(2000.8.31〜9.28

1396 少女漫画だからこそ 投稿者:kana  投稿日: 8月31日(木)02時19分03秒
  「こどものおもちゃ」に関する加藤さんのご指摘、いちいちごもっともで、笑っちゃいました。でもあれ、とりあえず「りぼん」ですから。だからこそ「あの程度」が通用する。はっきり言ってお昼の主婦相手のメロドラマと同レベルなのに、アニメにまでなってしまう。一方でだからこそもうちっと何とかしてもらわんと読者=小学生の女の子達に対して、悪影響なんじゃ・・・・?という事なんですよね?実際、私の知り合いの小学生は、当時日曜日の朝(だったかな?)のアニメを、毎週それはそれは楽しみにしていました。やばいですよね。。。。。少女漫画雑誌の最大手なのになあ。プライドないんじゃないですか?
突然乱入してゴメンナサイ。失礼いたしました。
1397 ディアマンテス情報は本当です
投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月31日(木)08時56分36秒
   昨日の朝、「スペイン語会話」見ました。多数のリクエスト葉書に応え、"La flor de la canera"という曲を歌いました。ドミンゴのCDに入っている豪華なオーケストラバージョンとは異なり、2本のギターによるシンプルな伴奏のためにアルベルトの歌が引き立っていると思いました。

>うちのサイトの転載はどうぞ。でも低レベルの荒らしが来るのもつまらないのでここのアドレスはとり
>あえず伏せておいて下さい。その後の展開次第では公開してくれても構いません。


 ありがとうございます。ホークス掲示板は少々トーンダウン。とりあえず、傍観者と冷笑的投稿者に向けて「朝帰りその2」の後半部分を書き込んでおきました。アドレスは出していません。「顛末」の未整理原稿がこれ以上増えてもお困りでしょうし。

 タニア・リベルタの"20 de coleccion"が生協の輸入盤カタログに載っていたので、昨日注文しておきました。
1398 いいじゃないか 投稿者:相馬契太  投稿日: 8月31日(木)10時26分51秒
   まず始めに断っておくと、『こどものおもちゃ』は少女マンガの傑作ではありません。
 これから何年経ってもその評価は変わることはないでしょう。
 だからまあいいじゃないかと、俺は思って読んでましたが。
 俺はその時、矢沢あい読者だったのでそれ程思い入れもなかったし。
『ご近所物語』の方が面白いよ。とはいえ、あんなに暑苦しい高校生はいやだけど。
 少女マンガだったら、ここ最近のいくえみ稜はとても面白い。
『ばら色の明日』とかね。
 もしくは、きらの『まっすぐにいこう』は現在連載中。
 こっちの方を読んでみてよ。
 後は、以前も言ってるけど、例えば岩舘真理子『キララのキ』とか、耕野裕子『CLEAR』とか、吉野朔美『恋愛的瞬間』とかって、これじゃ「ぶ〜け」「YOUNG YOU」読者だったとばれてしまう。
『柏谷コッコの人生漫才』とか。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1399 カラヤン 投稿者:相馬契太  投稿日: 8月31日(木)11時26分44秒
   泉さんの言うサイトに行ってみました。
 とはいえ、クラシックは何もわからないので、本当に行ってみただけですが。
 話のネタのU氏と言うのもなにがなにやらだし。
 しかし、彼を責めるくだりで、U氏がベンツ30台がどうこうと例えたのを評して、「俗物」であると結論づけていたのはすごかった。
 やっぱりクラシックは俗物が聴いちゃいけない音楽だったんですね。
 どうりで、俺には聴けないと思った。納得納得。

 いや、しかし「俗物」ってさ。明治の書生じゃないんだから。
「やっぱりとんだ俗物だね」「まったくだね」。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1400 U氏 投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月31日(木)12時24分06秒
   カラヤンがクラシック音楽の普及に最も貢献した人物であることは誰しも認めています。しかし、彼が常に「(大衆に)解りやすい音楽」を心がけていた点が一部の評論家には気に入らなかった。
 長年にわたりカラヤン批判の先頭に立ってきたU氏こと宇野功芳氏は、「天才が作った音楽が誰にも解るはずがない、だから解りやすいカラヤンの音楽はダメなんだ」といった主張を続け、熱狂的支持を受けると共に罵倒をも浴びているという極めてユニークな存在です。
 U氏を中心とするグループはそれに飽きたらず、自家用機を乗り回しているだの高級外車で演奏会場にやって来るといった演奏スタイルとは全く関係のない点にまでケチを付けてきました。「カラヤンは俗物だ、だから彼の音楽はダメだ」という一種の側面攻撃。これがカラヤン支持派には大いに気に入らなかった。
 あの掲示板でのU氏への「俗物」扱いはちょっとした報復みたいなもんでしょうね。とにかく、U氏にしてもU氏を俗物扱いした人にしても、自分のことを俗物とは思っていないのでしょうか? そうだとしたら相馬さんの「俗物パンチ」(失礼)を貰ってみたら目が覚めるかもしれない。

 ちなみに、僕は自分のことを「俗物」だと十分に認識しているので、俗物扱いされても別段腹は立ちませんが、「カラヤンの演奏を良いと思っている人間は音楽を全く理解していない」といった発言にはさすがにカチンときますね。

訂正
 "La flor de la canera"の伴奏者は2名でしたが、1人は太鼓でした。
1401 俗物パ〜ンチ!! 投稿者:相馬契太  投稿日: 8月31日(木)13時29分29秒
   かつてモーニングで『俗物王』というマンガがあったが、それはさておき。
 なるほど、あの発言の裏にはそういったいきさつがあったんですね。
 それで出てきた言葉か。了解了解>泉さん
 しかし「誰にもわからない」ならば「わかりやすい・わかりにくい」という議論すら出来ないはずではないかと思うのだが、いかに?
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1402 会ってみたい、青白い病的な天才
投稿者:泉泰弘  投稿日: 8月31日(木)18時09分34秒
   しまった! 書き方が悪かった。
「誰にも解るはずがない」ではなく、「誰にでも解るものであるはずがない」と書くべきでした。
 早い話が「バカにはわかりっこない」というエリート意識丸出しの主張です。U氏はファンや評論家の間で人気の高い演奏家を貶し、「俺だけが解っているんだ」とばかりにマイナーな演奏家を持ち上げる傾向があります。この姿勢が一貫している点は、評価できないこともないのですが・・・・・
そういえば、フィリピンの後輩への手紙にこんなことを書いたこともあったなぁ。

「傍若無人」評論家の宇野功芳氏は、ムラヴィンスキー(註:ソ連の指揮者)の音楽を「青白い病的な天才だけが理解できる芸術」などと評していました。(ただし、故ムラヴィンスキーは一般的人気も博している「数少ない例外」)

 自分はもちろん天才でもないし、畑仕事で真っ黒に日焼けしているけど、ムラヴィンスキーの音楽の凄さは解っているつもりなんですけどね。
1403 お呼びですか>青白い病的な天才
投稿者:加藤 浩司  投稿日: 8月31日(木)23時45分44秒
   kanaさんいらっしゃいませ。
 私は比較的最近少女漫画を読むようになって、山岸凉子や吉田秋生のような優れた漫画家も随分知ることができました。特に山岸凉子は古本屋で見付ける度に買ってます。
 でも「こどものおもちゃ」はちょっとなあ。この作者は無自覚に人を傷付ける人の典型なんじゃないかとさえ思う。二宮和子だかが誉めていたような気がするが記憶違いだろか。

 訳詞について。マドレデウスでは国安真奈氏の訳は結構好きですけどね。特に「陽光と静寂」なんかは。意訳が過ぎて暴走することもあるのかな。
 一方高場将美氏はもろ直訳なのがちょっと。

