(2000.11.11〜12.14)

1521 自己虫増えてます 投稿者:泉泰弘  投稿日:11月11日(土)09時08分07秒
   なるほど。自分は虚栄心というのは感じないのですが無内容というのはその通りですね。そして無内容であるが故に「病人」に好んで読まれているということでしょうね。
 ところで、このように文意の違いを的確に、そして簡潔に指摘できるというのも、某所で「相手の矛盾を突く訓練」を積み重ねておられるからではないかと思いました。「詐欺師」呼ばわりされたり、「リスペクト」を失ったりということもあるようですが。さきほど見てきましたが、「加藤さんはレスラーの発言を全てポジティブに捉える方な訳ですね」と決めつけ、さらにそれを前提にして発言を積み重ねているような投稿には笑ってしまいました。彼は「加藤さんの個人的な解釈」等としょーもないことも言っているけど、これでは既に何度か行われてきた「批判のための批判」の再生を見ているようだ。やはり他人の文章をよく読まずに早とちりする人間ほどそういうことに陥る傾向が強いようだ。
 そうそう、ホークスの掲示板にも最近自己虫型アホ投稿者が現れ、皆から袋叩きにされています。
1522 コンサートの開き方 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月11日(土)23時58分04秒
   アルベルトのソロライブを聴いて、自分で主催したくなってしまった。
 今回のは3人の伴奏者を引き連れてのものだったけれども、やりたいのは正真正銘「単独」ライブ。ギター弾き語りで、しかも小ホールでアンプなし。どうだ。

 問題は、コンサートを開く手順を全く知らないということ。どうしよう。そもそもいくらかかるのだ。
 オフィス・ディアマンテスに聞くという手もあるけど、誰か知ってたら教えて。
 大学祭でコンサートや講演を取り仕切った経験のある人とかいませんか。

 大学祭といえば、灰谷健次郎がエッセイで面白いことを書いていた。
 講演依頼を受け、OKの返事をしたら学生側から「他の人に頼むことにしました」との連絡。やってくれるぜ大学生。

> そして無内容であるが故に「病人」に好んで読まれているということでしょうね。

 どわ〜、意味がわからん。
 私の「無内容」は「無価値」と読み換えてもらっても構いません。
 とどのつまりは相田みつをの詩はゴミだと、私はそう言いたいのです。

 三輪ではなく美輪だったような。どっちだったかな。
1523 それはちょっとイヤだ 投稿者:相馬契太  投稿日:11月13日(月)10時36分08秒
   ん〜、ジム・モリスンがイっちゃったような声で歌うからよかったような。
 なんか、こう、声高らかに朗々と歌われるドアーズの曲ってどうよ。
 ちょっとイヤ。
 コンサートの開き方か。
 谷山浩子だと、100人集めて場所を確保すれば来てくれますよ。
 とりあえずリサーチしてみたらどうですか。
 何人くらい集客が見込めるのか。
 利益はどのくらいでるのか。などなど。

 先週の金曜ロードショーで放映した「耳をすませば」、結局見なかった。いや、見たかったわけではないからいいんだけど。
 原作を読んでいたのと、中野翠が試写会で大いに怒っていたのとで、なんとなく気になっていただけだから。
 中野翠は、宮崎駿の映画について、橋本治との対談の中でズバリこう言ってるよ。

「民青センス」。

 そうなんだよ。民青くさいんだよ。ヤツの映画はよ。
 なんかこう、みんなでハイキングやっほーやっほー、ぬかるみガレキ気にしない、なんだ坂こんな坂負けないぞ、疲れたかい? 大丈夫、一緒に頂上目指してがんばろう、さあ、頂上だ高らかに声はりあげて歌いましょう、ヤーッホーホートランランラン、てな感じがしちゃってダメざます。
 主題歌「カントリー・ロード」だしさ。
 なぜ、かくも神経をさかなでするのか。
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1524 「耳をすませば」は名作 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月14日(火)00時16分04秒
  「ハートに火をつけて」はオリジナル聴いたことないから、アルベルトのはいいからいいとしか言いようがない。
「この曲はこうじゃなきゃ」というのはあまりピンと来ないんだなあ。というよりナンセンスだと思う。だってカバー当たり前のクラシックなんかはまるで芸風の違う演奏家達が千差万別の演奏をするでしょ。「こうでなきゃ」なんて言ったら笑われる。

 とりあえずリサーチって、そのリサーチの一環としてここで聞いてるのじゃあ〜。とりあえず小ホールの使用料は10万円以下であることが判明。

「民青」というのが何のことかは知らないけど「耳をすませば」は名作。一生の宝になる得るくらい名作。
 中野翠という人は知らないけど、コメントを読む限りでは単に甘口嫌いなだけなんじゃないかと思う。なんでその甘味の底に流れる醒めとか冷徹さを感じ取れんのかなと、その手の批判を見る度に思う。「耳をすませば」なんて冷徹の極みだぜ。
 中野翠に今江祥智のエッセイをプレゼントだ。

「激辛――ゲキカラと読むそうです。(略)とにかく近頃は女性の辛党が激増したせいか、酒が甘口になりすぎておりまして、その反動としての激辛ということらしいですな。(略)
 ただし、辛党にとっては、ただ辛いだけの酒は、ひたすら甘いだけの酒と同じように御免こうむりたい。それよりも旨口というのがあって、これが酒の原点であります。(略)
 激辛の旨口というやつと出会いたい。もっとも難しいのは激甘の旨口を、この時期に書くことではないでしょうか。どなたか挑戦されては如何?」

 大体ね〜、「ヤツの映画はよ」なんて書かれちゃここにジブリファン寄り付かんじゃないの。まあ相馬さんがここに来た時点で殆ど諦めてるが。
1525 もろもろのこと 投稿者:相馬契太  投稿日:11月14日(火)10時15分58秒
   まず、先に謝ってしまおう。
「ヤツの映画はよ」撤回。「彼の映画は」に訂正。
 まったく失礼しました。

 ドアーズの件は「こうじゃなきゃ」と言ったわけじゃありません。
 単純な好みの問題で、ヤク中のジム・モリスンが、明らかにおかしい目つきで歌っていた歌の方が俺の好みには合うということです。
 だって、あのアルベルトの朗々とした歌い方苦手なんだもの。
 うるさい。聴いていて。
 ま、それはいいとして、別にカバーはダメだオリジナルじゃなきゃ、と主張しているわけではありませんから、念のため。
 三上寛の矢沢永吉のカバーだってカッコよかったし。

