(2001.11.30〜2002.3.28)

2101 正確には 投稿者:加藤浩司 01/11/30 Fri 20:56:27
   正確には脱・掲示板か。
 と言いつつ、掲示板を減らしているだけで脱してはいないのだが。
 ネット接続時間短縮を目指し生活を模索中。
 とりあえず日記モード。気まぐれで時々掲示板モードにするつもりである。
2102 NHK総合「アジア古都物語」 投稿者:加藤浩司 02/01/19 Sat 21:45:13
   音楽に注目。冨田勲。チラッと聴いたがやはりいい。
 月1回の6回シリーズとのこと。第1回は1月20日21:00〜21:50。

http://www.nhk.or.jp/special/
2103 出た 投稿者:加藤浩司 02/02/09 Sat 23:30:04
   今日クシャミが出た。いよいよ来たか。
2104 その後平穏 投稿者:加藤浩司 02/02/16 Sat 16:16:29
   予測では平年より多いという話だったがそうでもないらしい。

 NHKスペシャルの放送日がいつの間にか決まっていた。
「アジア古都物語」NHK総合
 2/17(日)21:00 インド・ベレナス
 2/24(日)21:00 インドネシア・ジョグジャカルタ

 しかし前回録画したのをまだ観ていない。ちゃんととれているだろうか。
2105 クシャミ鼻水 投稿者:加藤浩司 02/02/22 Fri 23:20:00
   来た来た来た来た。
 これに鼻詰まりが加わればいよいよ鼻炎カプセルの出番。
 今年は効くかな。
 私の花粉症は症状が軽く期間も短い。不幸中の幸い。
2106 ホームページサーバー増強 投稿者:加藤浩司 02/02/24 Sun 02:12:41
   やっとだ。
 去年はまともにアクセスできる時が殆どなかった。月500円なのに。
 これで心置きなく更新できる。できるからといってするとは限らないが。
2107 トップランナー 投稿者:加藤浩司 02/03/03 Sun 00:27:48
   富野由悠季氏がゲストの回はなかなか面白かった。

・「Zガンダム」は完全な商業主義で依頼された作品で、嫌で嫌でしょうがなかった。「ゼータからは(僕のアニメに)入ってほしくない」。
 どうやら作品としても自分自身全く評価していないようだ。そうと知って安心。あれは本当にひどかった。

・ニュータイプという概念は間違いだった。あれを人間の「進歩」と称するのは危険。
 まったくその通り。それを懺悔したのが「逆襲のシャア」なのだろうか。

・「闘いながら議論」という異常な手法は、予算や製作時間を節約するための手段。好きでやってたわけではない。

・「海のトリトン」は手塚漫画の中でも下位ランクの作品で、当人も自覚していたのでアニメ映画では自由に改変できた。
 私は原作結構好きだったりするが、あとがきは確かに素っ気無い。そしてアニメ映画は全く好きになれなかった。
2108 Re: トップランナー 投稿者:マイクロフト 02/03/05 Tue 17:17:04
   ふむ、加藤さんはZが嫌いなんですか。私は結構好きなんですが。まあ、救いのないストーリーだというのならそのとおりなんですが。
 作り手が嫌う作品に限って、世間では評価されるという悩みは芸術家に付き物なんだろうか。ホームズシリーズを嫌ったコナン・ドイルのように。

>・「闘いながら議論」という異常な手法は、予算や製作時間を節約するた
>めの手段。好きでやってたわけではない。

 まあこの手法は、バトルアニメではもうどこでも使っている気がします。あと、爆破シーンや力を蓄える場面で時間稼ぎをしたり。


ちょっと来た 投稿者:加藤浩司 02/03/03 Sun 22:42:22
 その後好転したが昨日今日とあまりよくない。くしゃみ鼻水はもちろん、少し体が冷えると鼻が詰まる。
 例年は2月一杯で治ったが今年は時期がずれている。それでもまだ薬の世話になっていないあたり、やはり軽いようだ。

 漫画も色々読んだ。CDも色々聴いた。されど更新滞り、ああこりゃこりゃ。
2109 あれ? 投稿者:相馬契太 02/03/05 Tue 17:57:11
  「荒らし列伝」が日記形態になった代わりにこっちが復活してる。
(「しまった。見つかった」と書き込む加藤さんが目に浮かぶ)

 Zってマジンガーかと思ったら、ガンダムですね。
 なんだっけ? えーと。
 シロッコ。パプテマス・シロッコというのがかっこよかった。確か。
2110 見付けられる 投稿者:加藤浩司 02/03/05 Tue 20:36:03
   再開後最初の投稿はどうせあの人かあの人かあの人だろうと踏んでいたら意表を付かれる。

 旧ガンダムはでたらめなりに魅力があったけれど、うーん、Zガンダムに関しては何も語れない。
 作者が嫌っている人気作品というと、手塚治虫なら「鉄腕アトム」「マグマ大使」あたり。アトムは嫌いというのはちょっと違うけど。
 宮崎駿なら「風の谷のナウシカ」(映画版)や「魔女の宅急便」には厳しく自己批判してますね。この2作には私も同じような不満を持っていたのでちょっと嬉しかった。

>(「しまった。見つかった」と書き込む加藤さんが目に浮かぶ)

 閉まったのを見付かったんじゃなくて開いたのを見付かったのだ。
 という素晴らしいジョークに自己嫌悪。

 泉さんは27日はもしかしたら無理かも知れないそうです。
 なあ〜に、翌日か翌々日に来て相馬さんを引きずり出せばいいじゃないすかとアドバイスしておきました。ノープロブレム。
 会場はどこになるのだろう。

