(99.12.21〜00.2.11)

651 例外 投稿者:加藤 浩司 投稿日:99/12/21(Tue) 23:58
   思い切りリズミカルな「ガンバッテヤンド」が気に入りましたか。確かこれがディアマンテスのデビュー曲だったと思います。
 賑やかな曲であっても、人間の苦しみに常に光を当てているのがディアマンテスの大きな特長ですね。
「苦悩から歓喜へ」ってベートーヴェンみたいだ。

 そう言えばセカンドアルバム「エスペランサ」付属の歌詞は間違いだらけでした。スペイン語を知らない人が作ったにちがいない。

 ぼのぼの18巻面白かった。
652 さくらももこにムカつく 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/01/06(Thu) 01:57
  「富士山」とかいう、さくらももこが編集長をしている雑誌が出ていたので読んでみたのですが、これがつまらない。怒りをおぼえるくらいに。

 だいたい彼女の父親「ヒロシ」のことなんて誰が知りたいんだこのバカ。
 お前の作品に人気があるんであってお前に人気があるんじゃないんだ。
 なにを勘違いしてるのか。
 芸妓の格好をするなんて企画たてやがって、そんなの見て誰が楽しいっちゅうねん。
 せめてその様子をマンガにするとかしろよ。
 お前はタレントじゃなくて、マンガ家だろう。

 柴門ふみに続き、マンガの人気を自身の人気と勘違いして、マンガをないがしろにしてしまったアホですわ。

 そんなことは、ファンクラブ通信とかでやれ。
 新潮社もそんなの出すなよ。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
653 とりあえず 投稿者:ヒゲ占い 投稿日:2000/01/06(Thu) 13:43
   今年最初の書き込みということで・・・
 あけましておめでとうございます。
 ここの内容は、もう俺がついていける内容ではなくなってきているのですが、書き込みを読んでいるだけで読み応えがあっておもしろいです。

 加藤さんが下のほうに書いている「青春の門」ってあの福岡の筑豊が舞台のやつですか?俺が住んでいるところが筑豊地区なんですよ。関係ないですが(笑)。俺も斜め読みです。

 あと大江健三郎の「性的人間」は読みました。短編だったんで結構すんなりと読めましたよ。

 あとは・・・「コジコジ」がようやく福岡でも放送されたこと、「ひげ占い」が年末年始の間に2回もあってうれしかった(笑)くらいですかね。今日の書き込みはこれで・・・

 書き込みのことをカキコって使うのが嫌なヒゲ占いでした。
654 今江祥智講演会迫る 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/07(Fri) 00:19
   おっと、投稿なしの記録更新ならず。

 約3ヶ月ぶりの散髪。
 注文した長さに前髪を切ったら、丁度先の部分が跳ね上がっていたのでもう少し切った。ヒゲはバリカンで7ミリにカット。これはいい。

 泉さんご推薦の「じゃりン子チエ」(はるき悦巳)の1巻と4巻を各50円で入手。後に2,3,5〜15巻を各100円で入手。あ、9,11巻も50円。
 軽妙さゆえにずしりと来るコントラストは「陽だまりの樹」以上。境遇を嘆くでもない、我慢しているとか頑張っているという意識すらなく淡々と日々を過ごす。「健気」という言葉すら似つかわしくないその姿がたまらない。現実離れした人物設定にも白けを微塵も感じさせない。(チエの母親は作者の理想の女性像にちがいない。)
 その上恐ろしく絵がうまい。画力にこれほど驚かされた漫画家というのはちょっと記憶にない。大抵の漫画は、絵に対する抵抗感を抑えつつ読むのが常だったのに。(大友克洋の絵が苦手な私は変態だろうか)


 お〜相馬さん、新年早々すさんでる。面白いから泳がせておこう。
 さくらももこのバヤイは作風から言っても漫画の人気なのか本人の人気なのかという線引きはかなり曖昧な部類に入るからして、良し悪しは別にしてその手の企画が出るのは、まあなんとなくわかりますな。
 企画に乗ったこと自体は私は許しちゃうな。でも雑誌は読まないでおこうっと。
 最近「もものかんづめ」が100円で手に入ってご機嫌。「ちびまる子ちゃん」も古本屋でせこせこ買い足し、11巻以外は揃った。絵が段々小奇麗になっているのは残念だけど、アシスタントを雇ったせいだろか。


 ヒゲ占いさん、どもです。
 そうです、「青春の門」は筑豊が舞台の物語です。ここを見てる人でこの小説が好きな人っていないのかな。
 ヒゲ占い、やってくれましたな。私はこのところコサキン聴くのが遅れ気味で、まだ年末の放送の途中までしか聴いてなかったりして。
 2時間はやっぱ長いよなあ。


 ええと、そうだ。灰谷健次郎「天の瞳・成長編I」が発行された。
 ん〜いい所もあるのだけど、近作の悪い所はそのまんま。セリフセリフで全然物語になっとらんじゃないか。
 灰谷健次郎をこんな醒めた言葉でしか語れないのは悲しいのお。誰かが批判したら真っ先に噛み付くんじゃが、自分から語ろうとするとやっぱり批判してしまう。


 たまには文学サイトらしく講演会の情報など。
 2月5日(土)、東京クレヨンハウスにて今江祥智の講演会あり。
 興味ある方はメールくれれば教えます。
 今江氏の顔を見るのは1年ぶりか。年1度しか会えないのは寂しいのお。
655 やっぱり百叩き? 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/07(Fri) 08:47
   昨日、出張の打ち合わせでまたまた名古屋に行って来ました。今度は「アインダ」をゲット(やはり1500円)。同一アーティストでCD5枚というのはMocedadesと並んでトップタイ。それにしても5枚中3枚が中古というのはケシカランなぁ。

 僕が「じゃりんこチエ」で何より感心するのは、登場人物が脇役に至るまで描き切れているというところです。(10巻を過ぎた辺りからキャラクターが完全に固まったという印象を持っています。)この点では現代の下手な小説よりも見事で、ロシアの二大文豪にも決して負けていないと感じるほどです。登場人物が「得意技」的な行動を起こすと、思わず「待ってました!」と言いたくなってしまいます。この辺は吉本新喜劇の一発ギャグに通ずる所があるように思います。

「絵に対する抵抗感」という文字が目に留まりましたが、加藤さんは漫画にも抽象的な美を求めておられるということなのかな?