「民青」とは「日本民主青年同盟」のことで、すごく簡単かつ乱暴に説明すると、共産党の青年組織です。
「夢と生きがいをみんなの手に!」みたいなスローガンで、ハイキングに出かけてはギターをかき鳴らして、フォークや「となりのトトロ」なんかを歌いまくったりするのでうるさくてしかたありません。
 で、甘口も辛口もないというか、宮崎駿の映画うっとーしいって。
 そこが「民青」くさいところ(だからダメということじゃないよ)。
 感情があらわになる表現が嫌いな加藤さんが、あんなに「主題」があらわになって物語を潰すような映画をなぜ好きなのか。
(ちょっと休題。中野翠の発言引用は『民青センス』だけで、それより下は俺の発言。ひょっとして勘違いしてるのかという気がしたので)。
 底に流れるもなにもね、流すなよ底に。
 というか、「主題」を前面に出しすぎて、他のものが全部底にいってしまってるんじゃないの。
 そして、それを汲み取る作業をするほどの労力を払う気がしない。
 なんて、ひょいっと観たら、意外と感心する可能性はありますが。
 いままでの俺から言ってね。

 最後に。
「ここにジブリファン寄り付かんじゃないの」なんて心配はいりませんって。
 大方のジブリファンは、加藤さんがMLでくさしていた、
 あのくだらない犬の絵本が好きな人たちと、ほぼ同じ種類に属してるはずですから、
 最初からここには来ないですよ、きっと。
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1526 ゆるしたるか 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月15日(水)02時45分31秒
   まあそこまで泣いて謝るなら許したるか。悪口雑言はいつものことだし。フォローになってないか。

 多分相馬さんは「夜もヒッパレ」でしかアルベルトの唄聴いたことないんじゃないかな。あの番組はアルベルトを出す時は大声出させることしか考えてないらしい。歌心を感じるのは難しいかも。
 声の違いというと、もろしゃがれ声のジプシーキングスの曲を、アルベルトがまるで遜色ないできでカバーしてたりなんかするから、ヤダってなっちゃうのはもったいないなと。

「感情があらわになる表現が嫌い」って、音楽の話で言ったことかな。感情はあらわでなきゃ困る。さりとて感情に埋没してるのは苦手。宮崎アニメは私にゃそのバランスが丁度いい。
 それから思想がストレートに語られるタイプの物語は多分それほど嫌いじゃない。ただ、ある時期からの灰谷文学のように物語としての肉付け(ひこさんの言葉)がなくなっている、つまりバランスの崩れたものはダメ。
 その点「耳をすませば」は両者の絡みが申し分ない。と思う。

「底に流れる」は別に「全編を覆う」と言い換えてもいいけど。普通に見ればちゃんと伝わるし。でなきゃファンにならんし。相馬さんも普通に見なさい。

 ジブリファンが来ないって勝手に決めるな〜。ゆるさん!!
 気質の似たファンが少ないからこうしてホームページ作ってるんじゃないの。誰も来ないけど。
 結局今までジブリアニメを一番深く語らったのはくだんの児童文学のML。やっぱレベル高いわ、あそこは。なんだ、相馬さん入ってたのか。今度銀座オフ来ませんか。
1527 犬の絵本 投稿者:相馬契太  投稿日:11月15日(水)09時45分36秒
  >「底に流れる」は別に「全編を覆う」と言い換えてもいいけど。
>普通に見ればちゃんと伝わるし。でなきゃファンにならんし。
>相馬さんも普通に見なさい。

 いや、だから普通に見たら「民青センス」なんだって。伝わらないっす。
 でも、それは広告のうち方に関係があるのかもしれない。映画公開の前にやたらと広告をうって、しかもそこで出てくる言葉は「共生」とかなんとか、そんな耳障りのいい言葉ばかりでしょ。そうやって考えると、「天空の城ラピュタ」までは、好きではなくてもここまで拒絶反応はなかったかも。
 記憶に間違いがなければ、あの辺りまではそんな狂ったように宣伝はしてなかったような。
 ま、いいけど。どっちにしても面白くないし。もう。

 あの、MLで話題になってるくだらない犬の絵本を俺が嫌いな理由は、子どもに向けて描かれた絵本じゃないということ。ほぼこれ一点に尽きる。
 あれは「死」というものに理屈をつけられるようになった大人の視点で、そういう大人に向けて(もしくは自分に向けて)描かれた絵本でしかない。
 子どもがアレを見ても、ありきたりな感想しか出てこないでしょう。
 それくらい想像の余地のない、固定化された世界だもの。
「売らんかな主義」という言葉が浮かびました。
 なんだか国際的な賞を取ったということで、本屋で立ち読みしたんだけど、がっかりしたったらなかったね。あんな絵本はいらん。
 スズキコージ作『きゅうりさんあぶない』(福音館書店)は、しっかり子供向けにつくられている。見習って欲しいよ。

「大人が読んでも面白い、優れた子どもの本」というのは存在するけど、「大人が読んで面白いから、優れた子どもの本」てわけじゃない。
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1528 ダシと調味料 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月16日(木)01時47分58秒
   アルバイトが一段落。しばらく暇だ。
 7200rpmのハードディスクとウィンドウズMEを導入。ハードディスクは15ギガなんだけど、うちのパソコンは8ギガしか認識しないのよねえ。
 随分速くなった。まだまだ行けるぞペンティアム2。

「民青」って「民放の青春映画」のことかと思った。「これが青春だ」とか。似たようなものか。
 え〜通じないの〜うそ〜やだ〜なんで〜。
 なんつうか、ダシと調味料。
 底に流れているのがダシ、見た目の雰囲気が調味料。わたしゃ宮崎アニメに関してはどっちも好き。味付けが気に入らんということなら、まあしゃあないかと思うけれどもダシがダメだと言われたらちょっと待て、という感じかな。
 厳しいものを厳しいままに突き付けるのもいいけど、何気なく突き付けられると余計にハッとなる。そこがいいと思うんだがなあ。

 え、「いつでも会える」に国際的な賞?ウソで賞。きゃ〜おもちろい〜。
 いや、真面目な話、ウソでしょ。あんなん素人の真似事そのものじゃん。「幸せだった」「不幸だった」ってボキャブラリー全然ないし。たまたま手に取って読んだだけなら多分「なんじゃこれ」でポイ。「売れている」という附加価値があるからちょっとばかり腹が立つけれども、限りなく無関心に近い「嫌い」。
1529 冗談じゃないんだよなー 投稿者:相馬契太  投稿日:11月16日(木)09時27分04秒
   どの程度権威のある賞かは知りませんが、「ボローニャ国際図書展児童書・特別賞」というのをとっています(下記URL)。
 剣淵の「絵本の里賞」かなんかもとってるな。