 ええと、だからディアマンテス情報は8月30日の回を観ての情報で、9月の回も全部唄うかよくわからないということで未確認情報なんどす。
「20 de coleccion」って私が持っているのと同じです。まみさんが「これだけは聴け」という「アルフォンシーナと海」も入ってます。
 しかしなぜLibertadがリベルターになってしまったのだろう。

 文学や芸術への理解の薄い人を「俗物」と評するのは間違いではないんじゃないかと。少なくとも言葉の定義としてはおおいに正しい。
「誰にも解るはずがない」をそう取りますか、相馬さん。それは人の言わんとすることを汲み取ろうとする姿勢が……なんてね。

 そう言えばパソコン雑誌にプログラムを盛んに投稿している人で「私のゲームは取っ付きにくいかも知れません。でもわかりやすいゲームは所詮それだけのものでしかないのです」とかしょうもないこと言ってる人がいた。わかりやすさと奥深さの両立したゲームはごまんとあるぞ。
1404 もっとも「知的」なのは、 投稿者:まみ  投稿日: 9月 1日(金)08時44分42秒
   ややこしいコトをわかりやすくシンプルに説明することなんだよね。
 ややこしいモノをややこしいままいじくり倒すのは、タチのワルいアホ、ってことで。
 加藤さんのプログラム送付者の話よんで思った。

 アルベルトのサルサ、きいたよ。試聴だけど。
 声すごいねーっ。じっくりききたい声だわ。伴奏がジャマになっちゃうくらい。
 いつか、ギターの名手とサシでアルバムつくってくれんかな。
1405 いつかお会いするのが楽しみ>青白い病的な天才
投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月 1日(金)09時01分09秒
   まず、スペイン語の子音で終わる単語について。日本人にとっては少し発音が難しいですね。usted(英語のyou)を例に取ると、最悪なのはウステッド。これでは音節数が増えてしまい、解ってもらえません。それを避けるためにウステーと発音する人が多いようです。「リベルター」式の表記はこれに倣ったものでしょう。より正確な発音はウステ「ウステッ」なのですが、日本語としてはおかしいので、僕はどうしてもカタカナ表記しなければならない場合、「ウステ」と書きます。(なお、ボリビアに10歳まで住んでいたある人によると、ウステと言った後に息をフッと抜くのが最も良いとのことでした。)

 昨日、宇野氏のカラヤン評をもう一度読んでみました。その一部。

(カラヤンの功績を評価した後)「しかし問題は、多くのファンがカラヤンの音楽を通俗的だと思わず、芸術的だと錯覚したことではあるまいか。カラヤンの演奏に接してクラシック音楽に入門するのはよいが、初歩の段階を過ぎたら、他のもっと優れた演奏家に移ってゆかなければならないのである。」(←大きなお世話やんけ。)

もう少し続けてみます。

「ほんとうに優れた演奏家は甘口専門ではない。もっと辛口で、苦い味わいを持っていたり、厳しく大衆を拒否したり、孤独で、深遠で、ときには近寄りがたい存在である。」

 この文章自体は尤もだと思うのだが、問題は宇野氏がカラヤンを「甘口専門」「通俗的で芸術的でない」と断定する材料として、自身の好き嫌いだけを採用したことではあるまいか。宇野氏はムラヴィンスキーの項でこう書いている。

「音楽ファンの中には、好き嫌いと良し悪しを混同している人が多いが、芸術を批評する者はここのところをまちがわないよう、固くいましめなければならない。」

 しかし、氏が「固くいましめていた」とはとても思えない。常にといっていいほど自身の好き嫌いに頼り、客観的に良し悪しを判断していたことなどなかったからだ。
 ところで、「カラヤン掲示板」で名指しで「嫌い」と書かれていた許光俊氏は、宇野氏をこのように評しています。

「『本当にスゴイ芸術家はなかなか世に理解されないし、大衆的人気を獲得できない』という殺し文句が、何かしらコンプレックスを抱えた読者をいたく満足させているように思う。」

 宇野氏についてはこれくらいにして、ここで「わかりやすい」に話を移します。実は許氏もこんなことを書いているんですね。

「みんなが推薦する演奏はたいがい愚にもつかない演奏である。だって、みんながわかるくらいだもん。表現の先端を追求し、必然的に多くの人には理解不能となる芸術としては愚劣なはずだ。」

 許氏の文章は基本的には好きなのだけれど、彼のこういった部分には「付いていけんなぁ」と思わざるを得ません。しかし、宇野氏や許氏だけでなくこういう考え方の人間は決して少なくないと思います。

 僕は何十万枚(クラシックとしては異例な売り上げ)も売れたというCDは一応チェックしてみるのですが、「アルヴォ・ペルト作品集」とかグレツキの「悲歌のシンフォニー」とか「グレゴリア聖歌」などは「確かにいい!」と思わせるところがありました。
 ここで思うに、作品が奥深い何かを持つから多くの人の心を捉え、やがて「わかりやすい」と言われるようになるのであって、最初に「わかりやすい」ものがあるわけではない。「わかりやすい」=「通俗的」or「愚劣」という考え方は、「わかりやすい」を「質が低い」と混同するところから始まる誤謬ではないか、等と考えたのでした。
 なお、僕は「流行しているから」という理由で敬遠するということはないのですが、「おしゃれ」「かわいい」「かっこいい」などと言われているものは、(以前は「そんな物にろくな物があるはずがない」などと放言しては、ひんしゅくを買っていたのですが)「自分には合わないから」という理由で手を出さないようにしています。
1406 ガセネタにあらず 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月 1日(金)23時39分47秒
  「スペイン語会話」のテキストをよく読んだら、9月は毎週アルベルトが唄うとありました。間違いナシ。
 ということでまみさん「スペイン語会話」観ましょう。

「ハートに火をつけて」聴きましたか。
 とにかくこのアルバムはアルベルトの声の凄さが際立ってるから、「伴奏が持ち味を殺してる」という評価があるというのが理解できなくて。気になるから誰か説明してくれ〜。

 宇野氏の「甘口」の話で、またも今江祥智のエッセイを思い出す。「酒の原点は旨口。激辛の旨口がほしい。激甘の旨口はもっと難しい。」
1407 誰か貴腐ワイン寄附して 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月 4日(月)08時19分00秒
   僕は甘口ワインは苦手なので、ドイツワインは買わないのですが、アウスレーゼぐらいになってくると甘さなど忘れて「こりゃウマイ!」と叫びたくなってしまいます。それ以上のクラス(アイスワインとか貴腐ワイン)はどんな味がするのだろうか? なお、上限を1500円に決めているので自分ではアウスレーゼは買いません。先週土曜日、シュペートレーゼ(遅摘ブドウで作るワイン)の見切り品を(1680円→880円)買ってきた。空けるのが楽しみ。

>もっとも「知的」なのは、ややこしいコトをわかりやすくシンプルに説明することなんだよね。
>ややこしいモノをややこしいままいじくり倒すのは、タチのワルいアホ、ってことで。


 うーん。これについては瀬戸内寂聴女史による「源氏物語」の現代語訳を題材にして書いたことがありました。「いじくり倒す」のは論外としても、「わかりやすくする」ことが必ずしも良いのではなく、難しいものは難しいままにしておき、詳細な注釈などを付ける(後は読者の努力に委ねる)ことにエネルギーをつぎ込むというのも知的作業であり、訳者、解説者の見識ではないかと考えています。(これは、現代風にわかりやすくアレンジして原作の美しさや作者の意図を台無しにする危険性がある場合のお話でした。)
 これだけは言える。わかりやすいものをわざわざ難しく解説するのはアホ。

