(2000.8.19〜8.30

1346 長すぎた(Tcupの欠点) 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月19日(土)16時28分56秒
   既に十分長いけど、別のテーマで。
 帰りの機内で椎名誠の「さらば国分寺書店のオババ」を読みましたが、既読作品(「哀愁の町に霧が降るのだ」「気分はだぼだぼソース」「地球どこでも不思議旅」)と同様の尋常ではない面白さに加えて、構成の見事さに感心させられました。話があっちこっち飛んでいるように見えて、実は最後の文(本の題名と同じ)に向かって繋がっている。「緻密なフレスコ画」「ジグソーパズルの1つ1つのピースのように全ての部分に意味がある」という、ヴァントのブルックナー演奏に対する許光俊氏の評価がそのまま当てはまるようにも思います。これまで僕は椎名氏の文章を「非論理的だが説得力がある」と勝手に思っていたのですが、それが全くの思い違いであることに気が付きました。(ピースを見て全体が見えてなかった。)
 堪っている文庫本を片づけたら、しばらくはこの作家の著作をまとめて読んでみようかという気になりました。(ゆきさん御推薦の山田詠美も買わねば。)
 ところで、相馬さんの文章から受ける印象は誰かに似ていると以前から思っていたのですが、それが椎名氏であることにようやく思い当たりました。相馬さんは氏をどのように評価されているのでしょうか?(たしか東海林さだおは読まれているんでしたね。椎名氏は東海林氏の影響を受けていると述べています。なお僕も「ショージ君」シリーズはどれも好きです。)

 最後に、下で麻雀ネタが出ていますが、僕も24歳までは同級生達と随分やりました。それ以降はほとんど・・・・・(最近の学生はやらん。)麻雀マンガも好きで、近代麻雀オリジナルとゴールドを読んでいました。「スーパーヅガン」や「哭きの竜」の台詞はよく使ったなぁ。なお当時は、ほんまりう作「3/4」(よんぶんのさん)が最高傑作だと思っていました。
1347 アルベルトのサルサ 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月20日(日)00時45分43秒
   ディアマンテスのボーカリスト、アルベルトによるサルサのソロアルバム「ハートに火をつけて」。
 サルサは自分にとっては未知の音楽だから消化するには時間がかかりそうだが彼の美声だけでも感動もの。
 曲目がまた面白い。
 コンスエロ・ベラスケスの「ベサメ・ムーチョ」、安全地帯の「ワインレッドの心」、加山雄三の「君といつまでも」といった曲がサルサのアレンジで唄われる。もちろんスペイン語。

 それにしてもこの人はどこまで唄がうまくなって行くんだろか。
 アルバム発売にあたってインストアイベントが開催される。行くべし。

8月20日(日)大阪タワーレコード心斎橋店 13:00〜         
        大阪HMVあべの店     17:00〜
8月21日(月)広島タワーレコード     18:30〜
8月22日(火)HMV名古屋栄店      19:00〜
9月 1日(金)東京タワーレコード新宿店  19:00〜
9月 2日(土)横浜ランドマーク新星堂   15:00〜
9月 3日(日)東京HMV池袋店      13:30(予定)         
        東京HMV渋谷店      17:30(予定)

 泉さん、お帰りなさいまし。
 今日はちと眠いので細々としたコメントは後日。
1348 厄介な言語 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月20日(日)15時29分25秒
   古い話題にはレスしないと昨日言ったけど、日本語について書きます。前に少し触れた「○円からお預かりします。」が誤用であるということについて。
 例えば800円の買い物に対して客が1000円札を出した場合、店員が「1000円から800円お預かりします。」と言うのが正しい用法。つまり1000円のうち800円だけ店が預かって(=取って)、残りは客に返すということ。もしいくら預かるかを言わなかったらどうか? 英語で書いてみる。

I take 800yen from 1000yen. (1000円から800円お預かりします。)
I take from 1000yen. (1000円からお預かりします。)

 下の文章がおかしいことは幼児でも解るはず。何しろ他動詞takeの目的語がないんだから。ところが日本語では大野晋のような専門家に説明してもらわないとどこが間違っているのか解らない。本当に厄介な言語だ。

 あと、言葉の定義についても少々。ヨーロッパ系言語はラテン語から派生しているから、ラテン語の語源に遡れば(日本語では同じ訳になってしまう単語でも)厳密な使い分けはできます。漢語にしても漢字の成り立ちが解れば可能なはず。
 しかし日本語ではそれがちょっとばかり難しいように思えます。何となくですが。随分昔の「フジ三太郎」(朝日新聞に連載されていた漫画)で、三太郎が外国人に「おもいやり」と「きくばり」と「こころづかい」の違いを説明を行ったところ、4コマ目で外国人が「オーノー! ニホンゴ、ムズカシー」と言って泣き出す、という話がありました。しかし、「思い」「気」「心」という言葉が何を指すかというところまで突き詰め、使い分けている日本人が一体どれだけいるでしょうか? 少なくとも自分はできていないと思います。
 要は、我々は日常会話でも言葉の定義を曖昧にしたままでも何となく解ったつもりになっているけれど、それがネット上ではしばしばトラブルの原因になる。日本語は特にその危険性をはらんでいる言語ではないかと思った次第。
1349 暴走気味 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月20日(日)15時34分34秒
   ミシガン州(滋賀県と姉妹関係)の田舎町(人口16,000人)での語学研修が終わった後、直行で帰りたかったけれども、海外旅行シーズンで航空券が取れず、やむなくアナハイム(LA近郊)のホテル(ディズニーランドのすぐ近く)で二泊する羽目に。自分はディズニーにもハリウッドにも関心がなかったので、一人でショッピングセンターに行き、CDを探していた。そこにも日本人の親子が沢山いて自分をうんざりさせた。未だ世の中のこともよく解っていない子供をこんなところに連れてきてどうするんだ! 子供の頃からそんな贅沢を覚えさせたら百害あって一利無しではないか。「大きなお世話」「アンタは古い人間だ」と言われるのは承知ですから少し書かせて下さい。
 子供を途上国に連れて行き、現地の人々の生活と自分の日常生活の大きな違いに気付かせ、自分たちの生活が彼らの犠牲の上に成り立っていること、いわば彼らを踏みつけにしていることを教えるというのは大いに結構。アナハイムでも、ホテルのウエイターやメイク係、ショッピングセンターの清掃夫などは全てラテンアメリカ系の出稼ぎ労働者であること、そして自分たちは白人と同じ立場にいる(自分は憂鬱で仕方がなかった)ことに気付かせるなど、教材はいくらでもあったはず。脳天気に買い物に没頭している親達の気持ちが解らなかった。(自分は親になるつもりは更々ないのだけれど。)
 帰りの機内では、時差ぼけを軽減するために少しでも眠りたかったにもかかわらず、傍若無人に叫きながら駆け回るガキ共のせいでほとんど眠れなかった。発作的に機内食のフォークとナイフを使って凶器攻撃に出ようとする気持ちを何度抑えなければならなかったことか。(新聞沙汰を起こさなくて本当に良かった良かった。)

 話は全然変わって、ゆきさんの「なんだか」の最終部分を読んで思ったのですが、もしかして下のページを読まれているのでしょうか? (「 」内の文章がほとんど同一だったもので・・・・・)
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4150/dokusin5.html
1350 プリンになります 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月21日(月)00時16分00秒
   児童文学のオフ会で疲れたので箇条書き。

