(2001.3.15〜2001.4.20)

1701 残り1ヶ月 投稿者:加藤浩司 01/03/15 Thu 23:43:09
  「萬画」というのは石森氏の造語ですな。そんなエッセイを読んだことが。

 もたもたしている間にルノワール展が残り1ヶ月となってしまった。平日に行くのは難しそうだ。今週末あたり行ければ行こう。
1702 言った先からルノワール 投稿者:加藤浩司 01/03/16 Fri 23:29:43
   仕事が午前中に終わったのでその足でルノワール展へ。
 おいおい、ビルの周りに行列ができてるよ。平日の昼間にこれはなかろう。入場に約20分費やす。ぴあで券買っとくんだった。

 率直に言うと、満足度はさほど高くなかった。絵ではなくこちらの受け皿の問題で。なにしろ好きな作品が限られてるから。
「これがあればいいな」と思っていたものがあまりなかった。肖像画に好きなものが多いのだが。
 それでも、実物を見ると画集ではわからなかったものを何かしら発見できるもの。いつぞやの某展覧会ではルノワールの「おもちゃで遊ぶ子供−ガブリエルと画家の息子ジャン」にはビックリだった。
 この時のインパクトには及ばないけれど、今回は「ぶらんこ」がそんな発見だった。画集では、なんだこのバッチイ絵はと思っていたが。

「ブージヴァルのダンス」があったのは嬉しかった。が、何かが違う。画集で見た印象よりも表情が表面的に見えるし、おでこに妙な物体(髪?)が不自然に描かれている。
 後でわかったが、出品されていたのはルノワール本人による模写だそうな。騙された。のか。

 初めてルノワールの画集を見た時に一番惹き付けられた「麦藁帽子をかぶった若い娘」(画集では違うタイトルだったような)があったがさして印象に残らず。なぜかしら。

 館内で上映されていたビデオに、出品されてなかったもので好きな作品が出ていたのでちょっと嬉しかった。店に売っていた「ルノワールクッキー」は笑えた。

 美術館を出た時は行列ないでやがんの。
 午後6時以降は200円安い1100円で入場できるそうな。つまり昼より夜の方が空いているということか。知らんかった。

 それにしても美術展は疲れる。途中で座ってお茶でも飲めるようになってればいいのに。
1703 お茶したい 投稿者:なをみ 01/03/17 Sat 15:54:55
   住んでるところが田舎なもので、なかなか美術館に行く機会もないのですが、それでもドライブ先に美術館があったりするとついつい入ってしまいます。
 自分は扁平足なので、午前中ずっと観てると足が痛くて泣きたくなるんです。そんなときに途中にイス、というか、ベンチ、というかソファがあったりすると本当に有り難い。お茶なんか飲めたら最高ですね。
 あ、私はミロが好きです。東京で一回と、盛岡で1回観ました。本物はディテールまで良く見えるので、作品から何かがダイレクトに伝わる気がします。
1704 最終回 投稿者:加藤浩司 01/03/18 Sun 00:09:29
   美術展では大抵ソファは置いてありますけどね、飲み物は水がせいぜい。目も足も疲れるんだなあ。

 3月18日の「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」が最終回となるそうな。17日の朝日新聞夕刊に記事あり。

 ここの「マンスリーメッセージ」のバックナンバーで今江祥智と石井睦美の対談が読める。
 http://www.mitsumura-tosho.co.jp/

 そしてこれ。うーむ。
 http://www.246.ne.jp/~ktakaf/bungaku/bbbungaku.html
1705 喉渇く 投稿者:加藤浩司 01/03/19 Mon 00:14:14
   考えてみればソファは置いてないか。ただの椅子だ。

 鼻炎カプセルが段々効かなくなって来た。鼻のムズムズは止まるが鼻詰まりが。この薬を飲むとやたらと喉が渇くのはなぜだろう。渇く(乾く)のは鼻だけでよろし。

 ADSLなるものを始めて知る。最大ISDNの24倍の速さで月額5800円〜の電話代不要の常時接続。これは惹かれますなあ。

http://www.eaccess.net/jp/station/
1706 告白 投稿者:加藤浩司 01/03/23 Fri 23:05:46
   最近書き込みが少ないのでネタ振りに告白してみよう。驚くなよ。