ヒゲ占いさん
 「性的人間」読まれましたか。読んだ後思わず「情けない」と言いたくなる小説ですね。相馬さんなら激怒しそう。情けなさの点では「セヴンティーン」と並ぶ2大作品と思っています。
656 俺も髪を切った 投稿者:ヒゲ占い 投稿日:2000/01/07(Fri) 22:44
   数か月ぶりだったが少しだけ切ろうと思ったのに結構短くなっちゃった。

泉さん
 確かにそうですよね。「セブンティーン」も情けないですよね。でも、あれは、若いうちに読んどいたほうがいいと思った。そういえば、「セブンティーン」には、続きがあるそうですね。お蔵入りとか。

加藤さん
「青春の門」は、俺が中学のときに母にすすめられて読みましたが、何ともいえない気分になりました(笑)。
 舞台が近いだけに、リアルな感じがしちゃって。
 ちなみに筑豊の田川市は井上陽水の出身地です。
657 しゃれた棺桶 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/08(Sat) 00:42
   泉さん、「アインダ」まで中古で手に入りましたか。このアルバムも1曲目からやってくれますなあ。

「じゃりン子チエ」については、今の所強烈な印象が残っているのは1〜2巻ですね。今10巻まで読みましたが、作品への印象はこれから多少変化して行くかも知れません。

 美を意識して漫画を読むことはあまりないと思いますが、感傷的な絵、趣味っぽい絵はいやだなあと思います。
 どちらかと言えば骨太な線が好みのようです。
 手塚治虫、藤子不二雄、石森章太郎、矢口高雄、ちばてつや、それからはるき悦巳。山岸涼子は作品は素晴らしかったけれど、絵にはあまり馴染めませんでした。では違う絵柄で「日出処の天子」のような作品が成り立ったかとなると、そんなことはないと思うのですが。


 ヒゲ占いさんの「何ともいえない気分」というのはよくわかるなあ。
「青春の門」に共感は殆どしなかったなあ。
 わたしゃもっと適当に生きてるから。
658 アインダ、連休中に聴きます 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/08(Sat) 08:17
  加藤さん
「じゃりんこチエ」について言い忘れたこと。
「現実離れした人物設定にも白けを微塵も感じさせない」というのはドストエフスキーや大江健三郎の描く人物像にもそのままあてはまる。猫の擬人化も素晴らしいとしか言いようがない。(漫画もノーベル文学賞の対象となれば、受賞してもおかしくない、とまでは言い過ぎか?)
 僕は「絵がうまい」という感想は持ったことがないです。最初はすこしグロテスクに感じるほど濃密な描き方だったのがだんだんと整理され、さらには画風が枯れつつあるという印象です。「骨太な線が好み」でしたら、初期の方が気に入られるかもしれませんね。

ヒゲ占いさん
 お蔵入り作品は「政治少年死す!」です。発売直後の右翼の猛烈な抗議によって、出版社が自主的に回収したんじゃなかったかな?読みたいのですが最近の全集にも収録されておらず、難しいようです。彼の小説はほとんど読んでいるのですが、他に「治療塔惑星」というのも絶版で入手が非常に困難な作品です。
 検索したら下のページに詳しいことが出ていました。
http://www.so-net.ne.jp/tokyotrash/_chijin/chijin03/chijin03.html
659 はるき氏の画力やいかに 投稿者:加藤 浩司  投稿日:01月09日(日)23時58分16秒
  「じゃりン子チエ」の絵で感じたのは、あのディフォルメ(というのかな?)されたキャラクターの描かれ方が、どんな姿勢でもピタリと決まっていて、構図に迷いが微塵も見られないということです。それでいて小奇麗にまとめようといったずるさも感じられません。
 仮に「はるき悦巳の絵は大してうまくないよ」と誰かに言われれば、あっさり「そうかなあ」となってしまうくらい、絵に対する私の目は頼りないものなんですが、やっぱりあの絵には惹き込まれますね。

 鳥山明などは似たような似たようなスタイルで完成された絵柄を持っているような気はしますが、はるき悦巳ほどの自在性はないように思います。
 鳥山明の場合は自分の感性が絵に反映されていないようにも見えるのですが、これは好みの問題でしょうか。
660 イヤな個人サイト 投稿者:相馬契太  投稿日:01月10日(月)04時19分38秒
   加藤さんの作ったイヤな個人サイトの見本のようなHPにぶちあたってしまいました。
 というか、加藤さんも知ってる人なのでもう見たかもしれませんね。
 それに対する怒りは俺のHPの掲示板で荒れ狂っております。
 マンガの絵について書こうと思ってたのに、ふっとんじゃった。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
661 再読 投稿者:加藤 浩司  投稿日:01月11日(火)02時17分28秒
   いやあ、そういうのはネタになるからいいっしょ。
 相馬さんの掲示板見たら凄い剣幕。
 漫画の絵ですか。ぜひ聞きたいです。

 今、新ページ作成に当たって某児童文学を再読中。
 こういう傑作は純粋に楽しんで読みたいところだが致し方なし。
662 祝復帰 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/12(Wed) 19:00
   昨日、今年初めて大学生協に行きました。注文していたヴァント&北ドイツ放送響のブルックナー3番は入荷していたものの、ディアマンテスのベスト盤は届いておらず、やはり廃盤なのかと思いましたが嬉しいことに今日になって届きました。
 ディアマンテスのテンポの速い音楽は、改めて聴くとサルサというよりはルンバやメレンゲに近いものが多いですね。解説が全くないので賞を取ったという曲がどれか解りませんでしたが、代表作の「勝利の歌」(ある掲示板でも人気が高かった)と考えるのがやはり妥当でしょうね。 なお、先程は「勝利の歌」の歌詞を聞き違えてしまいました。「すべての有機物蹴ったら・・・」(実験室で分析しながら聴いていた。) お粗末。
 僕が1番気に入ったのは「この青い空を君に」でした。ところでこの曲を聴いている途中に、はるか昔に聴いた誰かと似ていると思ったのですが、しばらくして浮かんだのは尾崎豊でした。声が力強くも澄んでいるところなど何となく似てません(特に高いところ)?
 余談ですが、日本人歌手をほとんど知らない僕が何故オザキを知っているかというと、かつて遠い地で一緒に働いていた男が彼のファンで、よくテープを聴かせてくれたのです。(時には弾き語りまでやってくれました。)彼が傾倒していたのはオザキの他、太宰に三島・・・って破滅型人生を送った人ばっかし!