 武道館のチケット売れました。お騒がせしました。

 マゼール盤ブルックナー8番手に入りましたか。
 横浜の店にはまだあるかな。

「ポーギーとベス」は名盤と誉れ高いマゼール盤も日本では廃盤とか。
 9月にマゼール&ベルリンフィルの、ワーグナー管弦楽曲集第2弾が出るとか。

 椎名誠は「ジョン万作の逃亡」という短編集を読んだことがありますが……わけわからなかったです。

 いつぞやのチャットでの「プリンになります」の話は面白かったので私のサイトのとある場所で拝借しました。

 泉さんご紹介のサイト、随分ボリュームがありますねえ。ただ、言ってることはそこそこ納得できるけど、語り口があまり好きじゃないですね。
 それとも読ませることより吐き出すことを主目的に書いているのかな。
1351 変竹林を襲名しようか 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月21日(月)08時30分04秒
   改めて見ると、土日の連続長文投稿はあたかも変竹林氏のよう。特に最後のは完全な言いがかり。書き込んで暫く後、削除してしまおうと思ったほど。そこで気付いたが、新掲示板にはその機能がない。まあいいや。このまま晒しといてください。

 マゼールのブル8をなぜ気に入ったかというと、何しろブラスの炸裂がすさまじいこと。フォルティッシモの部分ではブラスとティンパニしか聞こえない。大多数の愛好家にとっては「と」としか言いようがないと思う。

 「ポーギーとベス」、検索したらラトル指揮のLDが出ているようですね。ただしLDは再生装置がないので、DVD発売を待ちます。また、マゼール盤は「トゥーランドット」と共に中古を気長に探すことにします。

 「プリンになります」は正確には「ミルクプリンになります」だったことを後で思い出しました。もしかすると言いがかりを付けたのは椎名氏かその友人だったかも。

 きりはら氏によるあのコーナー、久しぶりに更新されていましたね。ただし、最新ネタはあまりにも「吐き出す」度合いが大きすぎるような。(本人も自覚しているようですが。)
1352 椎名誠 投稿者:相馬契太  投稿日: 8月21日(月)09時29分59秒
   椎名誠は、実は読んだことがありません。恥ずかしながら。
 一時期、「売れている」という理由だけで、多くの作家の本を読まずにいた頃があり、椎名誠はちょうどそこにぶつかっている。
 それなのに、文章から連想されてしまうのは不思議だ。
 読んでみようかな。

 作家の文章を真似してたのは、高校の頃、安部公房の文体を真似していた時期がありました。これは結構長かったけど、その成果はご覧のとおり。
 形だけ真似してもダメなのよ。
 しかし、今もたまに懲りずに、山田風太郎を念頭においたりしてる。こっそりと。
 しかし、これも惨敗濃厚だな。
 関川夏央『戦中派天才老人山田風太郎』(ちくま文庫)はとても面白かった。
 1日で読んじゃった。
「きりきりの書庫」、俺は好きです。いつも見てる。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1353 麻雀漫画〜 投稿者:突撃隊長  投稿日: 8月21日(月)15時55分34秒
   俺もその(泉氏紹介の)サイト読ませてもらいました。
 不満がふつふつと煮えたぎった感じで。
 片寄った見方を批判するようでいて、結局批判する側も片寄ってるような。
 そりゃま、発言者固有の意見てのがあるのは当然だけど、あまりにヒステリックな印象。
 結局、ひととこに凝り固まっちゃってるんだな、っていう印象があるなあ。

 麻雀漫画は、なんといっても片山まさゆき!
 西原理恵子も好きですな。ちょっと違うけど。
 未だに昔の原作書き起こして恥ずかし気なく載せてる人は、もうやめにしてほしいね。
 そのネタもう何回も見たよってのが多すぎるね。
 かといって新しく原作を書き出すのは大変だよね。
 変な手筋で変な勝負してる漫画読んでも、かなり頭にくるから、そういうのもパス。
 その点片山まさゆきの漫画はすごい!実力の差だね。
 やっぱり究極的には、麻雀漫画書く人は麻雀の実力も相当要求されるって事だね。
1354 反省。 投稿者:突撃隊長  投稿日: 8月21日(月)15時57分44秒
   語尾に「ね」が多い。
「印象」なんてあいまいな言葉を、しかも二重に使用。

 改めます。
1355 ヤハリヤッパリヤッパシ 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月21日(月)23時06分33秒
  「1000円から800円」という用法があるのは初耳でした(でも実際にこの用法を使っても通じないだろうな)。なんで「から」なのかずっと不思議でした。
「フジ三太郎」といえば、同じく欧米人に「ヤハリ、ヤッパリ、ヤッパシ、どれが正しいのですか」と聞かれて「やっぱりヤハリじゃないですか、ヤッパシ」と答えて余計混乱させたという漫画を憶えてます。


 泉さん紹介のサイトについてもう少し。
 直接反論する気にはならないのでここで反論。

「心配を"利用"して他人を動かそうとする」という分析はちょっと違うような気がする。人を動かそうとする「動機」が抜け落ちている。
 この母親がしているのは「心配してるから動かそうとする」だと思う。心配の中身がズレているのは確かだけど、心配してるのは事実なのだから。
 虚栄心や世間体を「心配」に摩り替えたのなら「心配を利用して他人を動かそうとする」という評価も成り立つが、本当に心配しているなら「利用」でもないし心理作戦でもない。

「子供なら母親に心配をかけてはいけない、と思うべき」は概ね真理だと思うが。
 物心付いたばかりの我が子が遊びに行ったきり夜になっても帰らなくても平静でいられる親は多分いない。
 この人の論に添うなら子供は親に心配かけてもいいわけだし、「早く帰って来なさい」と子供を叱るのは「姑息」ということになるが。

 但し「あなたのためを思って」は禁句。
1356 そうかなあ 投稿者:相馬契太  投稿日: 8月22日(火)10時19分32秒
   きりはらさんの書いていることはそんなに偏ってるかな。
 むしろ、あまりにストライクすぎるのではないかと、そんな直球勝負でおい、なんてそんな感想だけれども。少なくとも、俺にとっては“まっとう”な意見です。
 反論してみようか。

 結局、このお母さんが心配しているのは「年頃の娘が“まだ”結婚していない」ということにつきるので、これがなぜ心配なのかといえば、加藤さんの言葉を借りれば、「虚栄心や世間体」からしかないんじゃないですか。
 だって、要するに“人並み”じゃないってことだけでしょ。その根底は。
 それを心配するのは勝手だけれど、じゃあそれは誰の心配なのって話になると、それは「お母さんの心配」で、じゃあそれをなぜ娘に言うのってことになると、「あなたのためを思って」しか出てこないじゃないですか。

「あなたは早く結婚をして(すなわち“人並み”になって)、私の心配を取り除きなさい。こんなこと言うのも“あなたのため”なのよ」。
 これで反発しない人はいないと思うけれども。

「物心ついたばかりの子どもが遊びに行って帰らない」のは“危険だから”でいいですが、「年頃の娘が結婚しない」のを心配するのにどんな理由があるのかってことで、それを同列に扱うのはおかしいでしょう。
(それでも俺は「子どもは親に心配をかけてもいい」と思うし、「心配して叱る親は『姑息』だ」と言い切ってもいい気はするけども)。

 相手が「世間体」という実体のないものを楯に意見するなら、こっちも「ひととこに凝り固まる」しかないんじゃないのかな。
 言ってもムダなんだから。相手がそこにいる以上は。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1357 結婚に対する考え。 投稿者:突撃隊長  投稿日: 8月22日(火)15時54分00秒
   結婚に対する見解の相違がまず。
 結婚するしないについて親が意見するのを、「虚栄心や世間体」のみから、っていうのもどうかな。
 俺自身がどう思うかは別として、例えばその親御さんは、我が子の老後の行く末を案じているのかもしれない。
 それに親御さん自身は結婚している訳だから、自身の体験上、結婚した方がいいと思っているのかもしれない。
 その意見を押し付ける事に関してはうんぬんできると思うんだけれども、少なくとも、善かれと思ってやっている可能性を否定する事はできないんじゃないかな。
 結婚観なんてのは、それこそ十人十色、千差万別なもんなので、押し付けることもできないし、逆に押し付けられた側も、自分自身の事例から普遍的な何かを言う事なんてできないと思うのですよ。
1358 三題噺 投稿者:オールドファン  投稿日: 8月22日(火)18時01分54秒
   異なった話題3件まとめてレスします。