 ところで発音で思い出しましたが、自分の別名Chilabertはフランス系の名前なので「チラベール」と読むのが正しい。ところが、AlbertoやRobertoと同様に最後にoが付くものと勘違いされたためか、「チラベルト」で定着してしまいました。ただ語感は悪くないので僕もこれを使っています。一部に「チラベル」と表記しているサイトもありますが、「魔法少女ララベル」みたいでイヤだ。
1408 余すことなく 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月 5日(火)00時21分28秒
  「説明」というものはそもそも相手にわからせるためのものだからして、わかりやすくすべきなのは自明だと思います。
 難解さを承知で「余すことなく」説明することが必要なことも当然あるでしょうけど。
 その一方で、多少本質を矮小化することになっても(歪曲はもちろんダメ)、多くの人に理解されるために易しく説明するのもアリだと思います。

 なんか言ってることが堂々巡りだ。
1409 袋小路実篤 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月 5日(火)08時55分12秒
   以前、演劇「カラマーゾフの兄弟」で、「どう演じられるかとワクワクしていた『大審問官』の場面(最も難解といわれている部分)が見事にカットされていて唖然とした」というエッセイを読んだことがあります。またオペラのストーリーにしても、原作を矮小化したというよりは、エッセンスを取り除いた上に余分な物(恋愛シーンなど)をくっつけた「歪曲」としか言いようのないものが多々あります。
 こういう歪曲は論外としても、漫画や現代語訳などの「矮小化」されたものを読んで解ったつもりになっている人に対して抵抗があるのは事実。
 しかしながら、「そういうものはあくまでとっかかりに過ぎない。原作を読まなければ本質をつかまえたことにはならないのだ。」などと言ったら宇野氏と同じく大きなお世話になってしまう。

 うーん。こちらは堂々巡りと言うより袋小路状態だ。
1410 袋小路 投稿者:相馬契太  投稿日: 9月 5日(火)11時49分10秒
  『ハレンチ学園』の登場人物の袋小路くん、あだ名は“イキドマリ”。
 私、たいへん感心しました。

 複雑な構造のものを複雑のまま理解するということは大事と思うし、それを簡単な構造に直して説明する必要はない。
「難解」ではなく「構造が複雑」で話を進めると、意見が一致しそうな気が。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1411 五平餅 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月 5日(火)12時06分05秒
   今朝の投稿にはいろいろと問題がありました。
 まず、「解ったつもりになっている」は語弊がある表現でした。例えば縮約版によって世界文学を短時間に幅広く読む人と完全訳で1作ずつ時間をかけて読む人、深さに違いはあるにせよ、短縮版に触れた人も「解っている」という点では違いはないし、どちらが良いかなんて言えない。
 次に、劇場版「カラ兄弟」の問題点は、(「最も難解」であるばかりでなく)「全作品を解くカギ」とも言われることすらもある最重要部分が無視されていたということです。
 なお、オペラについても補足しておくと、「カルメン」ではホセの恋人のミカエラという原作では出てこない人物が登場しますし、「スペードの女王」の原作はトランプ博打だけで、恋愛話は全く出てきません。
1412 ファラオの墓 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月 5日(火)23時05分16秒
  「説明」で心掛けるべきものにも2種類あると考えればいいんじゃないかと後になって思いました。

1.「わかりやすく」説明する
2.「余すことなく」説明する

「よい説明」とされるのは1と2のバランスが取れているものであり、状況に応じて比重を調節すればいいと。場合によっては一方を大幅に犠牲にせざるを得ない。

 竹宮恵子「ファラオの墓」。
 70年代の漫画だな〜と抵抗を覚える面もあったが面白かった。
 タネ本(史実)があるものとばかり思って読んでいたら、最終巻で「これは創作です」って、おい。

 メディアプレイヤー7は面白い。CDをドライブに入れると、勝手にネットで検索し、アルバムのタイトルと各曲目を表示してくれる。
 CDの音楽をwmaファイルとしてハードディスクに落とせるのもいい。殆ど聴かなくなったゲーム音楽はこれで聴こう。
 しかしもうちょいデータを圧縮できんものか。音質悪くなってもいいから。
1413 なるほど 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月 6日(水)08時11分01秒
   うーん、なるほど。いつもながらのバランスの取れた見方に感心感心。他人の説明のやり方にケチを付ける側も、その説明が1と2のどちらに重心を置いているかを見極めていなければならないということになりますね。

 今朝のスペイン語会話でもペルー民謡が歌われていましたが、やはり大変素晴らしかった。こうなってくるとアルベルトによる「ペルー民謡集」CDの発売を期待したくなります。(自分にはサルサはやっぱりダメだ。)ところで、先週は「伴奏の1人は太鼓」などと書いてしまいましたが、よく見たらカホンと呼ばれる木製の箱でした。(顕微鏡を入れる箱とソックリなので今度叩いてみようか。) いつも朝食や歯磨きの合間に見ているので、細かいところまではチェックできない。「心して聴け!」と怒られてしまいそうだ。やはり
1414 ペルー民謡集聴きたい 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月 6日(水)23時54分39秒
   あら、カホンとわかってて、楽器の名前を度忘れして「太鼓」と書いたのかと思ってました。
 私もサルサで感動したことはいまだありません。「苦手」とまでは行きませんけど。

 立ち読みした雑誌によれば、ウィンドウズMEはさほどおすすめではないそうな。気分を換えるために買おうと思っていたが。
 しかしまあ高速CPUを要するOSを次から次へと、どういうつもりなのやら。変わったものをどんどん作らないことには会社が立ち行かないということだろうか。
 不憫と言えば不憫だが一向に安定性が改善されないのが腹立たしい。それどころかどんどん改悪されているという声も。
1415 突然、おじゃまします 投稿者:プースケ  投稿日: 9月 8日(金)04時10分11秒
   ちょっと立ち寄りました。はじめまして。
 小学生の時、買ってもらった今江祥智さんの「きみとぼく」が今でも自分の宝物のひとつです。1971年11月15日第三刷発行の本です。でも、今江さんの本はこれしかもっていません。
 で、とりあえず、ちょっと書き込みしてみました。
 では....。
1416 絵本か百科事典か 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月 9日(土)01時13分02秒
   プースケさん、いらっしゃいませ。
「きみとぼく」は全集には入ってるかな?入っていたら今度読み返してみます。
 著書紹介のページに書いてある作品はどれもおすすめです。紹介文はともかく。


 IE5.5が使え〜ん。起動できんのだ。
 アンインストール→インストールを2度やってみたがダメ。結局5.1に戻す。
 こりゃウィンドウズME買わん方がいいかも。CPU233MHzだし。

 それにしても、何度バージョンアップしてもアウトルックエクスプレスはユーザーの要望が反映されない。
「送信トレイのメールを勝手に送信するな」「添付ファイルを削除したい」
 メール形式の初期設定は相変わらずHTMLだろか。

 メディアプレイヤー7を使うと他の処理が遅くてしょうがない。それじゃ困るのだ。CPU換えるか。


 説明について。いまだ未整理。
 一般的に、「余すことなく説明」するよりも「かいつまんで説明」することの方が難しい。
「余すことなく」を突き詰めたら百科事典になってしまう。百科事典そのものは優れていても、常にそれに記載された通りに説明しても意味がない(学生の論文によくあるパターン)。

「どこまで伝える必要があるか」「どこまで知りたがっているか」「どこまで理解できるか」をその都度見極めるのが一番大事。つまり「いかに省略(要約)するか」が説明能力の重要な要素だと思う。

 谷川俊太郎の言葉。「絵本のバイエル」(今江祥智・長新太編)より。
「論文の形で書くんだったらいくらでも難しい形で書けるんだけれども、それを――原型として、あるいは地図として、できるだけ幼いうちから子どもに伝えていかなきゃならない…」