 私は宅配ピザ屋を利用したことがありません。
1707 告白2 投稿者:出羽桜 01/03/24 Sat 00:10:27
   わたくしは、プリクラを撮ったことがございません。
1708 報告 投稿者:梨屋アリエ 01/03/24 Sat 01:32:43
   とうとう電波系児童作家として「2チャンネル」に書かれました。
(児童作家じゃねぇ。なんやー、俺はまだ児童なのかっ。)
 なんだかいっぱしのゆーめー作家みたい。くす。
 ぢつは、私は村上春樹や村上龍と同じ担当編集者なんすよ。

 たまには自分の掲示板を自分であらしてみるのもナイスです。
1709 児童を作ってどうする 投稿者:加藤浩司 01/03/24 Sat 02:08:29
   つい最近「荒らし撃退の顛末」でネタにした所ですな。
 2チャンネルを覗いてたのはほんの一時期だが私の人気は結構息が長かったようで。今はどうかしら。

 言語感覚がステキだ。児童作家ってなんだ。作家やってる児童か。それとも児童を作る人のことか。

「電波系」ってよく見掛ける言葉だけどずっと意味を知らなかった。検索してようやくわかった。どのジャンルの掲示板も人の悪口の書き方は同じのようで。もっとボキャブラリー増やせよ。
1710 アホメールありがとう 投稿者:加藤浩司 01/03/24 Sat 23:40:21
   手塚漫画と宮崎アニメの比較論を読んで、ある程度くりかえされつづけてきた議論の再録であるとの感想をもった。以下は私個人の見解であります。

 手塚氏はもともとロシア文学に傾倒した少年であったと思われ、ドラエフスキー的な長編を目指していた(特に初期の単行本時代の、今日の漫画の標準からしても複雑な並行的筋立ての作品は驚きものです)。

 彼はストーリーを仕立てるところに最大の手腕があり(ストーリー漫画!)よって漫画中に出てくる登場人物(キャラクター)は、ストーリーをすすめて行く上での道具であり、(彼が意のままにあやつれる)俳優であって、あるいは記号であると言える。可能なら別のキャラクターに演じさせてもかまわない。
 肉体を持った表現主体としての俳優や人物といった立場の視点ではなく、それは映画監督の側あるいはシナリオライターの視点の作品だと思う。

(ディズニーも初期のアニメーションにおいても、キャラクターは記号であって、物理的な肉体をもった存在ではなくて、非現実的な動きや動作をするところが実写とは違うところでもあり、面白さの本質的源泉でもある。)

 そもそも手塚漫画は小説的なストーリー漫画から来たアニメーションであって、実写的な映画をセル画に焼きなおしたアニメとは違う。

 人物描写を最重視するならば、真に迫る演技のできる名俳優(たしかに最近は少なくなったが)の実写に勝るものは、(現段階では)ないと思う。 そもそもアニメーションでやらなくてもよいのである。
 普通のカメラで撮れないというのであれば、合成でもCGでも最近はあるのだから。

余談:
 ちなみに最近のハリウッド映画は俳優は昔は舞台俳優としての修練を積んだ名優が「人間として」演じるといったものが多かった
 ように見えるのだけれども、最近特にSFX物では、感情のにじみ出るような演技はそこそこでよくって、活劇と爆薬の爆発でもって、ストーリーを観客に追わせるといった傾向が強まって「ストーリ」仕立ての漫画に近づいたといえるのかもしれない。そのうち将来は人間の俳優を消去してCGにより俳優を作るようになって、実写とCGとアニメーションの違いが消えて、区別がなくなるか、きわめてあいまいになってしまう可能性もあるだろう。

 そもそも東映系のアニメーションは、カメラアングルが普通の演劇物の実写映画的であるばあいが多いとは思う。たとえば風景に地面ないしは地平線が入っている。ところがテレビ系ばかりではないと思うが、(コマが狭かった初期の漫画は特にそうだが)キャラクタの上半身のみが
アップでというアングルが多いのではないだろうか。

 人物描写が優れているのが優れたアニメーションであるというのは人間主体の演技系の作品に偏ったジャンルに対する偏愛ではないだろうか。
 限りなく実写の人間に近いキャラクターをなぜかアニメーションで描き、動作も人間的で、視聴者が映画俳優や、テレビタレントに対して抱くのと同様の感情移入の容易なことをもって、「優れた人物描写」だというのはわからなくもないが、安易であると思う。擬似人間に対する感情移入を目的にアニメーションを見るから、声優のアイドル視の方向に行ったり、ハイティーンがアニパロに走る傾向が高まるのかもしれないと思う。