「子どもに死という非常にデリケートな問題を教えるためにもこの本は秀逸である」(ボローニャ児童賞国際審査委員会)。

 だそうですよ。教えなくていいっての。そんな一方的に。
 それより谷口ジロー作『犬を飼う』でも読め。ボローニャ審査委員会よ。
 これは、つらい。
 マンガだから、賞はとれないだろうけどさ。
http://www.infosight.co.jp/culture/bookmaga/ehon/jido-reviw01.html
1530 犬を飼ってます 投稿者:なをみ  投稿日:11月17日(金)12時38分49秒
   谷口ジローにひかれてやって来ました。「犬を飼う」、もう涙無しでは読めませんって。だから体力のあるときにしかこの本読めません。でもこの作品も大人向け(というように分けるのがどうかとは思うのですが)だとは思いますが。

 死?デリケート?教える? ん〜、なんか変ですね。話題に参加できるように今度本屋で立ち読みしてみよう。

 先日、ブラティスラバ(スロバキアの首都らしいです。無知)絵本原画展を岩手で観てきました。他の絵本原画展と違い、既に出版されている本でなければ出展できない(=出版社の推薦による原画展。あまり突飛なものは作品として出品できない。出版社が販売部数を無視して出版すれば良いんだろうけど、現実的じゃない)という面白い原画展です。やっぱり原画は良いのぉ。

 因みに私も宮崎ファンです。「紅の豚」とナウシカの本(映画はちょっと・・・)は好きです。「耳をすませば」はあまり感動しなかったけど、音楽を少々かじってる自分としてはバイオリンを作ってる彼の心情はなかなか迫るものがありました。そういう人って一杯いるんだよなぁ。
http://www.shirakami.or.jp/~nawomi/
1531 大人・子ども 投稿者:相馬契太  投稿日:11月17日(金)15時12分15秒
   なをみさん今日は。
「大人向け子ども向け」というのは、メインの読者層のことです。
 絵本はあくまで“子どものための本”ですよね。
 それを“大人が読んでも面白かった”ということがあるにせよ、それは“読んでも”の“も”の範囲内で、メインターゲットは子ども。
 くだんの犬の絵本は、形態こそ絵本という形をとっているのですが、中身はちっとも“子どものため”じゃない。
 子どもが読むことなんて前提にしてないように感じられます。
“大人の”感傷を誘うために描かれた絵本であろうと。
 絵本の形じゃなければ別に腹は立ちませんが、絵本である以上、メインである子どものことを考えて描かなくちゃ。
 326の絵本も“子どものため”じゃないが、この絵本も同じようにひどい。

『犬を飼う』は大人向けですよ。ターゲットが。
 掲載誌はビッグコミックだし。
 大人向けの雑誌に大人が読むためのマンガを描く。
 しかし、これは“子どもが読んでも”面白いでしょう。
 つまり、よりいい作品ということだと、そういうことじゃないですか。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1532 稚拙なだけ 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月18日(土)00時32分41秒
  「青春映画」でなく「青春ドラマ」だった。

 作品そのものにはさして腹も立たなかったが、加藤隆之という人の書評には無性に腹が立った。
「これがデビュー作とはとても思えない完成度」って、あのなあ。「これでデビューできたとはとても思えない完成度」と言い換えるべきだ。
 大体これは「教えて」るんじゃなくてはぐらかしてるんだろ〜。教育を語る資格なし。

 ペットを題材にした物語となると、やはり西原理恵子の「ずっとむかしのこと」(だったかな)は外せない。絵本の単行本として売ってもいいのに。

 なをみさん、おひさしぶりです。
 私も「紅の豚」と漫画「風の谷のナウシカ」は好きですねえ。
「いつでも会える」は、本当にただ稚拙なだけのありきたりの童話という感じですよ。1〜2分で読める短い作品です。
1533 そんなね 投稿者:相馬契太  投稿日:11月18日(土)03時19分55秒
   MLでの、あのくだらん絵本の感想は一通り見ましたが…。
「いい大人が“わんちゃん”て言うな、ボケ!!!!」

 バッカじゃねーの。そりゃ、あんな絵本でも売れるぜ。
 以上。
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1534 またか 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月18日(土)23時05分05秒
   べ〜つにいいじゃないの、わんちゃんだろうと長さんだろうと。
 なんなら私のことを浩ちゃんと呼んでもいいぞ。

 わんちゃんの人も確かここを見てるはずだ。おいでませ。
1535 はじめまして。 投稿者:ふなはしふみ  投稿日:11月18日(土)23時14分41秒
   ここではお初です。
 わーい、やったー。加藤さんに「わんちゃんて言うなあ!」って言われると思ってかいたんすよ。
 ちなみに私はあの絵本大っ嫌いです。ゆるいんだっつーの。
 死んだっていうのあらわすのにいきなり墓はないぞと。稚拙。
 すいません、今日はこんなもので。明日も早いので失礼します。
1536 打てば響く 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月18日(土)23時56分49秒
   憧れの相馬さんに罵倒されてなんだか嬉しそうなふなはしマダムだ。
 いきなりボケにバカだもん、さぞや嬉しかろ。
 私は「わんちゃん」くらいで噛み付いたりはしませんよ。でも私をプリンちゃんと呼んでくれなきゃ噛み付く。
1537 いや、違うだろ 投稿者:相馬契太  投稿日:11月20日(月)10時59分18秒
  「加藤さんに〜言われると思ってかいた」って書いてあるでしょ。改竄しないように。
 とはいえ、喜ばれてしまってはヤル気がうせるのも事実。
 意味なく謝ってしまおう。ごめんなさいごめんなさい。
 それから、ぼくのことはバリトンくんって呼んでね。
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1538 ばれてるよ。なんで。 投稿者:ふなはしふみ  投稿日:11月20日(月)23時03分31秒
   松浪健四郎やっる〜。
 もうなんか、政局とかよりこれがおまえの見せ場だよな!おこってくれ!
 サムライの沽券に関わるとか言ってくれ!

