、オリジナル・アルバムを買ってみようというほどには感動できませんでした。やはりオペラ以外では男性の声には不感症になっているようです。

 ついでに脱線すると、同時に注文した「カラオケ・オペラ」というCDを入手したので、通勤の車の中でちょっと試してみたのですが、大部分の曲が伴奏と全く合わせられません。やはり歌手とオーケストラが協調する、というよりオケの方が歌に合わせるオペラをカラオケにしようという発想自体に問題があるようです。また無駄な金を使ってしまった。(そしてゴミが増えた。)
603 絵本をさがしてます。 投稿者:てn 投稿日:99/12/04(Sat) 21:32
   はじめまして。
 最近、小学校の時に読んだ「やさしさごっこ」をもう一度読みたくなって読み返し、なんでだかすごく感動してしまって、他の作品も読んでみようかなと思ってるところです。
 加藤さんは、どうして今江さんの作品に惹かれたのですか?
 そして、もし今江さんが絵を描かれた絵本をご存知でしたら、教えていただけませんか?
604 今江談義は何日ぶりだろう 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/05(Sun) 02:49
   アルベルトの「コンドルは飛んでゆく」は絶品ですね。
 これはディアマンテスのファーストアルバム「オキナワ・ラティーナ」に「花祭り」とのメドレーで収録されています。「バンボレオ」も収録されてます。

 てnさん、いらっしゃいませ。
 今江祥智のページは更新をすっかりサボってしまって、愛読者の方々には申し訳ないです。
 小学校の教科書で読んだ短編を除けば、私が最初に読んだ今江作品は「やさしさごっこ」でした。19歳か20歳の時でした。

> 加藤さんは、どうして今江さんの作品に惹かれたのですか?

 お〜これはまだ誰にも話していないことなんです。
 うまく言葉にできないんですよ。影響を受けたのは確かなんですけど。
 いつかホームページで書こうという気持ちはあるんですが、いつになることやら。

> そして、もし今江さんが絵を描かれた絵本をご存知でしたら、教えていただけませんか?

 残念ながら存じません。
 今江氏は絵が上手いという話は聞いたことがありますが、絵本まで描いているのでしょうか。
605 (無題) 投稿者:てん 投稿日:99/12/05(Sun) 08:39
  >  小学校の教科書で読んだ短編を除けば、私が最初に読んだ今江作品は
> 「やさしさごっこ」でした。19歳か20歳の時でした。

 その「やさしさごっこ」のなかにタマテバコを主人公にした絵本の話がのってたんですけど、あの絵本はでてないんでしょうか?
 一度でいいから、今江さんの絵を見てみたい。
 それと、どうやって今江さんの講演に行かれたのですか?(質問ばっかでごめんなさい。)
 私も今江さんにあいたい。

 最後に、私は加藤さんより年下なので、敬語じゃなくても・・・。
606 村山ひとしバラエティ 投稿者:まさよし 投稿日:99/12/05(Sun) 14:28
   はじめまして。以前コサキンにも出演していた、村山ひとしさんのライブの宣伝にきました。

 企画・製作集団 チョップ・インターナショナルが1999年最後のお祭り騒ぎな お笑いバラエティショーを行います!!

「チョップオールアフタヌ〜ン」
12/11(土) 開場14時15分 開演14時半  
料金 予約1500円 当日2000円 (予約は人数・枚数をmura@dorachan.comへどうぞ)
場所 なかの芸能小劇場

出演は 村山ひとし 吉村浩志 田中秀男 
ゲストに 高田裕子さん(TBS/ミッドナイトパーティーやNTV/20歳のエンゲージ等に出演) 
西田たか子さん(カンコンキンシアター座員) 社会人さん(漫談等の芸人さん) 等

芸人によるネタやゲストとのトーク 等など

詳しくは「村山ひとしのページ」をご覧下さい

お待ちしておりますっ

http://dorachan.com/~mura/
607 意表を突いてさくらももこ 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/06(Mon) 00:49
   物置で発見した「ちびまる子ちゃん」を読み始めた。アニメ版は2〜3度観た程度だが好感を持っていた。
 で、原作を読んでのめり込んでしまった。
 楽しいというよりも、忘れることのできない痛みの数々がチクチクと刺さって来る作品。醒めた筆致ゆえに痛みがなおのことリアルに迫る。
 この人は照れ屋で感傷が嫌いにちがいない。

 さくらももこという人は、社会の矛盾だとか、人のあり方だとかを大上段に構えて描くことには興味がないのでは。
 等身大で語り続けるのがさくらももこという人であり、その作品について出来不出来を云々すること自体が空しい。絵も上手くなくていい。「漫画家」という称号すらいらない。さくらももこそのものを見せてくれればそれでいい、そう思わせてくれる作品だ。
 それにしても連載開始時は十代。そんな年齢で幼少の頃の恥や憂鬱をある意味超えてしまっているのだ。ただ者ではない。
 古本屋の100円コーナーで5冊買い足し、10巻まで揃ってしまった。


 まさよしさん、こんにちは。
 村山さん、がんばってますね。
 あ〜イカン、コサキンのテープが2週間分たまってる〜。


 てんさん、こんにちは。「てn」は打ち間違えでしたか(笑)。
 タマテバコが主人公の絵本というのは実際には出ていないと思いますよ。
「優しさごっこ」は事実に符合する箇所も結構あるそうですけど、あの部分はフィクションではないでしょうか。

 今江氏の講演は、書店・クレヨンハウスで毎年2月に行われるのが恒例になっているようです。私は今年初めてご本人にお目にかかりました。来年ももちろん行きますよ。
 講演の後にサイン会もあるので口を聞くこともできます。
 日程は下記サイトの「掲示板」をクリックすれば見ることができます。
会場は東京と大阪です。入場料は2,500円だったかな?当日クレヨンハウスで販売しています。

 おや、敬語に違和感ありますか?学生さんでしょうか。
 社会に出れば父親みたいな年齢の人からも敬語で話し掛けられたりするので、どうということはないんですけど。ネット仲間同士でも年齢問わず大抵敬語使いますよ。付き合いが長くなると崩れて行きますけど。
 だから気にしない気にしない。
http://www.ne.jp/asahi/book/1/
608 さくらももこ、といえば・・ 投稿者:みなこ 投稿日:99/12/06(Mon) 01:50
   こんばんは。
 のほほん茶を飲んでいたら、こんなHPアドレスが載っていました。
 その中の「続・のほほん絵日記」も なかなか さくらさんのイイ味が出てますよ♪
http://www.suntory.co.jp/softdrink/nohohon/
609 10冊読了 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/07(Tue) 00:03
  「続・のほほん絵日記」ちょっと覗いてみた。後でゆっくり見ます。