 昔、俗に、劇画は細かい写真的な書き込みをして「丁寧」で「念入り」にかかれているから上等であり、それにくらべるとたとえばドラえもん的な劇画的ではない漫画は、手抜きな幼稚な漫画であるというような単純にして愚かな議論がよく(いいかげんな評論あるいは評価として)なされたことがあったように思うが、そのような思い込みは勘違いである。

 たとえば「耳をすませば」のような傾向の作品は、人間の俳優が演じる実写の映画でやってもぜんぜん問題ないものを、わざわざアニメーションで描いて、まったくナンセンスな作品だと私は感じた。

 いわゆる東映系のアニメーターは、セル画で実写に迫ろうという方向の要素が高くて、後期のディズニーが陥った轍を踏んでいると思うのだ。

 ストーリー漫画の本質は、文章による小説や脚本とは違い、絵(精密であることを要しない)を用いたストーリーの記述、固定であると思う。

 ただし、手塚アニメの特に中期以降のものは、かなり自己満足的な旦那の趣味的な傾向のものが多いと感じるのは確かだ。
 彼が漫画でなし得た偉大さと比較するならば、彼のアニメーションは「作品」としては、凡庸なものが多い。彼の漫画には、今後も価値をずっと持ちつづけるであろうものが多いのだが、アニメーションにはそのような文化的作品的にみて価値が残るものはすくないだろうと感じる。

 以上私の個人的な見解まで。
 偉大では
(以上転載。なぜか尻切れトンボ。)

 ひとことで言えば手塚ファンのひいきの引き倒しか。
 こんな返事を出した。

(以下転載)
 こんにちは、愉快なメールをありがとうございます。

 誤読&論点ずれまくり&逃げ腰の主張、加えて1行目から日本語を間違える個性的な言語感覚、おおいに笑わせていただきました。

「してもいない主張に長々と反論する」という芸当はそうできるものではありません。敬服します。
 お陰でホームページのネタがひとつ増えました。深く感謝申し上げます。

 天然系は飽きたので次は知能犯系でよろしく。
1711 簡潔に反論 投稿者:加藤浩司 01/03/25 Sun 23:19:18
  <挨拶>
 見ず知らずの人間にメールを送り付けるなら挨拶ぐらいしなさい。

<逃げ腰の主張>
 ご丁寧に最初と最後に「個人の見解」。ビクビクしなさんな。

<日本語>
「繰り返し議論され続けた」ってなんだ。

<過去の議論の焼き直し>
 焼き直しでなく偶然の一致。俺様の批評眼の確かさの証明。

<手塚漫画の登場人物は道具>
「必然性」という観点から反論されたし。

<漫画やアニメに人物描写は不要>
 手塚治虫って漫画に緻密な人物描写を取り入れた先駆者じゃなかったのか。

<実写と同じことをアニメ(漫画)でやっても意味がない>
 手塚治虫って漫画に実写映画の技法を取り入れた先駆者じゃなかったのか。

<実写に近いキャラクターを「優れた人物描写」だというのはわからなくもない>
 俺はわからん。してもいない主張を勝手に作り上げるな。

<ドラえもんの人物描写は記号的>
 ストーリー性の強いものほど緻密に描かれている。

<宮崎アニメより手塚漫画の方が上>
 そんな話してない。作家としての一要素を比較したまで。
 繰り返すが、してもいない主張を勝手に作り上げるな。

<結び>
 手塚治虫の「できなかったこと」を「やらなかったこと」と言いくるめて擁護してるだけ。欠点を覆い隠そうとした結果功績まで否定するという愚行。これ以上手塚治虫を貶めるのはやめなさい。
 どんな偉大な作家であれ後進から批判(それも的確な)を浴びるのは必定。宮崎駿もまた例外ではない。


 プリクラって、プリンクラブのことですか。
1712 告白3 投稿者:加藤浩司 01/03/27 Tue 00:11:29
   私はでずに〜ランドに行ったことがありません。

 例のバカ社長に抗議メール第2弾を出したところ、翌日更におバカな返事が来た。こいつ本当にバカなんじゃないか。抗議すればするほど嫌な気分になりそうなのでもうやめるか。
1713 告白4 投稿者:出羽桜 01/03/28 Wed 00:41:26
   わたくしは、でに〜ずに入ったことがございません。

