(2000.5.30〜2000.6.27)

1046 働かざる者・・・・ 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/05/30(Tue) 08:15
   クラシックは三大テノールをはじめ、男女どちらも聴きます。それでも所蔵ディスクは男女比2:8ぐらいか。
 ポピュラーは全くといっていいほど女声以外聴きませんでしたが、最近はディアマンテスなど例外もボツボツ出てきています。先日生協の在庫処分セール(5割引)で買ったTAKE6(米の6人組コーラスグループ)のベスト、これがまた素晴らしかった!

>皆さんに質問。
>外国で子供に「ギブ・ミー・キャラメル」と言われたらどないしますか。
 うーん。今まで言われたことがあるのはモロに「金くれ」だったからなぁー。キャラメルならどうするのか?やはり、物にせよ金にせよ、単にねだって来た場合は無視します。レストランの中だったら「出てけ」と言います。靴磨きなど労働に対する正当な報酬なら話は別です。
1047 久石 譲 投稿者:ミキヨシ 投稿日:2000/05/30(Tue) 09:20
   クラシックはショパンが好きです。至高の音楽だと思う。
 モーツァルトは好きじゃないです。稚拙だから。(辛口やな)
(大体誰も聞いてねえ。)

 久石 譲のピアノコンサートが6月にあるので楽しみの僕です。
 「ピアノストーリーズ2」が一番好きなアルバム。
  昨年のパラリンピックの曲とか国家にならんかなー。
 「銀河鉄道の夜」もよく聴くなー。

 僕も鍵盤かまう人なので聴くのもピアノ好きです。
 もちろん!!おそまつですよ。(いや、威張る所かそれ?)
 …習った事なし。


>加藤さん

 調べたのに書き込むの忘れておりました。
 何を?人口問題についてです。
 日本の統計調べました。加藤さんのおっしゃる通りでした。
 現在約1億2千万人なのですが、50年後には約1億人まで減少することが見通しとされているようです。(1970年代がこの人口数)
 小子化が進んでいるという事ですね。
 結婚しない人、結婚しても産まない人、が増加しているという。
(データ化されてないけど環境ホルモンもかんでるんだろうな。)

 小子化問題って、僕はむしろいいことのように思うけど。
 都市ではどうして浮浪者がでるんだっての。(例えわかりにくっ。)
 無人島じゃあ女性は崇められるんだっての。(やな例えすんなっ。)
 僕はもっと進んでもいいと思う。その分大事にされるはずさ。個々が。
 え?税金増える?んなもんどーにでもなるって。
 経済なんてムグムググ。失礼。
 まーその、その頃の老人にゃーゲーム機やっときゃ満足してるから。
(ほんまかいな。)
 バーチャで空飛んでるよ。たぶん。
http://www.apionet.or.jp/~rasukaru/mikiyoshi.html
1048 お久しぶりです。 投稿者:ぐらびぃ 投稿日:2000/05/30(Tue) 23:54
   先週、探していたCDが見つかったんで買ってきました。
カ ゴメの「アンナマンマ」のコマーシャルで流れてたつのだたかし(☆は入ってません)の「シチリアーナ〜リュートのためのアリア〜」というやつです。
 所謂癒し系ですね。なかなか良かったです。
 1260円と安かったんでみなさんも是非。
 でも、探すの大変ですよ!
1049 芸能人め 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/05/31(Wed) 00:02
   テレビのチャンネルをピコピコ変えていると、またも人生相談番組に遭遇。相談とは名ばかり、弱さを責めて説教するだけ。
「もっとあなたが強くなって、やるべきことをきちんとやらないと……」
 こういう中身のないセリフをよく臆面もなく口にできるな。芸能人てこんなんばっかか?


> モーツァルトは好きじゃないです。稚拙だから。(辛口やな)

 うわ、モーツァルトを稚拙とは大胆な。

> 現在約1億2千万人なのですが、50年後には約1億人まで
> 減少することが見通しとされているようです。
> (1970年代がこの人口数)

 調べて下さったんですか。ありがとうございます。
 私の手元にある資料を今見てみたら、1981年の統計では2060年に1億2千万人を切るという風に書いてありますね。調査期間によってばらつきがあるのかな?その後の統計では減少はもっと急激になるという結果が出ているとか。

> 小子化問題って、僕はむしろいいことのように思うけど。
> 僕はもっと進んでもいいと思う。その分大事にされるはずさ。個々が。
> え?税金増える?んなもんどーにでもなるって。

 そんな無茶な(笑)。
 一番の問題は小子化そのものではなく、それに伴う高齢化です。
 ヨーロッパには高齢化で経済がどうしようもなくなってしまった国が山ほどあるし、日本がこれから直面する高齢化は、過去に例のないほどの急激さで進むそうです。加えて高齢者率そのものも十数年後には確か世界最高になると予想されています。
 それが何を意味するか。
 比較的身近な例を挙げるなら、地方の村々の「過疎化」ですね(「若者の流出」という要素があるので原因はちょっと違いますが)。爺さん婆さんばっかりになって生活そもののが立ち行かなくなっている。それが日本全体に及ぶんですから大変なことです。
 こうした将来的に生じる問題のみならず、いまだ返すあてのない国債の山。おろおろ、おろおろ。

 う〜む、経済を語るなんて大学卒業以来かも(知識は全く増えてない)。
1050 弁証法。 投稿者:ミキヨシ 投稿日:2000/06/01(Thu) 01:07
   そーいう芸能人をレギュラーにしているだけだと思います。
 相談される側の事を言えば大人になったって、しかられたい、でもしかってもらえない。
 こーいう気持ちを無意識にもってる人がいる訳でどっちもどっちだと思う。ニーズがあるんだからしょうがあるめえ、と、思う。確かにタメ息でるけど。
 おー、僕はまあ自立出来てる部類なのだなと、なだめる。

 ワイドショー(最近はニュースも)など阿呆かと思う。
 ムード盛り上げ音楽かけんな!!!事実だけ流せ!!!
 こういうニーズの生まれるストレス社会にげんなり。

 最近は民放は「笑う犬の冒険」ぐらいしか楽しみがない。

 夕べ、たけしの「ここが変だよ日本人」ひさしぶりに見た。
 割とよかった。面白かった。


>加藤さん

 僕の父は経済好きの新聞記者でした。
 かといって僕が詳しいわけじゃーないけれどお金で苦労した。と感じた事なし。
 別に金持ちって事じゃない、むしろ平均以下でしょうな。
 でも、実質量よりうまい使い方ができるか否か、これでしかないと思う経験歴です。

 キレル人材がちゃんとすりゃーなんとでもなると思う
 希望的観測ですね。そしてこれからは消費者自体がもっと賢さを求められる、いや、求めている世の中じゃないでしょうか。「あるある大辞典」にあるニーズがいい例えじゃないでしょうか。

 それでも経済立て直しのスタンスは10〜20年と言いますが。

 高齢化。
 僕の住む県(鳥取)のお歳寄りの割合は19.3%
 30分で行けるおとなりの島根は20.7%(第1位)
 平均が14.7%でして、鳥取もかなり上位なんですね。
 じいやんばあやんばっかです。道路たーまに小型特殊走ってるし。
(トラクターとも言う)
 そんな訳で同年代の知り合い、福祉関係の仕事についてる人実に多いです。つまり、そういうことで、そういう仕事が増えるということで、過疎化問題は減っております。

 経済問題って深刻なんでしょうか?
 今どき餓死者?そーいう国々にもっと目を向けれるぐらい我々はもう「ゆとり」を得れている様にも思うです。

http://www.apionet.or.jp/~rasukaru/mikiyoshi.html
1051 400円どないしてくれる 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/01(Thu) 02:46
   グロリア・エステファンはサルサなのかポップスなのかに悩む今日この頃。
 横浜とは逆方向に足を伸ばしたら、「mi tierra」が横浜より400円も安く売ってた。どないしてくれる。

 また萩尾望都を文庫で読んでしまった。なんなんだこの疲労感は。
「11人いる!」
 どうも萩尾望都は、登場人物を共感を込めて書くというタイプではないような気がする。それとも読み手である自分が描き手に共感しないだけか。首尾一貫して物語を図式的にしか読めない。決してつまらないわけではないが。
 解説で中島らもが「フロルの愛らしさ」を熱く語っているが、むしろその描写を稚拙に感じてしまうのは読み方が片寄っているせいなのかどうか。
 巻末には「スペース ストリート」というコメディータッチの外伝。萩尾望都のコメディーを描く能力にも疑問。
 こんな私は萩尾望都のどの作品を読めばいい?