「ちびまる子ちゃん」10巻まで読了。
 爆発的な可笑しさ、面白さは徐々に薄れ、後半はやや退屈もした。
 しかしこれを指して「質が落ちた」というのはちょっと違う気がする。
 最初の数巻で作者の一番深い所に居座っていた痛みを吐き出してしまい、次に染み出て来たのが穏やかなエピソードの数々なのだと思う。
「ちびまる子ちゃん」は無理をして踏ん張って描いても面白いものにはならないような気がする。どんな作風に移り変わろうと、なすがままにしているのではなかろうか。

 差し当たり「ちびまる子ちゃん」には満腹。いずれ気が向いたら続刊も読んでみるとしよう。エッセイ集「もものかんづめ」はあちこちの古本屋で100円とかで売っていたような。見付けたら買おう。

 それにしても少女漫画家の名前の数々は正視に耐えぬ。

柊あおい 池野恋 聖千秋 小花美穂 楓野みかる
春日るりか みずはら樹理 翼多翔 彩花みん

 これじゃどんなにいい作品描いても男性読者は付かないって。
 もっとも「さくらももこ」も若干その気はあるか。
 でもこの人は瞳キラキラではないからなあ。学生時代にやめたそうな。
 女性の中にも瞳キラキラは好きな人と嫌いな人がいるし、なんなんだろうな、あれは。
610 「のほほん絵日記」って 投稿者:相馬 投稿日:99/12/07(Tue) 01:15
   そりゃ大槻ケンヂの『のほほん日記』のパクリじゃないのか。

『ちびまる子ちゃん』は4巻くらいまでが爆発的に面白いよね。
 俺はどっちかというと巻末の読み切りの方が好きでした。
しかし、登場人物の名前が、
  丸尾君  →丸尾末広
  花輪君  →花輪和一
  えびす君 →蛭子能収
  みぎわさん→みぎわパン
 といった「ガロ」で活躍していたマンガ家の名前のもじりだとは、一体「りぼん」読者の何人が気づいていたのだろうか。
 彩花みんの『赤ずきんチャチャ』は面白かった。
 特に読む必要はないけど。

 しかし、さくらももこを読むのなら西原理恵子の方をお勧めします。
『ぼくんち』は一つの完成形だと思うんだよなあ。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
611 さくらももこ in インド 投稿者:ぐり 投稿日:99/12/07(Tue) 02:19
   さくらももこの本って私も大好きなんですよ。といっても「ちびまるこちゃん」は読んだことがなくて、エッセイ集の方。
 冒頭インドについて書いた文の載ってる本を図書館で借りたんですがこの文章が良くて。本文中ではインドをけなしていますが本当は深いところを見てきて、それをしっかり書き表していて。それが彼女の人間性なのでしょうか?
 このインドの文章を読むまでは面白くても多少離れて読んでましたがこれで垣根を取っ払ってしまって大丈夫だと思い片っ端から読みました。
http://kasutera.tripod.com/
612 釣果報告 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/07(Tue) 08:20
   昨日名古屋に出張した際、中古屋を廻ってCDを買ってきました。
 スペイン語(中南米)のポップス6枚(傷物らしく1枚680円だった)。
 最近のめりこんでいるギュンター・ヴァントのブルックナー8番&9番。
 クーベリック&BPOのドヴォルザーク8番&9番。
(カラヤンの「新世界」はうるさくてとうとう聴く気がしなくなった。)
 そして最大の収穫、"Existir"(1500円ナリ)。
 ただし帰りが遅かったのでこれらはまだ1枚も聴いていません。
「最大の収穫」については、後日レポートします。
613 追加 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/07(Tue) 19:24
   言い忘れましたが、今年に入ってずっと注意してはいるものの中古屋ではディアマンテスのCDは全然見かけません。しびれが切れたので昼休みに生協で「オキナワ・ラティーナ」を注文してきました。(遂に今月は20枚もCDを買うことになった。やれやれ。)

 ところで、以前挙げた女性三大美声歌手(クラシック以外)のTeresa Salgueiro、Ana Torroja、Karen Carpenterに続いて、Julio Iglesias、フォルクローレ・グループ Los kjarkasのヴォーカル(名前は未だ判らず)、それにマイク・ベルナルド、じゃなかった、アルベルト城間を、独断によって男性三大美声歌手と見なすことにしました。
614 不覚 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/08(Wed) 00:14
   しまった。「ぼくんち」は今年の8月に「BSマンガ夜話」で取り上げられてたじゃないの。前後の「デビルマン」と「ドラえもん」は観たのになあ。


 さくらももこのエッセイってそんなにいいですか。
 今日行った古本屋では残念ながら発見できず。


 実は私も先日中古でCDを3枚買いました。
 グールド「インヴェンションとシンフォニア」(バッハ)
 バーンスタイン「グランドキャニオンほか」(グローフェ・ガーシュイン)
 バーンスタイン「交響曲第5番」(ショスタコーヴィッチ)
 全集のばら売りで、しめて1,300円なり。

「Existir」遂に買いましたか。輸入盤でしょうか?
 レポートは当然あちらでお願いします。これも名曲揃いだからのお。
 ディアマンテスは本州ではメジャーではないですから、中古では滅多に手に入りませんね。
「オキナワ・ラティーナ」1枚じゃもったいないです。どんどん買いましょう。

 わーい、三大美声6人のうち2人も知ってる〜。
615 ガストロンジャー 投稿者:ヒゲ占い 投稿日:99/12/09(Thu) 12:26
   こんにちは。
 村山さんがんばってますねえ。
 そういえば、相方の・・・えーっと、
 誰だっけ、まあいいや。

 西原さんは、音楽雑誌「ROCKIN’ ON」に4コマかいてます(現在休止中)。
 以前は、いがらしみきおさんが書いていたこともあります。

 俺は、「ちびまる子ちゃん」より、「コジコジ」の「くだらなさ」が好き。

 JOJO第6部が始まった。おぉ・・・という感じ。まだ、先が読めない。

 少女漫画家の名前を見てびっくり・・・確かに男は寄り付きにくい。
 なんか、宝塚の人たちみたいだ・・・実際、あまり読んだことないです。
616 爆撃予告 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/09(Thu) 19:19
  「海と旋律」、ブックレットにもケース裏にも日本語がなかったので輸入盤かと思っていましたが、中を見たら国内版でした。ただ、あの解説の文字の読みにくさには閉口。
 週明けにも久々の爆弾を落とすつもりですのでよろしく。