 ミッキーマウス嫌いのわたくしでさえ、
 でずに〜ランドには5〜6回行ったことがあるのに。
 ・・・あそこってプリンないの?
1714 告白5 投稿者:加藤浩司 01/03/28 Wed 03:52:52
   21時半に寝て3時に起きました。

 そっちにでずに〜ランドあったっけ。なぜに5〜6回。

 でに〜ずといえば関根勤。
「でに〜ずランドを作ったらどちらからクレームが来るか。」
1715 告白6 投稿者:出羽桜 01/03/28 Wed 08:18:04
   16時に寝て23時に起きました。
 その後のハプニングは相馬氏の掲示板参照。

 でずに〜ランドは面白いですよ、我を忘れるという意味でも。
 5月に行きましょうか? けけけけけっ。
1716 告白7 投稿者:加藤浩司 01/03/28 Wed 23:14:58
   つい先日クリスマスソング集を聴きました。

 別に我を忘れたいとは思いません。
 小学生の頃はなにしろ忘れ物が多く、この単語はトラウマである。

 今週は水曜から日曜まで5連休になってしまった。
 さあどうやって過ごそうか。友達いないし。
 やはり独り部屋にこもって、行き詰まる自己のありようを悶々と見つめ続けるのだろうか。
1717 消すなっちゅうに 投稿者:加藤浩司 01/03/29 Thu 00:46:06
   児童文学作家。プロレスを観てプロレスラーになりたいと思ったり、音楽を聴いてミュージシャンになりたいと思ったりするのと同程度の憧れはあるかな。それに向けて一切行動しないあたり、まさに同程度。
 いやしかし、物語って一体何をどうすれば思い浮かぶのやら。やはりプロレスラーの方が見込みがありそうだ。

 部屋にこもって悶々とするのはボクの秘密の楽しみです。真似しないで下さい。
 さあ〜て明日は悶々とするぞお〜。
1718 Re: 消すなっちゅうに 投稿者:アリエ 01/03/29 Thu 00:48:58
   絶妙のタイミングで削除できたようで、うれしゅうございます。

 そんなこと言って、ほんとはデズニーらんどで豪遊するくせに。
1719 こんなはずでは 投稿者:加藤浩司 01/03/29 Thu 23:31:13
   13時30分、急用で呼び出され出勤。
 すぐ片付くも「ついで」に頼まれた仕事に9時前まで費やす。そして明日は朝から出勤。でずに〜らんど行きは中止。こんなはずでは。

「T・P(タイムパトロール)ぼん」(藤子・F・不二雄)
 あまり知られてはいないが好きな作品。しかし設定そのものに難あり。

 タイムパトロールは過去に悲惨な死を遂げた人を助けるための組織。
 ただし助けることによって歴史が動くような人を助けてはいけない。例えばマリー・アントワネットは×。戦争などで命を落とした大勢の中のほんの一部の人だけを助ける。(歴史に影響を与えるかどうかを調べる「チェックカード」なる道具がある。)

 つまり「歴史に影響が出ない範囲でなるべく多くの人に人生を謳歌してもらう」というのが組織の趣旨。未来に一切メリットのないことに手間と金と命をかけるのがタイムパトロールというわけだ。随分物好きな話である。

 繰り返すがこの作品は好きだ。各国の各時代を行き来して繰り広げられる物語は純粋に面白い。だがこの奇妙な設定ゆえ、ドラマとして食い足りない面も多々ある。作者にとっても会心の作でなかったことは文庫版あとがきから伺える。
1720 告白8 投稿者:加藤浩司 01/03/31 Sat 01:21:07
   私は金八先生が好きです。
1721 お久しぶりでございます。 投稿者:あすかつぐよし 01/03/31 Sat 19:28:52
   こんにちは。
 一回ブックマークの中のここの掲示板のアドレスが有効でなくなってから、すっかり見ていませんでしたが。

 わざわざYAHOOから表を検索、ここに辿りついた次第であります。お元気そうで何よりです。
 ちなみに…自分は会社を辞める事になり、これからアジアに放浪の旅に出る、という所です。