 バリトン(?)くん、改竄て、ML本体には私なんにも「加藤さんにわんちゃん〜」云々などに言及していないのに。とはいえ、他の‘アンチあの絵本’の人々にむけて敢えて言ってみた「わんちゃん」なわけですが、ちょっとのんきにやってしまって確かにその時「加藤さん!」が頭にあった訳じゃないのに(射程ではあったが)「加藤さんに〜言われると思った」と書きこんでしまったそのことがばれてるのがかっこわるいじゃんか。なんでそんなことすんのさ〜。
ま、いいや。

>加藤さん
 私プリンちゃんとは一生賭けても言えないわ。
1539 スタン・ハンセン引退 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月21日(火)00時17分15秒
   いや、ふなはしマダムが相馬さんに密かに憧れているという情報は何ヶ月も前にキャッチしていたものである。かどうかは知らないが。違うのか、マダム。
 ときに、今夜のマダムのコメント、解読不能。何が言いたい。まずは腰痛を治すべし。と私にしかわからないことを書く。
 プリンちゃんがダメならメロンちゃんでもいい。

 読みかけだった「風と木の詩」(竹宮惠子)の続刊を知人から借り読了。疲れた。「感情埋没型」という印象が強く、ツボにはまる人とそうでない人の差が激しそうだ。疲れた。
 同じ竹宮惠子の比較的新しい作品「紅にほふ」も読んでいるところだがこちらは読みやすい。が、人物相関がわからなくなってしまった。最初から読み直しだ。複雑な物語は相変わらず苦手。いや、そんなに複雑でもないような気もするが。

 スタン・ハンセン(51歳)遂に引退。セレモニーは1.28東京ドーム。
1540 松本大洋は? 投稿者:相馬契太  投稿日:11月21日(火)10時18分54秒
  >プリンちゃんがダメならメロンちゃんでもいい。
 うるさい、ヒゲプリン。
 そういや、アニメ「ルパン三世」に“デカメロン”という刑事が出てなかったろうか。
 ま、それはそれとして、誰か触れるかと思っていたら誰も触れない、松本大洋『GOGOモンスター』は、エッツの『もりのなか』に触発されて描いたそうですよ、と無駄なマメ知識。
 加藤さんは早く『犬を飼う』を読むように。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1541 えっと、つまり 投稿者:ふなはしふみ  投稿日:11月21日(火)18時20分47秒
   ちょっと、バカにした感じで「わんちゃん」っていってみたかったの。
 ぬいぐるみを「ヌイさん」と呼ぶようなゆるい感覚で。
 でも結局、マジで「わんちゃん」と言ってるように取られたわけで昨日の加藤紘一並みの間抜けをさらした私です。
 いや、しかしどうでもいいんです。

『GOGOモンスター』楽しみです。エッツの「もりのなか」にインスパイアされたといえば村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」なんてもそんな気がするんですが。迷子がテーマ。
1542 泣ける物語 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月22日(水)00時11分36秒
   松本大洋もエッツも知らない。
「犬を飼う」は探してみよう。泣ける物語好きだから。おい。

 なんだ、そしたらふなはしマダムは「冗談真に受けていきり立つ貴様こそ大ボケ野郎だ、バッカじゃねーの」とレスすべきだった。
 最近この掲示板何もなくてつまんないから。

 知人より借りた「できるかな」(西原理恵子)読了。感想を述べるのは無理だな。もしやあれは自伝ラブ・ストーリーか。違うな。
1543 へえー。 投稿者:突撃隊長  投稿日:11月25日(土)16時17分51秒
  「できるかな」ってあれだよね、タイ行っちゃうやつ。
 ありゃほんまもんのラブストーリーなん?びっくりー。
1544 閉店セール 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月26日(日)00時47分29秒
   ディアマンテスのアルベルトのソロライブに行く。今度はギター弾き語りの完全な単独ライブ。しかも収容人員120人というライブハウス。しかも最前列。
 これ、私がやろうとしてる「小ホール弾き語りマイクなしライブ」の上を行ってないか。マイクは使ってたけど。
 ライブの後は沖縄料理店へ。泡盛は苦手だ。

 横浜の日進で「改装閉店セール」なるものをやっていた。新品CDがなんと5枚で3000円。しかしセールが始まってから日にちが経っていたらしく、めぼしいものは大方売り切れ。それでも手当たり次第に10枚買う。
 クラシック4枚、ルパン三世4枚(なんでだ)、カシオペア1枚、カルロス・ヌニェス1枚。ゴダイゴもディアマンテスもマドレデウスも入手できず。くそ。
 しかも後になって、クラシックは2枚でよかったしルパン三世は1枚でよかったことに気付く。だったら3000円で済んだじゃん。

 親がパソコンを買う。本体とディスプレイのセットで5万円。安くなったもんだ。フロッピーディスクドライブがないという設計も味わい深い。
 それにしてもなぜハードディスクのパーテーションをあらかじめ区切っておいてくれないのだろう。昔はこうじゃなかった。再セットアップの時どうせいっちゅうんじゃ、FDDもないのに。

 突撃隊長さん、ごめんなさい、ごめんなさい。
1545 ??? 投稿者:突撃隊長  投稿日:11月26日(日)17時47分26秒
   をを??

 把握してません、俺。
1546 スピーカー買う 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月26日(日)23時37分49秒
   日進の閉店セールは26日でおしまい。
 ハタと思い立ち、AV機器の売り場に向かう。お〜スピーカーが安い安い。その中でも特に安いのをサラウンドのリア用に買う。ペアで7,500円也。
定価15,000円であの大きさだから音質には期待できぬが中低音域がちゃんと出ればよし。配送は水曜日だって。
 不要になったスピーカーはオークションにでも出してみようか。
 これでとあるページを更新できる。

 更新といえば「悪筆との戦い」はどうなった。確か今年一杯で終わる予定だったはずだがまだ5分の1しかやってない。どうしよう。

 ええと、うんと、「できるかな」読んでみて下さい。
1547 あらら 投稿者:突撃隊長  投稿日:11月27日(月)13時01分16秒
   読んだんだけどな。でもわかんないや。
 もっかい見てみよっと。
1548 CD半額 投稿者:相馬契太  投稿日:11月27日(月)22時25分41秒
   輸入CDの一部がなんと50%OFFという素晴らしい企画を、タワーレコードがやっていた。
 今日、ふらっと入ってみたらそんな状態で、しかもエディット・ピアフの4枚組ベストが対象商品としてババーンと置いてあるではないですか。
 早速買って帰りましたことよ。そんで聴いてみましたことよ。

 感想:「ん〜、こりゃ笠置シヅ子に似てますわ」。
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1549 壮大な計画 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月27日(月)23時57分45秒
   あら、「できるかな」読んでましたか。
「タイを舞台に繰り広げられる甘〜いラブストーリーですよ」と人に薦めて騙すという壮大な計画が成功するかと思ったんですが。
 ごめんなさい、ごめんなさい。

 え、相馬さんシャンソン聴くんですか。なんかフランス音楽嫌いそうだと思ってたんだけど。今江祥智はモンタンのファンだったなあ。
 モンタンをモデルにした韓国人少年の物語を近々書くという話だが(講演会で質問して確認した)どうなっているのやら。
1550 なにを言ってるのか 投稿者:相馬契太  投稿日:11月28日(火)13時22分02秒
   フランス音楽を聴かないわけがないでしょう。
 といっても、聴き始めたのは最近だしそれ程でもないか。やっぱり。
 ジェーン・バーキンとゲンスブールから入ったんですよ。
 あとは何を持ってたっけ。ヴァレリー・ルメルシェか(←名前うろ覚え)。