 ヴァントのブルックナーの解説はまたもやU氏で称賛していました。だた僕には緻密だけれども小さくまとまり過ぎているように感じられたので、前から持っているベーム&VPO盤(アカデミー賞受賞盤)の方が好きだな。
 今日発売のはずのドゥルス・ポンテスのニューアルバムは予約していたのに手に入らず。CD担当者が昼に帰ってしまったので荷物が開けられないんだそうな。おいおい。
663 おしい! 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/13(Thu) 00:14
   泉さん、不正解ですがさすがにいい所を突いてます。
 コンクールでグランプリを受賞したのは「この青い空を君に」なんです。笑っちゃうくらいの名曲ですね(意味不明)。
 これと似たタイプの「風の道」という曲もあり、これまた名曲なんですが、やはりアルバム未収録です。ディアマンテスはそういうのがちと多いです。

 尾崎豊、私は殆ど聴いたことがありませんが、言われてみれば似通った所がありますね。
 ただ、以前観たテレビ番組によれば、彼は最後まで心が解放されることはなかった人みたいですね。常に孤独感のようなものに苦しんでいた。
 その点ではアルベルトとはだいぶ違いますね。曲想の違いにも表れている気がします。
664 クソッ! 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/13(Thu) 08:28
   ひねりすぎてしまったわい。(人間、素直が一番だ。)
 実は途中まで聴きながら思っていたのです。「賞を取ったのは『この青い空を君に』に間違いない」と。ところが終盤でだまされてしまった。児童合唱も加わってくる「勝利の歌」の方が、受賞には相応しい華やかさを備えていると思ったのです。もちろん「勝利の歌」も名曲ですが、内面的深さという点では「この青い空を君に」の方が一枚も二枚も上だと思っています。(「風の道」も聴いてみたい。)

 御指摘の通り、尾崎豊とディアマンテスの曲想は正反対と言っていいくらい違いますね。今の僕は前者は受け付けないと思う。ところで昨日書き忘れましたが、オザキを勧めてくれた友人(W大で防具を一切付けない直心影流剣道部というのに入っていたらしい)が心酔していた人物は他にもいました。やはり最後は破滅型だった西郷吉之助(何故か隆盛という通名では呼ばなかった)、それに昭和天皇(!!!)。
665 久しぶりだぁ〜・・・ 投稿者:トモ@MLロムラー 投稿日:2000/01/14(Fri) 01:00
   今江さんのページ・・・更新されてる(笑)。
 私もそろそろ今江さんモードに入ろうかと思っているのですが、未だ江國さんモード。これから『すいかの匂い』読んで寝ます。
 今江さんページ・・・長い!(笑)んで、またゆっくり読みに来ます。
『写楽暗殺』好きな作品のひとつです。
 ・・・ってキライな作品なんて無いんですけど(^-^;
666 ↓ともさんひさしぶり! 投稿者:ししゃも 投稿日:2000/01/14(Fri) 01:20
   わたしもひさしぶりです。
 ひこさんの掲示板からたどって、今江さんのページ読みました。
 愛だねぇ(笑)。
667 チクチク 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/14(Fri) 23:02
   ライブで「勝利のうた」が始まると、待ってましたとばかりに会場が沸き立ちます。見事なまでにストレートにいい子ちゃん指向の曲でこんなに魅力的であることがまた凄いことだと思います。
「風の道」は2バージョンあって、シングル(だったかな)「GO! GO AHEAD!」(MYCD-20001)にカップリングされている方はまだ手に入るかも知れません。収録曲2曲(カラオケバージョンなどを含めれば4曲)で1,200円というのはちょっと高いかな?
 学生さんに「ディアマンテス知ってる人いない〜?」と尋ねてみてCDを借りるなんてのはどうでしょう。

 トモさん、本当に読んでくれるのかしらん。読まない方に千円。長くないっしょ〜。ししゃもさんは読んでくれたのになあ。(チクチク)
 江國香織はこのところ読んでないなあ。だいぶ前に古本屋で文庫版を立て続けに買って読んでそれっきりだ。
 

 で、ししゃもさんはホームページ作るという話はどうなったんで?(チクチク)

 折角久し振りに投稿してくれた人達に何やってるんだ。
668 当たって砕ける? 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/17(Mon) 08:11
  >学生さんに「ディアマンテス知ってる人いない〜?」と尋ねてみてCD
>を借りるなんてのはどうでしょう。
 望み薄ですが、あたってみます。

 帰省していた弟が持ってきた「味いちもんめ」33巻を読みました。昨年原作者が急死したことは新聞で知っていましたが、この漫画も極めて質が高かっただけに非常に惜しまれます。連載は原作者を替えて継続しているそうですが・・・・
 原作者のあべ善太氏が現役の高校教師だったということを単行本の追悼特集で初めて知りました。長年にわたって人間を見続けていた人だからこそ、あのような心暖まる素晴らしいストーリーが書き続けられたのだと思います。
 巻末には遺稿を基にした「カントク日記」(新米の高校野球監督の物語)も載っていました。これも名作で、心暖まるというよりは訃報を知るだけに読んでいて胸が熱くなりました。
669 『味いちもんめ』といえば 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/01/17(Mon) 12:36
  『味いちもんめ』といえば、登場する料理人全員がタバコを吸っていて、これは『美味しんぼ』に対するアンチテーゼ、あるいはあてこすりかと思っていたのだが、そこらへん、どうだったんだろう。
 あのマンガを描いている人は、絵にちばてつやの影響がみられる気がする。
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670 「味いちもんめ」未読 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/18(Tue) 00:09
   なぜか「笑点」を観覧して来た。23日と30日(第1700回)放送分。
 後ろの方の席だったので今ひとつ臨場感を味わうことはできなかったけれど、腹黒ネタ、禿げネタ、歌丸さんの奥さんネタ、「並び順変えようよ〜」、山田隆夫ネタ、馬ネタなどが生で見られると妙に嬉しい。
 それにしても円楽さんの司会ぶりの容赦なきこと。受けなかった回答は見事に無視して先へ進む。
 そう言えば楽太郎さんがおよそ放送できそうにないネタを喋っていた。