 ところで、先週の「天の瞳2」。
 何気に一番演技がうまかったのは池脇千鶴さん(大村慧子役)だと思ってしまったのは自分だけでしょうか…。
 小瀬家は全員上手い(特にやっぱり、田中邦衛さんが上手い)んですが…。
 子役(…はまあしょうがないとして。フランケンは後にかなり聡明な役になる筈なので、ああいう顔の子役を選んでしまって良いのかちょっと不思議…)や、特に大村潤子役のかとうかずこさんは何か大分違った気がしました。
 っつーか、設定変えすぎ…現代劇(原作は20年近く前の話だし)という事での変更でしょうけど。

 …は!何やら語ってしまいました。
 加藤さんは天の瞳2に関してはどの様な感想を持たれたのでしょうか?
 お聞きしたいものです。

 2ちゃんねるは、個人的には「割り切って見れば有用な所」と言うイメージが強いです。
 情報を得る為とか、荒れの少ない所はそれなりに良い意見の交換がされていて面白いですよ。
 ひどい所は見ていて気持ちが落ち込むぐらいひどいですが。
 お勧めは、「身体・健康」は優良スレが多いので一見の価値あり、です。

 …最後に、金八スペシャルが4月5日木曜日に放映でございます。
 見るしか!

http://www.memorize.ne.jp/diary/13/27561/index.html
1722 告白10 投稿者:加藤浩司 01/04/01 Sun 01:18:38
   近々会社を設立します。

 あすかさん、お久しぶりです。こちらもあすかさんの掲示板にごぶさたしてました。(久しぶりに日記に読み入ってしまった。)
 随分ハードな仕事ぶりだったようですが遂に退職ですか。

「天の瞳2」のことは、書くつもりでいながら延び延びになってしまいました。
 小瀬家の俳優はいいですね。特に母親は、シナリオのいいせいもあるだろうけれど、曖昧な印象のある原作より数段いいキャラクターになっていると思います。倫太郎も原作の饒舌キャラと違うのはともかく、雰囲気はピッタリはまっていると思います。
 でも原作に結構忠実だった前回に対して、今回はまるで別の話でしたね。灰谷氏は気を悪くしなかったのかな。面白かったけど。
 最近出た「天の瞳 成長編II」(こちらは本)も悪くなかったですよ。

 金八情報ありがとうございます。
1723 告白11 投稿者:加藤浩司 01/04/02 Mon 00:12:53
   今、穴の空いた靴下を履いてます。

 5連休のはずが結局木金土と働き、日曜日にようやく丸1日自由になる。
 早速部屋で悶々としたが、すぐ飽きて古本屋巡りをする。このところ無性に漫画が読みたいがめぼしいものは見付からず、「カリフォルニア物語」(吉田秋生)全4巻400円が漫画では唯一の収穫。
 他に文字ばかりの本では「トンカチと花将軍」(舟崎克彦・舟崎靖子)と「コドモ界の人」(石坂啓)。そしてなぜか1本200円で売っていたWARプロレスのビデオを2本。

 自転車を乗り回したのに花粉症の症状が出なかった。なぜだ。
1724 告白12 投稿者:加藤浩司 01/04/03 Tue 00:55:31
   カラオケでガンダーラを唄いました。

「カリフォルニア物語」が吉田秋生20歳の時の作品と知ってビックリ。50歳と言われても信じるぞ、おい。

 4月7日に渋谷で今江祥智の講演会がある。寂しいから誰か一緒に行って。
 私の傾倒する作家がいかなる人物か見ておいて損はなかろう。いや、あるか。
 入場料2,500円。
1725 横浜情報 投稿者:加藤浩司 01/04/04 Wed 00:03:05
   って横浜周辺でここ見てる人なんていたっけ。

・シァル5階で中古CDバーゲン、380円〜。
 なぜかディアマンテスのCD、しかも新品が380円で売っていた。持っているがとりあえず買う。

・ルミネ4階(だったっけ)CD店Taharaにて今週末(金〜日)国内版のみ2割引。といっても20%分の商品券がもらえるというもの。
1726 何か… 投稿者:あすかつぐよし 01/04/04 Wed 15:34:26
   加藤さんに勧められる前ですが、既に「天の瞳成長篇2」は購入済みです。