 子供に論文を読ませるのは、やはり「たちの悪いアホ」。どんなに優れた論文であろうと。


 泉さん、ダイエーホークスの掲示板にて大暴れ。投稿数は少ないが面白いぞ。でもそろそろ撤退かな?
↓ここは古い投稿がすぐ消えてしまうのが難点。
http://www.hawkstown.com/fdh/opinion4/opinion.cgi
1417 捨てる技術 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月 9日(土)12時37分02秒
   学生(4年生)のセミナー発表を見ていると、与えられた英語論文の全てのテキストと図表を翻訳して説明しようとするから、持ち時間が足りなくなってしまう。これが院生になってくると、どこが重要でどこがそうでないかが判ってくる。今はやりの「捨てる技術」が身に付いてくるわけですね。

 大暴れなんてとてもとても。次の提言者の投稿まで静観します。
1418 本日はお日柄もよく 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月10日(日)00時05分00秒
   知り合いの結婚披露宴のスピーチを頼まれた。
 時間は5〜10分だと。普通、披露宴のスピーチって1〜2分だよなあ。
 スピーチはおろか、披露宴に出席するのさえ初めての人間にそんなあ〜。
 ま、なんとかなるだろうと腹を括ったその直後、「禁句には気を付けてね」。忘れとった〜。

 スピーチのハウツー本を物色。文例が恐ろしくセンス悪かったりするものもある。結局曽我千春という人の本を買う。
 時間を稼ぐ方法も色々あるらしい。

・歌を唄う。
・空手の型を披露する。
・コントをする。
・手品をやる。

 私のあるネット仲間は披露宴で「1、2、3、ダァー!」をやったらしい。

 披露宴に出るとなると、ヒゲ剃るか。2年ぶりに。
1419 がんばれ 投稿者:ゆき  投稿日: 9月10日(日)01時40分40秒
   加藤さん頑張ってね〜。
 私の両手に近い出席経験から考えて(別に多くはないけど)、誰も聞いてない可能性が8割くらいです。だから死ぬほど陳腐にすればまず誰も聞かずにおわる。半端に注目を浴びてはずすと最悪。

 私が式で禁句を言った友人カップルが離婚の危機に瀕したときには、ものすごく反省した。
 でもそれは引出物を速攻で壊したせいかも、とかいろいろ気に病みました。精神衛生上良くなかったことこの上ないです。
1420 ヒゲは剃る必要なし 投稿者:出羽桜  投稿日: 9月10日(日)06時26分33秒
   ワシの出席経験から言うとスピーチは短いに限る。1分でいいよ。
 酒も入っていい気分の時に、長々と話をされても聞いちゃいませんて。
 と言うより、モゴモゴしゃべる人が多いので聞こえないのだ。

 ここはひとつ、結婚祝いの相撲甚句でも唸ってみてはいかがでしょう。
 2分34秒稼げます。ハァ〜ドスコイ〜ドスコイ。

 それにしても、新郎新婦が勤める会社の社長のスピーチが途中から「躍進する当社」の自慢話になるのは何故なのか。
1421 ノープロブレム 投稿者:相馬契太  投稿日: 9月10日(日)17時48分21秒
   ヒゲなんて剃ることないですよ、加藤さん。
 俺も今日、妹の結婚式だったんですが、はっと気がつくと、ズボンのファスナーが空いていて、花嫁の兄として、こんなチープな笑いでいいのかと深く恥じ入りました。
 これに比べれば、ヒゲはおろか、結婚相手の名前を当日まで知らなくて、式が終わったらもうすでに忘れているとか、顔合わせの食事会の時間を3時間間違えてたとか、式の間退屈でまわりをいじっていたら教会の椅子を壊したとか、そんなことはとるに足りません。
 大丈夫です。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1422 いただき 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月10日(日)23時59分26秒
   そっか〜、みんな聞いてないのか。
 でも、スピーチする人数が少ない上に、トップバッターなのよね〜。しかしなんで5分以上なんて無茶な要求するんだろ。一応長い草稿書いてるけどさ。
 笑いを取る箇所は、その場の空気次第で省略。

 あ、今本人からメールが来た。「長くて5分」の間違いだったってさ。じゃ、短く行こう。ああこりゃこりゃ。
 ヒゲも別に剃らんでもいいだろうとのこと。

 ではヒゲを剃る代わりに相馬さんのネタいただき>ファスナー
1423 つまりそれは 投稿者:相馬契太  投稿日: 9月12日(火)10時47分23秒
   ネタいただきというのは、加藤さんもファスナーを開けて出席するということか。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1424 スチールドラム 投稿者:ぴー  投稿日: 9月12日(火)16時42分55秒
   初めまして。スチールドラムのCDを入手したくて検索したらここにたどり着きました。
 初めに「所蔵CDリスト」におじゃましたのですが、
「うんうん、ジプシーキングス好き好き。うんうんアルベルト好き、ライブよかった。
 あれっ?スチールドラムどこ??あれあれ?え?世界一話題がバラバラな掲示板?
 うわー助かる、ここで尋ねよう」ということでここに書き込みしました。
「もっとしっかり見れ!」等と言わずに・・・教えてください。

 話し変わって、私は万人受けしないギャグで受ける関根勤が大好きなのですが友人にも「関根勤好き」が一人だけいて、彼女(友人)とは音楽のジャンルも合います。
 ここにお邪魔して、世の中には結構いるんだな、と嬉しく思いました。(オチなし)

 台風のため、お仕事お休み(学校も)の沖縄より。
 うあー風が強くなってきたぞう。わくわく。
1425 結婚式ですか 投稿者:オールドファン  投稿日: 9月12日(火)18時25分11秒
   結婚式のスピーチですか、確かに誰も聞いていないようなものなので何を言っても大丈夫でしょう。(仲人1回、司会3回、その他諸々の私の経験でも)
 禁句なんてのもあまり気にすることはありませんが、一つだけ絶対やってはダメなものがあります。それは、
 
 新婦さんの名前を間違えること。

 これは大顰蹙を買います。
 私が遭遇したケースは1件だけで、その時の新婦さんの名前は「美由紀」さんだったのですが、一人バカがいてスピーチで「由紀子さん」を連発しました。まず、新婦さんの親戚が気を悪くしてあっという間に座がしらけます。司会をしていても名前が間違っているなんて訂正はできません。
 このケースはまだ、単純に間違えただけなのが判りますが(「由紀」が共通しているから)、これを例えば「美由紀」さんを「香織」さんなどと間違えてしまえば、「それは前の彼女の名前ですか」と新婚早々に離婚の危機を招きかねない。
 新婦さんも気を悪くするから新婚家庭に行っても冷遇されること間違いなしです。

閑話休題
 「ファラオの墓」、面白かったでしょう。
1426 ディアマンテスに激震 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月12日(火)23時55分19秒
   スポーツ紙の見出しみたいだ。
 日系ペルー人のアルベルトを中心に沖縄を拠点に活動しているラテンロックバンド、ディアマンテスの主要メンバー6人のうち3人が脱退することになった。
 しかも脱退者の中にはリーダー兼アレンジャーのボブ石原も含まれている。
※ボブ石原はアレンジは殆ど手掛けていないと、後に本人から指摘を受ける。
 結成当時は8人いたメンバーが、11月以降は3人になる。

 従来のような熱気に満ちたライブはもう味わえないかも知れないが、アルベルトのミュージシャンとしての資質はむしろ解放されるのではないか。
 11月以降のコンサートに注目。


「スター・レッド」(萩尾望都)。
 今まで読んだ萩尾作品の中では一番読みやすく、また面白かった。
 表紙絵はいかにも70年代の少女漫画を思わせるものだが、中身は骨太なSF。