 子どものころ読んでいた本が、けっこう今江祥智のものだったりする。
 この間も2冊見つけたんだよな。なんだっけ。忘れちゃった。
 あ、1つは翻訳ものだ。『幸福な王子』だっけ。
 ツバメに目だのなんだのいろいろ配らせる話。
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1551 ほほう。 投稿者:突撃隊長  投稿日:11月28日(火)16時26分17秒
   俺もなぜかこの前ゲンスブール買ってしまったよ。
 できるかなといえば、この質問。
「世界で一番強いのは何人?」
1552 鼓童はいい 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月29日(水)01時58分18秒
   鼓童のコンサートに行く。去年までとは打って変わって、真ん中にエンターテイメントな曲を。今までの、緊張しっぱなしからアンコールで一気に解放というのも好きだったけど、こういうのもいいなあ。

 相馬さんの挙げたミュージシャンの名前全部知らない。
 フランス音楽で好きなのはドビュッシーのピアノ曲くらいかな。ラヴェルのオーケストラ曲も少し聴くけど。
 今江祥智の翻訳といえばなんと言っても「ぼちぼちいこか」(マイク・セイラー)。
1553 読書疲れ 投稿者:相馬契太  投稿日:11月29日(水)09時59分42秒
   山崎朋子『サンダカン八番娼館』を読んでいる。
 なんと言っていいのかわからないが何か言いたくて、でもわからないから言えない。
 怒りとか悲しみとかそういうものじゃなくて、こう、「なんなのよ一体。ふざけんじゃねえぞ」という苛立ちというか、こう、何に誰に対して苛立っているのかはよくわからないんだけど。
 とりあえずこの苛立ちの矛先を、当時の東南アジアを紹介した本が資料として合間合間に挿入されるのだが、その著者の物言いにぶつけることにする。
 なにが「大和撫子」だ。外国で娼婦をするしかない人たちがいるのに。ふざけんじゃねえよ。

 しかし「からゆきさん」として東南アジアに娼婦を送り込んでいた日本が、現在は逆にそれらの国から、いわゆる「ジャパゆきさん」を迎えるようになって、方向は変われど世界はちっとも変わっていないのではないかと、とにかく、こう、本当に苛立つ。

『サンダカン〜』はハードカバーなので家で読む。
 通勤時は筒井康隆『虚人たち』を読み、これまたぐったり。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1554 サラウンド 投稿者:加藤 浩司  投稿日:11月30日(木)00時47分31秒
   うーむ、知らない作品の感想を読むのもおつなもの。何だかわからない苛立ちに感想の読み手まで巻き込むという荒技。

「スティル・ライフ」(池澤夏樹)読了。テーマそのものよりも人物描写に惹かれる。といっても、人物描写には当然ながらテーマとの繋がりがある。とりわけこのくだりが気に入った。
<佐々井はしばらく黙っていた。言葉を心の中で準備しているのでもなく、口を開く決心を待っているのでもなく、ただ大きな船がゆっくりと向きを変えるように、彼は天気のことからそちらの話題に心の向きを変えた。>

 リアスピーカー届く。これで5つのスピーカ全て大きさだけは一丁前。
 しかしその、なんだ、2チャンネルステレオのCDには、殆どの音がセンターに配置されているものが結構あって、そういうCDは5チャンネルのサラウンドで鳴らすとセンタースピーカーからばかり音が出る。

 それで結局4チャンネルの方がいいじゃんとなってしまう。センタースピーカーの音量を極端に下げてメインの音量を上げるという荒技もあるが、音のバランスが崩れることが多い。センターの音をいくらか左右に振り分けるような機能があればいいのに。
1555 そういや 投稿者:相馬契太  投稿日:12月 1日(金)14時44分55秒
   泉さんはどうしたのかな?
1556 こんなことがあった 投稿者:加藤 浩司  投稿日:12月 2日(土)00時20分32秒
   ネット通販で注文したCD6枚が届く。ゴダイゴ3枚、グロリア・エステファン2枚、クスコ1枚。
 グロリアは特別好きというわけでもないが150円と300円だったので買った。片方はマキシシングルだったがまあよしとしよう。ゴダイゴは中古という名目だが全部新品だった。定価の4割引。
 これで未聴CDが30枚を超えた。おっと、すぐ2枚聴いて29枚になった。
 ここは今セール期間なのでお薦めだ。http://www.recofan.co.jp/


 10月11月と、とある場所で「噛み合わない議論月間」だった私だが、それとは別のとある掲示板で、こんなことがあった。
 背景を簡単に説明すると、※※という掲示板でちょっとした議論(といっても一往復半)をした○○氏の掲示板を覗くと、私の投稿に批判的な言葉。☆☆氏に至っては「加藤さんのレスに切れた」。
 それを受けての私の投稿。

(以下転載・一部修正、割愛)
 こんにちは、お邪魔します。
 ※※の掲示板で○○さんの名前を拝見して久し振りにこちらを覗いてみたら興味深い話題があったのでコメントさせていただきます。

 まずこちら。

>あいかわらず、自分の考えを押しつける傾向はかわらないな

 一応私のスタンスを申し上げておくと、おかしいと感じたらそう言います。不快を覚えたら抗議します。疑問があれば問い掛けます。
 そして、私が望んでいるのは意見交換です。
 ○○さんからレスを貰った時は素直に嬉しかった。だから礼を言った。でも意見そのものには納得できなかった。だから反論した。それだけです。

 私には※※掲示板で○○さんと健全な意見交換をしたという意識しかありません。その前の(私の)投稿も、不快感と疑問を表明しただけのこと(注:○○氏への不快感ではない)。それが「押し付け」でしょうか。なぜ☆☆さんは「切れて」しまったのでしょう。

 繰り返しますが、私が望んでいるのは意見交換です。人に一方的に意見を押し付けたことなどただの一度もないと自負しています。
 私の言い分におかしい点があればどんどん指摘して下さい。私が反論されるのを拒否しない限り「押し付け」にはならないはず。(以下略)
(以上転載)

 明け方に投稿し、夜アクセスしたら閉鎖してた。そして翌日には復活。私の投稿だけきれいに消えている。

 措置への評価はここではさておこう。何をもって「押し付け」と呼ぶかもさておこう。とにかく今言いたいのは、とても残念だということと、それでいいのかということだ。

 関わりたくない相手には付き纏われ、歩み寄った相手には逃げられ。それが人生というものか。とにかく今言いたいのは、泉さんはいずこへということだ。
 というコメントを用意していたら相馬さんに先を越された。
1557 実は 投稿者:相馬契太  投稿日:12月 2日(土)08時37分17秒
   泉さんがダラッピーナさんだったのではないか?
1558 どうでもいいラック 投稿者:加藤 浩司  投稿日:12月 4日(月)01時45分04秒
   この週末は聴き所のまるでないゲーム音楽のCDを聴いて過ごす。聴いた後は「どうでもいいラック」に直行。まだまだあるぞ。