 で…何だか、あんちゃんのエピソードが無茶苦茶自分と被って変な気分になりますねえ。
 ああ、壊れ方が一緒かも…って感じで。
 そして、僕も旅に出る訳ですし…。

 それはそうと、成長篇の1で一番嫌だなあと思ったのが…「エリ先生」だったのは自分だけでしょうか?
 何か彼女には、ポリシーの様な物を感じなくて灰谷作品の中で「嫌」な気分になった登場人物は初めてだったので、不思議な気分になった覚えがありまする。
 へたに「悪役」の立場にいる人物より嫌悪感を感じたんです。
 何故かは実は自分でもわからなかったりするんですが。

http://www.memorize.ne.jp/diary/13/27561/index.html
1727 告白13 投稿者:加藤浩司 01/04/05 Thu 00:43:43
   床屋で変な髪型にされました。

 私が「天の瞳」で一貫して気に入らないのは園子さんですね。
「解答」を持っている人として位置付けられているのは明らかで、一言一言がなんだか空々しい。「島物語」のかあさんへの印象と似ています。
 実は「島物語」はどうにも好きになれない作品なんです。清水真砂子の評論で、最も共感したのもこの作品の批判でした。

 うお、灰谷健次郎を語るとやはり批判ばっかりになってしまう。
 誰がなんと言おうとここはファンサイト。
1728 告白14 投稿者:加藤浩司 01/04/06 Fri 00:23:52
   私はエスパー魔美が好きです。
1729 400円に興奮 投稿者:加藤浩司 01/04/07 Sat 00:23:05
   Taharaで買物。ほしいCDが3枚あったが1枚で我慢。セール期間で2割引。400円の値引にひとり興奮する私だ。
「アパラチア・ワルツ」(ヨーヨー・マほか)。これはいい。フィドル音楽とクラシックの融合。だそうな。
 買ったCDをすぐ聴くのってやっぱりいいね。買って何ヶ月も経ってから聴くとなぜか新鮮味がない。
 アメリカ音楽ってもしかしたら好みかも。グローフェやガーシュウィンは結構好きだし、ジャズもキワモノCDを数枚持っているがどれも気に入っている。カントリーなんか本格的なのは聴いたことないけど興味はある。

 金八先生。冒頭。統廃合で桜中学がなくなりそうだと嘆く教頭。
 おいおい、生徒不在の学校運営に楔を打ち込んだドラマになんちゅう価値観を持ち込むんだ。と思いきや、ラストの「桜中学がなくなるかどうかよりも君達の〜」という話への伏線だった。紛らわしい。
 まあ自分に照らしてみても、卒業した高校がなくなったりしたら、それなりに寂しい気持ちにはなるのだろう。でも中学校には殆ど感傷なし。

 理想のクラス像には今ひとつ共感できず、また無駄に騒ぎが大きくなる展開も気になったが面白くはあった。
 兼末少年の寄り目がなんか怖い。
1730 冨田勲 投稿者:加藤浩司 01/04/07 Sat 23:23:19
   素晴らしいアルバムを出した。これは買うぞ。

http://www.kt.rim.or.jp/~nasu/t_disco/ZMCZ-657.html
1731 エスパー魔美 投稿者:A渡辺 01/04/08 Sun 07:16:24
   エスパー魔美といえば藤子・F・不二雄ですね。
 エスパー魔美のヌードモデルとドラえもんにでてくる「しずかちゃん」の入浴シーンは子供マンガ界の2大セクハラだそうです。
 藤子・F・不二雄はロリコンだったのかしら?
(藤子・F・不二雄ファンの方ゴメンナサイ)
1732 今江祥智新刊&復刊情報 投稿者:加藤浩司 01/04/09 Mon 01:04:01
  <新刊情報>
「袂のなかで」(マガジンハウス)絵:長新太 6月21日発売 2,200円(予価)

 京都新聞、静岡新聞、南日本新聞に連載した作品で、夫に4人の愛人を作られた女性の物語とのこと。

<復刊情報>
「マイ・ディア・シンサク」1,600円

 こちらは既に発売されている。10年ほど前に出版され、あっさり廃刊になった知らせざる名作。

「エスパー魔美」は設定の安直さとは対照的に、人の心の陰影がなかなかにうまく描かれた作品だと思ってます。
1733 ん? 投稿者:相馬契太 01/04/09 Mon 13:11:16
  「知らせざる名作」?
 知らせちゃいけないのに名作。
 知らせちゃいけないのに知ってる加藤さん。

http://members.tripod.co.jp/skeita/
1734 告白15 投稿者:加藤浩司 01/04/10 Tue 01:24:35
   最近腹が出て来ました。