 昭和のいる・こいるの漫才も面白かった。
671 大喜利は編集されているんですか。知らんかった。
投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/18(Tue) 08:37
  さすがは相馬さん、鋭い!
 「『美味しんぼ』に対するアンチテーゼ」とは考えもしませんでした。「美味しんぼ」では海原・山岡親子の他、「美食倶楽部」の調理人にも誰1人として喫煙者はいない(吸ったら即クビ)。もしあの作品で言われていたように「煙草を吸う調理人が味が判らない」のなら、熊野、坂巻、ボンさん、伊橋など、ほとんどの板前が喫煙者(谷沢は吸わなかったかな?)である料亭「藤村」はとっくに潰れているはず。
 確かにエリート意識が時に鼻につく「美味しんぼ」を、後発の「味いちもんめ」の原作者が当てこすったということもあるかもしれない。僕も自然保護を訴えかけるものは評価しますが、「そんなものを美味いと言っているとはお笑いぐさだ」というような原作者のエリート意識が登場人物を通して滲み出てくることが少なくない「美味しんぼ」はキライでした。(ここ数年は全然読んでいませんが・・・・・)
 それから「味いちもんめ」の作画者、倉田よしみの絵がちばてつやと似ていることは、僕も「のたり松太郎」と「味いちもんめ」から感じていました。特に登場人物が勢揃いする場面の描き方は、土俵と調理場という違いこそあれそっくりだったので、倉田氏がちば氏の弟子だと勝手に思っていたほどです。(実際のところは知りません。)

 ドゥルス・ポンテスの新譜「プリメイロ・カント」、一度聴いて途方に暮れてしまった。凝りすぎで付いていけない。これまでのアルバムのように聴いてすぐ「これはいい!」と思える曲がない。四大元素(火・水・風・土)を歌うことがコンセプトということらしいが、ここまでマニアックなものが売れるのだろうかと他人事ながら心配になってきます。ライナーノーツの表紙写真も気持ち悪いです。
 ただし、繰り返し聴くうちに良さが解るようになるかもしれないので評価は「保留」とします。(最後の曲はこれまで知るドゥルスの世界だったので、やっと一息つくことができました。)
 ちなみに彼女は今年5月の来日に向けて、アンコール用の「春よ来い」を練習しているんだとか。
672 いやなHP 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/01/18(Tue) 12:48
   ははあ、加藤さんまた嫌がられそうなことしてますなあ。
 そうなんですよ。俺もあとから落ち着いて考えると、これってギャグなんじゃないの? という疑問がふつふつと。
 まあでも、そこまで気の利いた人ではなさそうだからそんなこともないだろう。

『美味しんぼ』、今週のスピリッツに載ってなかったけど、どうしたんだろう。終わったかな?
 原作者の雁屋哲は、かつては『男組』などで、エリート・官僚社会の打破とか何とか言ってたのに、いざ自分が権威を持つとそれを見せびらかしてしまうという、かわぐちかいじや弘兼憲史と同じパターンにはまってしまって、たまに出ているNHK「食の王様」を見ると、なんだかすっかりエラそうでどうしようもない。

 そんな彼に、かつて彼が作品中で使った言葉をプレゼントだ。
「いま戦わないやつが、明日戦うと言っても俺は信じない」オーストラリアから帰ってきて、1から出直せ。
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673 まとめ買い 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/19(Wed) 00:35
   CD店のサービススタンプがもうちょいで一杯になるが有効期限も間近。
 やむを得ず、前から興味はあったがなんとなく買わずにいたCDをまとめて3枚購入。店の思う壺だが、6,000円が9,000円になるのを放っておくわけにも行かぬ。
 あらら、3枚ともクラシックだ。

「美味しんぼ」はそれなりに楽しんで読んでました。知らないことばかりで興味そそられます、やっぱり。
 ほんの一部しか読んでなくて、他の巻も読んでみたいとは思っているが……。

 しかし「個人サイトのあり方」に反応してくれるの相馬さんだけだな。
 もっとも誰も反応しないコーナーの方が多いけど。
674 オジンですな 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/19(Wed) 08:54
   年に数回、カラオケに連れて行かれる。ところが日本の歌で歌えるものは高校までに憶えた古ーいものばかり。
 そこで最近聴き始めたディアマンテスのをレパートリーを加えようと思い立った。(純日本の曲ではないが・・・・・)まずは「勝利のうた」にトライ。ところが前半のメロディーがどうしても頭に入らない。途中で「ガンバッテヤンド」になってしまったりする。ああいうテンポが速くて音の上下変動が少ない旋律はどうも苦手だ。
 ところで歌詞カードのスペイン語は実にひどい。スペルミス、あるいは2つの単語を繋げてしまっている間違いが9箇所もある。(さらにアクセント記号が抜けているのが2箇所。)とくに最後の「〜がある」という意味の"Hay"は、3つとも"Hey"になってしまっている。これじゃ英語での呼びかけの「ヘイ!」だ。
 結局自分で歌詞を打ち直すことにする。字幕に間違った歌詞が出てきたら堪らないので、時間はかかっても暗記することに決めた。
 それにしても、このアルバムに限ったことではないが、どうして印刷前に見てもらうということをしないのか釈然としない。薄謝でも誰かがチェックぐらいやってくれそうだと思うのだが・・・・・

 ところで加藤さん、今日になって気が付きましたが、この掲示板のコメント入力欄が異様に小さく(僕のパソコンだと横6cm×縦5cmぐらい)なっています。コピー&ペーストするので問題ないですが・・・
675 はじめまして 投稿者:よしぼん 投稿日:2000/01/19(Wed) 15:08
   はじめまして。バラエティー豊かな楽しいHPですね。また遊びにきます。
 実は、私も童話・児童文学大好きです。アニメ・映画も大好きですよ。
 この度趣味が高じて「ビリケン」という子供から大人まで楽しめる本を出版しました。主人公の小4生と転校生の出会い・友情を全編大阪弁で描いた、笑って最後に少しだけ共感できるストーリーです。
 著者名いしかわよしき、出版社は新風舎(HPでも購入できます)です。
 皆さんよろしくお願いします。ここから輪が広がればすごく嬉しいです。
 すみません。ついつい自分の宣伝ばかりで・・・。では失礼します。
676 3枚とも聴いた 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/20(Thu) 00:09
   おやあ、泉さんゴダイゴご存知でしょう。もっともゴダイゴも難しい歌が多いですけど。
 今まで「勝利のうた」のあるカラオケボックスには行ったことないですね。もっとも年に1回行くか行かないかですけど。
 見たことがあるのは「オキナワ・ラティーナ」「魂をコンドルにのせて」「野茂英雄のテーマ」です。とにかく日本語歌詞でないとなかなか採用されないみたいで。
 歌詞カードは本当にひどいです。汚い手書きの原稿を、スペイン語のスの字も知らない人が写したのにちがいない。