 発見。メディアプレイヤー7をインストールしても6は残る。ファイルは6に関連付けしておくことにしよう。

 あ、ファスナーに続きそれもいただき>名前間違え
 トップバッターでないこともわかったので安心。
「ファラオの墓」は面白かったです。近作も安く手に入れば買いたいと思ってますが、最近は古本でも高いのが多くて……。


 ぴーさん、いらっしゃいませ。
 ええと、スチールドラム……あ、マドレデウス掲示板でサルサがチラッと話題になった時にその単語が出ました(笑)。残念ながら私はスチールドラムの知識はゼロでございます。
 関根勤といえば、夏恒例のカンコンキンシアターは必ず観に行っています。あれはひどい。本当にひどい。
 沖縄の方ですか。ディアマンテスがしょっちゅう聴けてうらやましい……。
1427 スチールドラムですか? 投稿者:まみ  投稿日: 9月13日(水)07時15分46秒
   たしかウィンダムヒル・レーベルに、おだやか系のミュージシャンがいたような。
 あの乾いた音をおすきなら、じゃまにならない点でおすすめです。入手もしやすいはず。
 で、元気なのをおさがしなら、ちょいと気をつけてみてみます。しばらくおまちください。
(確か雑誌ラティーナなら、スティールドラムのいいCD、紹介してると思うけどなあ)
 あとは、打楽器班にまかせたっ!!
1428 多謝! 投稿者:ぴー  投稿日: 9月13日(水)14時51分54秒
  TO まみさま
 ありがとうございます(涙)。
 幼い頃、トムとジェリーがハワイへ行くシーンで、トムがスチールドラムを奏でたのを聞いて依頼、私の心を癒す音(おおげさだな)となりました。
 それから数十年、ビデオを見て「あ!そうだったー!」と思い出して急に探し出しました。

 はやく台風どっか行かんかな〜、何にもできんぞ〜。
1429 鼓童「童」でスチールドラムが
投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月13日(水)23時58分30秒
   ディアマンテスのコンサートのチケットが余ってしもうた。誰か買って下さい。9.23日比谷野外大音楽堂、17時開演、4,500円です。


 まみさん、ありがとうございます。
 そう言えば和太鼓グループ、鼓童の「童(わらべ)」というアルバムにもスチールドラムを使った曲があります。いい感じです。

 なぜか予備の掲示板に投稿が。いらっしゃいませ。

はじめまして 投稿者:nob 投稿日:2000/09/12(Tue) 15:14   
何の気なしに「今江祥智」で検索したらこんなページがあるとは。
僕は10年位前に「優しさごっこ」を読んで以来の 今江ファンです。
高校の卒業旅行に京都まで行って地蔵院いっちゃいました。(笑)
最近の 今江氏の活動はどの様なものなのでしょうか?
僕も 今江作品の宮崎駿氏による映画化はとても賛成です!

(以上転載)

 今江祥智を扱ったサイトはまだまだ少なくて寂しいですね。
 私ももう少し充実させたいとは思っているんですが。
 今年早々から、今江祥智の童話集が出るという話は聞いていますが、出たという情報はまだ入って来ていません。どうなっているのやら。
 今江氏は毎年2月に東京クレヨンハウスで講演をしており、私には直接お目にかかる唯一の機会です。
1430 えっと、びーさん、ごめんね。 投稿者:まみ  投稿日: 9月14日(木)09時03分12秒
   あのコメントでは、多分おめあてのCDにはたどりつけなかったろうな。
 ウィンダムヒルのは、多分かなり昔のものなので、今でてるか自信ないです。
 心を癒す音、となると静かな曲のほうがいいんだろうな。もしも入手できたらおめでとうです。

 で、スチールドラムについて。
 トリニタードトバゴが本場。もとはドラム缶でした。
 なもので、多分ワールドミュージックのコーナーの、中南米コーナーなんぞに、運がよければスチールドラムの演奏CDがかたまっておいてあるのでは。
 テイクオフからでているリアム・テグのインプレションズなら通販でかえます。
 あと、かなり昔のリーフレットになるんだけど、東京エムプラスがスティールドラムのCDをかなり輸入しているみたいです。
 あ、ラティーナは、那覇ならタワーレコードにおいてあるみたい。
1431 人間万事塞翁が馬 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月15日(金)20時47分45秒
   このところ休日は自転車で長距離を走っています。今日も午後から外出し、以前から気になっていた林道を走っていました。(峠越えがきつかった。)3時間ほどで林道周回が終わり、そのまま帰れば何も起こらなかったのですが、大相撲の好取組までまだ時間があると思って、つい別の林道に寄り道してしまったのが運の尽き。下り坂で大きな石に乗り上げ見事にパンク。とりあえず麓まで降りて自転車屋を探したのですが、何せ田舎でなかなか見つからず、ようやく訪ねた最寄りの2店も休日のため閉店。家まで押して帰れば3時間強。一方、パンク修理キットを置いてある大学には半分の時間で着ける。結局それで戻ることにしました。
 しかし、転んでもただでは起きないのが自分の偉いところ(どこが?)通り道にある、ひこね文化プラザ(コンサートホール)に続々人が入っていくのが見える。そうだ。今日は東京交響楽団の演奏会だった。(忘れてた。)運良く当日券があったのでB席を買って入りました。
 曲目は第1部がベートーヴェンの交響曲第5番、第2部がオペラの間奏曲とアリア。よく考えたら「ジャジャジャジャーン」をナマで聴くのは初めてじゃないか。さて、曲が始まって気が付いたのは咳をする人、プログラムをめくって音を立てる人が少ないこと。こりゃ名古屋よりもずっとマナーがいい。楽章ごとに拍手が起こったのは、やはり地方ならではか。(指揮者の現田さんは律儀にお辞儀を返していた。)しかし、最後の拍手はあまりにも早すぎだぞ、おい。第2部でアリアを歌ったのは錦織健。テレビやラジオでは「大したことない」と思っていたが、やはりナマで聴くと全然違う。圧倒された。
 特筆すべきは、端の方ではあったが1階の前から13列目の席が1500円だったこと。こりゃ安いわ! 今後も贔屓にしよう。
 
 着いた直後にどしゃ降りが来た。ラッキー!
1432 披露宴&スピーチデビュー
投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月16日(土)23時25分17秒
   当日、スピーチの草稿に「また」という単語を発見。もしやこれは禁句かと慌てて削除。
 列席者は、新郎新婦司会者を含め58人。
 上座には新郎新婦の上司達。それから新婦友人、新郎友人、新婦親族、新郎親族の順。そういうものなのか。
 間延びしたつまらん披露宴になるだろなと思いきや、新婦の伯母でラジオアナウンサーという人の司会が見事に堂に入ったもので、意外や意外「なごやかでいい披露宴」になってしまった。

 主賓の挨拶では、お決まりの「夫婦円満の秘訣」から「最後に」「終わります」と禁句を連発。
 以後スピーチした人達は軒並み禁句をぶちまけるが特に咎めるような空気にはならず。そんなものか。
 それにしても司会のうまさのせいか、列席者の気性のせいか、スピーチには皆きちんと耳を傾けている。出羽桜さん許すまじ。って誰も聞いてくれないスピーチなんてしたくないけど。

 新郎新婦の上司のスピーチに続き、いよいよ自分の番。

 まずはズボンのファスナーを開けた状態で登場。新郎新婦に頭を下げた時にファスナーに目をやり「やっ、これは失礼」と列席者のハートを掴み、続いて「○○君、○○○さん、本日は……」と定石通り新婦の名前を間違えて笑いを誘う。
 更に新郎の学生時代の女性関係を次々と暴露し喝采を浴び、「人生に大切な38の事柄」で追い討ち。
「これで私の祝辞を終わります」とさりげなく禁句を織り交ぜ、「ヨッ、幸せ者!」と斬新な締め括り。
 新郎新婦共に満足げ。文句の付けようのない私のデビュー戦であった。