 しまった。児童文学のMLでも同じ間違いをやらかしている>知らせざる
1735 ニューアルバム聴いたぞ 投稿者:加藤浩司 01/04/11 Wed 00:13:57
  わはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは

マドレデウス「ムーヴメント」(Movimento)
(東芝EMI:TOCP-65691/税別\2,427)
1736 これは 投稿者:相馬契太 01/04/12 Thu 09:45:07
  『はははの楽隊』という絵本があったが。

http://members.tripod.co.jp/skeita/
1737 告白16 投稿者:加藤浩司 01/04/12 Thu 23:57:44
   野茂のノーヒット・ノーランを今日知りました。

 干刈あがたの「ワハッハ探検隊」なる名作もあった。
1738 いや 投稿者:相馬契太 01/04/13 Fri 13:06:31
   そりゃ『ウホッホ探検隊』だろう。
 わざとなのかなんかのか。

http://members.tripod.co.jp/skeita/
1739 告白17 投稿者:加藤浩司 01/04/13 Fri 23:03:39
   今履いている靴下は100円です。

 シャレかどうか判別できないほどつまらないシャレだったなんて恥ずかしくて告白できたものじゃないので私の記憶違いということで手を打ちましょう。
1740 シュリンクシートのHP作ったよ、見てね! 投稿者:なが 01/04/15 Sun 07:17:22
   色えんぴつで書けるシュリンクシート(ちぢむシート)のホームページを作ったよ、見てね!
http://www.chikuma-jp.com/
1741 教えてあげよう 投稿者:加藤浩司 01/04/16 Mon 01:38:31
   それをやったら会社として終わりだ。
1742 告白18 投稿者:出羽桜 01/04/16 Mon 02:33:04
   中学生の時に「宇宙戦艦ヤマト」の縮むシートを作りました。
1743 話題提供 投稿者:相馬契太 01/04/17 Tue 15:11:04
   最近気になっていることなんですが、「なぜ女の子はロボットに乗らないのか?」
 確かにおまけのような形で乗ってたりはするんです。
 コンバトラーVの4号機とか。ガンダムのセイラとか。
 でも、あれはあくまで付録。
 意思の具現としてのロボットに女の子は乗ってない。

 でね、ロボットに女の子を乗せたらどうなるかというのが、エヴァンゲリオンだったと思うのですね。
 いや。エヴァンゲリオン見てないんだけど。

 男の子というのは世界を壊す力なんです。
 ロボットはその力の具現化です。
 女の子に男の子のような力を与えるとどうなるか。
 グロテスクなものにしかならないというのが俺の結論。
 なぜかという話はこれから考えます。

http://members.tripod.co.jp/skeita/
1744 おありがとうございます 投稿者:加藤浩司 01/04/17 Tue 19:12:25
   この掲示板も遂に施しを受けるようになったか。
1745 私の結論 投稿者:加藤浩司 01/04/17 Tue 23:38:22
   ロボットといえば戦い。戦いといえば男。
 ロボットとは男の世界、男のロマンなのだよキミィ。

 ちぢむシートって知らない。
1746 ロボットといえば 投稿者:出羽桜 01/04/18 Wed 00:14:41
   アイデア対決ロボットコンテストが真っ先に思い浮かぶ
1747 Re: 話題提供  投稿者:A渡辺 01/04/18 Wed 06:27:57
   まじめに答えるならジェンダー・ステレオタイプでしょう。
 戦い=男の役割、 女は守られるもの   ってことですか。
 子供向けの話ほどこのジェンダー・ステレオタイプは強いですから。
 ひこ・田中氏によると児童文学でも冒険物語は男子が主人公で、家族物語は女子が主人公なのが多いそうです。

 それはさておき、セイラさん、好きでしたね。彼女のポスターならまだあります。
 ガンダム2以降は彼女が出ないから見てません。
1748 それはそうなのだが 投稿者:相馬契太 01/04/18 Wed 11:33:19
   ジェンダー・ステレオタイプはあるでしょう。そうなんです。
 でも、それとは別に、男の子の本質というのはロボットではないかと、俺は思うんです。
 マジンガーZは最初に街を壊すんですよね。
 あれが男の子の力なんじゃないか。アナーキーな破壊者が男の子じゃないか。
 正太郎くんが操縦しない鉄人28号は男の子の姿じゃないか。
 それを操る人がいるわけですね。もしくは、方向付けする“正義”がある。
 そうして“男の子の男の子性”というものはスポイルされる、と。