 泉さんへのレスを忘れてた。
 クラシックは男性OKだったんですね。
 いや〜しかし31日の「スペイン語会話」でのアルベルトの唄は凄かった。2日深夜(24:40)にも再放送されるので観るべし聴くべし。

「ギブミー・キャラメル」
 いかにも憐れっぽい姿で、いじらしくねだられたら、つい情にほだされてあげてしまいそう。でもその子の自尊心はどうなる?なんて考えると、おいそれとは渡せない。
 あげてもあげなくても後味悪いだろなあ。荷物運びか何か、小さな仕事をさせてあげられれば、キャラメルを渡す口実にはなるかな。あと問題はキャラメルを持っているかどうか。


 お次は経済。

 国勢に「急激な変化」があると、誰かしら大ダメージを受けます。
 例えばGDPが10%落ちたとして、それがうまい具合に全国民の所得がきれいに10%落ちるというのなら、低所得層には厳しいものがあるにせよ、まあ平気といえば平気。
 でも実際はそうじゃなくて、一部の人が路頭に迷ったり倒産の残務や借金返済に追われて身も心もボロボロになったり、とにかく一生を棒に振ってしまうほど悲惨な目に遭う人がいる。いかに経済大国といえどもそうした事態を避けるのはまず不可能。
 私だって年収が1000万円(ウソばっかり)から900万円に減っても平気だけど、借金持ちになったらどうしていいかわからない。妻子持ちだったりしたらもっと大変。問題はそこです。

 少しずつ子供が減って人口が減って、少しずつ高齢者率が上がるなら、順次対応して行けばそうした事態も最小限に抑えられるけれども、過去に例のない速度でそれが進むとなるとそうは行きません。
 それこそ住む所も食べるものも……というレベルのことも起こり得るわけです。
 どれくらいの規模でそれが起こるかというと、それは繰り返しになりますが、日本がこれから直面する人口構成の変化は世界の歴史上例のない急激さなので予測が付きにくいし、具体的な対策も今のところ実行されていない、と。

「キレル人材がちゃんとすりゃー」というのは私もその通りだと思います。少なくとも学者はそれなりの対策を提言してますから。方法はあると思います。でもそれを「いつだれがやるのか」という質問に答えるのは極めて難しい。
 戦後の日本の政治において「キレル人材がちゃんと」していた時期が果たしてどれだけあったかを考えれば楽観視するのは難しい気がします。

 将来的に日本のGDPが今の半分になったって別にいいと思うんです(ホントはやだけど)。問題はその変化の過程で悲惨な目に遭う人がどれだけいるかということですね。
1052 La bamba 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/06/01(Thu) 08:30
   昨日帰ってから、録画しておいた「スペイン語会話」を観ました。満足満足。「愛しのカネラ」では、レギュラーゲストの2人が勝手な節回しで歌っていて、自然にハモっていたのはご愛敬でしたね。ところで、「ラ・バンバ」はこれまでに聴いたもの(昨日のアルベルト城間、フリオ・イグレシアス、トリオ・ロス・パンチョス、大ヒットしたロス・ロボス)の間で、少しずつメロディや歌詞が違っています。(パンチョスのはリズムもかなり違います。)したがって、未だにどれが本家(元祖)なのかわかりません。そんなもの最初からないのか?

 一昨日のミキヨシさんの「モーツァルトは稚拙だから」には笑いました。同様に、「押しつけがましい」(ベートーヴェン)、「しつこい」(シューベルト)、「どれも同じに聞こえる」(ショパン=自分が好きになれない理由)、「野暮ったい」(ドヴォルザーク)、「鼻につく」(リスト、パガニーニ、R・シュトラウス)、「屈折している」(マーラー、ショスタコーヴィチ)といった理由を挙げて、「・・・・だから好きじゃない」と言うことが出来るように思います。ところが、人によっては上に挙げたような理由で(だからこそ)、「・・・・だから好き」と言う人もいるのがクラシック音楽の面白いところです。

 昨日は自己紹介のページを今年度用に一部修正して管理者に送信しました。近日中に更新されると思います。(年々マニアックになっていくような気が・・・・・・)
1053 ご無沙汰しました 投稿者:オールドファン 投稿日:2000/06/01(Thu) 17:30
   ご無沙汰しました。
 もう少し早くRESしなければとは思っていたのですが、ここのところ忙しくて、特に加藤さんの出席したことのないという結婚式の仲人(無論頼まれですが)をやったら疲れてヘロヘロになってしまい、掲示板は覗いても書き込む余力が全然なくて、やっと回復してきたところです。
 西原理恵子の「晴れた日は学校を休んで」が面白かったということですが、あれは「叙情派」西原の傑作ですから。あの作品を信じて噛みつき度の高い「できるかな」や「鳥頭紀行」を読むとその落差に愕然となりますよ。
 ただ、何といってもあの作品を小学六年生に掲載させる編集は凄いと思います。
 もう1点、萩尾望都の「11人いる!」が面白くなかったとか。この辺は時代背景のある作品なので無理もないかなと思います。いわゆる花の24年組と呼ばれる女性作家は当時のタブーを破るのに苦労をしていますから、編集との妥協も多くあります。
 あの作品は初出が別冊少女コミックで前後編でした。70年代半ばというのは少女マンガ誌でSFは描かせてもらえなかった時代ですから、設定読者層にあわせて判りやすいストーリィになっています。
 前にも書いたようにフロル:男女未分化のヒロインの存在も当時の世相の影響が色濃いんです。「女だって男と同じでナゼ悪い」
 時代や世相を背景にした傑作であるということは、現代では通用しない作品ということかもしれません。
 萩尾望都の作品でお薦めできるのは初期の短編集ですがこれも当時の世相の影響が色濃い。その点では「ポーの一族」が無難かもしれません。
(ヨーロッパ物です。これに違和感があると読めないかもしれません。)
1054 保存版 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/02(Fri) 23:07
  「スペイン語会話」、やっぱり新品のビデオテープに録画して保存しとこうっと。唄っているのは2曲だけどどちらも絶品。
「ラ・バンバ」はパンチョスのを聴いたことがあるけどメロディや歌詞の違いには気付きませんでした。
 そう言えば8月17日にアルベルト初のソロアルバムが発売されます。曲目は不明。タイトルは「LIGHT MY FIRE 〜ハートに火をつけて」ってちょっとなあ。

 オールドファンさん、お久しぶりです。
「小学六年生」に「わたし制服着ない」は確かに凄い。
「11人いる!」は面白かったかつまらなかったかといえば、どちらかと言えば面白かったの方に入るけれども、強く引き込まれはしなかったという感じですね。
 フロルの描き方は、少年愛ものの片鱗を見せているような気がしました。
「女になりたくなければならなくてもいい」という。