 ところで、全集のばら売り、僕は文学(だいたい1冊100円)ではずいぶんお世話になりましたが、CDで名曲を集めていた頃は解説がないので安くても手を出す気にはなりませんでした。バーンスタインのショスタコ5番は「異色の名演」として人気が高いですね。あれに慣れると「正統的」(終楽章の最初と最後が遅い)は聴けなくなってしまうようです。

 最後に、ドストエフスキーの「伝言・雑記」板で、今度は児童文学がテーマとなりそうなのでお知らせしておきます。
617 面白かった 投稿者:相馬 投稿日:99/12/10(Fri) 00:59
  「ROCKIN'ON」て、つまんねー雑誌だよね。

 いや、そんなことはどうでもよく、加藤さんのイヤなHPのコーナーが面白かったので、ちょっと書きこみを。
 特に“自作CG”は良かったね。
 なんだかいろいろね、体裁を整えたがる人が多いようで。
 そんなとこに気を使うならHPの内容に気を使えって。
 俺が嫌いなHPは日記と掲示板しかないようなところ。
 なんでお前の私生活を教えてもらわなきゃならないんだ。
 あと、アンケートか。キライなんだよな、あれ。
 なんて、最近は全然更新してないので、自分のHPもそんな感じだけど。
 掲示板は半分日記と化してるし。
 しかしあのコーナーはこの先続くのかな。

 一応いいわけ。
「ROCKIN'ON」に限らず、音楽雑誌というものがどうも好きになれない。
 インタビュアーのなれなれしい態度。
 アーティストが問題に巻き込まれたときの、ことなかれ主義・日和見主義。
 この前のパンク君が代のときに一体どれだけの音楽雑誌が自分達の立場を表明しただろう。
 そしてどれだけの音楽雑誌がキヨシローを応援しただろう。
 覚醒剤とアーティストについて、きちんとコメントしたことがあるだろうか。
 "御用雑誌”もはなはだしい。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
618 実際ある、いやなHP 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/10(Fri) 08:46
   僕もさっき「個人サイトのあり方」を見てきました。「みんなの楽しい掲示板」に書き込もうと思ったけれど、できなくて残念。
 ところで、以前ある掲示板(文学関係)に投稿したのに載らなかったことがありました。そこでは送ってもすぐアップされない方式が採られていたのですが、きっと管理者が不適切と思ったか掲示する価値なしと思ったんでしょうね。もしかしたら、とんでもなく勘違い投稿だったのかもしれないけど、あれには本当に頭に来ました。それ以来、そこには行っていません。
619 レコ芸&音友=御用雑誌? 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/10(Fri) 08:56
   相馬さんの投稿中の「御用雑誌」という文字が目に留まったので、僕もそれについて書かせて下さい。昨日買った「クラシックB級グルメ読本」に以下のような文が載っており、読んでいるうちにアホらしくなってきました。

 レコード評論家とメーカーとの癒着は昔から業界で囁かれ続けた。たとえば、カラヤンを金科玉条に掲げている評論家に、アンチ・カラヤンの評論家が筆鋒鋭く噛み付いても、それは表向きのことで、じつはこの2人、裏ではしっかり手を結んでいるとか。レコード会社としては、話題を盛り上げてくれて、その結果レコードが売れてくれればよいのだから、こんなパフォーマンスは大歓迎なのだ(テレビ番組『笑点』の類だと思っていただいて結構)。そんな評論の世界に、DG(ドイツ・グラモフォン)は業界でいうところの「グラモフォン・ライター」(親DG派レコード評論家のこと、学生時代にアルバイトをしたとか翻訳の下訳をやらせてもらった人、あるいは元社員など出身はさまざま)を送り込んだ。
620 音楽雑誌 投稿者:ヒゲ占い 投稿日:99/12/10(Fri) 12:58
   ヴィジュアル系が盛んなころ、ほとんどファンのような、ミーハーなことしか聞かないような、”ゴミ”音楽雑誌が増えてきた。
 また、リリースしてないときでも、なんか、わけわかんない企画で売れてるアーティストを引っ張りまわすような雑誌も多い。
 ほかにも、ひたすら誉める雑誌。長いものには巻かれる雑誌。
 自分の考えを言えない雑誌。中途半端な雑誌。多すぎ。

 確かROCKIN’ ON社の雑誌で、「パンク君が代」に触れてなかったっけ。

 音楽ライターは、まず、アーティストと親しくなることが必要らしい。
 信頼関係のために。でも、それで、インタビューにまで友達感覚でなれなれしくやるのは、間違ってるし、専属ライターなんて、ただのアホ。
621 BOSABOSA 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/10(Fri) 23:15
   頭髪が凄い状態になってる。3ヶ月切ってないもんなあ。
 年内は人と会う予定もないし、別にいいか。


 ひげ占いさん、こんにちは。
 私が今まで読んだ数少ない少女漫画の中の最高傑作は「日出処の天子」ですが、この作者は山岸涼子という、ごくごく普通の名前です。
 女性の顔は瞳キラキラの傾向があるけど、全体的な筆致としては甘ったるさはあまりなく、表情も決して薄っぺらでないので抵抗感は比較的少なかったです。
「コジコジ」は読んだことないっす。テレビも1回観たきり。


 泉さん、爆弾やっちゃって下さい。
 ショスタコーヴィッチ(今は「ショスタコーヴィチ」が一般的かな)の5番はマゼールのを持ってますが1度聴いたきりだったりして。最終楽章以外はどんな曲だったかすら憶えてない……。
 凄い、今現在表示ログ10件のうち5件が泉さんの投稿だ。

 相馬さん、目ざとい。更新から1時間足らずで新ページを発見してしまった。
(でもマドレデウスの部屋の「ポルトガルリンク」に「サイボーグ009」のサイトへのリンクが加わったのには気付いていまい。←なにそれ)
 当初自作CGを入れるつもりはなかったんですよ。トップページと諸注意だけしか考えていなかったのだけど、ホームページとしての体裁を整えるためにアートギャラリーと掲示板を付け加えたという次第でして。
 あと「該当サイトリンク集」というのも作ろうかと思ったけど、さすがにやめました。