 コメント欄が小さいですか。私のブラウザでは以前と変わりませんが、なぜでしょう。いずれにしても、この掲示板はレンタルなので私の手では仕様をいじれないのであります。


 よしぼんさん、いらっしゃいませ。
 私はもっぱら読むだけなので、創作・出版なんて話はなんだか羨ましいです。
 どうぞよろしくお願いします。
677 玉砕でした 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/20(Thu) 08:32
   後醍醐は中学・高校で人気が高かったですね。もちろん数曲はスラスラと出てきますよ。(同じ頃に有名になったサザン・オールスターズよりも音楽性はずっと高いと考えているのは自分だけだろうか?)

 ディアマンテスをとりあえずゼミの学生に聞いたところ誰も知らない。唯一「ああ、あのブラジルの・・・」と言ったヤツがおった。もおええわ。やっぱり田舎というのはこんなもんです。
 ところで、「勝利のうた」はベストアルバムの中でも難曲の部類に属することに後で気が付きました。にもかかわらず最初に取りかかったのは、以前ある掲示板でONOさんという人が持ち歌にしていると書かれていたから。(せっかく憶えた曲が店にないということほど空しいことはない。)「オキナワ・ラティーナ」「魂をコンドルにのせて」も可能性があるようなので、先にそれらを憶えることにします。しかし、こちらでは「全滅」もありうるか?

 ディアマンテスの歌は日本語でも何かが違う、ということを改めて感じました。例えば「たましいーをーコーンドルに乗せてー」という詩の付け方は、(con-dorという2音節ではなく)コ・ン・ド・ルと4音節で認識する日本語ネイティブには絶対に思いつかない。
 ここでいきなりですが、ものすごく基本的な質問があります。
1.グループ名は「瞳はダイヤモンド」に由来するのか?
 (この曲で"kankeinai"(関係ない)という語句をいきなり挿入するというのは実に効果的だと思う。)
2.「ガンバッテヤンド」の詩は作詞者の実体験に基づくのか?
3.同曲のラモンはアルベルトさんのミドルネームなのか?
4.「エイサ」の途中でのかけ声「ワカシマヤ」「フリアガキ」(?)というのは沖縄語?意味は?
 以上、御存知でしたら教えて下さい。
 質問ついでに、お買いになった3枚のディスクとは何でせう?

 話は変わって雁屋哲で思い出したこと。「美味しんぼ」の原作だけでなく、以前連載していた中日新聞のエッセイでもそうでしたが、彼の自然物・天然物崇拝にはウンザリしていました。「お前は新興宗教(ヤ○○シとか世○○世教など)の回しモンか」と言いたくなったほど。逆に合成されたものは何であれ徹底的に忌み嫌う。(そういえば、梨屋さんの小説に出てくるママもそんなタイプでしたね。)このように非科学的な彼なんぞは、まさに「週刊金曜日」の「買ってはいけない」の執筆陣にふさわしいと思う。
(「週刊金曜日」執筆陣は、とにかく合成物を「化学物質」と呼んで悪者にする傾向があるけれども、水だって酸素だって立派な「化学物質」でっせ!ついでに天然と合成について書くと、旨み物質のグルタミン酸ナトリウムは、現在の製法による合成品は自然物に含まれるものと全く同じだし、天然塩でも精製塩でも摂りすぎたら体に悪いことに変わりはない。虫に食われることによって植物が作り出す忌避物質や防御物質は、分解の早い農薬よりもよっぽど人体に有害であるという報告もある。)
 ちなみに彼は中国の有名なレストランで食べた後で、化学調味料を一切使っていないのが素晴らしい、とさんざん褒めちぎったものの、実際には味の素が大量に使われていたそうな。味だけでなく、彼が本物の解る人間であることは極めて疑わしいと思う。
 「美味しんぼ」にしても、自分の思い入れのあるものが粗末に扱われたからといって婚約を解消する阿呆とか、旨いものを食べただけで積年の恨みをアッサリ水に流してしまうヤツとか、要するに単純な人間による軽薄なストーリーばかり書いている。「味いちもんめ」とは雲泥の差だ。
678 いや、サザンでしょう 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/01/20(Thu) 12:54
   いやあ、ゴダイゴと比べると…。サザンの方がいいでしょう。
 だって「ビューティフル・ネーム」ってそれは…。
 デビューから常に第一線を走り続け、メンバーチェンジも何もないというバンドはサザン以外恐らくない。
 その点類を見ないバンドで比較が難しいのかもしれないが、音楽雑誌などでのサザンの評価は低すぎると思う。
 桑田佳祐すごいのに。

 まあそれとは関係なく、「味の素」はマズイからなあ。
 ちょっとでも入ってればわかるというわけじゃないけど、あれが入ってると聞くとやっぱり食べたくないし、あの味がした店には行かないなあ。
 体に害かどうかは別にいいんだけど。

 ついでにいうと「科学的じゃない」という反論は好きじゃない。
 だって面白くないから。式をいろいろ並べられても。
「この素人が!」っていう態度もイヤだし。
 だいたい話すりかえてんじゃねーかという気もする。
 でもたまに「科学的」に考えて、オカルトな結果を出してくるものがあるので、それは面白いな。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
679 やはりマドレデウス 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/21(Fri) 00:10
   サザンはちゃんと聴いたことないからわからんなあ。
 ゴダイゴは20年前の曲でも新しい。もちろん新しさだけが売りでもない。
「ビューティフル・ネーム」は名曲でっせ。
 いずれにしても、こと深みにかけてはマドレデウスを凌ぐグループを私は知らない。


 へえ、「勝利のうた」はそんなに難しいですか。「魂をコンドルにのせて」は唄いやすいと評判ですが、どうも間延びしていけません。意外に唄いやすかったのが「野茂英雄のテーマ」。

 うーんと質問コーナー。

> 1.グループ名は「瞳はダイヤモンド」に由来するのか?