 高齢化の件で付け足し。
 後になって気になったのですが、鳥取で増えているという福祉事業ですが、これは公企業でしょうか、それとも私企業でしょうか。
 もし公企業だとしたら、その給料は国民(県民)の税金から出ているわけで、そうなると結局は回り回って小子化問題にぶち当たってしまう。私企業ならば言うことないと思うのですが、そのあたりはどうなんでしょう。
1055 今日はボーナス(でも素面) 投稿者:ゆき 投稿日:2000/06/03(Sat) 01:15
   やっぱり税金は少ない方が良いなあ。でもそれが数十年後の日本の財政破綻なんかを引き起こすものならば、きっちり取ってくれ。きっちり使ってくれ。
 という気持ちになった本日でした。とはいえ税金ってどんなに少なくても少ないと思うことはないのでしょうね。

ギブミーキャラメル>
 違うことを経験したいから海外へ行くのに、矛盾しているかもしれませんが、日本でしないことはしたくない、という気持ちが強くあります。そもそも子どもが好きではないので、日本ではとてもぞんざいにしか応対しません。
 そうである一方で、海外だからといってホイホイ渡すことはしたくないです。

 とはいえ、海外旅行をしたときは何度も友人とケンカしました。いいじゃんちょっとしたプレゼントくらい、と言われて、とても困りましたが。

 でも、進駐軍に「ギブミーチョコレート」とやった1930年代生まれの日本人のことを考えると、あげてもあげなくてもどうってことないのかな。ともふと思ったけれど、これを同列に考えるのはちょっと違いますね・・・。

泉さん>
 泉さんの作曲家のたとえ、大ウケでした。好きな作曲家でも、わからないでもないと思いますもの。私はモーツァルト好きですけど、けなすなら「能天気」と言う感じだと思ってました。陰影がないっていうか。万年神童っていうか。

 FEELというリラクセーションミュージックをノンジャンルで集めたCDが売れているようなのですが、そのなかにマドレデウスの曲があるようです。
 なんだか見たことある名前があるなと思ったら、入っていました。ほかには映画「ピアノレッスン」の有名な曲、「新アジア発見」の東儀秀樹などが入っているみたいです。どんなんなんだろう。
1056 税金は金持ちから 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/03(Sat) 01:58
   大学で世話になった教授の話では、税収を増やす一番いい方法は、増税ではなく税務署員を増やすことだそうです。それで脱税を取り締まれば税務署員の人件費を遥かに上回る税収が見込めるそうな。

「ちょっとしたプレゼントくらい」というのはちょっとなあ。ものをタダでもらうということの意味を考えてほしい。

 モーツァルト、私はあまり聴かないんですが、実はすげ〜哀しい曲ばかりだって聞いたことあります。なんかマドレデウスの哀しみとちょっと似ているんじゃないかという気が。

「Feel」についてはとある筋からつい最近情報をキャッチしました。しかし「リラクゼーション」は勘弁してくれい。
1057 キャッチフレーズだのタイトルだのはともかく
投稿者:まみ 投稿日:2000/06/04(Sun) 09:14
   Feelはいいアルバムだと思うよ。
 駅前のCD屋でかかってて、私は足をとめて聞き入ったよ。
 買う?ときかれたら、ちょっと悩むけど、BGMにはほしいかも、です。
1058 不毛の日々 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/04(Sun) 23:51
   男性上位の夫婦漫才が見てみたい今日この頃。

 6月3日、はたと思い立って13ヶ月ぶりにパソコンを再セットアップ。だがメールのアドレス帳をなぜか復旧できず、またICQのデータのバックアップを忘れる。破滅だ。
 6月4日、はたと思い立ってCDラベルを購入。MSアクセスを使ってラベルのない廉価盤CDのタイトルを印刷。たかだか9枚のラベルを作るのに1時間以上かかる。能無し会社員さながらだがプライベートだから許してくれ。
 こうして不毛の日々を過ごす。少しは働け。

 目下「Feel」のシリアル番号を調査中〜って買う予定はないけど。
1059 はじめまして。 投稿者:スワニースワン 投稿日:2000/06/09(Fri) 17:04
   この度、絵本のホームページを立ち上げる事になりました。
 ミミズの郵便やさんの"トーテム"にまつわるお話をえがいた絵本です。
 開設したばかりで至らないところもありますがよろしかったら遊びに来てください。
 よろしくお願いします。
 それではー
http://www.eurus.dti.ne.jp/~swan/totem.htm
1060 ゴミ漫画 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/10(Sat) 01:30
   吉田秋生と間違えてうっかり吉村明美という人の「麒麟館グラフィティー」という漫画を買ってしまった。文庫版全8巻600円という安値につられてよく確かめもせず。

 で、内容。
 判で押したような身勝手男に判で押したような純粋女。これだけでゲンナリ。(といっても類型的な人物設定は決して嫌いではない。問題はそれを描き切れているか。例えば山岸涼子のように。)
「私は暗くてブス」というこれまた判で押したようなコンプレックス女を、判で押したような言葉で励ます純粋女。単純に立ち直るコンプレックス女。アホか。
「変に干渉されるよりはいい」と近所付き合いをしないという、「間違った考え」の持ち主をいかにも作為的に登場させて「麒麟館はええなあ」。こういう幼稚な論法にはむしずが走る。
 そして判で押したように不幸な境遇の主人公。もうやめてくれ。
 物語を一貫して支配しているのは「明らかに間違った考え」を持った登場人物が後に「考えを改める」という構図。物語作りで一番やっちゃいけないことやんけ。物語の土台からして既に間違っとる。
 事実上、物語は6巻で終わってる。7〜8巻はコントの世界。
 各巻巻末の解説も下らない。

 漫画を読んで怒りを覚えたのは久し振り。
 ときにこの掲示板で評判のいい谷山浩子まで第5巻の解説でこの漫画を誉めている。一体どんな人なんだと疑念がムクムク。

 この本が手元にあるというだけで腹立たしい。売ってしまおう。ほしい人がいるならあげてもええぞ。
1061 とりとめなし 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/06/10(Sat) 17:19
   岩波書店のPR誌「図書」6月号は岩波少年文庫の特集です。著名人(今江祥智氏含む)が寄稿しており、大変に読み応えがあります。その中から、高畑勲氏の文章を少し。

 懸命に「子どもだまし」ではない映像を目指していた時期に、児童文学者の中川正文氏が「テレビマンガなどはくだらない方がよいのだ」というような意味の発言をしているのを読んで、大いに腹立たしい思いをしたものである。しかし今にして思う、氏はやはり正しかったのではないかと。
 いま、子どもたちは、テレビなどを通して、具体的な映像を見ることで人生をはじめている。現実では起こり得ないそのドラマが、一見身近でリアリティがあり、映像が精緻・甘美・劇的であればあるほど、おそらく、その後の人生は索漠たるものにならざるを得ないだろう。

 また、同じ号の対談では、「今の子どもたちは平凡なものがわからなくなっている」というような発言もありました。キリンやゾウやライオンはテレビや動物園で知っているけれども、ミミズやミズスマシがわからない。クモの糸も見たことがないから、比喩として成り立った「蜘蛛の糸」が成り立たなくなる。 
 とにかく、この号にはいろいろと考えさせられるところがありました。

 今度は新潮社の書評誌「波」6月号の新野哲也氏による「ストレスがつくる『よい頭』」の冒頭部分。

 「ストレス解消」という文字を見ると、空バケツでも蹴飛ばしたくなる。「癒し」という言葉を耳にすると、急に心身が重たくなってくる。これは言葉に対する条件反射である。

 「癒し」という言葉の大嫌いなある方を思いだしたので、ちょっと引いてみました。ちなみに新野氏の意見、「学識者の多くは、狂暴・凶悪化する少年犯罪の原因にストレスをあげるが、何という人間知らずであろう。甘やかされて育った子が非行に走る理由は、ストレスのせいではなく、ストレスを体験していないせいなのである。」には肯かされます。

 同じ号にはGramophone Japan6月号の広告が出ていました。マゼールの特集(「生は明るく、死はなお輝かしい」=「大地の歌」の歌詞のパロディ)があるようです。が、レコ芸が読めない当地で立ち読みできる可能性は極めて低いか?