 で、真面目な話「個人サイトのあり方」については自分と同意見の人よりも、そうでない人の意見が聞きたい。

 個人サイトの柱と言えば[日記]+[掲示板]+[リンク集]でしょうか。
 日記は楽しいと思うんですよね。私も作ろうか作るまいかとずっと悩んでいるのだけど、愚痴だらけの陰気なページになりそうなのでやりません。
 もっとも今やこの掲示板が私の愚痴の場となりつつありますが。
622 とりあえずやってみた 投稿者:渡辺 啓輔 投稿日:99/12/12(Sun) 23:50
   なんとか加藤のホームページにたどり着いたのでよかったなあと思い、何も書かないのも、まああれなので、なんか書きました。とりあえず、加藤よ、俺のところにEメールを送ってみてください。お願いします。だめだったら、まあそれでいいや。俺からもたまに送るよ。今日は、とりあえず、この辺で、バイバイ。
623 来たな 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/13(Mon) 00:00
   古本屋巡り。
 横浜にブックオフ発見。こんな買い物。ゲテモノが多いな。

灰谷健次郎「せんせいけらいになれ」(\250)
小堺秀男「小堺の父」(\100)
ダン池田「芸能界本日モ反省ノ色ナシ」(\100)
石坂啓「お金の思い出」(\200)
矢口高雄「おらが村」(\1,300)←これのみ漫画
ナムコ「アルペンレーサー」(\950)←CD

 そう、私は矢口高雄が好きなのだ。
「釣りキチ三平」ほど、健康的な人間を正面から描いて、なおかつ面白い漫画というのはそうは見当たらない。
 それにしても矢口高雄という人、恐ろしく几帳面だ。そこがまた好きだ。

 で、渡辺。
 お前ねえ、無線部掲示板のアドレス教えたのにここに書き込むか。
 別にいいけど。みなこさん(←呼び付けないけどハンドル名だからしょうがない。本名漏洩厳禁)も時々来るし。
 とりあえずメール送ってみた。
 無線部掲示板に行くには下記アドレスをクリックせよ。
http://www.towax.ne.jp/a12/musen.cgi?
624 しばらくこのHN使ってみようか 投稿者:管理人 投稿日:99/12/13(Mon) 08:36
   こんにちは。管 理人(かん・まさと)です。
 兄の直人も有名だけど、私の名前も日本のインターネットでは非常によく知られています。
 皆さんも私が作ったホームページは何度かご覧になったことがあるでしょう。
 では、これからもどこかでお会いしましょう。じゃあ、またね。

(実際、こういう名前の人がいたら絶対にネット上で本名は名乗れまい。)

 以上は「みんなの楽しい掲示板」を見ていて、ふと思いついたネタです。
625 せんせいけらいになれ 投稿者:相馬 投稿日:99/12/13(Mon) 12:36
   つらつら考えるに、『せんせいけらいになれ』が一番最初に読んだ灰谷作品ではないかと。あの中の「チューインガムひとつ」には泣かされた。
 しかしその後、灰谷健次郎の作品・講演のあちこちでこの詩がでてきて少々興ざめ。早いうちに出会ってよかった。

 加藤さんは、ちばてつやはなにを読んだことがありますか。
 あの人も絵の几帳面さでは矢口高雄にひけをとりませんよ。
 そして呉智英に「尋常ではない明るさ」と書かれた主人公たち。
 とりあえず『ハリスの旋風』と『紫電改のタカ』、読んでなければぜひ。

 あとは石井隆かな、やっぱり。
 不健康な人間を描いて、あそこまで読後憂鬱にさせるマンガ家も珍しい。
 蛇足ながら「ヌードの夜」や「GONIN」の石井隆監督と同一人物です。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
626 マニアック〜 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/14(Tue) 00:15
   管さん、こんにちは。
「加藤浩司@管理人」という名乗り方があるので、そういう名前の場合は「管理人@管理人」となるのでしょう。

 相馬さん、「せんせいけらいになれ」が最初とはマニアックな。
「兎の眼」の10年ほど前の本です。
 これは今年初めて文庫化されたもので、それまではハードカバー版(かな?)しかなかったはず。今は絶版かも知れません。
 まだほんの数ページ読んだだけだけど、やっぱすげ〜。

 ちばてつやは「あしたのジョー」と「おれは鉄兵」を読みました。
 この人の漫画、面白さは抜群なんだけど、長〜いものが多いだけに買うのを躊躇してしまいます。
 石井隆という名前は初めて知りました。
 石井いさみなら昔ちょっと読みましたけど。最近名前を全然見ないな。
 Yahooで見付けたサイトを見た感じでは、どうも今は執筆はあまりしていないようだ。
627 「グレン・グールド 27歳の記憶」(’59 加)
投稿者:みなこ 投稿日:99/12/15(Wed) 02:01
  ・・・というドキュメンタリー(映画)を観てきました。
 1時間くらいのドキュメンタリー。
 今なら12/29までは確実に、銀座テアトル西友で上映されています。

 これはグールドファンや、グールドにちょっとでも興味のある方には是非見てみることをオススメします!
 とっても良かった♪

 グールドの、ピアノを選ぶ様子や、ジョークをはさみながらピアノを弾く様子、録音する時もハミングしたり唸りながら演奏する様子・・・etc・・・
 グールドのいろんな面が見られます。
 これを見てから、ますますグールドのファンになっちゃいました♪
 コンパクトなプログラムも(1冊千円)、これは”買い”ですね☆

 ホントに、イイですよ〜 (^-^)
628 Re: 「グレン・グールド 27歳の記憶」(’59 加)
投稿者:みなこ 投稿日:99/12/15(Wed) 04:14
   あ、あと。

 上映時間は、午後9:20〜10:20。
 プラス(土・日・祝)は午前10:00〜11:00とのこと。
629 まさに内容バラバラ 投稿者:泉泰弘(管理人はやはり紛らわしいのでやめ)
投稿日:99/12/15(Wed) 08:39
  「荒らし未遂」、読みました。

エンデ本人の言動をあげつらって「だからエンデの作品はダメ」と飛躍してる支離滅裂な評論ね。

・・・・は、大江健三郎氏が(右派的傾向の強い)文藝春秋に書いているなどと噛み付いて、氏の作品まで切り捨てようとした本多勝一のことを思い出しました。

 それから支離滅裂で思い出しましたが、(結構売れているらしい)「本当は恐ろしいグリム童話」も相当なものらしく、岩波か新潮のどちらか(忘れた)のPR誌中の対談で、真面目な研究者が「グリム童話が曲解されるのは困りもの」と煙たがっていました。