 ディアマンテスの前身トリオ・ディアマンテスというのがありましたから、結成後に作られた「瞳はダイヤモンド」が由来というわけではないと思います。
 ちなみにこの曲で唄われている女性はアルベルトの奥さんで、日米混血の日本人。見た目は完全に西洋人だけど母国語は日本語という人です。

> 2.「ガンバッテヤンド」の詩は作詞者の実体験に基づくのか?

 日本に来て1〜2ヶ月は東京だか川崎にいて心細い思いをしてはいたそうですが、いわゆる「外国人労働者」ではなかったみたいです。

> 3.同曲のラモンはアルベルトさんのミドルネームなのか?

 多分違うと思います。ラモンという名前には特に根拠はないんじゃないでしょか。

> 4.「エイサ」の途中でのかけ声「ワカシマヤ」「フリアガキ」(?)というのは沖縄語?意味は?

 これは私もわかりません。


「美味しんぼ」に感動したことはないですね。周りの友達も、物語の適当さも含めて楽しんでいたという感じで、本当にのめり込んでいた人というのは見たことないです。
 とりあえず面白く読めるから、まあいいかと。


「非科学的」という批判の是非は場合によりけりじゃないかなあ。
 科学的思考が有効な議論だったらおおいに結構だと思います。
「科学で解明できない現象」を「非科学的だ」とかこけにするのは論旨がおかしいけど。そりゃ「今の科学」に適合しないだけだろうって。
680 美味しんぼ 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/01/21(Fri) 01:45
   久しぶりに読んだら面白いでやんの。
 特に最初の方が。
 しかしなぜラーメン屋には必ず『美味しんぼ』があるのだろう。

 広瀬隆の時といい、『買ってはいけない』の時といい、「論拠が科学的ではない」→「ウソを書いている」はまだいい。
 しかし、「論拠が科学的ではない」→「ウソを書いている」→「危険はない」のは本当なのか。そこをきちんと説明しないのが嫌い。
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681 論理の誤りというやつですね 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/21(Fri) 02:27
  「美味しんぼ」、とりあえず面白く読めるのは確かだと思いますよ。ただ、面白く読めるけど好きになれない漫画というのは確かにある。私の場合は、はなから物語としての奥深さは求めて読んでいないから寛大になれるのだと思います。
 逆に大したことないのは承知なのに好きな漫画家というのもいたりして。

「論拠が科学的ではない」→「ウソを書いている」→「危険はない」って、人の非科学性を批判するつもりが自分の非論理性を露呈したというお笑いの一席ですな。

 そうそう、最近「地球へ…」(竹宮恵子)読んでます。絵に抵抗があってずっと敬遠していたけれど、面白いじゃないですか。
 少し前に読んだのは「トーマの心臓」(萩尾望都)。疲れた。
682 マイッタ! 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/21(Fri) 08:54
   この冬はじめての大雪で通勤に倍近く時間がかかった。

 反論を封じ込むために「科学的でない」という言葉を使うのは僕も好みません。

 批判したかったのは、「買ってはいけない」執筆陣にしても雁屋哲にしても、自然物は安全だ、美味であるという自らの考えを、宗教の教義と同じく神聖不可侵なものとして祭り上げていることです。あるいは「最初に結論ありき」という態度というべきか。
 雁屋はともかくとして、「買ってはいけない」執筆陣は科学を標榜しながらも、やり方がちっとも科学的ではありません。「○○は危険である」という「専門家の意見」を根拠に挙げているものの、その出典(どういう学術雑誌に載っていたのか)を示していない場合がほとんどです。「○○は安全である」というデータがゴマンと存在していても、それらは見ない振りをしています。科学が科学であるための必須条件である「自己修正機能」(正当な批判に対しては耳を傾け、正すべきところは正す)を放棄しています。連中は専門用語を用いつつ、話をすり替えて読者をだますのも得意にしています。これらは疑似科学者の常套手段です。(やり方が真に「科学的」であるなら、すなわちデータを客観的に扱って結論を導くという姿勢を守っている限りにおいては、結果がいかなるものであっても、オカルトに見えるものであっても構わないのですが・・・・・・)
 それから、「危険はない」についても根拠を十分に示さないなど、ちゃんとした手続きを踏んでいない主張が非科学的であるのはもちろんです。

 少々、ムキになってしまった。ところでCDJ2月号に渡辺和彦氏の「聴いてはいけない!」という面白いエッセイが載っています。

 桑田佳祐の個性的な声が僕には「悪声」にしか聞こえません。それは先天的要素で仕方がないかもしれないけれど、あの日本語の発音は全くもって美しくない。たぶん僕には正当な評価は永遠に無理だろうと思います。アルベルト城間がカバーしたら見直すかもしれません。(レイ・チャールズのカバーによって「いとしのエリー」が名曲であることに初めて気が付いたことがある。あの英語の発音は美しかった。)
683 う〜ん 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/01/21(Fri) 12:36
   こんなふうに3人で掲示板を回してていいのだろうか。

「悪声」ということでいうなら、俺はどうも耳障りの悪い声・音が好きなようで、これも先天的なものなのかなあ。
 筋少しかり、ミッシェルガン・エレファントしかり、真心しかり。
 スターリンしかり、町田町蔵しかり、電気グルーブしかり。

『買ってはいけない』が多分にマヤカシくさいものであるのは俺もその通りだと思います。ただ、ああいった「運動」は、とにかく急進的なやり方で一気に耳目を集め、話題を さらい、その後にちゃんとしたものが出てくるというやり方が一番わかりやすい。
 例えばフェミニズムもそうです。
 企業広告に文句をつけるとか、ミスコン反対とか、とにかく最初はキャッチーに。その分、批判と誤解も生みますが、世間に認知させる・意識させるという点では、その役割は大きい。
 ということで、あんなものも必要だ、というのが俺の感想です。
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684 ポンテス来日 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/21(Fri) 23:58
   うっかり泉さんの投稿のポンテス来日情報を素通りしてしまった。
 店でCD帯に載っている情報を見てビックリ。
 関東に来るなら行ってみるつもりです。