 ところで、今日マゼール&VPOによるR・シュトラウス「家庭交響曲」(1983年ライブ録音、名演!)を久しぶりに聴いたのですが、ライナーノーツを執筆した吉井亜彦氏は最高級の賛辞を送っていました。レコ芸で「昔(60年代)のマゼールは良かったのに、今は・・・」と散々けなしているかと思えば、この無節操ぶりに唖然。彼も所詮はDGの太鼓持ちなのかな?(僕の評価は急落です。)
1062 スキャナー購入 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/11(Sun) 00:20
   高畑勲の言う「下らないもの」というのは「身近なもの」といった意味合いなのかな。ある時期から日常的なものを丁寧に描くことに力を入れ始めていたような。いやいや若い頃からそうだったか。

 マゼールのインタビュー、立ち読みしました。内容は……忘れた。例のマゼールの掲示板では、マゼールのブルックナーが評判いいですね。輸入盤が1,000円くらいで売っているから買ってみようと思います。
 それから秋葉原の中古屋で、なんとマゼールのモーツァルトを発見。まだ聴いてませんが声楽みたいです。それからウィリアムス(ギター)のアルバムを3枚ばかり。バッハがあったのは収穫。


 スキャナー購入。NEOS NSP-800/V。
 定価34,800円のところ、ジャンク品につき1,500円。
 286(W)×70(D)×83(H)というコンパクトサイズながら、スキャン、FAX、コピー、OCR(文字認識)という4つの機能。そしてACアダプタも電池も不要というありがたい仕様。
 ↓手始めに鉛筆で絵を描いてスキャンしてみた。
http://www2.odn.ne.jp/koji/g-teha.gif
1063 「癒し」嫌い 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/06/11(Sun) 11:38
  「癒し」という言葉の大嫌いなある方です。
 お久しぶりです。
 子供が世界を獲得していく過程とメディアについては最近いろいろ考えることがありますが、それはまたの機会に。
 …というのもなんなので、1つだけ。
 言語の獲得というのは、近しい世界からだんだんに学び取っていくものだと思うのですが、これだけTVやパソコンが普及して、今の子供たちに最も「近しい」世界はどこなのかと。
 TVとの「共通言語」を持ったとしても、家族とのそれを持つことができるのか。
 もしくは地域での言語を持つことは。
 泉さんの引用の中の「平凡なものがわからなくなっている」に引っ掛けて少し書いてみました。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1064 俺のだから盗むなよ 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/11(Sun) 23:54
   宮崎駿が、「今の東京の子供には“暗くて怖い場所”がない」と案じていたら、自分の息子達は家の敷地内にそういうものをしっかり見付けていたということを話してました。楽観的なエピソード。
 ときに私のイラストに引っ掛けてなんか書いて下さい。やっぱりいいや。


「個人サイトのあり方」を読んだ人に「著作権への意識が低い」と言われた。先回りして補足しておこう。

 文中で「金銭の利害が絡むようなサイトならばいざ知らず」と断っているように、文筆などを生業としている人の場合と、あくまで趣味として作品を公開している人の場合は区別して考えています。
 もちろん私が「趣味として」書いた文章の無断転載を容認するつもりはありません。しかしそれは「俺のだから盗むなよ」という単純な道徳観念にすぎず、そこに著作権などという法の枠を当てはめて論じることには違和感があります。

 例えば自分の部屋に人を招いた時に、「ここにあるものは全部俺のだから盗むなよ」なんてのたまえば変人扱いされて当然だし、第一失礼。ましてや「ここにあるものの“所有権”は全て俺に属している」なんて言った日にはおでこに手をあてられかねない。
 多くの個人サイトでの著作権に関わる記述には、それと同じような無礼さ滑稽さを感じます。

 何度も言うように無断転載はしてはいけないことです。でもだからと言って「盗むなよ」と互いに釘を刺し合うような人間関係のあり方が健全とは思えません。

 著作権法というのは、ありていに言えば作者の利益を守るためのもの。ひいては創作活動のしやすい環境を整えて文化や芸術の発展を助けるものと考えていいと思います。
 だから創作を生業とする人は、自分の生活のためだけでなく、身を置いている業界のためにも著作権に厳しくあるべきだと思っています。
 そうした意識のもとでの著作権に関するけじめはおおいに支持します。

 けれども「俺のだから」という個人レベルの問題、しかも金銭に関わりのないケースにまで「法律」だの「権利」だのといった概念を持ち込まれると、なんだか息苦しい。純粋な趣味の世界くらいは「法律がこうだから」なんて論法はやめにしないかと。著作権法なんて法律があろうがなかろうが悪いものは悪い、そういう考え方の方が好きです。
 アメリカでの「隣の家の木の枝がうちの土地にはみ出している」といった訴訟。ああいうのはイヤ。

 さあどう来る。来なかったりして。
1065 自然農法は地球を救う? 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/06/12(Mon) 08:41
  >「癒し」という言葉の大嫌いなある方です。
 僕としてはKKさんを意図して書いたのですが、相馬さんもお嫌いでしたか。お久しぶりです。
 さて、一昨日はよく考えずに新野哲也氏の発言を肯定してしまいましたが、後で単純にはそう言い切れないことに気が付きました。以下、作物学をやっている立場から述べてみます。

 イネの種子は加温育苗器内(40℃前後)では2日ほどで良く揃って発芽しますが、自然状態(外気温下)で5日ほどかけて発芽させるのに比べて軟弱な苗となり、農薬をかけないと病気に罹る可能性が大きくなります。また、苗の時期に踏みつけたり葉の先を切ったりすると茎が太く、がっしりした苗となります。当然、ストレスには強くなります。
 これだけを見ると、幼い頃にストレスを与えるのは良いことのように思えますが、逆の例もあります。どんな植物でも酸素不足条件で発芽すると胚乳や子葉の養分を余分に消費し、初期生育が遅れます。ダイズでは播種後わずか2日間酸素不足に遭うだけで著しく生育が抑えられ、その後のどのような管理によっても取り戻すことはできないとのこと。収量は25%減るそうです。
 結局、トラウマにならないように配慮しつつストレスを与えるべきである、というありきたりの結論になってしまいそうですね。

 ところで、他の生き物のケースを人間に当てはめるというのはよく行われることですが、僕が嫌いなのは「植物にいいものは動物にもいい、だから当然人間にもいいのだ」という考え方。「なら、アンタは硝酸やアンモニアを食ってみるか」と言いたくなります。また、この考え方では、自然農法主義者たちがよく使う化学合成でない農薬、つまり植物や人間にはいい(優しい)が害虫には悪いという物質をどう説明するのか?彼らにとって害虫は生物ではないのか?
 最近、自然農法や有機農法を謳い文句にしている一部の人たちが、一見は環境に配慮しているようでも(自分でもそう思いこんでいながら)、実は極めて自己中心的な考え方をしているのではないかと思えて仕方がないので、ついつい書いてしまいました。

 マゼールのモーツァルト!声楽曲!!
 やはり輸入盤でしょうか?(国内メーカーが出すとは思えないので・・・・・)
 曲目はレクイエム? ミサ曲ハ短調? それとも・・・・・ いろいろ気になります。
1066 キリン館違い 投稿者:オールドファン 投稿日:2000/06/12(Mon) 12:16
   「麒麟館」は駄作じゃないはずと思ったら「キリン館」違い。「希林館通り」塩森恵子(集英社)でした。こちらはまともな作品です。