 ちなみにその本の著者のスキャンダラス指向を批判していたある人のHPにこんなコンテンツがありました。「某月某日」を気にされているのでしたらご覧下さい。
http://plaza27.mbn.or.jp/~i_si/okaruto.html#baio
630 年齢不詳 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/15(Wed) 12:30
   3種類のバイオリズム周期は23日、28日、33日ということで、それらを掛けた21252日毎に同じパターンが現れることになります。そうすると、加藤さんが生まれてから21252日(58年と約2ヶ月)経過している(!)と一瞬驚いてしまいました。(道理で文章が熟達さを示している訳だ、と妙に納得もしましたが・・・・)
 よく考えたら、3曲線全てが±0で一致するのが約58年後なんですね。下限で一致しているのだから、その半分、もしくは1.5倍が加藤さんの年齢ということになるのかな?
631 う〜ん 投稿者:相馬 投稿日:99/12/15(Wed) 12:32
   本多勝一の大江健三郎批判はいくつかに別れていて、文藝春秋に書いてるから作品もダメといった短絡的なものではなかったような気がします。
 大江健三郎がそれまで言ってきたことと、文藝春秋に書くということになにか矛盾があって、作家としての姿勢を問うてたんじゃなかったかな。
 そこに小説家にもかかわらずひどい悪文を書くので、作品の非難、というよりは日本語についての非難をしたんじゃなかったかしら。
 忘れちゃった。俺も大江健三郎が好きじゃないので、よけいに本多勝一に肩入れして見てるのかもしれない。ついでに大江光もなんとかしてくれ。
 親子そろって眠たくなる作品ばっかり作って。

 あとエンデも嫌いだから、かの人が支持していたエンデ評もちょっと興味がわいたんだけど、なんか彼自体が面白くないので、その評も面白くないだろうと読むのはやめにしました。
 しかし面白いか?エンデ。
 長いばっかりで、ついでになんか教訓めいててイヤじゃない?
 まあ、初めて『モモ』や『ネバーエンディングストーリー』(本のタイトルは違ったね。何だっけ)を読んだのは中学生の頃なので、子供があれを読んで面白いと思うかどうか、実体験としてはわからないけど、どうかなー。
 子供より大人が読んでうっとりってな気がするよ。
 シルヴァスタインなんかと一緒で。
 俺の中では『ぼくをさがしに』を読む人はバカという決まりができてる。
 まあ、わかんないけどさ。これも子供の頃読んだ訳じゃないし。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
632 だらだらと 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/15(Wed) 23:47
   ML「作戦会議」、こっちでも募集してるのに全然メンバーが増えない。
 プロレス掲示板の話ばっかりになっちゃってる。
 自分の持っている2つのサイトの常連さんの橋渡しみたいになればという意図もあって作ったMLなのになあ。
 入ってくれる人、メールちょうだい。「常連同士の連絡用」といった位置付けなので、面白いMLというわけではないけれど。


「おらが村」(矢口高雄)の「神無月」。
 農家の長男と農家の一人娘。共に家を継がねばならない境遇。
 この二人が家のことを考えて別れるという結末は新鮮だった。
 それも古来の慣習や周囲の説得に押し流されての別離ではなく、家族との繋がりを重んじての、当人同士による決断。
 この結末を「家第一」という単純なイデオロギーとして受け止めるのはナンセンス。駆け落ちすることにも真実はあるがしないことにも真実はある。横行する「自由」の履き違えに対する矢口高雄による痛烈な批判。こういうのを「あんちてーぜ」というのかな。
 一時は悲しみに暮れる二人だが、やがて前向きに歩み始める。


 それにしてもパソコンの価格の下がりよう。450MHz+15インチのセットが10万円を切ってるよ。昨年5月に奮発して233MHz+17インチのセットを20数万円(それでも格安)で買ったわたしゃなんなのだ。
 本体だけ買い換えようかなどと、つい考えてしまう。でもこのディスプレイは汎用性あるんだろか。ディスプレイのドライバをダウンロードすればいいのかな。
 いかんいかん、本気でそんなこと考えてはいかん。
 進歩してほしいのはハードウェアよりOSだよなあ。


 グールド、あまり聴いていないようで、CD5〜6枚持ってる。
 でもファンというほどでもないなあ。


 泉さんの教えて下さったサイト、見ました。
「私は嫌いである」という、極めて感情的なものが出発点となっている説には説得力を感じませんでした。科学的、論理的であろうとるすなら、まずは個人的な願望や感情を排除した上で考察すべきだと思います。
 本当かウソかが証明されていない限りは安易に一方のスタンスに付くのは考えものではないでしょうか。
 そこのサイトは最初に結論を決めてから、それに有利な情報だけを集めるという、研究の上での初歩的なミスを犯していると思います。
 無闇に「信じません」と吹聴する人を私は「信じません」。

 ちなみにバイオリズムは、完全に3つが一致しているわけではなさそうです。年齢ばらしちゃいやん。


 で、エンデは読んだことないんですよ。
 ただ、日本で今まで過大評価され続けて来た傾向はあると聞いてます。でも、私の入っている児童文学のMLでも結構人気高いですね。

 おっと、相馬さんはアンチ大江光ですか。私は聴いたことないので何も言えませんが、以前泉さんからもらったメールに興味深い(というか相馬さんと正反対の)意見があったので勝手に引用します。泉さん許して下さい。

(以下引用)
 さて、大江光さんの音楽を「何でこんなものがもてはやされるのか」などと言って決して認めようとしない人は相変わらずいます。(評論家にもいます。)僕は大江氏の講演に先立ってのミニ・コンサートでピアノ独奏曲(ピアニストは多分海老彰子さんだった)を、またクリスチャンの知人に誘われて教会にハープのコンサートを聴きに行った際にハープ用編曲版で光さんの曲を聴きました。(また、後の機会にはその知人から演奏者のプライベート版CDをもらったので、たまに聴いたりもしますが、)そのような時に思うことは、何となくモーツァルトに似ているということです。例えば彼の一桁の交響曲や15番のピアノ・ソナタなどと。モーツァルトも幼い頃はあのような小品を作っていたのだろうと想像することは決して難しくないと思います。確かにモーツァルトの方が技術的に優れているのかもしれませんが、全く汚れていないという点では同じだと思います。光さんの方は幸か不幸か(どちらかに言い切るのは人間には許されていないと思います)技術的進歩のスピードはとてもゆっくりかも知れませんが、習作の域はとっくに越えており、紛れもなく大江光という個性を持った誰にも真似のできない音楽となっています。大江氏のエッセイ集には光さんの曲を聴いた小澤征爾は涙を流し、ロストロポーヴィチは感動してチェロ独奏曲を委嘱したというエピソードが出てきます。そういう事実があるにもかかわらず、「価値がない」と言い切ってしまうのは傲慢としか言いようがないのでは?
633 大江光か〜、太田光に1票 投稿者:相馬 投稿日:99/12/16(Thu) 00:16
   なんだかピヨ〜ンポヨ〜ンとしか聴こえないので。