 麻雀マンガと言えば私なんかは北野英明の阿佐田哲也原作ものが好きでした。昔の話ですが。片山まさゆきも面白かったけれど麻雀をやらなくなったら魅力を感じなくなりました。能条純一の「哭きの竜」や中島徹の「玄人のひとりごと」は面白かった。

 結婚観は人それぞれ、結婚するも良し、しないも良しでしょう。
 私の知人の何人かの例にすぎませんが、30才を過ぎた独身女性に対する親からの「結婚しろ」圧力は相当に強いようで、その反発でどの人もみんなカリカリきていました。(40才を過ぎると親御さんも諦めるようですが)
 ですから、泉さんの紹介されたサイトの筆者やゆきさんの気持ちはよく分かります。ヒステリックには思えません。

 椎名誠のプロレス好きは有名です。ルチャリブレを見に行ったメキシコ紀行とか、アブドラ・ザ・ブッチャーとのインタビューなどは読みやすいでしょう。
 ただ、初期の「昭和軽薄体」と呼ばれる文章と今の文章では落差が大きいので要注意。(叙情派西原と噛みつき西原クラスの落差ですから。)
1359 一人 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月22日(火)18時58分19秒
   「玄人のひとりごと」を忘れてました。あれは最高。片山まさゆきは「自己中心派」と「スーパーヅガン」しか知りませんが、どちらも傑作だと思います。突撃隊長さんの「変な手筋で変な勝負してる」とはちょっと違いますが、「3/4」では色々な奇想天外な技が出てきました。「ツモ牌相読み」と「王牌読み」は理論が説明されていて納得行きましたが、「牌温読み」にはさすがに抵抗がありました。また、麻雀はツキがかなり支配するゲームなので、「哭きの竜」の滅茶苦茶な哭き方にしても強運の持ち主なら上がれるだろうと割り切って読んでいました。
 ただし、同じ能條純一作でも「月下の棋士」はいくら何でも・・・・序盤の数手の応酬で、「125手目の3八金で詰みか」などと予告されると「将棋をなめんな、コノヤロー」と言いたくなります。プロ棋士には評判がいいようですけど、あの漫画。

 きりはら氏の母親にも虚栄心や世間体もあるとは思いますが、やはり娘が心配だという気持ち、とりわけ「一人暮らしは寂しいものだ。今そうでなくとも将来きっと寂しくなる」という考えを持っているのでしょう。しかし、彼女は家庭の構成員としての人生と一人暮らしの人生の双方を経験した上で比較している訳ではもちろんなく、おそらくは独身のままで壮年・老年を迎えた知人を見て、「きっと寂しいだろうな」と推測しているに過ぎず、さらにそれを自分の娘の、しかも数十年後の未来にまで適用しようとしている。
 こういう人は他人の気持ちを酌むことに優れていると言えなくもないでしょうが、悪く言えば「自分がこう考えるからには他人も同じように考えるはず、ましてや実の娘だから」といった少々お目出度い思考回路を持っている。自分の身近にいたら鬱陶しくてタマランと思うタイプですね。「寂しくなったらそのときに考えればいい。だから構わんでくれ!」ぐらいは言うかも。なお独身コーナーの他の文章を読んでいると、きりはら氏は寂しいということについては既に超越しているように感じられます。
1360 独り 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月22日(火)19時01分51秒
   話は「一人」から「独り」へと少々飛びます。
 昨日届いたある機関誌に「独りになって初めて知る真の繋がり」というエッセイが出てました。「日本人は本当に独りになれない、独りになることが恐い、みんなと同じことをして安心したいという思考がすごく強い。」けれども、ひとたび独りになってみると「今まで自分は周りと同調していたのではなく、実は埋もれていただけだ」ということに気づき、そこで初めて社会とどう繋がりを持ったらいいかということを考える。だから「共同体を一歩離れてボランティアに出よう。独りになることの尊さも、自分のことを本当に必要としている人がいるんだという事も体験できるから」という展開でした。(確かSWEDISH掲示板で相馬さんが同様の発言をされてましたね?)

 筆者は子供に対するカウンセラーを長年続けているそうで、子供の社会性についても書いていました。昔の子供は今よりも少し粘り強く、その分内にこもって抑圧するとか悶々と苦しむというような暗い部分があった。ところが最近の子供は何でも思ったことを口にする。そのことによって互いに傷つけ合っている。学校でお互いの良いところを書くという授業があった。そこで「あなたは太っている割には足が速い」と書いた子がいて、筆者が「太っているは余計じゃないか」と言ったら、「だって本当の事じゃない。本当のことを言って何が悪いの?」と返されたそうです。筆者はこういうことを例に挙げつつ、最近の子供には社会性がほとんど育っていない、それは実際にあまり人間関係を持って遊んでいないことや家庭の問題にも原因があると述べていました。
 今年に入って16〜17歳の少年が引き起こした事件のうち、いくつか(金属バット殴打事件など)は社会性欠如人間の無神経ぶりに対する怒りが爆発したのではないか、(運悪く?)社会性などを持ってしまった人間にとってはますます住み難い世の中になるのではないか。こんなことを考えて暗澹たる気持ちになったのでした。
1361 サンカンツ 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月23日(水)00時40分45秒
   サンカンツを初めて上がる。大した点数ではないが。

 親の「心配」に対する意見は突撃隊長さん、泉さんとほぼ同じなので割愛(最近この手の手抜きが多い私だ)。
 なんでそう思ったかというと、私の親も似たようなことを言うからなんですよ。独身者の老後は寂しい云々。そして別に世間体を気にしてる風でもなくて、独身主義の人の言い分に一定の理解を示しながらも「やっぱり寂しいものだ」と(知り合いにそんな人がいるのかな)。
 そういう性質の「心配」ならば帰宅しない幼い子供への「心配」と同列に捉えてもいいのではないかと。
「老後の寂しさを埋めるための結婚なんて相手に失礼だ」とかいう突っ込みもまあ成り立つけれども、それはそれ。

 くだんの母親の「心配」がどっちなのかはなんとも言えないけれど。両方かも知れないし。
1362 相馬と私が支持してる時点で偏ってるのかも
投稿者:ゆき  投稿日: 8月23日(水)09時10分04秒
   しばらくメールしか見ていなかったらえらいことになってますね。

 ええとまず、私もきりはらさんのところは愛読しています。私なら面倒で説明なんて省いているところを、あれだけ緻密に、というか執念深く書いているところには脱帽です。かならずしもそういう説明の全てに共感しているというわけではありませんが、9割がたは「うんうん」と思って読んでいます。

 でも、あのときに例に挙げた話は、パクったというわけではなく、「きいてられるか!」と思う事柄の例として、経験を踏まえて書きました。父が亡くなったときに「孫の顔を見せてあげられれば」「花嫁姿を見せてあげられれば」などと言われたのがいちばん鮮烈な記憶になっています。幸運なことに、私の親そのものは子どもに結婚を迫るという趣味はないのですが(だから多分父もそういうのは格別見たいと思っていなかったと思うけど、しばらく相馬と付き合っていると勘違いしていたみたい)。親戚のひとりやふたりなら我慢できるので、まぜっかえしてやり過ごしています。