>自然農法は地球を救う?
 自然農法に限らず、最近の傾向として世の中全体に物事を一面的に見すぎるように思えてなりません。
 今評判の悪い化学肥料と農薬が20世紀という人口爆発の世紀の食料生産を支えた事実は否定できないはずですが、そんなことを言うと袋叩きに会いそうな風潮があります。
 地球環境に良いという太陽電池(アモルファスシリコン)がどれほど環境に悪い作り方をしているか殆どの人が知らない。また、この太陽電池の変換効率(光をどれだけ電気に変換できるか)はかなり低く、太陽電池システムの寿命(せいぜい20年)を考えると環境収支は悪いんですね。使えば使うほど地球環境は悪くなってしまう。
 特に何を持ち上げて何を否定しようという意図はないのですが、もっと多面的な考え方が今の時代こそ必要なんだと思うのですが。
1067 著作権か 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/06/12(Mon) 12:17
   いや、だからさ、著作権はアジアンにはなじまない考え方なんだって。
 もっとおおらかに大陸的思考で行こう。

 なんにおいてもそうだけどさ、妙に制度の肩を持つ人がいて、その人はどこの立場でものを言ってるのかなー、なんてね。
 ユーザーにしてみりゃ著作権なんてない方がいいじゃない。
 海賊版でも何でも、安く手に入れば、それに越したことはない。
 なんかね、「権利」とか「制度」が好きな人がいるんだなーって。
「正義は我にあり」ですか。
 でも、スタンスが見えないんだよねー。
 まあ、個人サイトで著作権をあれこれ言う人に限って、「そんなもん金積まれたっていらねえ」というようなものばかり提供してたりなんかするということもありまして。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1068 ストレス 投稿者:ゆき 投稿日:2000/06/12(Mon) 14:11
   上司が資料を作る下働きをさせられてます。

 カタカナ語ばっかり。しかも全角半角まぜまぜ。最悪。
 こういうのが平気な人のセンスって信じられないけど、結構平気な人多いんですよね(後輩で「ヤフーの検索できないんです」というから見たら、半角で検索ボックスに入力してた。アホ。)。

 なんで「made in USAの技術でなければ・・・」とか言うわけ。米国産じゃまずいのか? 大学まで行って何やってきたのさ。と心で毒づく。

 人の名前の漢字間違える人も嫌いなので、自分がやってしまうと死にそう。
 皆さんのお話気になるんですけど、愚痴言って去っていくのでした。では。
1069 歯切れのいいモーツァルト 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/12(Mon) 23:59
   全日本プロレスの三沢が社長を辞任したらしい。分裂か。

 マゼールのCDは「ドン・ジョバンニ」ですね。ハイライトのみですけど。輸入盤です。キリ・テ・カナワが出てますね。あとは知らない名前。録音は1978年。オーケストラは「パリオペラ座管弦楽団」とでもいうのかな?
 序曲だけ聴きましたが、なんとも歯切れのいいモーツァルトで。やってくれる。

 塩森恵子というのは初めて聞く名前です。集英社ですか。気を付けてみます。

 著作権というやつ、本当に取り締まる必要がある行為はほんの一部なんだろうけど、そのためにえらいきつい規制をしなきゃならない、そういう法律なんじゃないかと思います。いつも使うたとえだけど、「車通りの少ない場所にある信号機」。
 作家が生きにくくなってしまったらユーザーだって困るわけで、そうなるのを防ぐためなら多少煩わしくても協力するのにはやぶさかじゃないです。赤信号で立ち止まっても別にいいです。
 自分の「著作物」を無断転載された時は「バーカ」と言って終わりかな。でも金になるものなら別。

「ストレスがたまるのはいいことである。その都度解消できさえすれば」というような話を聞いたことが。
1070 灰谷健次郎「兎の目」について 投稿者:たまご 投稿日:2000/06/13(Tue) 13:51
   はじめまして、たまごと申します。
 先日大学の宿題で「兎の目」はどうして「兎の目」という題名なのか?という宿題が出ました。
 でも、どうやって調べたらいいのかもわからず、途方にくれています。
 もし、ご存知の方がいらしたら教えてください。
 よろしくお願いします。
1071 こんなところに惑星 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/13(Tue) 23:51
  「北の国から」で冨田勲の「惑星」がBGMに流れてた。

 たまごさん、いらっしゃいませ。
 宿題の主旨としては「兎の眼」から読み取れることを述べるというものでしょうか、それとも舞台にまつわることを調べてまとめるというものでしょうか。
 前者ならば、作品の中に兎の眼云々という記述があったと思うので、その前後から物語のテーマとの結び付きを考えれば問題ないかと思います。
 後者でしたら舞台となっている仏閣の資料……ということになりますか。その手のものは見たことがないので具体的な助言は残念ながらできかねます。仏閣の名前は作品の中に書いてましたっけ?
1072 「希林館通り」 投稿者:出羽桜 投稿日:2000/06/14(Wed) 01:02
   文庫版が出ていますよ。
 塩森恵子は結構好きでしたねぇ。
 中でも「希林館通り」が一番好きでした。

 ストーリーの説明もした方がいいですか?
1073 マゼールのモーツァルト 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/06/14(Wed) 08:46
   少し古い本ですが、吉田秀和著「世界の指揮者」の末尾にあるディスコグラフィー中のマゼールの欄を見ると、1982年7月時点でのモーツァルトのレコードは、加藤さんが触れられていた「ドン・ジョバンニ」、あとは「ジュピター」交響曲だけ(笑)。しかもベルリン放送響との後者は輸入盤。バッハもミサ曲とブランデンブルク協奏曲全曲だけで、同じく輸入盤。やはり日本のメーカーおよび愛好家にとっては、指揮者と作曲家の名前が結びつきにくいのかもしれませんね。

>序曲だけ聴きましたが、なんとも歯切れのいいモーツァルトで。
 確か、マゼール指揮の「ルスランとリュドミラ」序曲も名演というお話でしたね。彼はオペラ中の管弦楽曲が得意なのでしょうか?(ワーグナーには名盤がありましたし・・・・)モーツァルト序曲集を出してくれないかな。(手持ちのクレンペラー盤はのろくて堪らないので。)

 ところで、「ドン・ジョバンニ」のソリスト名を見るとカナワは3番目(ソプラノでは2番目)なので、準主役(主役のドンナ・アンナではない)のようですね。
 なお、マゼールのオペラでは、ウィーン国立歌劇場とのライブ録音の「トゥーランドット」(プッチーニ)が名盤ということなので捜しています(現在廃盤)。若きカレーラスの歌唱が素晴らしいそうです。

 最後に「世界の指揮者」の本文より、マゼールの章の最終部分から少し引いておきます。(以下の文章が書かれたのは1970年の少し前で、当時マゼールは40代前半でした。)

(マゼールのバッハとベートーヴェンの演奏を繰り返し賞賛した後で)こういったバッハ、ベートーヴェンにくらべると、マゼールのモーツァルトには、私は、まだよくわからないものがある。マゼールには、モーツァルトの寛大な自由、透明な軽やかさ、暖かさ、悲しみ、そういったものが、こだわりなく出せないように思われる。

 ただし、氏が聴いた中では「ジュピター」が良かったそうです。特に終わりの2つの楽章については「こういうポリフォニックなスタイルだと、マゼールの棒は、魚の水を得たように、一段と晴れやかさと自然な感じを加える」と評されていました。これに比べると第2楽章は氏にとって馴染みにくいものの、「そこには、前方、何か遙か彼方までまっすぐに伸びている道を歩くような想いを与えるものがある」という肯定的な意見も加えられていました。「それを開かれた地平と呼ぶべきかどうか、私には即断できないけれども」といういつもの吉田節で結ばれてはいましたが・・・・(結論をぼかすというか先送りするのが吉田節、「まさにベストの出来といえよう」等と断定するのが宇野節の一つの特徴でしょうか?)
1074 自然回帰主義の誤り 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/06/14(Wed) 13:08
   折角応答して下さったオールドファンさんへのレスが等閑になっていました。申し訳ありません。
 仰有るとおりで、生産力の明らかに劣る自然農法のみでは、現時点でも食糧危機が発生することは目に見えています。自分が食べる物が安全ならそれで良いという考え方はエゴイズムそのものだと思います。土地の潜在的生産力を十分に発揮しない農法は、自分にとって犯罪行為にすら思えるのです。