「価値」のあるなしは知りませんが、というより、好きだという人があればその人には価値があるのだろうから、「わかんねーなー」とは思っても、別にそれはそれでかまいません。
 ときたま、障害者じゃなければ騒がれるほどのもんじゃないんじゃないの、なんて陳腐なことを思うときもありますが、そもそも障害者ということで持ち上げてるのは一部の不心得な周りなわけで、本人の真剣な創作活動にはそんなことは関係ないのだから、これまたどうでもいいことかも。
 作品自体はいいものらしいし、余計に関係ないね。
 でもまあ、障害者じゃなければそもそも作曲の才能が現れたかどうかはわからないんですが。

 あと、小沢征爾やロストロなんとかいう人がそうだというわけではありませんが、芸術家の中にはダウン症の人が作った作品をむやみやたらと持ち上げる人が少なからずいるので、そういうところでも少々懐疑的になってしまう。
 良いか悪いかはわからない。ただ「金を積まれてもコンサートには行かない」レベルの人だな俺には。宗教くさいし。本人のせいじゃないけどさ。
 親のせいかもしれないけど。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
634 石井隆ね〜、藤井隆と接戦 投稿者:相馬 投稿日:99/12/16(Thu) 00:48
   なんかキライなものについてばかり書く事もないよね。

 石井隆のマンガは、簡単にくくると“エロ劇画”というやつです。
 内容はほぼ同じです。「土屋名美」という名の女性がレイプされる、ただそれだけです。「名美」は女子高生だったりOLだったり、先生だったり出前持ちだったり、いろいろですが名前とレイプされることだけはかわりません。レイプされた名美は死んだり狂ったり、復讐したり堕ちていったり、相手についていったり何も変わりなく暮したりしてますが、石井隆のすごさはストーリーよりもむしろその「無意味さ」にあります。

 彼の絵は分類すればハイパー・リアリズムというところに落ち着くのかもしれませんが、お腹のしわやお尻のしわまでスケッチをしてるように正確に描いてしまう絵に、あまり官能の香りはありません。
 そして最大の特徴は、エロマンガにもかかわらず、男性が読んでも気持ちよくならない点。気持ち良くならないというよりはむしろ、読んでる男性までも痛みを感じてしまう、レイプされてるように感じる、そんなマンガなんです。

 エロマンガにして男性を興奮させない、かえってイヤな気持ちにさせる、一体なにを目的に描かれたのか。まったく「無意味」だ。
 別に彼はレイプ反対のマンガを描いているわけではない(賞賛もしてないけど)、それなのに「レイプは暴力である」ということを強烈にあらわしてしまう。
 暴力の一つとしてレイプが扱われることはあっても、レイプが暴力ということを作品テーマにかかわらずこんなに表現してしまうものを、俺はあまり知りません。

 実際、彼がなにを目的にマンガを描いているのかはよくわからない。
 解説を書いている人はたいていマッチョな物差ししか持っていない、男根バカなので、彼をきちんと評価したものは、少なくともマンガではあまりない。
 最近は映画でぐっと評価を上げてるけど。
 多分もうマンガ界には戻ってこないと思うので、このまま埋もれさせないためにもぜひ読んだことのない人にも読んでもらいたい。

 お勧め作品:『赤い教室』『カーニバル・イン・ブルー』
 現在一般書店で入手可能なのは短編集『名美returns』かな。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
635 普遍性 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/16(Thu) 00:52
   話はずれるけど、私はものごとの普遍的な「価値」というやつをかなり重視するたちです。だから時として自分の感性より世間の評価を信用したり。
 だから自分が感動できなくても、世間の評価が高ければ歩み寄ろうとあがいてみるという。


 そうだ、「本当は恐ろしいグリム童話」のこと書き忘れてました。
 ひこ・田中という作家の評論が傑作。
「これ読んで、グリムを知った気になったら恥をかくのでご用心。
 その意味では、本当に恐ろしい。」


 渡辺(ポム氏にあらず)は一応ここにアクセスしているようだがメールは一向に来ない。こっちの出したメールが届いたかどうかぐらい知らせてくれなきゃ困る。ああ、もし届いていないなら無線部掲示板で知らせるべし。
636 なんだなんだ 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/16(Thu) 01:37
   という投稿をしたら、もう話題が変わってた。
 その漫画読みたくない!
 読みたくない漫画描かれても困る。
 作者はきっとその名前の女性に恨みがあるのにちがいない。
 ちがうか。
637 とりあえず応答 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/16(Thu) 08:12
   一晩のうちに話が進んでしまっていますね。以下は一応、家で書いてきた応答。

 相馬さんから鋭い御指摘を頂きました。恐縮です。
 僕が大江文学を読み始めたのは、いわゆる「大江/本多論争」の後だったので、論争の中身を本当に詳しくは知らないのですが、ホームページ「大江健三郎ファンクラブ」掲示板でのやり取り、あるいは「燃えあがる緑の木」で本多をモデルに描かれている「暁新報の花田記者」の言動を手がかりに、「いい加減な人間が書いた作品はダメに決まってる」が批判の骨子であり、その根拠の1つが文藝春秋への執筆だと単純に思っていた訳です。「短絡的なものではない」はまさにその通りです。御指摘、ありがとうございます。
 それから、「作品ではなく、日本語について非難をした」ということまでは知りませんでした。確かに英語を「家畜語」呼ばわりしている本多ならいかにもやりそうという気がします。(確か、「悪文」と言われることについては、心にピッタリとくる表現が見つかったと思えるまで徹底的に文章をこねくり回すから、結果的にそうなってしまうと弁解していたような。)
 今後とも御指導、宜しくお願いします。