> こんなふうに3人で掲示板を回してていいのだろうか。

 悪いのは投稿する人ではなく、しない人です(なにそれ)。

> 「悪声」ということでいうなら、俺はどうも耳障りの悪い声・音が
> 好きなようで、これも先天的なものなのかなあ。

 うーむ、ますますマドレデウスを聴かせてみたい。
 聴いた瞬間戦慄が走ってのめり込むか、退屈して眠り込むかのどちらかになりそうな。
「結構よかった」とかいう中途半端な感想は持たないような気がします。
 どことなくなんとなく。
685 ちと怒り気味 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/01/22(Sat) 03:20
   マンガのことでちょっと怒り気味。
 とりあえず自分の掲示板に書き込んで、ここにも書こうかと思ったんだけど、体力無くなったから告知だけ。
 すみません。
 しかし自主規制ってのはなんだ。
 ふざけんなこのやろー!!
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686 こちらも怒り気味 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/01/22(Sat) 08:45
   確かにここは最近、本名3人組による時間差チャット状態となっている。ハンドル名で投稿していた人達が入りにくい状態となっているとしたら問題だ。

 原発にしても遺伝子組換え食品にしても、無視されぬよう最初はヒステリックなくらいの反対運動が必要だと僕も思います。ところが、「買ってはいけない」の連中はいつまでもメシの種として同じような煽動をするだけだから良くない。彼らもバカではないから、自分達が間違っていることぐらい解っているのだろうが、騙され続ける読者が気の毒だ。
 実は市内限定版の「滋賀夕刊」の編集長もそんな人間です。日本の将来を憂うというような社説を昨日書いていました。彼の心配する点が順番に挙げられていましたが、最初は膨らむ一方の国の財政赤字といったまともなことを書いていたものの、だんだんと支離滅裂になり、確か五番目には「インターネットが普及すると通信費がかさむ」と書いておった(笑)。おいおい、たかだか毎月数千円を払うよりも、いちいち往復の交通費を払って図書館に行き、一枚20〜40円の不当に高いコピー代を払ってまで資料収集していた時代の方が良かったとでも言うつもりか!彼は「化学物質」による食品汚染もさかんに書き立てていたがそれもメチャクチャ。あちこちのネット上で繰り広げられている「週刊金曜日」批判を読めばいい。(あっ、そうか。彼はおそらくインターネットは使ったことがない人間だった。ちなみにこの人、進化論を信じていないそうです。)

 今になって「勝利のうた」は難しいというよりも、自分の声域にはあまり合っていないことに気が付きました。自分はF(ミ)付近に弱点があり、そのあたりの音を続けて出すのはちょっと辛い。「魂をコンドルにのせて」も同じ音の連続やミレドシラのような短音階をそのまま辿るような旋律が多いため、確かに憶えやすいのですが、一番高い音がFで、しかも連続することが多いので相性はイマイチ。その点「オキナワ・ミ・アモール」や「この青い空を君に」はラクです。一番向いていると思うのは「コンドルは飛んでゆく」。ああいう「朗々と歌う」タイプの曲は大得意。
 ところで城間夫人というのはメンバーの女性のうちのお1人でしょうか?名前から判断すると日米混血はPATTYさんの方ですが、ライナーノーツの写真で見る限り2人とも日本人に見えます。僕の目がおかしいのだろうか?
687 似てると思うのだ 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/01/23(Sun) 10:13
   清水義範という作家の本を読んでいると思うのだが、語り口が加藤さんに似ている気がする。
 特にハヤカワ文庫から出ている『清水義範の作文教室』という本。
 内容も面白いので、このことを確認するため以外でも、買って読んでもいいかもしれない。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
688 横浜大会 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/01/24(Mon) 00:18
   1年ぶりの全日本プロレスの横浜大会を観て来たのである。
 去年に続いてお目当ての選手が負けたのである。
 去年に続いてベイダーが勝ったのである。
 その後仲間と中華街に行ったのである。19人もいたのである。

 アルベルトの奥さんはディアマンテスのメンバーではないです。かつては音楽仲間だったようですけど。前身のトリオ・ディアマンテスに奥さんが加わった写真があります。
 ちなみに顎の尖った女性がパティさんです。アルベルトのいとこだそうです。ペルー人との混血かな?アルベルトは血統上は完全な日本人らしいです。

 清水義範……読んだことはないですが、兄貴が買ったのが家にあります。
 今度読んでみようか。
689 いきなりお邪魔して、一言。 投稿者:梨屋アリエ 投稿日:2000/02/06(Sun) 01:00
   清水義範、好きです。
 昔のソノラマ文庫以外はほとんど読んでます〜♪
http://www.aririn.com/
690 ネタはないか 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/02/06(Sun) 01:38
   推敲を加えたページはあるものの、これだけで「更新」と銘打つのは格好が付かぬ。何かないか。

 アリエさん、いらっしゃいませ。
 清水義範が好きということは私の文章も好きということですね(そんなわけない)。
691 更新成らず 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/02/07(Mon) 08:40
   遅まきながら気が付きましたが、ディアマンテスの楽器を次第に厚くしていく曲はとても良いですね。また、「この青い空を君に」で三線が入ってくるところも実に素晴らしい。それ以上に「魂をコンドルにのせて」でのケーニャやチャランゴの使い方には感心します。純フォルクローレのアルバムが出たら絶対に買いだ。

 最近、やたらとフィリッパ・ジョルダーノを聴いている(4曲の英語曲だけ繰り返し)。次作が待ち遠しいと思わせる数少ないアーティストの一人だ。(ポップスだけを希望。オペラ・アリアは聴く気がしない。)

 Mocedadesの古いアルバムを注文しました。可能性は低いけれども入手すれば6枚目となり、単独トップの座に返り咲きとなります(アナのソロアルバム2枚を加えたらMecanoも6枚)。

 それからアリエさん。葡語頁の「日本語頁に戻る」の「戻る」は、VoltaとすべきところをVotlaと書いてしまいました。訂正をお願いします。
692 なんだ 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/02/07(Mon) 12:38
   ずっと書き込みがなかったらどうなるのかなーと思って静観してたのに、いつのまにやらまた書き込みが。
 じゃあ、書こう。