 少し違いますが、「化学物質に汚染されるようになって以降、現代人が癌に罹る率が飛躍的に増えたのだ。」などと喚き立てる人々も、合成による医薬品などの「化学物質」(意味不明の言葉だが、どうやら人工的に合成された物質のことらしい)が存在しなかった時代には、人間の平均寿命が60歳にも満たなかったということを意図的に忘却していると思います。自然食品しか食べていなかった時代の人間も、多くは(現代人の目から見て)早死していたわけですし・・・・・・

 それから、代替エネルギーについてですが、どうやら風力は有望のようですね。かつて、レスター・ブラウン氏(「誰が中国を養うのか」等の著者)が講演でそのことを力説していたのを聴いたことがありますし、この前の朝日新聞にも氏の談話が出ていました。どうやら発電コストが火力や原子力などの数倍程度にまで下がったとか・・・・ただし、(原発と同じく)風車の建設コストや耐用年数、寿命後の廃棄なども考慮に入れた上での「数倍」なのか否かで有望の程度も全く違ってくるでしょうが・・・・
 ちなみに、先日ある業者さんが風車の売り込みに来ました。(既に工学部が研究用に購入した大型の1台が稼働しています。)安い物は数十万円で買えるとのことですが、電力はせいぜい温室の天井の開閉程度ということで断念しました。
1075 水と油 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/15(Thu) 01:32
   全日本プロレス分裂騒ぎ、泥仕合の予兆。やめんか、こら。
「希林館通り」、ラストだけ詳しく教えて下さい(ウソ)。

 マゼールとモーツァルトなんて、イメージからは水と油という感じ。好奇心として聴いてみたいという気にはなるけど。

 その昔、星新一が「無添加にも食中毒という副作用がある」という名言を。
1076 Re: 俺のだから盗むなよ 投稿者:梨屋アリエ 投稿日:2000/06/16(Fri) 01:02
  >  さあどう来る。来なかったりして。

 ………。
1077 気付いてくれた 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/16(Fri) 01:11
   来て〜。
1078 Re: 気付いてくれた 投稿者:(c)梨屋アリエ 投稿日:2000/06/16(Fri) 02:08
  >  来て〜。
 あうー。やっぱオレかい。

 個人のHPの云々の件では、あの(c)って、自分の敷地に選挙ポスターはったり産廃を持ちこむなって看板をたてたりするのと同じじゃないかなー。
 ようするに、加藤さんの美意識が許さないだけで、ひとんちの庭に気に入らない政党の選挙ポスターがはってあったり汚い看板がかかっていても、それは所有者の自由だから、公序良俗に反しているわけでもなければ、どうってことはないんじゃないかい?
 それを指差して趣味悪いって笑っているのと同じ。
 かえって、ヘンだと主張する加藤さんのほうが、美意識を押し付けている様なので、ありりん(R←うそ)は苦しい。
1079 美しいという言葉はボクのために(バカ)
投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/16(Fri) 23:04
  「美意識」っちゅうのは的を射てますね、実に。「書かずに済むなら書かずにおきたい」という感じ。「別に悪いことはしてないんだから」と言われてしまえばそれまで。

 でも人の美意識を批判するのって、押し付けになっちゃうのかな。文面が押し付けがましいということなら、それは当ってるかも、うひひ。
 それはともかく、漫画や小説が批評の対象になるのと同じように、ホームページを批評の対象にしても問題はないんじゃなかろか。そりゃま趣味の世界だから、自分の気に食わないものにいちいち噛み付くのは野暮というものだけど、疑問を一通り吐き出すくらいは。

 著作権のことをあれこれ書く人は3種類に分けられると思います。

1.創作を仕事にする者のけじめとして書く人。
2.自分の作品を盗用されるのがとにかく嫌な人。
3.禁止事項を書くとなんかカッコいいから書くだけの人。

 尚、「4.趣味、仕事に関わらず著作権には厳しくあるべきと考える人」を自称する人は概ね3に属すると思っています。

 これら3つに対する私の意見。

1.特に異論なし。立場上書かざるを得ない面もあると思う。
2.自作への思い入れゆえならばわからなくはない。だが防犯効果があるかは疑問。
3.うんこ。
1080 加藤さん失策 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/06/20(Tue) 12:27
   どうも、あまりにバカなことを書いてしまったために、みんな書き込み意欲を失ったようだ。
 この機会に、早く「掲示板のあり方」アップしなさい。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1081 デートのお誘い。 投稿者:(c)梨屋アリエ 投稿日:2000/06/20(Tue) 13:56
   自分のホームページにも書いたのだけど。
 振られるのを覚悟してここにも書こう。

「フランス映画祭 横浜2000」のペア招待券が当たってしまった。
 加藤さん、一緒に観ませんか? 

 会場はパシフィコ横浜。
 平日の午前中(爆。こんな時間にひまなヤツはいねーってば)。しかも今度の木・金。
 
 ううう。お仕事に励んでいらっしゃる方、ごめんなさい。
 でも、これも私の仕事のコヤシですから……。
http://www.aririn.com/
1082 道ならぬ恋 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/21(Wed) 00:01
   失策ならプロレスの掲示板のだれぞやにはかなわぬ。
「掲示板のあり方」は断片的にしか書いてないです。ドバーっと出て来そうな気がしたのだが、掲示板で小出しにしていたのがまずかったらしい。
「荒らし撃退の顛末」ならもうすぐできるけど。珍しく相馬さんの出番はなし。

 映画ですか。ええもう、タダならなんでも。
 佐渡裕のコンサートと重なってるけど、まあいいか。メール出しました。
 ときに10,000突破してまっせ(なにそれ)。


 サラウンドプロセッサーを修理に出すと、3週間以上待たせた挙句「症状が出ませんでした」。
 戻って来たらまたすぐ修理に出すはめになるんだろな。クソ。
 出張修理は金が掛かるし、どうしたものか。

 消滅したメールのアドレス帳、意味もなくデータのコンバートなどをしてどうにかデータ復旧に成功。再セットアップ作業のことを考慮して設計してくれよな。
1083 またもやバラバラ投稿で恐縮です 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/06/21(Wed) 12:18
   もう5年以上使ってきたCDラジカセが遂におかしくなった(CDがまともに再生できなくなった)ので、先ほど生協で新しいの(¥6980)を注文してきました。他の機能(ラジオとカセット)はまだまだ大丈夫だけど、邪魔になるので結局捨てるんだろうな。罰が当たりそう。

>佐渡裕のコンサートと重なってるけど、まあいいか。
 加藤さん、そのチケット譲って〜 
 とはいっても、わざわざそれを聴きに行くというのも・・・・往復の交通費だけでマゼールのコンサートのいい席が買える。ちなみに、びわこホール公演の電話予約は7月1日からですが、僕はまだ態度を決めかねています。県職員には優待料金が適用される催しも一部にあり、その制度が利用できる可能性がありますので。(ところで、この前FMで放映されたマゼール&バイエルン放響の「第九」には3つの点で大いに驚かされました。機会があったらまた書きます。)

 今度はあちらの掲示板の話題から。

 ウムムムム。そんなにいいですか、田宮二郎? いやタニヤ・リベルタ。以前、NHK-FMの特集で聴いたときにはそれほど感心しなかったのですが、要チェックですね。
 次に「アヴェ・ムンディ・ルミナール」ですが、先日1曲目の「アヴェ・ムンディ」を聴いているうちに、通奏低音のようにバックに流れている音型がどことなくバッハの無伴奏チェロ組曲第1番の第1曲の冒頭と似ていることに気が付きました。あれは意図して引用されたものなのでしょうかね?