 な〜んだ、そうだったのか、泉さん。しかし本当にどうしたんだ。また海外かな。そんなこと言ってなかったけど。
1559 ソウルキャピタルって怪しい?
投稿者:こまもも  投稿日:12月 4日(月)14時31分54秒
   ここの掲示板の986と990に出てきてるソウルキャピタルって怪しいの?
 すごい利率がいいな、でも・・と,思って調べてたのですが・・・
1560 それでいいのか 投稿者:加藤 浩司  投稿日:12月 5日(火)02時01分08秒
   私の見たところでは、ソウルキャピタルより君の方が怪しい。
1561 ところで 投稿者:相馬契太  投稿日:12月 6日(水)11時14分31秒
   加藤さんが揉めたのはどこの掲示板?
1562 私? 投稿者:こまもも  投稿日:12月 6日(水)16時05分31秒
   加藤さん。
 君って私?
1563 自転車盗まれた 投稿者:加藤 浩司  投稿日:12月 7日(木)01時55分33秒
   カギちゃんとかけといたがなあ。相馬さん返せ。
 一応警察に届けるつもりじゃが、どうもあの場所は駐輪禁止区域らしくばつが悪い。道一本移れば禁止じゃなかったのに。
 しかし買ってから丸3年にもなるママチャリ盗むやつの気が知れん。ブレーキがうるさいから近くを通ればすぐわかるぞ。横浜ならもっといい自転車がたくさん止めてあるだろうに。
 警察が持ってったんじゃないよなあ。周りのバイクはそのままだったもん。

 肩こり軽減のためマウスを左利き用に設定。でも場所がないので右手で使う。中指でダブルクリックだ。

 揉めた掲示板〜?教えな〜い。
1564 バカな 投稿者:相馬契太  投稿日:12月 7日(木)15時29分55秒
   盗んだものを返すバカがいるか。
 もうロシアに売ったったわ。
 ボンヤリしてる方が悪いんじゃアホウ。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1565 はじめまして 投稿者:キン骨マンG  投稿日:12月 8日(金)02時32分22秒
   はじめまして。
「灰谷健次郎」で検索したらここに来ました。
 灰谷作品について論じられる人が周りにいないので、素直にうれしいです。
「兎の目」批評の感想を述べさせていただきます。
 不適切かどうかはわかりませんが、こういう書き込みは少なくとも最近はないと思うので、荒らしとして扱ってください(笑)。

 批評を賞賛、条件付き賞賛、批判あるいは否定の三つに分けて紹介されていましたが、非常にわかりやすかったです。
 また作品全体の評価のところで、単なる感動ではなく作者が何を伝えたかったのかを問題にしているところに共感を覚えました。

 この作品のすばらしいところは、主人公の人間的成長を描いている点だと思います。
 社会の暗い部分を否定するのではなく、競争社会という現実のなかでどう生きるべきかというテーマを貫いています。
 多くの人は差別や競争という社会の暗い部分に対して、全肯定もしくは全否定しがちです。
 現代の教育を肯定する人は、例えば落ちこぼれがいるという現実を無視していますが、教育批判をする人も多くは落ちこぼれを差別するのはよくないというだけで具体的対策を持たず、現実から離れた白々しいただの否定になってしまいます。
だから、最初社会肯定派であった小谷先生は鉄三という現実にたいして無力でしたが、これは教育否定派も同じことです。
 例えば、ハエの好きな鉄三は同級生からいじめられ、先生からは嫌がられますが、いじめや差別がいけないというだけでは、何の解決にもなりません。
 なぜいけないのか、何がいいのかをはっきり示さなければ誰もついてこないでしょう。
 なお悪いことに、現実の社会ではいじめや差別が横行しており、競争社会なので落ちこぼれは「絶対」なくなりません。
 かといって、落ちこぼれをそのままほっといては救いも何もありません。
 だから、小谷先生は鉄三と一緒に試行錯誤することで、「どのように生きればいいのか」を見出そうとしたのだ、と思います。
 読み書きができないといって馬鹿にするのは差別ですが、読み書きができなければ文明社会のなかで人は生きてゆけません。
 不潔だといって馬鹿にするのは差別ですが、人間には衛生管理は必要です。
 差別はよくないというのは簡単ですが、問題は現実に差別されるような人間がどうしたら社会のなかで生きてゆけるかということであり、それが一番大変です。
 人種差別はおいといて、落ちこぼれであるか、優等生であるかに関係なく子供は社会で生きていくために、成長しなくてはなりません。
 つまり社会にとって「意味のある」人間になるということで、そういう意味で鉄三の「ハエ博士」は多いに意義のある成果です。
 よってこの場合鉄三が社会に認められるというのは積極的意味があり、優等生が誉められることとは全く違います。
 以上の点で、「兎の目」は鉄三という人間の成長を描いており、大きな意義があると思います。

 また教育者としての小谷先生の成長を描いているという点でも優れていますが、すでに長文なので省略します。

 しかし、教育問題は優等生でも例外ではありません。
 競争に勝ち、いい大学、いい会社にいっても、すぐに次の競争が待ち構えています。
 どこまで行っても競走は終わらず、休むことなくどこまでも搾り取られていきます。
 現在では、規制緩和などによって競争が激化し失業率が激増するなかでこのこと特に顕著に表れています。
 また、官僚の不祥事などエリートの人間性の欠落がとりあげられています。
 人間性の欠落とは、社会における自分の位置、人との関係を無視することで、まさに最初の頃の鉄三と同じ状態です。
 そういった意味では優れた社会人になることと、競争に勝つことは全く違うと思います。
 私の知ってる賢人は、「競争社会は恐ろしい」といいます。
 競争に勝っても負けても競争からは逃れられない、というのです。
 私もそう思います。
 大事なのは競争、ひいては競争社会の何たるかを知り、その中で自分がどう生きるのかを考えることだと思います。

 次に実際にどう教育の何が問題で、どんな教育が必要か、ということですが・・・。
 すでにあまりに長文なので省略します(涙)。
 まあたいした意見もないし。
 ただ、ここでもどういう勉強をしなければならないか、を考えなければならないでしょう。

 ええーめちゃくちゃ書き込みましたが、省略しないでください。
 あくまで、荒らしなので(笑)。
「落ちこぼれ」という表記が不快に思われた方には、深く謝罪します。
 悪い意味では使っていませんが。
 以上です。
1566 警察め 投稿者:加藤 浩司  投稿日:12月 8日(金)03時20分34秒
   結局こまもも氏はなんだったんだろう。謎。