 心配の件は、高校生の頃、帰りの遅い私はまさに「勝手に心配しといて私にそれを押し付けるな」と言ってはすごくひんぱんにケンカしていました。でも多分、座敷牢に閉じ込めておかない限り心配しないで済むなんてことはありえない(それはそれですごく心配)。そして「夜遅い=心配」というのも、時間帯別の犯罪発生率の統計(どこから持ってきたかは忘れたけど、特別夜に集中していない、ということを示すようなもの)を持って来たりして、心配の原因の除去に努めたりもしました。長い戦いだった。

 だから、多分私は幼い子どもの(確かに年齢にもよるけれど)遅い帰宅に対する「心配」についても、「老後ひとりだと寂しいわよ〜〜」攻撃についても、どちらもまあ思ったり言ったりするのは勝手だよな、が最大限の譲歩ですね。その通りに行動するかどうかはこちらの勝手。

 翻って今の自分のていたらくを見れば、あの門限7時状態が続いた方が良かったような気がしないでもない、ことも、実際にはあるのでした。

「寂しい」については、あなたは寂しいかもしれないけど私がそう思うかどうかあなたにわかるの? と言っておきましょう。そして、老後の寂しくなさを手に入れるために既婚者が払う犠牲の方が大きく見える、ことも多々あると思います。

 私、まだ非婚主義宣言してるわけではないのに。どんどんそういう感じになって行くなあ。今のところ全くする気にはならないが今後は知らない、というのが正直で正確な表現です。
1363 あらまあ 投稿者:ゆき  投稿日: 8月23日(水)09時18分01秒
   2重投稿失礼しました。
 そういえば、少し前の日経の夕刊で、アルベルト城間(写真付)紹介されていました。
 しかし何と言うか、おやじ向けの解説のようにも思った。
1364 泉さん化している私 投稿者:ゆき  投稿日: 8月23日(水)09時21分35秒
   高校生は幼くない。
 かなり事情が違ってくるなあ。またまた失礼しました。
1365 いじわる 投稿者:相馬契太  投稿日: 8月23日(水)09時44分00秒
   でも、その「心配」は「世間体」に根ざしてるんじゃないの?
 老後の心配も、一人じゃ寂しいというのも、それは全て、「結婚はしなくてはならない」というところから出発しちゃってるんじゃないの?
 自身の結婚の経験則だって、その世間の結婚観にとらわれているんじゃないの?

 なーんて意地悪な俺は考えちゃいます。
 そしてこれは、当の本人には自覚できないことで、言うだけムダなのかもしれない。
 善かれと思って(気づかずに)世間体を押し付けることも、そんな考えを持っていると気づかないゆえに、世間体を気にしてない様子でものをすすめることもあるんじゃないのかな。
 で、それは恐らく認識できないだろうから、言われる側は徹底抗戦するか、聞き流すかくらいしかないんじゃないだろうか。
 俺は、聞き流す派でしたが。

 でもね、一番でかいのは、例えそれが親にとっては単なる心配としても、背後に見える「みんなそうしてるのに」というプレッシャーは、本当に跳ね返すのが面倒くさくなるくらいでかいものだと。
 図らずも(かどうかは知らないが)結託してしまった「世間」というのは、本当に、もう、聞いていられるかそんな話。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1366 孤独の尊さ 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月23日(水)10時42分03秒
   老後の寂しさを回避するだけだったら若い愛人を囲うことでも可能だ。しかし親はそれは認めない。「結婚」の前に「人並みの」という言葉がしばしば付けることからも、「心配」が「世間体」に根ざしていることは明らかだと思う。しかしながら、「心配」の根底にはやはり孤独に対する恐怖などのマイナスイメージが同時にあると思っているのです。だから孤独の尊さを知った人ならば、そういう余計な「心配」はしない。

 「一人」「独り」にこだわるようですが、以前読んだ「共済メイト」(全国大学生協連合会の小冊子)の辻仁成氏へのインタビューには感心させられることが多かった。で、一部抜粋します。

「僕が学生のひとたちに特にいいたいのは、孤独と孤立は違うということです。人間が孤独で生まれて孤独で死ぬということは、とても尊いことでね。孤独は個人というものがきちんと立つために必要なものだと思うんです。けれど、孤立は周りを遮断してしまう。孤立は戦争を招くし、また、自殺も招くしね。これも人間と人間との間の問題なんですよ。」
「それから孤独ということの美しさを知って欲しいですね。自分は孤独だけれど、相手も孤独だと知ることから他者を尊重できる。孤独の中には協調性もあるし、相手を理解しようとするやさしさも共感もある。孤独であることは決して恥ずかしいことではないし、引け目を感じることではないことがわかれば、と思います。多くの人とつるんでないと生きていけないってことはない。いつもいつも渋谷の繁華街で明るく騒いでいることが生きていくってことではないしね。野や山や川を見て、そこでひとり生きていくこともできるんですよ。そのときに自然や地球や宇宙の流れというものが人間に与えてくれるエネルギーとか、そういうものを感じてくれれば孤独でも十分楽しく生きていくことができるんです。」

 で、辻さんは孤独を求めて今年離婚しちゃったんですかね? 冗談はさておき、亀井勝一郎氏はパスカルかモンテーニュ(どっちだったか?)の以下の言葉がよっぽど気に入ったようで、複数の著書で引用しています。

「神は人間に孤独を与えられたが、それでもまだ孤独が足りないと考えて結婚というものを与えられた。」

 危険です。絶対に止めてください!>泉さん化している私 (でも「泉さん化」ってなに??)
 泉賛歌ならどんどんやって下さい。
1367 (無題) 投稿者:突撃隊長  投稿日: 8月23日(水)12時06分47秒
   人間、ある社会で育ってしまった以上は、そこの文化的背景、影響抜きには何ごとも論じることはできないと思うのです。
 昔の日本の殿様は、妻何人もいたり側室100人いたりしたけど、今の日本人は一夫一婦制の世の中で生まれ育ったおかげで、道徳的にそういうのを受け入れられない人がほとんど。

 俺自身の意見では、結婚は必ずしも必要なものじゃない。
 年令的にもうそろそろ、なんてのも大きなお世話だと思います。
 でも俺はいつかは結婚するだろうし、したいね。子供だっていつかは欲しい。
 それはみんなが言うからじゃなくて、自発的に自分の意志でそう思うから。
 そこにはもちろん相馬が言うような無意識の部分もあるんだろうけど、それはそれでいい。

 押し付けるのはよくないね。みんな自発的に結婚なり何なりすればいいのだ。
 でも、される側にとっては「大きなお世話」な心配、意見、忠告でも、する側にしてみれば相手の為を思って、っていうお節介を全面否定はできないじゃない?
 1つの人生で、いろんなことを全て自分で経験できないのはしょうがない。
 そこで、やったことがない事(この場合親御さんの独身生活)をさも知った風に語るのは傲慢かもしれないけど、でも、例えば独身なら独身に対する感想なり意見なりが生まれたら、それを身近な人に伝える行為は、決して悪い事ではないと思います。
 ゆきの話に出てきた、デリカシーのかけらもない発言の類いは問題外ですが。
 あとは、言われた側がそれを聞いてどういう行動に出るかは各人の勝手ですよね。
 従ってもよし、無視してもよし、戦ってもよし。
1368 男と女の間には 投稿者:オールドファン  投稿日: 8月23日(水)18時33分09秒
  ♪男と女の間には深くて暗い川がある〜
と歌っていたのは'70年頃の野坂昭如ですが、