 スピーチを頼まれたその日から、祝いの気持ちを表すことよりも、いかに笑いを取るかばかり考えてしまう、そんな私にスピーチを頼んだのが運の尽き。ゆるせ友よ。

 しかしまあ、なんですな。
 新婦殿はシアワセを絵に描いたような(結婚式場の広告写真みたいなやつ)顔をして後光が差して見えるのに対し、新郎は滞りなく切り抜けようと、どこか不安そうな面持ちで終始ぎこちない。新婦が披露宴の主役になるのもよくわかる。

 引き出物の包みを開けると、中にはカタログ。「お好きなものをお選び下さい」。そういうのがあるのか。
 折角買ったスピーチのハウツー本は、大半のページを占める実例集は殆ど読まなかった。


 ディアマンテスのチケットはさばけました。あの男がやって来る。

 なぜか尾底骨が痛い。自転車の乗り過ぎか。そんなに乗ってないはずだが。
 立ったり座ったり、寝返り打ったりするとひどく痛む。なんなんだ、これ。


 東京や横浜ではコンサートで咳がうるさくて眉をひそめるようなことはあまりないですね。楽章の間には結構ありますけど。それにしても「楽章ごとの拍手」って今でもあるんですか。
 しかしオーケストラのコンサートのチケットが1,500円なんて聞いたことない。
 雨の中自転車をこぐのは素敵だ。
1433 どうしよう 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月18日(月)08時53分37秒
   昨日、市内で唯一といっていい古本屋に行きました。
 ポ日辞典、日ポ辞典がそれぞれ1000円(どちらも定価は5000円以上)! 素晴らしい掘り出し物でした。
 宇野功芳著「クラシックの名曲・名盤」を発見したので立ち読み。宇野節が冴え渡っていた。

(音楽雑誌に「メータのブル9を聴きに出かけたが皮相的な演奏でガッカリした」という投稿が出ていたことに触れて、)
 僕にいわせれば、たった一言で終わりである。「メータのブルックナーなど聴きに行く方がわるい。」知らなかった、とは言ってほしくない。ブルックナーを愛する者は、そのくらいは知らなくてはだめだ。

 思わず吹き出してしまい、結局買うことになりました。(そのうちに「宇野功芳の本など買う方が悪い」と言われるぞ!」)

 「4つの最後の歌」の項では、定評のあるシュワルツコップ盤が「音楽を平凡でこざかしい人間世界のもの、歌手の技巧のためのもの、現実的な低いものにしてしまっている」と酷評され、代わりに推されていたのがヤノヴィッツ盤。歌手だけでなく、伴奏者まで誉められていた。何とカラヤンが! それも「無上にすばらしい」という風に。交響曲以外ではカラヤンを誉めることもあるとは聞いていたが、これほどとは思わなかった。
 こうなると、氏が交響曲演奏でなぜあそこまでカラヤンを目の敵にするのかが謎だ。カラヤンを引き合いに出して他の指揮者を誉めるということがあんなに頻繁でさえなければ、今ほど敵を作らずに済むはずなのに。

 この店は中古CDも置いていますが、興味を引くようなものはほとんどありません。ところが昨日は、「海と旋律」が「その他」コーナーにありました。海賊盤みたいな安売りクラシックCDの横に、値段も同じ750円で。売る奴も売る奴ですが、店員も宝石とがらくたの見分けがつかんようですね。


 加藤さんのデビュー戦は上々だったようですね。こちらは新郎が真面目なクリスチャンだし、教会関係者も大勢来るようだから、笑いを取りに行ったら全て空振りに終わる恐れがある。どうしよう。
1434 社長は正しかった 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月19日(火)00時12分45秒
   後になって気付いた。あの披露宴には仲人がいなかった。何から何まで型通りと思っていたが、そうではなかったのだな。

 以前勤めていた会社の月曜日の朝礼に「3分間スピーチ」なるものがあった。本社勤務の社員が週替わりで、全員の前で何か喋るというもの。
 決めたのは社長。人前で話す能力を養うためだという。

 社長のことは結構好きだったが、いかにも中小企業にありがちな行事には、あ〜下らんと思っていた。ところがこれが結構緊張するんだわ。聞かせる相手は顔見知りの人ばかりなのに。「なんで俺様がこんなことで緊張するんだ〜」という動揺が更に緊張を助長する。
 突然話を振られてアドリブで何か言うよりも、前もって考えておいたことを喋る方が数段難しく、また緊張するものだということをこれで知った。
 喋ることを想定して書いたはずの草稿も、実際に喋る段になるとしっくり来なかったり。(「草稿はポイントをメモする程度に」などと言われるが、言葉の組み立てを一通り考えておかないとやはり不安。)

 2年半の会社勤めの間にスピーチの番が3度回って来たが、会心のできというのはなかった。社長には誉められたが(自慢)。
 この3度の経験が思いがけず今回のスピーチで役に立ってしまった。人前で自分がどの程度緊張するかをあらかじめ知っていたことも、緊張の緩和に役立った。
 社長は正しかった。


 マドレデウスのCDが格安で売っていたら、買っておいて誰かに押し付けるというのはいかがで。あ、「ライヴ・イン・リスボン」の日本盤があったら買っておいて下さい。中古でも新品でも。廃盤なのでネットを介して欲しいという人に実費で譲りたい。
 といっても泉さんが見付けたら泉さんのものになってしまうか。あれは一度聴いたら手放せない。ライナーノーツも読み応えあるし。

 披露宴のスピーチですが、私は受け狙いの部分を用意しつつも、笑いの取れる雰囲気でなければさらりと流したり飛ばしたりすることを想定して草稿を書きました。
 まあ笑いがたくさん取れたのも、司会者が場を和ませてくれていたからであろう。自分だけの力ではとてもとても。
1435 五輪ネタなど 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月25日(月)18時56分30秒
   五輪サッカーの南アフリカ戦で「ゴール」を二十数回連呼した日テレの某アナウンサーがあちこちで非難を浴びています。ヤフーの掲示板には「フナムシ(一字違い)、お前なんか止めちまえ」の声も。一方、サッカーの実況ではまさに第一人者と認められているNHKの山本アナウンサーは、実況論としてこのように語ったとか。(NHKのホームページに掲載されていたそうな。)

「実況者は、視聴者の感動を横取りしてはいけない。」

さすがは山本アナと感心しました。(しかし、よく考えたら「ゴールゴールゴール・・・・・・」の連呼や「ゴーーーーーーーール」と20秒以上伸ばしたりするのは南米の実況では当たり前なんだけど。)

 五輪ネタもうひとつ。100m自由形予選に出て生まれて初めて100mを泳ぎ切った赤道ギニアの競泳選手が大変な人気者になっていて、とうとうスポンサーまで付いたらしい。我々は今後の彼の成長をCMなどの映像で見守り続けるいくことになるのだろうか。(アフリカでは赤道ギニアが唯一スペイン語を話す国だと聞いていたが、確かに彼のインタビューは西語だった。いつか訪れてみたいな。)
 見守っていくといえばルビエスもそうですが、看板に偽りというか、まだルビーの域まで達していないような。クリスターレス(水晶)、いやビドゥリオス(ガラス)位で丁度いいといったら言い過ぎか?(磨けばいくらでも光る原石だったらいいのですが・・・・・)
1436 こんなメールを出した 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月25日(月)23時30分48秒
  「米を残してはならぬ」と、他の人がテーブルにこぼしたチャーハンを食べる姿を見て、この人には勝てないと思った。
 ルビエスについては同感なり。ライブについては後で何か書こうかな。