 報告1。泉さんは当分ネットから撤退することになるとのこと。

 報告2。自転車は警察が持って行ったらしい。取りに行かねば。手数料なんか取られるのかな。

 キン骨マンGさん、いらっしゃいませ。
 児童文学の部屋は更新をサボりっぱなしなせいか、灰谷ファンがめっきり現れなくなっていただけにとても嬉しいです。
 そうですね、「兎の眼」では悪いことをただ悪いこととして非難するのではなく、その中で何をどうするかを模索する人が描かれている点が名作たる由縁だと思います。

 それから、「落ちこぼれ」という言葉に腹を立てる人はここには多分いませんのでご安心下さい。なにしろ「バッカじゃねーの」の言われて喜ぶような人が見てる掲示板ですから。
1567 え〜っ泉さん 投稿者:ゆき  投稿日:12月 8日(金)08時52分59秒
   喉が痛い。
 でも寒気はしないと言うか、この気候でウールのコートを着てる人の気が知れない。

 自転車の件ですが、東京の私の住んでいる区の場合、禁止区域に止めてある自転車の撤去は区が行います。警察官の方に駐輪場の場所を聞いたとき、場所は教えてくれたんですが、その辺の取り締まりは区がやってることだから関係ないんだよね〜って感じでした。
 それを警察に持って行かれたとは、よっぽどやばいとこにとめといたんじゃないですか?

 キン骨マンGさんは、最近の笹川発言を踏まえていらっしゃるのでしょうか?

 泉さんショック。ロムもしてないのかしら。それともダラッピーナとしてだけ生きていくことに決めたのかしら。
1568 報告 投稿者:加藤 浩司  投稿日:12月 9日(土)03時11分35秒
  http://www2.odn.ne.jp/koji/bic.gif
1569 ほんとに荒らしっぽくなってきた
投稿者:キン骨マンG  投稿日:12月 9日(土)16時29分41秒
   こんにちは。二度目の書き込みをさせていただきます。

 コンテンツの宮崎駿と手塚治虫の比較を読みました。
 知らない情報満載で、とても面白かったです。
 私は最近、「小説や漫画、アニメのなにを面白いと感じるのか」というしょうもないことをかんがえているので、それについて述べたいと思います。
 ただし、これはあくまで「私」が面白いと感じる理由、根拠についてのことで、「こうあるべきだ」「こうでないからダメだ」というわけではありません。
 個人的に評価できない作品もあり、それについても若干触れざるを得ませんが、他の人が面白いということを否定するものではありません。
 個人の主観について批判しあっても喧嘩になるだけだと思います。
 ただ、「君はこの作品のこんなすごい魅力に気づいていないのかね?」といった攻撃は大歓迎です(笑)。
 個人の主観のもととなる客観的事実は何なのか、ということならいくらでも議論の余地がありますから。

 上で「面白い」と書きましたが、そのなかでも「感動できる」に限定します。
 やはり作品を見て感動するためには、その作品に「メッセージ」がないといけないと思います(これについては賛同してもらえると思うので「なぜ」は書きません)。
 ここでのメッセージとは総じて、より良い人間関係(社会)を築くためには何が必要なのかのかということだと思います。
 というのも、やはり愛にしても、勇気にしても人々が感動するのは、単に主観的なものではなく、人と人との関係において現実に効果(やな言い方)を発揮するものだからです。
 人間と自然の関係にしても、現存する自然環境が破壊されて困ったり悲しんだりするのは人間の都合からきているので、やはりよりよい人間社会をつくるというのが問題になると思います。
 マグマのなかにも生物はいるし、荒野だろうが砂漠だろうが地球は地球ですからね。
 よって、ミクロからマクロまで人間関係について、何か効果的な示唆を与えるということをここでは「メッセージ」とします。

 脱線してしまいましたが、とにかく感動できる作品にはメッセージが必要です。
 しかし、同時にメッセージが生きるような作品にしなくてはなりません。
 ではどんな作品がより良くメッセージを伝えるのでしょうか。
 私は、それがリアリティのある作品だと思います。
 なぜなら、作品中のメッセージというのはそのまま言葉で伝えても感動を与えないからです。
 極論すれば、映画製作者が考えているようなことは、だいたいみんな考えています。
 上でメッセージの内容について触れなかったのはそのためです。
 しかし、それらの哲学的なメッセージは頭の中ではわかっていても実際に生活のなかで体験することは少ないでしょう。
 だから、現実を疑似体験できる小説や映画のなかで登場人物が愛や勇気を実行に移していると皆感動するわけです。

 続きます。
1570 ほんとに荒らしっぽくなってきた2
投稿者:キン骨マンG  投稿日:12月 9日(土)16時32分08秒
   続きです。
「天空の城ラピュタ」が典型的な例です。
 他人の為に何かすることの大切さ、他人を傷つけてはいけないことをいくら言葉で説明してもたいした反応は返ってこないでしょう。
 しかし、パズーやシータや変な人たちがあれだけ過酷な状況の中でも彼ら全員の幸せの為に戦っている姿を見るとやはり感動してしまいます。

 よって、人を感動させる為には、よりリアルに愛や正義を実行する人間を描かなくてはいけません。
 ただ、ここでいうリアリティとは、現実をそのまま映し出すということではありません。
 むしろ行政システムとか法体系とか重要でないものは捨象した方がわかりやすいです。
 リアリティとは登場人物を囲む環境の動き(ストーリーの流れ)の必然性だと思います。
 必然性とは、人間の思惑とは独立した「こうすればこうなる」という現実の流れのことです。何かを成し遂げようとすれなら、それは制限といえるでしょう。
 メッセージがなぜそのままでは受け入れられないのかというと、現実にはいろんな制限があって、なかなかメッセージの内容を実行できないからです。
 制限を無視すればきれいごとで終わってしまいます。
 だから愛や勇気を実行に移している登場人物を囲む現実がリアルで過酷であればあるほど「すごい!」ということになるのでしょう。
 逆に登場人物に感動的なことをさせる為に環境(ストーリー)を動かしてしまうと、全く感動できなくなってしまいます。
 そういう作品は「わざとらしい」とか、「白々しい」という評価をされるようです。

 ここで、コンテンツの宮崎駿氏のコメントを引用します。
「ストーリーというのは、ある意味では神さまになって、いろいろ自分が手管でつくることができる 世界でしょう。
(略)手管でつくっちゃいけない んじゃないかという気がしてくるんです。これはこうならざるを得ないんだというところで進めていかないと、その世界はできあがらないというね。」
 宮崎駿氏の作品はこれまで述べてきた理由で、大変感動できる作品だと思います。
「もののけ姫」はメッセージ先行で、私は好きではありませんが。