 失礼ながら「親子そろって眠たくなる作品」には笑ってしまいました。確かに「洪水はわが魂に及び」以降はスリリングさが急になくなったので、眠くなる人は少なくないだろうと思います。また、光さんの音楽に対する聴き手の反応は、モーツァルトの最初期作品へのそれと同じになるだろうなという気がします。(「眠くなる」「心を洗われる」、その他何にせよ)。
638 続いて 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/16(Thu) 08:35
  >泉さんの教えて下さったサイト、見ました。
>「私は嫌いである」という、極めて感情的なものが出発点となっている説には説得力を
>感じませんでした。科学的、論理的であろうとるすなら、まずは個人的な願望や感情を
>排除した上で考察すべきだと思います。

 そのサイトは本多勝一と週間金曜日についての情報を集めている時に偶然見つけたのですが、実は僕もどのページからも攻撃性を感じてしまって居心地が良くはありませんでした。

>ちなみにバイオリズムは、完全に3つが一致しているわけではなさそうです。年齢ばらしちゃいやん。

 せっかく自己紹介ページでも生年を伏せられているのに、失礼なことをしてしまいました。申し訳ありません。「年齢不詳」は削除されても構いません。

 それから、相馬さんの「大江光か〜、太田光に1票」も、全く偏りのないご意見と思いましたので、何も申し上げることはございません。
ところが、世の中には以下に挙げるようなケシカラン人間がいるから困るのです。
(以下は加藤さんへの私信より再掲)

 もう一つ余談を書くと、2枚目のCD発売に合わせて行われた演奏会の直前に、ワープロで打った大江宅に匿名の手紙が届けられたそうです。「もし大江光が大江健三郎の息子でなかったら」と前置きして、「サントリーホールで自作の発表が可能だったか」「CDを出すことが可能だったろうか」「一流演奏家の協力を得られただろうか」と続け、さらには「『裸の王様』のように実体の無い物に『社会福祉的善意』から同情する人々に支えられて幸せですね」「多くの音楽専門家が、本音では作品をどのように評価しているかを、是非知っていただかないとならないですね」などと好き勝手に中傷していたということです。掲示板の荒らし連中と同じく、顔が見えるところでは小心のため何もできないのに、匿名だと途端に嬉々として行動する陰湿野郎ですよ!(あまりにも腹が立ったので、ついつい書いてしまいました。)
639 珍しく昼ネット 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/16(Thu) 17:42
   今日は仕事でちょいちょいネットに繋いでます。

 おっと、3人続けて2連続投稿。
 この掲示板は表示件数が少ないので、長くなっても1件にまとめてもらった方が嬉しいです。行き掛かり上そうなる分には構いませんけど、投稿が埋もれてしまうと不便なので。

>  そのサイトは本多勝一と週間金曜日についての情報を集めている時に偶然見つけたのですが、実は僕もどのページからも攻撃性を感じてしまって居心地が良くはありませんでした。

 科学的考察を謳い文句にしていながら、最初の1行が「オカルトや超科学と言われるものが,大嫌いです。」ギャグとしか思えません。
 あちこちの掲示板でもよく見掛けますが、「まあ」とか「〜でしょう」といった、知ったかぶりを思わせる語り口にも品性が感じられませんね。
 なんてことをいつまでも書いてたらこの掲示板も品性を疑われるか(手遅れという噂も)。

>  せっかく自己紹介ページでも生年を伏せられているのに、失礼なことをしてしまいました。申し訳ありません。「年齢不詳」は削除されても構いません。

 年齢についてはいずれの説もハズレですのでご安心を。いえ、別にばれてもどうということはないんですけど。
 それに、そんなことで削除なんかしたら某イヤなホームページになっちゃうじゃないですか。
640 本当に 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/16(Thu) 18:10
   加藤さん、お仕事中ですか。こちらは今日が学部の忘年会で同僚のほとんどが行きましたが、僕はカゼのため欠席し、残っています。7時には帰ります。

 ところで亀レスです。
 一昔はショスタコーヴィチ、ショスタコーヴィッチ、ショスタコービチ、ショスタコビッチなど色々な表記がありましたが、今ではショスタコーヴィチにほぼ統一されたようですね(テレビ・ラジオの番組欄ではショスタコービチが使われることもあるが)。全然関係ないですが、西武ファンだった頃(確か清原の1年目)、ちっとも打たないブコビッチという助っ人をよく「タコビッチ」と呼んでいました。
 ところで、僕は年3回だけ散髪屋に行って五分刈りにしますから、その直前は結構すさまじい状況になっているようです。(本人に自覚なし。)
 
 それから遅くなりましたが、ML「作戦会議」に加えておいて下さい。とりあえずは1ヶ月ほど様子を見るということで・・・・・
641 仕事キライ 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/16(Thu) 23:52
   風邪ですか、どうぞお大事に。
 私も五分刈りにしようかどうかずっと迷ってます。
 物心付いたころからずっと坊ちゃん刈りなもので。
 もっとも今はただ無造作に伸びているといった趣ですが。
 ML参加ありがとうございます。登録しました。

 最近「所蔵CDリスト」なるページを開設し、CDを盛んに聴くようになった。と言ってもやっぱり大したペースではないけど。
 節操のなさが我ながらなんじゃこれ。
642 同感 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/17(Fri) 08:51
   今朝の「朝日試聴室」の「天下のサドが吹奏楽を振った!」には笑ってしまった。パッと見たら例の公爵と思ってしまうじゃないか。しかし、佐渡がフランスで人気が高いのはひょっとすると名前のせいもあるのかな?

「オキナワ・ラティーナ」聴きました。結論は「やっぱサルサは合わんなぁ」でした。それでトラック10と11をリピートで聴いています。「沖縄ミ・アモール」はサルサ特有のチャカチャカリズムがないため、とても快いです。(僕の好きなスペインのグループ、Mecanoに「Hawaii・Bombay」という聴いていてラテンだか南の島だかよくわからない無国籍的な曲があるのですが、それと非常に雰囲気が似ています。)
 相性は良くないにせよ、完成度が高いことは十分に認識しています。オルケスタ・デ・ラ・ルスが、ボーカルもコーラスもバンドも中途半端で(本場ものに互していこうと思ったら何か際立ったものがないとダメ)、僕には同好会の延長としか思えなかったのとはえらい違いです。

 ということで僕の「所蔵CDリスト」を思い浮かべると、日本語の歌の入ったものは2枚、それも「沖縄ミ・アモール」と小野リサが「みんなのうた」のために作ったもの(題名出てこず)のたった1曲ずつしかない。なんちゅう偏向ぶり!(昔、斎藤晴彦がクラシックのメロディーに乗せて早口で歌うというCDを持っていたが、人にやってしまった。)