 この掲示板で盛り上がっている話題の流れに違和感を感じるものがあります。
 親の結婚圧力に反発してNoを唱えているのは、きりはらさん(他のHPですが)、ゆきさん、いずれも女性です。コメントしているのは突撃隊長氏を始めみんな男性です。
 一般社会での結婚圧力(親御さん、特にお母さんからの)は女性にとりわけ強烈にかかるものです。
 それは、文化的背景と言うより男性と女性の性差にかかわる根元的なもの、簡単に言えば「女性は出産する性なんだ」と言うことではないでしょうか。
 男性の場合は年齢的なものはあまり問題でなく、50才台でも(多分60才台でも)結婚して子供を作ることは不可能ではありませんが、女性はそうはいかない。
 通称マル高と呼ばれる高齢初産、最初の子を何歳で産んだかですが、年齢が高いと母子の生命の危険性が高くなるので、40才を過ぎてからの初産は危険と言われています。(林真理子やプロ野球の落合夫人の様に40才を過ぎての初産の例もありますが)
 また、出産後の子育てもハッキリ言って体力勝負です。(0才児は昼夜定まってないし、3時間ごとの授乳なんてしていたらお母さんには眠っている時間はないですから)
 30過ぎての出産・子育てはキツイ。これは私の経験でもあります。(私が出産したわけではありません、念のため)
 
「普通に結婚して子供を産んで育てるなら」早く結婚して若いうちに出産した方がいいのは間違いありません。ですから、普通に結婚して娘を生んだお母さんからすればなかなか結婚しない娘の存在は不安でたまらないはずです。30過ぎた独身の娘の存在は恐怖の対象かもしれません。
 「結婚が遅いと子供が産めなくなる」と本音を言うお母さん方は少ないとは思いますが、
 「結婚しないと年を取って寂しい」と言う言葉でも、娘に言うときと息子に言う時とでは中身が違うと考えた方がいいでしょう。

 だからといって私がすべからく女性は早く結婚して子育てをした方が良いなどとは思ってません、肉体的に楽なのは間違いないけれど人生それが全てでありません。晩婚で出産しようと、DINKSであろうと、独身で過ごそうと優劣はないと思ってますから。
1369 ホントめんどーなんすよ>オールドファンさん
投稿者:まみ  投稿日: 8月23日(水)19時41分14秒
   絶対ガキなんかうまねーぞ、と思いつつおめおめいきのびてしまっとるワシですが、一応夫がおりますもので、姻族にあうと、そのテの話がうぜぇのナンの。
 ウザがっているのは、何も独身女性だけではないのですよ。

 んでもって、こっそり。
 自分の安心のために子供を結婚させたがってる親は、世間体のたたねぇ配偶者をみつけてくると、前言撤回して結婚だの出産だのに全力をあげて反対するのですな。
 みていて、ひっじょーにオモシロイものがあるです。
1370 ハードルの高さ 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月24日(木)01時07分37秒
  「泉さん化」というのは多分連続投稿のことです。

 相馬さんのコメントを添削しよう。もしくは言葉狩り。

>でも、その「心配」は「世間体」に根ざしてるんじゃないの?

「わが子に寂しい老後を送ってほしくない」という気持ちそのものは世間体とは切り離せると思うけどなあ。

>老後の心配も、一人じゃ寂しいというのも、それは全て、
>「結婚はしなくてはならない」というところから出発しちゃってるんじゃないの?

 これは逆じゃないすか。
「一人じゃ寂しい」ということが「結婚はしなくてはならない」という価値観の出発点(のひとつ)なんじゃないでしょか。

>自身の結婚の経験則だって、その世間の結婚観にとらわれているんじゃないの?

 うーむ、わかるようなわからないような。
「結婚してよかった〜」と自分自身が思っているのなら、それに根ざしてわが子に「結婚せい」というのは世間の結婚観にとらわれているとは言えないんじゃないかと。「経験則と世間の結婚観が合致した」ということは言えるけれど。
 繰り返しになるけど両方が混じっていることはあると思いますけど。


 閑話休題。
 社会通念が人の人生を縛り付けてしまうのはもちろんいけない。
 でも同時に社会通念というやつは侮れないとも思う。侮れないから社会通念として残ってもいる。
「結婚=幸福」「独身=不幸」は誤りだけれど、「結婚によって獲得し得る幸福」がたくさんあるのは多分事実。
 殆どの人にとって、独身を貫いて幸福な人生を歩むのは、結婚して幸福になるより多分難しい。ハードルの高さは比較にならないと思う。

 だから独身主義の人の主張にはかなり警戒心を持つ。爺さん婆さんになってから「やっぱ結婚すればよかった〜」と臍を噛む人はかなり多いと思う。
 結婚、子育て、家族といったことに対する社会通念をクソ味噌に言いつつも全てしっかり享受している石坂啓の言葉には説得力を感じる。
1371 先達を軽んじるなかれ。 投稿者:突撃隊長  投稿日: 8月24日(木)12時05分55秒
   この前私が書いた文章は、問いかけに対し何ら答えになっていない文章だったんだけど、オールドファンさんと加藤さんの文章に書いてあるような事を言いたかったんですよ、実は。多分(笑)。

 人が自分に対して何か介入して来た時に、たとえそれを不愉快に感じたとしても、その度に、行動の背景にドス黒いものがないかって疑っちゃいけないと思うんですよ。
 この場合は、本当に気になってるのは「世間体」じゃないのか、みたいなね。
 もちろんその要素はあるでしょうけど、でもそればっかりじゃあないと思うんです。
 お人好しっぽく聞こえるかもしれないけど、そういうのは素直にとりたいな、と私は思う。
 もちろん、だからといって全て従うわけじゃない。
 その時は、「ありがとう、でもね...」っていうんでいいんじゃないだろうか。

 親が結婚しろと主張するのは、多分その方が幸せになる確率が高いと思ってるからなんでしょう。
 それに反発するのは、自分はそれにあてはまらないって思うからなんでしょうね。
 でも本当は、どっちも正しいんだろうな。視点が違うだけで。
 客観的に見てる分には、親側の主張するような、確率的に有利であろう行動の方が支持されやすいと思うんだけど、当事者的には、確率よりも「こうしたい」ってのが強いから、第三者から見るとおや?っていう結論に至る事もあるんでしょう。
 社会状況はどんどん変わるし人の価値観は様々だし、何でもかんでもってわけにはいきませんが、それでいて尚、人生の先輩の言う事には貴重なアドバイスが多く含まれていると思うんです。
 なんせ、私らなんかよりずっと沢山の実例を見て、その人なりの統計的データでものを言ってるんですから。
 そういう意味では、机上の論理よりは説得力があるかもしれないですね。
 もちろん、考え方次第でデータ解析の段階でバイアスがかかるので、その辺は考慮しないといけませんが。
 と、いうわけで、人の意見も大いに参考にしつつ、あとは好きにするがよろしい、ってことで。
1372 錯覚は困る 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月24日(木)12時50分32秒
   人は誰しも自分の過去と現在の間に引いた直線を延長して未来というものを考えるものだと思う。だから、ここに降りなさいと他人に言われても、直線上から大きく外れていてたどり着きようがない場所ならば、それは不可能なのだ。もちろん自分の引く直線が正しいとは限らない。他人の視点で引かれた直線も参考にした方がいい場合もあろう。もしかしたら自分と他人の直線が交わるところが正解なのかもしれないな。
 しかしながら、直線を引くことなしに、つまり個々人がこれまで歩んできた人生を尊重せず、徒に社会通念を当てはめようとするのは傲慢、というよりは罪ではないのかと考える。「それが普通だから」「みんなそうしているから」というような意見は耳を傾けるに値しない。確率論だって同じ。