 それはさておき、こんなメールを出した。

 先日はオフ会にご参加いただきまことにありがとうございます。
 私はこれまで、ネットでの交流をきっかけに何人もの人とお会いしておりますが、その中でも貴兄ほど強烈なインパクトを私に与えてくれた人物はおりません。

 締め切りを過ぎてからの参加申し込みという暴挙に出ながら「いいでしょうか」の一言もないという一風変わったアプローチにまず度肝を抜かれました。しかしそれはほんのプロローグにすぎなかったのですね。

 オフ会では、場を凍らせるユニークな発言の数々を楽しませていただきました。
 ポルトガルの音楽の話題が出れば「それはディアマンテスの話ではない」。住んでいる場所の話が弾めば「またローカルの話題だ」。
 ディアマンテス談義から派生した「日本人は英語よりスペイン語向き」といった、何人もの人が興味を示した話題にすらも「それはディアマンテスの話ではない」。
 ディアマンテスのオフ会というのは徹頭徹尾ディアマンテスの話しかしてはいけなかったのですね。とりとめのない話の楽しさや、互いの知らない世界に触れる楽しさを求めてはいけなかったのですね。大変勉強になりました。
 私が主催しているマドレデウスオフではディアマンテス、サルサ、ファド、クラシック、和太鼓と実に多様な音楽談義でいつも大変盛り上がるのですが、赤面の至りでございます。

 また、初対面の相手に「オマエ」「テメエ」など、くだけた言葉で呼び掛ける様は、人と打ち解ける術として大変参考になりました。
 人のCDを見せてもらいながら、自分の興味のないジャンルとわかるやゴミを放るようにして突っ返す大胆さも見事としか言いようがありません。
 私はよく、堅苦しくて打ち解けにくいと人に言われますが、自戒せねばならないところです。

 会費を集める時に「子供は無料にすべきだろう」などと、前もって連絡を取り合って決めていたことにまで口を挟む気配りにも感服しました。
 無料にするのはむしろ失礼にあたるし、親御さんも気がねなくオフ会を楽しむことができなくなるのでは、などと考えていた私は浅はかであったとしか言いようがございません。
「子供は無料」。実に新鮮な価値観でした。仮に私が子連れだったとして、初対面の人に奢ってもらうなんてとてもとても。

 しかし貴兄のセリフの中で、なんと言っても秀逸だったのはこれ。
「あなたは幹事なんだから……。」
 私はこれまで何度もオフ会を主催して参りましたが、このような言葉を賜ったのは初めてのことでございます。
 もちろんあれは貴兄の優れたユーモア感覚から来る言葉だったのでしょう。「幹事なのだからこれをやって当然」などという言葉は、いかに度外れた神経の持ち主であっても口にできるものではありませんから。
 幹事である私を顎で使うような態度の数々といい、まことに手の込んだ冗談でございました。

 そう言えば貴兄からのメールに「自分の性格上、若干毒吐きもあるかも」というくだりがございました。これが貴兄一流のジョークであることはもちろん承知しております。
 分別のなさについて「自分はこういう性格だから」などと意味不明の言い逃れをする人は存外多いものですね。まったく見苦しいことこの上ありません。それは「毒」などではなく「ゴミ」に過ぎないのだと1日も早く気付いてほしいものです。

 今回は幹事として数々の貴重な体験をさせていただき大変感謝しております。次にお会いできるのがいつになるかはわかりませんが、ぜひまたその個性溢れるキャラクターを披露して下さるよう願ってやみません。本当に楽しい1日でした。

 そう言えば、オフ会に参加して下さった方々の多くは、私にメールでねぎらいの言葉を下さいました。感謝されたくて幹事を買って出たのではもちろんないけれど、嬉しい限りです。
 なに、私をさんざん楽しませて下さった貴兄からそれがないのは当然のこと。ねぎらいの言葉を掛けるのは私の方でございます。
「見当外れの分別を振り回して下さりありがとうございました」と。
1437 同感です 投稿者:出羽桜  投稿日: 9月26日(火)00時34分07秒
  >「実況者は、視聴者の感動を横取りしてはいけない。」

 プロレスも含めスポーツ中継でアナウンサーが興奮していると、妙に冷めてしまう。
 アナウンサーの声が裏返るのもいただけない。なんとかならないものか。
(68歳・無職)
1438 習性 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月26日(火)08時11分08秒
   農家に生まれ育ち、床に落ちたご飯を拾って食べなかったら殴られた。そんな中で身に付いた習性です。大脳で考える前に反射で動いてしまうのかな。また、パーティで「ゴミ箱」などと呼ばれる僕(自分としては「鉄のゴールキーパー」とか「スイーパー」などと呼んでもらいたいのですけど)としては、残った食べ物は全部こっちに回してもらいたいといつも思っています。

 さて、昨日加藤さんに送ったメールに書いた推測はどれもハズレでしたね。(よく考えたら、加藤さんはその程度のことで不機嫌にはなられない人だ。失礼しました。)ただ、不快感を全くといっていいほど表には出されていなかったので、業を煮やされていたとは想像できませんでした。その「大人」ぶりには、こちらこそ「この人には勝てない」と思わずにはいられません。
 僕にしても面白くない発言はありましたが、職場にはもっとスケールの大きな傍若無人タイプの大先生(もはや奇人といってもよい)がいらっしゃるので、免疫ができてしまっているようです。それにしても、「インパクトNo.1」の座を奪われてしまったのはちょっと悔しい。

 次回はマドレデウスオフで、今回できなかったいろんな話をしたいですね。脱線しまくりで。そういえば、相馬さんやゆきさん達と来月お会いになるんですね。そのお話もまたお聞かせ下さい。
1439 学習 投稿者:相馬契太  投稿日: 9月26日(火)09時56分40秒
   ふむふむ。オフ会で加藤さんを感心させるには、あのようにすればいいのだな。
 よし。まず、ドタキャンしておいて、その後なにげに現れ、なにか話題が出れば「それはNOAHの話ではない」と打ち切り、NOAHの話題が出れば「俺の話をしろ」と強制して、さらに「俺は無料にしろ」とごねる。人との会話は猪木ばりに「テメーコノヤロー」で通す。

 俺はちょっと毒気が強いのですが、それくらい受け止める器量はありますよね。
 なんせ幹事なんですから。加藤さんは。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1440 毒ゴミ騒動 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月26日(火)23時40分03秒
   毒ゴミ騒動は謝罪のメールが来たので多分落着。
 ちなみに私は不快感は示してましたよ。気が小さいから出すように心掛けてるくらいでして。相馬さんとは正反対。
 不快感を「示さない」のは大人だけど「示せない」のはただの小心者。いつぞやの掲示板の論議でもあったような。

 で、ドタキャンからテメーコノヤローのくだり、いつもの相馬さんとどこが違うんですか。


 CDをパソコンに落としたファイルはでかい。が、ハードディスクは1万円程度で買えると判明。
 問題はCPU。ペンティアム2の233メガではきつくなって来た。どれを買えばいいのだろう。AMD K7だのD600だの、わけがわからん。誰か教えて。安いほどよし。

 ネットを始めた時の回線が33.6kbbsだったものだから自分のモデムも33.6kとばかり思っていたら56kであることが後に判明。だが接続時に44000bbsと出るのはなぜかと思いきや、コントロールパネルで55600に設定できた。
[コントロールパネル]−[モデム]−[プロパティ]−[接続]−[ポートの設定]。
 全快にしてしまえ。安定度はどうか。様子を見よう。