 最後に、作品が与える感動の意義について。
 言葉や理屈は大切ですが、やはり概念というものは実体験のなかで初めて身につくものであると思います。
 そういった意味で、それを疑似体験して感動するというのは、すべてわかった気にならなければすばらしいことだと思います。

 大変長文ですみません。ここならいいと思うんですけど・・・。
 書き込み少ないし(懲役?)。

 ゆきさんへ
 はじめまして。以後よろしくお願いします。
 ええと、笹川発言は踏まえておりません。
 うーん、これでいいのかな?(笑)
1571 感動 投稿者:相馬契太  投稿日:12月10日(日)01時22分25秒
  「メッセージなんてないのに面白い」という方がより素敵な気がします。
 そんなことはない? 俺はそう思うな。
http://www.simple1-j.com/k-bbs/kbbs.cgi?bn=010446
1572 1500円 投稿者:なをみ  投稿日:12月10日(日)10時42分55秒
   よっぽど横浜市もお金に困ってたんでしょうね。
 そんな市に1,500円も寄付なさるなんて、加藤さんも素敵。
1573 財源確保 投稿者:加藤 浩司  投稿日:12月10日(日)23時45分44秒
   細切れになりますが、思い付くままコメントします。

1.「主観について批判しあっても喧嘩になるだけ」というのは確かにその通りなんですが、そういう制約は設けずにおきたい気持ちもあります。あえて主観にケチを付け合うことで発見できるものもあるんじゃないかという思いがあるもので。
 もちろん誰彼構わずそれをやるのは野暮というものですが。

2.メッセージという言葉には、イデオロギーとかお説教とかいうイメージが付き纏うので慎重に使う必要があると思います。
 例えば西原理恵子の短編には「人間かくあるべし」といった主張は皆無です。あるできごとをそのまま切り取ったといった体の作品が多い。その意味では西原漫画にメッセージはない。
 しかしそこには人の心を動かす何かが間違いなくある。そういう広義のメッセージなら確かにある。これがキン骨マンさんの言うところの「示唆」と私は解釈しました。

 ただ、そういう広義のメッセージのない物語というのが果たして存在するのかという疑問が残ります。質の高低はあるにせよ、広義のメッセージはどんな作品にもあるような気がします。たとえプロレス雑誌の投稿漫画であれ。

 相馬さんが「ない方がいい」と考えるメッセージはどれくらいの範囲を指すのかしら。

3.面白く感じるということと感動するということの線引きは難しいと思います。面白く感じた、つまり心の琴線に触れたということは、そこには人や世界の「何か」が描かれているはずだと。(その「何か」にも質の高低は当然ある。)

 なんと、自転車撤去は財源確保のためだったか。

 予告。2001年1月1日に掲示板を下記に移転します。
 また、自分に課していた「連続投稿をしない」というわけのわからない方針は撤廃します。
http://www2.aaacafe.ne.jp/free/kato/bara.bbs
1574 「ない」というのは違うな 投稿者:相馬契太  投稿日:12月11日(月)01時21分46秒
   もう少し正確に言えば「メッセージというものを思い起こさせないもの」。
 つまり余計なことを考えず、「見た(読んだ)、楽しかった、終わり」なんてもの。
 作者は何を言いたかったのか、なんて考えつきもしない作品ということかな。
1575 面白さの視点 投稿者:なをみ  投稿日:12月11日(月)12時25分56秒
   何を面白いと感じるか。
 う〜ん、加藤さんも書かれてますね。省略。付け加えるとすれば、作品にも質があるように、受け手にも質が存在すると言うこと。こっちの方が大切ですよね。つまり我々の質。・・・やっぱりうまく書けん。

> なんと、自転車撤去は財源確保のためだったか。

 モチ。スピード違反の取り締まりなんかもそうですね。本当に交通事故を少なくされる気があるんだったら他に色々手があると思いませんこと?違法駐車も。
1576 人生相談 投稿者:加藤 浩司  投稿日:12月13日(水)00時19分02秒
   守れっこない道路交通法を定めておいて罰金を取るなんてのは殆ど詐欺ですな。
 しかし自転車撤去の目的がオカネだとしても、腑に落ちない部分がある。
 横浜駅周辺には、駐輪禁止の道に連日ズラ〜っと駐輪されている場所がいくつもある。にも関わらず、そこにある自転車は一切撤去せずに、ポツンポツンと停めてあるものばかり撤去する。能率悪いじゃんか。保管所には2〜3人いたし、人件費の方が高そうだ。

 メッセージの話。
 確か灰谷健次郎だったと思うが、物語の面白さには「我を忘れる面白さ」と「身につまされる面白さ」があると言っていた。その通りだと思う。
「身につまされる=メッセージ」ではないけれど、後者にはメッセージを常に感じながら読まされてしまう名作というのもあるような気がする。

 皆さんに相談。
 来年からハンドル名を「加藤 浩司」から「加藤浩司」に変えようかどうか迷ってます。どうすればいいでしょう。
1577 迷うな! 投稿者:出羽桜  投稿日:12月13日(水)03時19分08秒
   新ハンドルネームは「ひげプリン」にしなさい。
1578 迷わず「No」 投稿者:加藤 浩司  投稿日:12月14日(木)01時09分26秒
   まあヒゲはそのうち剃るし。いつ剃ろう。
 ホームページのタイトルも変えたいんだよなあ。
 ヒゲプリン?やだ。

 相馬さんが「系田」とやらかした。
「毛板」に比べるとややインパクトに欠けるか。

 ネット通販で買ったゴダイゴ3枚を聴き終える。
「カトマンドゥー」が一番気に入った。
1579 失敬だな! 投稿者:出羽桜  投稿日:12月14日(木)06時24分57秒
   もういいよ!
1580 いっそのこと 投稿者:なをみ  投稿日:12月14日(木)08時45分33秒
   「ひげプリン」はお気に召さないご様子。いっそのこと、「プリンひげ」なんてのは?
 一瞬「プリン姫」とも聞き取れ、プッチンプリンのカラメルの部分からひげが生えているのも容易に想像できます。

 違法駐車、何でつかまるか?これは至極簡単「目立つから」。それに全車撤去したら市民愚連隊が黙っちゃいないでしょう。要は見せしめですね。
 駐車違反も速度違反も財源化されているので、完全になくなるのも困るんでしょうね。駐輪違反は分かりませんが。

 しかし本当の問題は放置自転車。物余りの象徴です。ホームセンターで1万円以下で買える自転車は、1月もしないうちに錆が上がって結局買い損になるのに、「安いから」という理由で買われ、「安かったから」という理由で捨てられる。「もったいない」という言葉が日本から失われつつあるようです。