 まあ早い話、自分の子にしたって他人な訳だから、これまでの生き様をよく見た上でアドバイスするべきじゃないか、ということが言いたかったんですわ。自分の子のことは一番(もしかしたら本人以上に)よく解っていると錯覚している親は決して少なくないような気がする。
1373 ですね。 投稿者:突撃隊長  投稿日: 8月24日(木)13時31分19秒
   今までの生き様を無視したような、そんな意見のされ方は困るでしょう。
 それを念頭に置いた上での話であると私は認識してます。

 双方のズレの原因は何?って思った時にこう思ったわけでして、それが常に正しいとか、そういうんではないですよ。
 ただ、事情を知らない(←さっきの文章では、この言葉入れ忘れてた)多くの他人にとっては、確率的な発想の方ががわかりやすい説明になるんではないかなあ、と。
 あくまで第三者、赤の他人の話ですからね。正しいとは言ってないですよ。
 ワイドショーのおせっかいコメンテーターは、私も嫌いです。
 でも、一考には値するとは思うんだがなあ。考える材料にはなるでしょ。
 多様な視点でモノ考えるのは重要な事。人が自分をどう見てるかってのも無視できない。
 もちろんだからってどうしろとか、従う従わないは全くの別問題ね。自分のしたいようにやればいい。

 そりゃもちろん錯覚されてての意見は困りますよね。
 そこんとこは各親子間の意志の疎通の度合いっていうか、ここで一般論では、これ以上言いようがない部分ですねえ。
 意見の食い違いの発生の要因であるとか、解決の手がかりってのに興味があります。
1374 尾崎豊獄中日記 投稿者: あい  投稿日: 8月24日(木)15時38分13秒
  尾崎 豊の獄中日記を発見大感激
http://www.netlaputa.ne.jp/~moto951/
1375 ウザイのはよく分かります>まみさん
投稿者:オールドファン  投稿日: 8月24日(木)17時44分21秒
   私もカミさんも結婚した年は若い方ではなかったですし、子供もすぐにはできなかったから親を中心とした親族の「子供圧力」の強さやうざったさは十分に承知しております。
 カミさんも「結婚・結婚」と言われ続け、いざ結婚したらとたんに「子供・子供」と圧力をかけられてうんざりしていました。

 これはカミさんの言ですが、(カミさんは学生時代から東京で一人暮らしでした)
「母親は大学時代は悪い虫が付いちゃいけないの、身持ちを堅くしろの言っておいて、就職したとたんに結婚しろの、いい男はいないのかと言ったって、学生時代に親の言うことを聞いて身持ちを堅くしていてどうやって就職したとたんにいい男が見つかるんだ。学生時代にいろんな男と付き合ってなくて男を見る目ができるか。」
1376 うーん 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月24日(木)18時27分15秒
   親子間の意志の疎通の度合いについて言えば、例えばきりはらさんにしても母親に何とか解ってもらおうとしたけど、どうしてもダメだったというようなことを書かれていますね。結局、親も子も独立した個々人で対等の関係にある(もちろん子が成人・独立している場合)ということを親が理解していない場合、子がいくら頑張っても意志の疎通は極めて難しいと思いますね。あるいは「自分には世間が付いている」と親が無意識にせよ考えている場合。少なくとも、きりはらさんのケースでは改めるべきは母親の側であるように僕は思います。(うちの場合は・・・・・双方に問題ありだろうと思う。先方はこちらに100%の非ありとして責めるけども。)

 ところで自分の場合、親の意見もあくまで他人の意見の一つとして捉えているので、「親だから」という理由で特に重要視するということはありません。むしろ自分が生まれ育った農村の慣習を社会の常識だと思い込んでの意見に閉口することも度々。一方、大学の恩師や先輩後輩、しばらく通ったプロテスタント教会の牧師さん、異国で一緒に暮らした仲間、そして過去の先人達。彼らの意見の中には自分の生き方に大きな影響を与えたものも少なくありません。
1377 いらぬ心配 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月25日(金)00時15分33秒
   あえて判定を下すなら、母親に非があるのは確かでしょうね。
 娘の幸せを願う気持ちから来る「心配」ではあっても、自分の「幸福の公式」に疑問を持たずに娘の生き方にケチを付けたら反発されるのは当然。
 但し最初に言ったように、母親への批判の中身には疑問。
 コラムを読んだ限りでは、そこには「摩り替え」はない。少しはあるかも知れないが、娘を本気で案じているのも確か。視野の狭さゆえの「いらぬ心配」ではあるけれど。

 ところでオールドファンさんの奥さんは男を見る目があったんでしょうか、なかったんでしょうか。とオールドファンさんに聞いてどうする。
1378 ふむ。 投稿者:突撃隊長  投稿日: 8月25日(金)09時53分20秒
   誤解を与えたかもしれませんが、親を親だから特別、ってんじゃないです。
 接触時間が長い、すなわち知ってる事も多い(かもしれない)んじゃないかと。
 そういう意味では、恩師でも先輩後輩でも、共に長く過ごして来た人の意見は同じように考えていいと思いますし、疎遠な親ならかえって知らない事も多いかも知れません。
 ここではたまたま、「親対自分」の文章について云々してたので、そのように書いたわけでして。
「赤の他人」てのは、こりゃもう芸能人の家庭騒動をテレビで見てるようなスタンスの人の事です。
 直接の利害も関わりないし、ただウワサ程度に聞いているっていう。
 実際そういうとこからのへんてこな意見って多いでしょ。
 久しぶりに会った親戚のおばさんとかが意見しちゃってたりさ。

 いらぬ心配ではあるけれども、案じているのも確か。
 私はその案じる心はむげにはできないな、と、そこんとこを言いたかった。

 うーん、でも泉さんが言うように、親が「対等関係」を理解しない場合てのもありますよね。
 そんで堂々回りになって、あのような文章に...って考えると、うーん。
 私も、今は自分の話じゃないから、こういう事を書いてるのかもしれないな。
 案外自分の事になったら、目三角にしてるのかもしれないし。
1379 あっ 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月25日(金)12時14分25秒
   僕は隊長さんの投稿の一部に言及しつつ自分の思ったことを書いているだけで、ご意見はすべて納得のいくものです。誤解や反論しているように思われたとしたら僕の書き方が拙いせいです。大変失礼しました。

 さて、他所の掲示板の話を2題。

 もはや風物詩というべきか、この時期になると決まって荒れるのがダイエーホークスの公式掲示板。「王監督は解任するべきです」というHNの荒らし(またの名を提言者)が数カ月ぶりに登場するや、影を潜めていた彼の仇敵(同じく荒らし、ただし「腹話術」ではないかと疑っている)や良識的反対者が次々と現れ、一晩にして修羅場と化してしまった。
 決定打とはならないにせよ、やはりホスト名を表示するしか対策はないと思う。
 http://www.hawkstown.com/fdh/opinion4/opinion.cgi

 一方、ONOさんという方のスペイン関係のサイトの掲示板ではMadredeusが話題になっています。コンサートに3回行った人、CDを7枚持っている人が参加しています。
 http://www60.tcup.com/6002/borracho.html
1380 母と娘のことだから 投稿者:オールドファン  投稿日: 8月25日(金)18時22分31秒
   何のかんのと言ったところで所詮母と娘の間だからできるやりとりでしょう。
 実の娘にだからこそズケズケと立ち入ってきて口出しするんだし、母親にだからこそ、口出しするなと目をつり上げて怒るわけです。(母親の論理には理不尽有りです。なにせ「親なんだから娘の心配をして口を出すのは当然」ですから)
 母親に非があるとか、娘がヒステリックだとか外野で口を出しても詮無いことでしょう。
 サバイバルナイフとか金属バットが出てきたら止めなければならないけれど、HPでの書き込みのレベルならばそれはそれで。