 加藤さんは山本直樹のマンガは読まないんですか?
 最近はすっかりメジャーマンガ家になってしまいましたが、それにも負けず(というのも変だけど)、いい作品を出している。
 おすすめは『フラグメンツ』全3巻ですが、とりあえず有害図書指定を受けた『Blue』や、『ありがとう』でも面白い。
http://www.hello.co.jp/~skeita28/
693 講演会 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/02/07(Mon) 15:18
   今江祥智の講演会に行って来たのである。
 質問コーナーで質問したら絵本をくれたのである。
 他の質問者には何もなかったのに、自分だけ貰えた。
 児童文学作家の講演会に男性がいるのは珍しいかららしい。


 泉さん、アリエさんはここには滅多にアクセスしていないと思いますよ。目に触れる可能性は限りなくゼロに近いです。

 山本直樹は読んだことないですねえ。最近ちと漫画から遠ざかってます。
読んだのは「耳をすませば」(柊あおい)くらいかな。これは期待以上でした。
694 投稿者:梨屋アリエ 投稿日:2000/02/07(Mon) 19:17
  > 泉さん、アリエさんはここには滅多にアクセスしていないと思いますよ。
>目に触れる可能性は限りなくゼロに近いです。

 期待を裏切って、見にきました。
 泉さん、ありがとうございます〜♪

 「耳すま」柊あおいさんは、同じ高校の卒業生で〜す。といっても、面識は有りません。

 清水義範さんは、文体模写というか、パスティーシュをする人。文体をつかいわけるのが得意な人です。でも本人の地の文体は、はっきりいって、私にはオヤジっぽいという印象。(爆死)
 だから、どうかなあ、加藤さんと似てるかなあ……うううん……悩む。
 オヤジは好きだけど。
http://www.aririn.com/
695 みたな〜(死語) 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/02/07(Mon) 23:24
   え〜ボクチン文体の使い分けなんてできまて〜ん。
 天真爛漫が一番でちゅ〜。

 なにやってんだ。

↓よかったらこちらも見て下さい。いえ冗談です。Moritaさんにはバカ受けでしたが。
http://zoo.millto.net/~kojikato/
696 作家といえば 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/02/09(Wed) 08:38
   堀田あけみが大学の同級生。もっとも向こうは文学部でこちらが農学部だから面識はなし。(同じ高校出身の友人から話を聞いたことがあるが内容は完全に忘れた。)
 一度だけ生協書籍部で見たことがある。こちらは大学院を留年して30歳をとっくに越えていたので、「こいつもまだおるんか」と少々驚いたことを憶えている。確か非常勤講師をしているということだったが、まだやっているのかな?
 あと玉木功という人には2年以上にわたって懇意にしてもらいました。「知る人ぞ知る」人です。
697 加藤さんへ(シュタイナーについて) 投稿者:Soh 投稿日:2000/02/09(Wed) 22:10
  >今江祥智の講演会に行って来たのである。
>質問コーナーで質問したら絵本をくれたのである。
>他の質問者には何もなかったのに、自分だけ貰えた。
>児童文学作家の講演会に男性がいるのは珍しいかららしい。

 行かれたんですね。
 僕も行きたかったなぁ。
 さて、僕の住んでいる寮から徒歩一分のところに「桃太郎」という児童書専門の本屋さんがあってこの前初めてはいってみたのですが、なかなかすてきなところで、また行ってみようと思います。

 ところで、幼児教育というとかならずといっていいほどシュタイナーがでてきます。人気あるんですね。(うちの本棚にも一冊あった)
 この「桃太郎」にもシュタイナーの本がわんさとおいてありました。就職活動していたときも女子大の学生でシュタイナーをやっていたというひとにあいました。
 日本においては幼児教育というとシュタイナーがメインなのでしょうか。
 加藤さんはシュタイナーを勉強されたことがありますか。
698 アクセスポイントが 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/02/10(Thu) 00:10
   横浜のアクセスポイントが待てど暮らせど増えない。
 以前はちょっと繋がりにくくなったなと思ったら増設してくれていたのに、去年の夏頃から繋がりにくくなり、秋頃に一度増設の予定があったのになぜか延期。
 今月ようやく2箇所増えることにはなっているが正確な日取りは未定。
また延期するのではないかと気が気ではない。

 Sohさん、卒論終わってるはずなのになんでそんなに忙しいの?
 この期に及んでアルバイト?それとも研修?
 で、シュタイナーって誰でしゅか〜?
 全然笑えないボケしか思い付きません。
 まあいいや、一応ボケておこう。
 プロレス技のフランケン・シュタイナーのことですか?以上。
699 加藤さんへ 投稿者:Soh 投稿日:2000/02/10(Thu) 23:56
   私信化しています。
 いまいそがしいのは部屋探しです。
 おわったらヨーロッパへ貧乏旅行してこようと思っています。

 それではまた!
700 宮崎駿最新作「千と千尋の神隠し」
投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/02/11(Fri) 00:16
   と言っても上映は来年。
 個人的には、時間をかけて長編を作るよりも短編をちょこまか作ってほしいと思っていたが新作も長編。

 豚になった両親を人間に戻すために冒険の旅に出る10歳の少女。
「紅の豚」とは似ているようで違う。
 自分で豚になったポルコ、豚にされた(多分)両親。
 人間には戻らなかった(のかはよくわからないけど)ポルコと、戻る(のかなあ)両親。

 新作の豚の意味するところは何だろう。
 ポルコは自分を豚だと思って自ら豚になったが……。
 両親は千尋(ちひろ)に豚だと思われて豚になったとか、そんな感じだろうか。宮崎アニメにはダメな大人はあまり出て来ない傾向があるが。
 明晩「風の谷のナウシカ」が放映されるから、その時に多少紹介されるかも知れぬ。

 ジブリ美術館で上映する短編アニメも作っているというが、こちらも上映は来年。もっとも完成はもっと早いかも知れぬ。
 ジブリ美術館にはさして興味はなかったが、「こんな美術館にしたい!」を読んだら行きたくなったぞ(下記URL)。退屈な博物館みたいなのじゃないらしい。


 Sohさん、こんちは。
 部屋探しか〜。旅行か〜。ポルトガルには行くんでっか?

http://www.ntv.co.jp/ghibli/museo/miyazaki.html