 カゼの方はだいぶ良くなったのですが、急に温度が変わると咳が止まらなくなって弱ります。
643 石井隆はダメか 投稿者:相馬 投稿日:99/12/17(Fri) 12:29
   ん〜じゃあ、誰がいいかな。
 なんか上手く趣味のあうのがあるといいんだけど。
 あだち充は俺がダメだしなー。
 しかし上杉達也が“等身大”の主人公なのだとしたら、男の子というのは大変な世界に生きてるのだなーと思うね。
 いや、まじで。

 大江健三郎の文章が「悪文」かどうかについては、井上ひさしは彼の文章をほめているので、同じ小説家の意見をとるほうが妥当な気がする。
 表現にどれだけ苦労して、その文章になったのかがわかるのは小説家の方だと思うので。
 簡潔を旨とする新聞記事を書いてきた本多勝一が、「なにを言いたいのかわからん」というのは仕方ないのかもしれない。

 実は俺も大江健三郎の文章は読みづらくてイヤなので、ちょっとホンカツ応援。
『万永元年のフットボール』何回トライしてもダメだ。
 短編読んでても、なんかイライラして、「ごちゃごちゃ言い訳してねーで、とっとと動け!!」
 という怒りが噴出することしばしば。
 でもこんなことを書くと加藤さんに、
「大江の作品はそういう『動きたくとも動けない』人間の葛藤というのがテーマであり、それにたいして『とっとと動け』という批判はナンセンスというほかはない」
 なんて書かれてしまうかもしれない。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
644 アレルギー 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/17(Fri) 23:48
   ははあ、泉さんのサルサアレルギーは深刻ですな。でもあれ、サルサなんでしょうか。サルサもあるのかな?
「沖縄ミ・アモール」気に入られてなによりです。あの手の曲はどのアルバムにもちりばめられてます。ベストアルバムを買ってしまうのも手かな?


 相馬さん、残念でした。大江健三郎は読んだことないのれす。
 世間であれだけ難しい難しいと言われていたら尻込みして読む気しまへん。
「とっとと動け」と似た感想を、「青春の門」で持ちました。斜め読みですけど。
 なんというのか、理念ばかり語っているという印象があって。この感想も造詣のある人にとっては「アホか」なんだろなあ。

 まだ相馬さんに薦められた漫画殆ど読んでないなあ。読んだら感想書きますよ。
 そうそう、「炎の転校生」(島本和彦)の第1話には笑った〜。
645 そうですね。 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/18(Sat) 08:19
   ベストアルバムなら買いですね。

 ところで(どうでもいいことですが)、井上ひさし氏は本多の大江批判が始まって間もなく、「週間金曜日」の編集委員を辞めたそうですが、大江氏に気兼ねしたというよりは、彼自身も文藝春秋に書いていたからだ、という見方をする人もいます(別に辞めんでもいいと思うけど)。

「万延元年」「ピンチランナー」「洪水」の3作は大江氏の「悪文」ぶりが最も発揮されている作品だと思います。80年代以降の作品は文体もこなれていて読みやすいですが、反面眠くなる危険性が高くなります。やはり万人に勧められるのは「個人的な体験」かな。

 ちなみに、「万延元年のフットボール」のはじめの方には「この夏、僕の友人は頭と顔に朱色の塗料を塗りたくり、全裸で肛門に胡瓜を挿し込んで縊死したのであった。」というような文章が出てきます。予備知識なしでこの文章にぶつかったらやはり仰天するでしょうね。
(さて加藤さん、読んでみますか?)

 今朝のニュースで、アナウンサーが「某ディレクターがレポートします。」と言ってたので「何じゃ?」と思ったら、実は坊という人でした。こういう姓はマスコミ関係者(特に記者や特派員)には向いていないな、と思った次第。
646 恥ずかしい死に方 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/19(Sun) 00:47
   ん〜もっと恥ずかしい死に方ってないかな〜。
 みんなで考えよう!(ウソ)

 ディアマンテスのベストアルバム、なぜかオフィシャルサイトの目録からなくなっている。廃盤になったのかも知れません。ゆったりした曲は15曲中5曲あります。国際的なコンクールでグランプリを受賞した極め付きの名曲もありまする。
 それから「魂をコンドルにのせて」も収録されています。
 手に入らないかも知れませんが、一応アルバム名と番号を書いておきます。気が向いたら注文してみて下さい。
「LO MEJOR DE DIAMANTES」(PHCL-5083)


 ところで「週刊」ではなく「週刊」なのでしょうか。
647 まんじゅう不信 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/20(Mon) 08:28
  「週間」ではなく「週刊」でした。どうやらずっと週間金曜日と書いていたようですね。お恥ずかしい。

 それから、紹介していただいたアルバムを注文しに行きます。明日から生協購買部が閉まってしまうので、実にグッド・タイミングでした。
648 好きな作家 投稿者:相馬 投稿日:99/12/20(Mon) 12:41
   俺の好きな作家は…まあいろいろいるんですが、“特に”と言われれば、やはり増田みず子でしょうか。
 え? 知らない?
 もう慣れちゃった。そんな反応。
 文庫本・単行本けっこう出てますが、なんせ福武なので、本屋さんにもそんなにありません。
 古本屋さんの方が確率高い。見つけて、気が向いたら、読んでみてください。
 短編集『死後の関係』などが読みやすいかも。
 あの「私のことはほっといて」という登場人物たちがいとおしい。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
649 シマッタ 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/21(Tue) 01:04
   今度は私が「週間」を「週刊」と打ってしまった。

 増田みず子ですか。検索してみると結構出て来ますね。
 見掛けたら買ってみます。

 自分の楽しみのために作った「所蔵CDリスト」は着々更新。
 こうまで雑然としてると本当に救いようがない。
 増えたら分類くらいはするけど、それでも見て面白いものじゃないな。
650 お礼 投稿者:泉泰弘 投稿日:99/12/21(Tue) 08:36
  「ガンバッテヤンド」、本当にいい曲ですね。自分も"Gambateando" Si "Gambateando" Va と一緒に叫んでいるうちに元気が出てきました。(普段、「がんばる」とか「努力」という言葉は相当嫌いなはずなのに・・・・・・)薦めて下さった加藤さんに改めてお礼申し上げます。なお、ベスト盤は99年度用カタログ(邦題はメチャクチャだった。確かMejorをメジャーと読んでいたような)には載っていたので、入手の可能性はあると思っています。

 ところで、書き忘れましたが、僕が本多に氏を付けないのは何度打っても「本だし」と誤変換されてしまうから、というのは真っ赤なウソです。