この、結婚しない女性とか、夫婦別姓とか、私らの世代から急増しています。
以前の少女マンガの花の24年組の話と同じで、新左翼の洗礼を受けているからなのか、はたまた高度経済成長によって多様なライフスタイルが可能になったのか。
そういえば竹宮惠子も、萩尾望都も大島弓子も山岸凉子も独身だったはず。
1381 ファンじゃないから 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月26日(土)00時52分14秒
   一般論として議論する分にはまあいいんじゃないでしょか。
 親のあり方、娘(息子)のあり方などなど。
 口出しはしなくても、おかしいものはやっぱりおかしいと。

 ダイエーの荒らしはあんまり面白くないですねえ。
 あんなんに本気で腹を立ててどうする。などと言えるのも自分がファンじゃないからだろうか。
1382 聞いてられるか2 投稿者:ゆき  投稿日: 8月27日(日)00時38分03秒
   暑いところに戻ってきました。でも、行ってたところも暑かった。意外と。

>聞いてられるか!ということって言われたことないですか? 
>100人に「早く結婚して親御さんを安心させてあげなさい」って言われても、しないよあたし。

 というのが発端となった私の投稿ですが、「聞いてられるか!」と思う理由は3つあります。

1.私の親は私が結婚したからといって安心しないから
2.私がどういう人と、どういう関係を結ぶかについては他者に関係のないことだから
3.「社会通念」に対して何の疑念も持たない心証の持ち主は尊敬しかねるから

 ただ、1番については私の親が「強がっているだけで本心は違うに決まってる」と言われれば、そんなことは私にもわかりません(本人が言ってくれない以上)。2番については私自身は、個々人の人間関係というものはあらゆる意味でとても個人的なものだと考えますが、そうじゃない人は沢山いるからな。3番についても、私だってそのまま受け入れている「社会通念」もある訳で、あまり声高には言えない。

 通常は2番の考えをベースに「余計なお世話」とかいうことが多いですが、たいていの人は「予定がなくて焦っているものだからそういう話題に触れられて怒っている」と解釈するのよね。もういいけど。どうでも。

 というわけで、どんなに尊敬していた人でも、これを言われたら、聞き入れるのではなくその人に対する尊敬の念を撤回! という言葉はあると思うのですよ。私にとってはこれもそうだったのですが、その辺の雰囲気はわかりにくかったということなのかしら。
1383 聞いてられないこと 投稿者:相馬契太  投稿日: 8月28日(月)11時05分43秒
   俺も思い出した。聞いていられるか! ということを。
「そんなに肩肘張ってて辛くないか」。
「もっと楽にすればいいのに」。
「そんなに自分をガードしてどうするの」。
 あのね、俺はこれが楽なの。あなたの考える心安らかな状態とは違うのかもしれないけれど、肩肘張って、ガードを固めてる(ように見える)のでリラックスなの。
 だいたい「自然体」がいいなんて誰が決めたんだ。
 俺は「不自然」で「不安定」(に見えて)でかまわないんだからほっといてくれ。
 中にはガードを下げさせようと頑張る人までいて、お前、そのうちパンチが飛ぶぞ。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1384 (無題) 投稿者:突撃隊長  投稿日: 8月28日(月)11時37分12秒
  >オールドファン
 加藤さんがおっしゃってる内容で、私もほぼ同感です。
 普段顔をあわせる関係ではともかく、ここではこんなのもありかなと。

>ゆき
1.については、特にコメントないっす。
2.については、人それぞれの考えだろうし、俺も同感と言っていいと思っています。
 誰が誰とどう関わるかは、少なくとも自由意思に基づく友人関係においては、(様々な思惑、例えば親切心から)意見する事も、それはそれでありと思いますが、過干渉はすべきでない。
 どこから先が過干渉か、どこに線引くかはわかんないけど、これも個々人の感じ方でしょうから、あとは相互理解がうまくいくかいかないか、友人関係が存続するか否か、の問題かな、と思います。
3.については、うーん、ま、確かに何でも「みんながそうだから」ってんじゃあ困ると思いますね。
 でも、大抵の人は、その通念が妥当かどうかを考え、判定して、その上で自分の考えとしてその通念を支持していると思うので、そこまで考えた上であれば別に問題はないと思うのですが。
 だからゆきも、その作業も経ずに妄信する輩には、「声高に言っ」たっていいと思うんです。

 俺が「聞いてられないこと」ったら何だろう?
 触れられてムカっとくるネタは、...
 やっぱりあれかな、素行の問題かな。飲み飲みを指摘されていろいろ言われるとイヤーな気分だ。
1385 あら。 投稿者:突撃隊長  投稿日: 8月28日(月)11時40分03秒
   オールドファンさんへのコメントに補足。
「普段顔をあわせる関係」じゃないから何やってもいいってんじゃなくて、客観的に議論するに適した環境ではないかと、そういう事を言いたかったのです。
 沢山の意見もあつまるだろうし、直接の対話よりもかえって言葉が吟味される。
 その点俺はまだまだ未熟ですけど。
1386 掘り出し物 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月29日(火)00時24分13秒
   中古CD掘り出し物いっぱい。なんでこんなに安いんだ?

・クライバー「ニューイヤー・コンサート1989」\1,000
・コンピレーション「プレイ」\600
・メカーノ「アイダライ」\500 ←泉さんご推薦
・ジプシー・キングス「モザイク」\1,500
・クスコ「デザート・アイランド」\500
・クスコ「クスコ2」\500

 ジプシー・キングスがもう1枚あったが見送り。
 アラ・ドス・ナモラードスもあったなあ。
 大体マドレデウスの新アルバムまだ聴いてないやんけ。

 お、誰だかよくわからない人を罵倒している相馬さんだ。どうしたどうした。そんなに肩肘張ると疲れまっせ。もっと気楽に。
 よし、これでもっと怒るにちがいない。
1387 愛だ雷 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月29日(火)08時50分12秒
   当地は中古屋CDが極めて少ないだけでなく、日本語曲と英語圏のロック・ポップス以外は全くといっていいほど置いてない。掘り出し物が手に入ることはもちろん、掘り出し物を捜す楽しみすらない。羨ましいなぁ!
 メカーノの「アイダライ」、僕も名古屋の中古屋で500円均一コーナー、時には2枚500円コーナーに並んでいるのを見ました。前作(国内発売第1作)「スペインの玩具箱」"Descanso Dominical"が素晴らしかったため続けて買ったものの、期待はずれだったので売ってしまった、という人が多いのかもしれませんね。(「スペインの玩具箱」は中古では滅多に見なかった。)
 そんなに悪いアルバムではないと思うけどなぁ。一番好きなのは"Tu"、次が"Naturaleza Muerta"です。(サラ・ブライトマンが昨年カバー)。どの曲もメロディが覚えやすくていい。(表題作はもう一つという気もするが。)
 しかし、最近全然聴いてないなぁ。他のラテン・ポップスもそうだが。
1388 キーッ!! 投稿者:相馬契太  投稿日: 8月29日(火)12時01分40秒
  > そんなに肩肘張ると疲れまっせ。もっと気楽に。

 それは私たちいかり肩の女性に対する侮蔑ととらえていいんですね>加藤さん
 許せません。断固抗議します。

<アメフトなんてやってないって言ってるでしょ!わからないの!女性の会>
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1389 はずかちい 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月29日(火)23時31分50秒
   あれま、「アイダライ」ってそんなに手に入りやすいCDだったんですか。
 メカーノのボーカルは確かに美声。谷山浩子と似ているように感じたのは気のせいかな。
 音楽については、今までに聴いたことのないタイプの軽さにちょっと疲れました。好きかどうかは聴き込んでみないと何とも言えません。
「Tu」は随分とえろちっくな歌詞だったんですねえ。きゃあはずかちい!