 バッハが出たついでに脱線すると、CDジャーナル7月号の推薦盤「ハンドベル・バッハ」をさっき注文してきました。「G線上」や「ゴルトベルク」などをハンドベルの名人芸で聴かせてくれるとのこと。CD帯に例の語句(癒し)は使われているだろうかと気になります。ところで、安っぽく使われるあまり最近価値が下落したと思う言葉はいくつかありますね。「天使の歌声」とか「天上の音楽」とか・・・・・・
 新譜情報にはシニード・オコナーの新作(実に6年ぶり)も出ており、こちらも早速注文しました。もう彼女はアルバムを出す気がないのだろうと思っていたのでとにかく嬉しい限り!!!
1084 うわおっ、シンニード・オコーナーでるですかあ
投稿者:まみ 投稿日:2000/06/21(Wed) 18:32
   すきなんですよ彼女。
 ずーっと音楽家としてやっていってほしいっす。
 何年でもまちますよ。いいモンつくってくれるし。

 え、FMのタニア特集って、いつの?きいてないよう。
 ベスト盤でもいいから、きいてみてね。
1085 ぼやき 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/06/21(Wed) 19:35
   くそっ!!
 故障と思いこんでいたCDラジカセ、ダメもとのつもりで洗剤を染み込ませたティッシュでピックアップをゴシゴシとクリーニングしたら、ちゃんと再生できるじゃないか! 今日の午前の注文を明日一番にキャンセルしに行くけど、もう遅いかもしれんな。ダメなら新しいのは予備にしよう。(ブツブツブツ・・・・・・)

 シニード(正しくはシネードらしいが)は音楽はもちろん、生き方(言動)にも惹かれます。90年発表のあの曲(最大のヒット曲)を聴いて虜になりました。(当時は電気のない所にいて、短波ラジオでBBCのヒットチャートを毎週聴いていました。)帰国後、すぐにCDを入手しました。自分の好みとは合わない曲も2曲ばかりあるものの、全ての曲が大変高い完成度を持っていると思います。
 ところで、今回発売される"Faith & Courage"(邦題「生きる力」)の前に、"Gospel Oak"というアルバムが1997年に発表されていることを今日になって知りました。ただ、移籍問題のためか、CDNowなどのページには出ていません。生協に置いてあった輸入盤カタログにはドイツ盤の番号が出ていたので、これまたダメもとで注文しました。(6曲入りの"Gospel Oak-EP"というのも出ているようです。何せ曲数が少ないので、アルバムが入手できなかった場合の第2候補にします。なお、こちらは東芝EMIから国内盤が先月出たみたいですが、ボーナストラックと称して過去作品のリミックス版=焼き直しを収録し、代わりにオリジナル盤の曲を間引いているというとんでもない「まがい物」のようです。)
1086 明日は早起き 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/22(Thu) 00:16
   佐渡裕のコンサートは当日券に賭けるつもりで、チケットまだ買ってないんす。ぴあには安い席が委託されてなくて、直接買うとなると手数料やら何やらで1,000円くらい余計にかかるし(ケチ)。
 で、結局今残ってるのは5,000円以上の席だけらしい。

「アヴェ・ムンディ」のバック、そんなにバッハに似てるかなあ。
 この曲のイントロ、何かに似てる気がするんですけど、なんだろう。

 価値の落ちた言葉というと「カリスマ」でしょうか。日本中カリスマだらけ。

 CDプレイヤーは壊れやすいですからねえ。一時的に直ってもまたすぐダメになることもあり得るんじゃないでしょうか。

 こちらのサラウンド・プロセッサーはまだ戻って来ない。直しもしない上にいつまで待たせる気じゃい。

 日本テレビの全日本プロレス中継は、今夜の放送を最後に27年続いた歴史に幕を閉じるそうな。1:45から。とくとご覧あれ。
1087 キャンセルできました 投稿者:泉泰弘 投稿日:2000/06/23(Fri) 08:09
  「アヴェ・ムンディ」については説明不足だったかもしれません。1分10秒辺りから女声の裏に流れる音型が何となく似ているかなと思った次第で。調も同じだし。
 イントロの方はいろいろ考えましたが、残念ながら思い当たりません。

 それからタニアの特集はNHK-FMの夕方の番組が「ポップス・ステーション」だった頃、ですから少なくとも2年以上前、もちろん竹村淳さん担当の日(火曜日)に聴きました。確か中南米女性歌手特集として取り上げられた3人の内の1人だったような・・・・
 僕が3人選ぶとするとアナ・ガブリエル、グロリア・エステファン、あと1人決定的なのが思い浮かばないなぁ。

訂正:"Gospel Oak-EP"の国内盤発売は97年5月でした。
1088 ハシゴ 投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/23(Fri) 23:59
   フランス映画祭。タイトルは伏す。監督は、ええと誰だっけ。
 15歳の男女仲良し4人組(男2女2)。国外逃亡を目論み、資金集めに少年は少女達に売春まがいの行為をさせる。
 必要な旅費は2万フラン。1人50フランの商売として400人の客を呼ばねばならぬ。400という数字にまずずっこける。
 更に「問題が起きないように俺達は入口で見張る」というセリフが笑いのツボを突く。既に充分問題だろうに。
 少年への「愛」のために頑張る少女。だが警察に捕まって頓挫。しかも少年が少女を裏切って自分だけ国外に逃げようとしていたことが発覚。
 少女の1人は自殺を図りビルの屋上へ。だがなぜか鍵が以前と違うものに変わっていたため外へ出られず一命を取り止める(あのなあ)。
 もう1人の少女はラストに幼なじみの少年からこう言われる。「愛は強制できない。」はあ??

 これがシリアスタッチで描かれているからたまらない。
 笑いを取りたいならちゃんとコメディタッチで作りなさい。

 上映後に監督と出演者が舞台に登場。「金返せ」と叫びたかったがタダであることに気付き怒りのやり場に困る。

 とはいえアリエさんは見るべき所もあると語っていたので一概には、まあ。アリエさん、スマン。

 午後は佐渡裕&東京都交響楽団による「惑星」。
 学校の体育館で聴いたのを除けば多分初めての生オケ。
 圧巻なれど、20歳前後の頃に聴きまくった曲だけに新鮮な感動はなく残念。演奏そのものは佐渡らしくダイナミックで好み。
 映画とコンサートのハシゴは疲れた。


 サラウンド・プロセッサーようやく戻る。繋げて使ってみると、やはりちょっとおかしい。だがおかしいのはどうもCDプレイヤーのような気がする。リアスピーカーだけヘンだからてっきりサラウンド・プロセッサーの問題かと。
 しばらく様子見て、またどうしようもなくなったら修理に出そう。


「アヴェ・ムンディ」、そういうことでしたか。今度確かめてみます。
1089 お元気でーすか? 投稿者:ミキヨシ 投稿日:2000/06/24(Sat) 01:22
   ミキヨッシーです。おひさしぶり。
 新作絵本できました。今度は劇画絵本。(!?)
 タイトルは『さむらいクレジット』
 お楽しみくださいませ。(7作目になりました。)