 前から気になっていたが、タスクバーにあるVSC-88のヘルパーアイコンというやつが使えない。「VSC-88を使う」に設定出来ないのでアル。結局切り換えはコントロールパネルを使うしかない。なんなんだ。

 最近読んだ漫画の一部。
「009ノ1」(石森章太郎)
 大人漫画の走りだとか。前書きで自ら「稚拙」。確かに1ページ目に吹いてしまった。各話にちりばめられたお色気シーンもなんだか微笑ましい。
 だが話は面白い。

「できるかなリターンズ」(西原理恵子)
 アハハと笑いながらパラパラとページをめくり、最後の4ページで打ちのめされる。悪い人。

 マドレデウスのレビューを発見。この語り口は相馬さん好みじゃなかろうか。
 というか、これ書いたの相馬さんじゃないのか。
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~mervor/lisbo.htm
1441 切れるもんなら切ってみろ 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月27日(水)12時46分03秒
  >ちなみに私は不快感は示してましたよ。

 そうでした。例えば、「それはディアマンテスの話ではない」に対して「そんなこと別にいいじゃありませんか」と答えられていたことが2度ほどあったような。
 ただ偉いと思うのは、不快感を示すにしても場の雰囲気を険悪にするようなやり方をされなかったこと。これが自分にはどうも自信がない。
 現に昨日は、電話で話していた(傍若無人型)大先生の理不尽さを丁寧に指摘していたら、最後には叩き付けるような感じで切られてしまった。ここでは(セクハラなどをすれば別だが)業績不振以外の理由で首を切られることはありえないから、まっいいか。
1442 そんなアホな 投稿者:相馬契太  投稿日: 9月27日(水)14時43分19秒
   いや、ひどい文章だな。
 少なくとも、俺はあんな文章は書きません。
 字は小さいしさ。

「天才」だとか「完璧」だとか、言葉が軽いっての。
 あんなのと一緒にするなんてひどいやな、加藤さんも。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1443 和解 投稿者:泉泰弘  投稿日: 9月27日(水)18時11分20秒
   確かに「天才」「完璧」の使い方や「危険」の乱発など、軽いと言えばそうですね。しかし、感覚的な文章であれほど読ませる、引き込まれるということはそんなにないので、やはり感心しています。

 ところで先日、古本屋で大槻ケンヂの文庫本を見つけパラパラとめくっていたのですが、やはり文体からは相馬さんを想像しました。それは椎名誠の比ではありません。ここで脱線すると、フィリピンにいる後輩2人のうち乳揉みバーに先に通っていた方は、大槻ケンヂと共に中島らもに傾倒していたのですが、相馬さんの中島氏に対する評価というのはどのようなものなのでしょうか?(僕は朝日新聞の連載をまとめた「明るい悩み相談室」しか読んだことがありません。)


 昨日怒らせてしまった大先生と先ほどの会議で何とか和解に漕ぎつけました。これまた全然話は変わって、今日の話し合いの中で「モデル」「モデリング」という単語が何度も出てきました。数式に気象や土壌条件など様々な変数を入れて、変数作物の生育や収穫を予測するモデリングは作物学の分野に限らず、現在大はやりです。で、
「実は私、最近モデルやってましてね。」
という台詞が会話の中で出てきたりするのですが、厳めしい面構えの爺さんがそう言うのを何も知らない人が聞いたらどう思うだろうかと想像して、思わず吹き出しそうになるのを何とかこらえたのでした。
1444 腹を立てた理由 投稿者:加藤 浩司  投稿日: 9月27日(水)23時46分35秒
   まあ〜た「あんなの」たあ物騒な。あのレビュー凄いって、ホント。
 言葉の選び方も、「他にどう言えばいいんじゃ」という音楽への驚きゆえだというのがちゃんと伝わって来るから全然気にならない。

 私が腹を立てた理由への泉さんの「推測」について。
 その通り、あの程度のことで腹を立てる私ではありません。
 泉さんがセクハラしたとか、コンサートの後なのにカラオケを唄いまくったとか、会費の支払いで万札出したとか、そんなことはなんとも思ってません。

 私も宴会で料理が残るのは結構気になるんですが、胃が弱いので無力を嘆くしかありません。
 マドレデウスオフでも大抵大皿に盛られた料理の一部を残すことになるので、泉さんがいてくれると助かります。


「私たちは繁殖している」(内田春菊)
 100円で買った。「幻想の普通少女」よりはずっと面白い。
 この主人公または作者がこういう生き方(貞操観念がない)をしてるのは、これが正しいとか自然だとか思っているからではなく、ただこういう風にしか生きられないだけだと思う。
 私は古来の価値観を否定したがるやつは好きじゃない(しがみ付くやつも好きじゃないが)。でもこの人は否定したいわけではなさそうだ。この漫画にははやり(でもないか)の「自由な生き方」を実践するというような薄っぺらな気負いはない。
 社会通念からずれた自分の生き方を変に「正当化」せず、自分はこう生きているんだということを、ただありのままに語っている。そこがいい。

 気に食わないのは、自分の引っ掛かったバカ男を悪く描いて「まったく男ってやつは」という論調で語るあたり。自嘲ならわかるが、私にはなんだか「被害者面」に見える。
 コラムの「ほかの人がそう思わなくたって構わない」というくだりも引っ掛かる。そんな逃げ腰の主張ならしない方がいい。

 女であることを武器にしているのも気になる。
 所構わず授乳する女。そんなもの面白おかしく描かれたって。所構わず立ちションする男とどこが違う。「どこでも授乳できて当然」という社会批判ならわかるが、まさかそんな意図でもあるまい。
 また、自分が隠語をやたらめったら口にする女であることを吹聴したがるのはなぜだ。男がやるとバカだが女がやると粋なのか。

 あれれ、これ全3巻?続きがあるのか。
1445 信じられない 投稿者:ゆき  投稿日: 9月28日(木)01時21分20秒
   30分以上かけて名文を書いていたのに、いきなり強制終了になりました。しかも、「たちしょん」なんて書いて変換しようとした瞬間。私のPCは清純派だったのかしら。もう寝るけど悔しいので要約して書くことにします。

○「私達は繁殖している(以下「私繁」)」より「幻想の普通少女」の方が好き。それは多分近しいと思っていた同性の友人と価値観の齟齬が生じ始め(あるいはそれに気付き始め)悲しくなったり開き直ったり、というのを自分自身が繰り返しているからだと思う。私はそういう物語として読みましたが。

○妊娠や出産をめぐる謎な迷信や主観的思い込みというのは沢山あって、それに縛られている人は結構多いし、その領域で「それって意味ないじゃない」とあそこまで書いたのはすごかったと思う。立ちションと(今度はなにも起こらなかった)いっしょにするのは絶対おかしい。トイレ並に授乳室が存在する、という状況でない限り。そういう意味では、「そんな意図」なのよん。

○内田春菊の場合「色恋が芸のこやし」というのは「実はネタ集めなのでは?」という気持ちにさせられるのは確か。被害者意識、というよりは「いや〜失敗失敗」程度にずっと思っていましたがどうでしょう。

○最近の対談を読んで「自分の考えていることが万人の共感を得られて当然という口調が鼻についた」と加藤さんと正反対のことを言っている友人がいました。そのとき私は「むしろ共感を得られないということは織り込んでいちいち言わないことにしたんじゃない?」と言ったのでしたが。確かに留保は書きすぎると言い訳がましいですしね〜。

 結構長くなっちゃった。さて、寝ます。
#ふと思ったけど、男根で障子を突き破った東京都知事の青春文学も、当時の価値観を打ち砕く鮮烈な文章だったのでしょうか(そういう評価で文学賞なのでしょうけど)。