「スペインの玩具箱」の方が人気があるんですか。それならそっちも聴いてみたい。
 泉さんはとりあえずタニア・リベルターを聴いて下さい。近くにHMVないですか。中古ではまず手に入らないと思います。

 またしょうがないな、相馬さんは。
 怒るのはコンプレックスの裏返しなんじゃないですか?
1390 ちゃちゃ 投稿者:出羽桜  投稿日: 8月30日(水)01時02分04秒
   肩幅なら加藤さんには負けません。

<肩パットがいらない女性の会&冷凍カレー友の会>
1391 俺に訳させろ 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月30日(水)08時42分54秒
   "Tu, y sin ti yo no. Tu, y sin ti ya no."のあたりを聴いているうちに感情がこみ上げてくる。メカーノの曲でそうなるのはなぜか"Tu"だけ。
 ところで、(歌詞の細かいところまではチェックしていないけれど、)タイトルの日本語訳にはケチを付けたいところがいっぱいある。"Naturaleza muerta"(死んだ自然)を「ムエルタ」(英語ではdead)にしてしまうのは歪曲ではないか? "El lago artificial"はどう考えても「人造湖」としか訳しようがないぞ!(「不自然な湖」って??) 何より気に入らないのは、「スペインの玩具箱」中の(最高傑作と思う)"Mujer contra mujer"。レズビアンを歌ったこの曲の題名を「ムヘール」だけにしたら、内容が全く反映されないではないか? 僕なら「女同士」か「女と女」にする。(露骨すぎるか?)ちなみに「スペインの玩具箱」の訳者はマドレデウスのCDでもおなじみの国安真奈氏。
 (このところブルックナーばかり聴いていたせいもあるのでしょうが、)昨晩「スペインの玩具箱」を久々に聴いたところ、僕も「軽いなぁ」と思いました。最初のうちは「こんなのを気に入っていたのか!」と少し愕然とする思いでした。3曲目の"Mujer contra mujer"あたりから耳に馴染んできましたが。ただ、メカーノのサウンドはラジカセやミニコンポでの再生に向いており、いい再生装置だと「軽すぎる」と感じてしまうこともあるように思います。

 来月30日に名古屋に行くことが決定したので、その時にタニア・リベルターを入手することにします。とっかかりはベスト盤でよろしいでしょうか?
1392 タニアはベスト版でいいかも。 投稿者:まみ  投稿日: 8月30日(水)11時14分23秒
   でも私は「アルフォンシーナ」もおすすめしておこう。「限りなき愛の歌」もおすすめ。

 肩パッドほしい。肩にカバンかけてもずりおちないやつ。
 なで肩もすぎるとみっともないものだわ。
1393 加藤さんへ 投稿者:相馬契太  投稿日: 8月30日(水)15時33分08秒
  (↓)これです。
http://www.tcp-ip.or.jp/%7Ejswc3242/042.html
1394 宣伝してもよろしいですか? 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月30日(水)18時49分31秒
   出羽桜 さんによる「冷凍カレー友の会」という文字を見て、ふと「全冷中」を思い出してしまった。(山下洋輔氏が作った「全日本冷し中華愛好会」のこと。椎名誠氏もメンバーだったかな?)
 「冷友会」というのはどうでしょう?

 さて、ホークス掲示板でマナー向上のためホスト名を表示せよと主張したものの、賛同者は現れず。何を恐れることがあろう。
 ところで昨晩、提言者氏が仇敵の優勝万歳氏と同一人物であるとアッサリ認めてしまった。(優勝万歳氏は否定している。)この展開は読めなかった。こう出られると、もしかしたら別人じゃないかと考えてしまう。何にせよ、提言者氏と彼を諌める人達の応酬も最近はマンネリで全くつまらない。「悪質投稿への模範的対応」などとして、「顛末」中の「採点」と「朝帰り」を紹介しようと思うのですが、よろしいでしょうか?
 
 今日「カラヤン掲示板」というところを覗いてきましたが、「音友」というスレッドには結構笑わせてもらいました。特に「やっていない幻想の感想をノーチェックで載せてしまった雑誌」という箇所。あのU氏が槍玉に挙げられています。
http://www2.tnet.co.jp/~maruzemi/karajan/karajan2.cgi
1395 少女漫画め 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月30日(水)23時38分06秒
   まずディアマンテス情報。
 アルベルトが教育NHKテレビの「スペイン語会話」の8月30日〜9月一杯、毎回番組の最後に唄います。多分。
 放送は水曜6:40〜。再放送は土曜0:40〜(金曜深夜)。


 少女漫画の名作と評判の「こどものおもちゃ」(小花美穂)1〜4巻購入。値崩れしないので買わずにいたのが4冊400円で売っていた。うーむ、これが傑作だろか。
 まず家族の描き方にリアリティを感じない。「こんな家族はない」とかいうのではなくて、描写そのものが上滑り。
 そして何よりも、「不幸な家族」に身を置く少年に対する主人公の接し方が最低。

「私 あんたみたいな暗いやつ見てると なんか かなしくなっちゃうんだよね。なんか暗さのもとの原因があるんなら それ なんとかして… もっと楽しくしようよ!」
「力になれることあったら言ってみ? できることなら なんでもしてあげるし!」

 不幸な境遇に心を痛めるのはいい。でもこれはなかろう。しかもはね付けられると「人がせっかく……」。ダメな接し方の見本やんけ。
 それに「もとの原因」って言葉が重複してるし。(世間ずれした母を「凡人ばなれ」とかわけのわからん説明したり、言語感覚がひどすぎる。)

 少年の突っ込みも的外れもいいところ。
「お前は自分の考えだけが正しいと思ってんだろ。それを人におしつけんなよ。」

 出た!ネットでもおなじみ「押し付けるな」攻撃。
 責めるべきは「押し付け」ではなく、簡単に人の心を癒せるという思い上がりだろうに。そう言うと大抵「私は思い上がってなんかいない」と言い張るのじゃが。

 更にこの主人公、不幸な少年の家に乗り込んで、少年に冷たく当たる家族を非難する。勇気があるというよりバカ。
 また、主人公(子役俳優)が丁度出演しているドラマのシチュエーションが少年の家族に偶然似ており(笑)、それを見て「考えさせられた」父親は、少年との接し方に変化を見せる。
 家族の確執がこんな簡単に氷解するか〜。大体こんな物分かりのいい父親だったら始めから確執なんて起きんだろ。

「現実なんて大きくなればイヤでも知るから今は知らなくていい。夢見てていい。子供はそれでいい。」おいおい。

 主人公がクラスで仲間外れにされかかっているのを察知したバカ教師、「授業中にこんな紙が回ってな」と本人に「紗南ちゃんと口きーた人は仲間ハズレだよ」と書かれた紙切れを見せる。
 見せられた主人公はさして傷付きもしない。

 こんな考えで生きてたら、いずれ冷凍カレーで身を滅ぼすぞ。関係ないか。

 それにしてもなんだこれ。
「お前また自分の考えが正しーと思ってんな。」
 当たり前じゃん。自分の考えを間違ってると思ってるやつなんているかいな。自己矛盾してるよ。


 おみなえしってそういう花かあ〜。せりなづな……ってこれは春の七草か。

 うちのサイトの転載はどうぞ。でも低レベルの荒らしが来るのもつまらないのでここのアドレスはとりあえず伏せておいて下さい。その後の展開次第では公開してくれても構いません。
「ノーチェックで載せる」は笑えるなあ。もっとやれU氏。