 以前、お聞きした急激な変化が反動と被害を生むというお話、大変教訓になりました。
 そんだけ。ではでは。
http://www.apionet.or.jp/~rasukaru/mikiyoshi.html
1090 真実があなたを救う 投稿者:ちゃみ 投稿日:2000/06/26(Mon) 02:29
   誰でも自分が存在していると思っています。しかし、それは錯覚です。真実は宇宙があるだけです。
http://ww21.tiki.ne.jp/~osami/
1091 在宅高収入
投稿者:(株)全信協(全国信用身元保証協会) 投稿日:2000/06/26(Mon) 11:44
   (株)全信協(全国信用身元保証協会)は、国際保証證券事業連合会(自治大臣登録9-56号)の公認を受けております。「證券が人を保証する」という研究・活動を始めた日本で最初の保証専門機関です。
 この事業を日本全国に広げる為、お手伝いして下さる方を募集しております。DM・ポスティングが主な仕事で、営業・セールスは一切不用の為、サイドビジネスに適しております。日本全国を対象に、どこからでもお仕事が可能です。この業務により高額を達成された方も多数(最高取得者5億9千万円)おります。
 創業34年の実績。日本経済新聞・西日本新聞にて記事になり大反響!保証人不要の新しい時代を作ります。ここに記載された内容に偽りが無いことは、資料請求後に御来所頂ければ全ての証拠をお見せ致します。
 内容が書き切れない為、まずは「資料請求」と明記のうえ、住所・氏名(フリガナ)・年齢・職業・電話番号・メールアドレスを記入し、 nmichko@hotmail.com までメールにてお願いします。折り返し詳しいご案内を郵送致します。どうぞご検討下さい。

国際保証証券事業連合会(自治大臣登録9-56号)公認
株式会社 全信協(全国信用身元保証協会)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-15-1
1092 Re: ハシゴ 投稿者:(c)梨屋アリエ 投稿日:2000/06/26(Mon) 22:35
   急に妖しげな投稿が……。
 これではかえって信用できないんですけど、新手のギャグなのかなー。

>  とはいえアリエさんは見るべき所もあると語っていたので一概には、ま
> あ。アリエさん、スマン。

 感想書きに来ました〜。といっても、他の方は映画を見てないので、あまり意味がないかもしれない。
 タイトルくらい書きましょう。『フレンド』です。
 彼らがやたらと走りまわっていたところが、いい。疾走するのは青春映画の基本じゃ。その他も基本だらけ。
 あの映画は、いちおうアダルトチルドレン系なんですよー。少年少女の安直さや息苦しさや孤独感は、私はわりと納得できました。
 彼らの愛は、愛じゃないの。でもわからないのよ、若いから(爆)。
 私はあのストーリーがお笑いだとは思いません。シリアスなのに、加藤さんがひとりで笑っていたから、心配でした。
 いまでも、あの青臭さに照れていて、拒絶してるのかなと思っている。
 で、ストーリーで無理があるのは、友達のために売春まがいをするというシーン。エンコーに詳しい評論家の宮台真司の本によると、トモダチのために売春をする子は、調査では一人もいなかったとのこと。
 家に帰って、そこの部分に気づいてから、映画の印象がかわった。
 男性の監督の作品なのに、描かれている若いオトコがバカばっかりでどうしようもないから、変だなって思っていた。でも、あれって、純粋で一途で無垢な少女たちの愛と友情を描こうとしたから、オトコがほにゃららになってしまったのだわ。私から言わせてもらうと、純粋で一途で無垢な少女って、オヤジどもの「少女幻想」なんだわ。
 共感できる部分は多いけど、少女幻想はいただけない。
 よって、評価はダウンしたのでした。
 加藤さんとは全くベツの所です。
                   ではでは。

銀河保証証券事業連合会(銀河連邦辺境自治大臣登録7-48号)公認
真実は、電波があるだけです。

http://www.aririn.com/
1093 でんぱ来てる? 投稿者:どらねこロック 投稿日:2000/06/26(Mon) 22:48
   厨房野郎「加藤」逝ってよし!
1094 無垢という言葉はボクのために(バカ)
投稿者:加藤 浩司 投稿日:2000/06/27(Tue) 01:32
   ミキヨシさん、お久しぶりです。
 創作のできるのって羨ましい。


 おお、アリエさんの感想だ。

> 急に妖しげな投稿が……。
> これではかえって信用できないんですけど、新手のギャグなのかなー。

 某所でちょっと暴れたあおりがここに来たみたい。
 相変わらずここの荒らしはレベルが低い。
 ちゃみさんとやらのは荒らしではなく宣伝らしい。思わずホームページ見たら「真実があなたを救う」って。挨拶なしの宣伝がマナー違反だって「真実」を知らぬか。

>  タイトルくらい書きましょう。『フレンド』です。

 言っちゃった〜。

> 少年少女の安直さや息苦しさや孤独感は、私はわりと納得できました。

 前半は結構フツウに観られましたね。でも徐々に退屈し出して、「1人50フランで400人」でプツリと何かが切れてしまった。
 一応不満点を挙げると、まず主人公の少女。孤独感ゆえ男に深入りというのはわかるけれど、肝心の孤独感が伝わって来なかった。親と仲が悪いわけでもないし。「仲が悪いわけじゃないけど溝がある」という風にも見えなかった。
 友達の少女。映画の冒頭で「大人になりたくない云々」というテーマ(?)を示しているけれど、その後の言動からそうした心情が読み取れなかった。また、死んだ姉の影を引きずるという設定も生かされていなかったような。
 少年については、もうなんだかわからん(笑)。どうしても国外に逃げたいという心情、少女を突然裏切った心情、説明殆どナシ。

 孤独感で一杯の子供時代を送った人にはそれなりに伝わるのかな。描き方が悪いのか、私の捉え方が悪いのか、はてさて。

>  私はあのストーリーがお笑いだとは思いません。シリアスなのに、
> 加藤さんがひとりで笑っていたから、心配でした。

 描こうとしているものは頭では理解できたけれども、心には全く伝わって来ず、あの映画から切実な部分を取り除くと事件の滑稽さだけが残ってしまったと。もう笑うか怒るかしかないわけです。

>  いまでも、あの青臭さに照れていて、拒絶してるのかなと思っている。

 いいえ(笑)。青臭さを感じ取れたならまだ救いがあるのでしゅが。

>  で、ストーリーで無理があるのは、友達のために売春まがいをすると
> いうシーン。エンコーに詳しい評論家の宮台真司の本によると、
> トモダチのために売春をする子は、調査では一人もいなかったとのこと。

 へえ。監督は「実際にあった事件をもとに」と言ってましたよね。
 私の想像ですが、現実の少女達はあの「仕事」に乗り気だったんじゃないかと。それを監督がああいう風に脚色したんじゃないかと思います。それで実状とずれてしまったという。

> でも、あれって、純粋で一途で無垢な少女たちの愛と友情を
> 描こうとしたから、オトコがほにゃららになってしまったのだわ。
> 私から言わせてもらうと、純粋で一途で無垢な少女って、
> オヤジどもの「少女幻想」なんだわ。

 それ気付きませんでした。つまり監督の感性にまるっきり共感できないということになるのかな(笑)。
 そう言えば共犯の少女の「私4キロ痩せたわ。あなたどうしてそんなに強いの」というセリフも笑えた。言われてみればあれは「一途」を表現するためのセリフだったのかも。
 的外れの「一途」もまた私にゃ滑稽でしかなく……。
1095 おやおや 投稿者:相馬契太 投稿日:2000/06/27(Tue) 10:35
   加藤さんはいいなー。どこかで暴れると反応がダイレクトに返ってきて。
 まあ、俺は争いを避けていくことにしたから関係ないけど。
 しかし、あれか。この、どらねこロックさんというのは、あの掲示板にいたどらねこロックさんと同じ人なのかな。
 そうだとしたら、HNも変えず、メールアドレスも書いていて、これを“荒らし”と呼んでいいものだろうか。
 まあ、子どもは親を見て育ちますから、あまり姑息なことはできないしね。あとは、もうちょっとオリジナリティーを。

「売春をさせる」映画といえば、「サード」ってそんなのじゃなかっただろうか。違ったっけ。どっちにしても宮台真司はやめておきましょう。
 あの人はダメ。言ってることがつまらないから。
 だって「生きるに足る未来はない」って、いつの話?
 女子高生買って、それくらいの関係が心地よくて、やっと自分が許された気になってほっとしてるオヤジの言うことなんて聞いても仕方ないよ。


 真実は宇宙があるだけですが、その宇宙が自分なので、自分は存在してしまいました。どうしたらいいですか。
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