 男の子の精神と肉体にギャップはないのじゃないかという実感がある。
 望むことは何でもできて、そこに気がつけば、“自分を取り囲むもの”を破壊することだって出来る。そして、それは男の子には気に入らないものなんだから破壊するはずなんです(どうも、思い込みだけで説得力がないな)。

 女の子の場合はよくわからない。
 ただ、精神と肉体のギャップは大きいのだろうなと思ったりする。
 男の子がロボットという肉体的な破壊者であるのに対し、女の子は魔法だったり超能力だったり、形而上の力での破壊者である気がして。
 体が思うように動かないから、それを別の力で補うのかなと。

 もちろん“思うように動かないと思わされている”という側面はあります。

 よくわからなくなった。再度挑戦します。

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1749 破壊は誰もが好き 投稿者:A渡辺 01/04/19 Thu 10:53:08
   本当は男、女に関係なく破壊とか喧嘩(相手をKOする)は好きなんだと思います。ただ、幼児期からの育てられ方の差や腕力の差などで男の子は破壊してよくて女の子は破壊しないものだと分かれていくのでしょう。
 ウルトラマンの類で女性は変身しないし、ゴレンジャーの類でも(いや、009の昔から)チームに女性は付き物だけれどただの添え物。
 こうした構図を崩したのがセーラームーンでしょう。女の子だって戦ってよくて、相手をKOすればスッキリする。実際に女の子に大人気だったわけですし。
1750 あの 投稿者:アリエ 01/04/20 Fri 06:49:06
   呼ばれているような気がして来てしまったから書いていきます。
 私がずっと悩んでいたのは、このごろ(平成)のアニメってどーして女の子ばかりに戦わせんの!?です。
 強い男子が主人公では、担えないんです。きっと現実世界でナイーブだから、ウソっぽくなってだめなんだろうと一人で納得。やるんならディフォルメするかすっとぼけるか、そうするしかない。
 だからって、少女にふしだらな格好をさせて、なぜゆえに。
 私がたまたま見るアニメがオタクなんでしょうか。でしょうね。ふ。
 ロボットを女の子が操縦するのは、かなりの常識かと。
 バスの運転手も地下鉄の女性車掌も居るし。現実の、大型機械系の社会進出の速度はすごいと思います。でもそれは、力とか破壊ではなく、女性独特の父性にたいする憧れがあるんだと思います。包容力があって私の言うことをきくパパ♪ だと私は思いました。
 男の子にどうしても離れられない心の母がいるように、女の子にも心の父が居る。こども時代の父性の欠如を補完してるのではないか。
 ぎゃくに、私なんかは、少年とロボットの女性としての器について気になっちゃって、去年だかおととしだか、友達とながいやりとりをしたことがあるんですが、友達はもしかしたらログをFDにとってるかもしれない。
 ロボットが母子密着精神感応型になったのはいつか? みたいな話。つまり母親の作ったいい子の型のなかで選ばれし子どもが入って戦わされて苦しむという、そー書いちゃうとエヴァのようでいて古典的な話ですが、昔は男子は父親と戦うものだったのが、いつのまにか母親にすら勝てない状況になっているので、そう考えるとあのアニメは先を進んでいたなって思います。
 サンライズねたで、けっこうすごいです。
 とか前振りしておきながら、タイトルがいますぐ出てこないので、この話題に食いつく人がいらっしゃったら、また現れたいと存じます。
 知らなくても良かったらほっといてください。
(なんて書いて去ると、加藤さんはどう書くのだろう)

ついか。
『ワンピース』見てる?
 私が着眼するところは、仲間のなかの唯一の女性の役が、泥棒だということです。私欲ではなく共同体のために泥棒しているという事情があり、社会化した女性をかいたところは少年漫画のなかで評価できるのですが、その役が泥棒っていうのが、女は強くなっても、けっきょく男にとっては男や社会から搾取する存在と考えられているんだなって私には感じられて。(笑)
 あの子は色仕掛けをしないけど、男性にとっては、女って永遠の峰不二子なのかもと思ったのでした。