 寝覚めの鼻詰まりがひどい。花粉症の季節は体が冷えやすくなるようだ。X
2111 Zガンダム 投稿者:マイクロフト 02/03/06 Wed 00:11:18
   あれは、ほとんどのキャラが死に、主人公カミーユは精神破滅、シャアは行方不明という、本当に救えない結末だったから、まあ嫌う人がいるのも分かる。よく元祖エヴァとも評されるが。
 しかも、エゥーゴ、ティターンズ、アクシズの三つ巴のストーリだったからややこしいのなんの。

 シロッコは死に方が壮絶でした。それに尽きる。
2112 Re: 見付けられる 投稿者:相馬契太 02/03/06 Wed 09:53:56
  >  泉さんは27日はもしかしたら無理かも知れないそうです。
>  なあ〜に、翌日か翌々日に来て相馬さんを引きずり出せばいいじゃない
> すかとアドバイスしておきました。ノープロブレム。
>  会場はどこになるのだろう。

 え? 本当に泉さんなんですか。声をかけたの。
 もし、来られるならいくらでも引きずり出されますから大丈夫。
 会場はどこなんでしょうね。

 Zガンダムあたりからあんまりロボットアニメを見なくなりました。
 ロボットに乗ってるのにウダウダ悩むやつは好きになれん。
 ダンクーガは見てました。ロボットアニメはそれが最後かな。
2113 嫌いというより 投稿者:加藤浩司 02/03/06 Wed 12:24:51
   Zガンダムは「嫌い」というのとはちょっと違くて、そもそも物語として成立してるのだろうかという段階で疑問。そこを論じるほどストーリーは覚えておらず、したがって何も語れず。

 救いがないから嫌だというのも別にないんですよ。「デビルマン」や「マーズ」は嫌いじゃないし。「マーズ」のラストはちょっと笑っちゃうけど。
 ああ、「三国志」も好き。もっともあれは救いがあるか。
2114 バッドエンド 投稿者:マイクロフト 02/03/06 Wed 22:32:24
  >ロボットに乗ってるのにウダウダ悩むやつは好きになれん。

 アムロやカミーユは典型的にこのタイプですね。ZZのジュドー・アーシタは反対に明るいキャラだったが、私は逆にそれが好きになれなかった。

>ああ、「三国志」も好き。もっともあれは救いがあるか。

 どの英雄を基準に見て救いがあるかとも言えますが。曹操、劉備、孫権ら主要メンバーはまあ救いがあるか。
 ただ、私は基本的にバッドエンドな話は好きじゃないです。例え展開が陳腐でも、グッドエンドな話のほうが好き(というかマシ)。
2115 手塚治虫 投稿者:相馬契太 02/03/07 Thu 12:40:37
   古本屋で『火の鳥』の古い版を見つけて立ち読みしていたのですが、なんだかひどく気持ちが悪いような気がしました。
 以前には感じなかったことです。古本特有のにおいのせいもあったでしょうが。

 で、まあ、しばらく考えていたのですが、手塚治虫の絵のせいじゃないかと、そう思ったんですね。
 ひとつには、マネキンみたいなんです。人間が。それが気持ち悪い。
 二つ目は、コマ割りの不安定さ。斜めに区切ったり、階段状になっていたり。
 心理面や時間の経過も同時に表そうという工夫なんでしょうけど、それで変に落ち着かない感じがする。
 三つ目に、全体にコントラストが強い。これは昔のマンガ家はみなそうですが。

 これらのことを以前に感じなかったのは、そういうマンガを見慣れていたせいもあると思うんです。いつのまにやら最近のマンガに慣れてしまったんだなあ、と少し驚きました。
そして、絵の上手いマンガ家は増えたけどマンガの上手なマンガ家は減ったんじゃないかと思ったのだけど、どうしてそう思ったかはちと曖昧。
2116 目が疲れる 投稿者:加藤浩司 02/03/07 Thu 20:19:01
   古い版というと漫画少年版でっか。(それとも黎明編?)
 初期の手塚漫画は結構読んでますが、読み辛さは感じますね。
「のらくろ」みたいに同じ形のコマが延々並ぶスタイルが主流だった時代に、あの自由なコマ割りはリアルタイムで見た人にはセンセーショナルだったろうけど、今見るとえらい目が疲れるしわかり辛い。

 あだち充がストーリーテラーとしてもっと力量があれば「漫画のうまい人」の称号をほしいままにしていたろうに。
 最近「ギルガメッシュ」「さんだらぼっち」など石森章太郎の古めの作品を読んで、うまさを再認識。「さんだらぼっち」続刊読みたし。
2117 COM 投稿者:相馬契太 02/03/08 Fri 14:25:25
   古い版というのは、COM版の『火の鳥』のことです。
 石森章太郎はマンガが上手いな。確かに。
 あだち充は嫌いですが、マンガが上手いのは認めます。
 絵に好き嫌いがあるかもしれないけれど、新井英樹も上手だと思う。
『キーチ!!』を読んでいるとそう思う。
 お薦めです。
2118 そして閉める 投稿者:加藤浩司 02/03/08 Fri 18:54:35
   あだち充の「いつも美空」は人気がなかったのか僅か5巻で完結。
 終盤のヤケクソな展開。あれはあれで笑える。
 描いた本人の落ち込みようは想像に難くないにせよ。
2119 クスリの世話に 投稿者:加藤浩司 02/03/13 Wed 23:08:39
   今年は鼻炎薬なしで乗り切れるかと思ったが朝晩の鼻詰まりがひどく昨夜服用。人間は横たわると鼻が詰まるものらしい。鼻で息ができないとなぜこうも苦しいのか。くしゃみや鼻水は大したことないのだが。

 ひどいのは歯。右下の奥歯が圧迫されて破砕した上に縦に亀裂。と書くといかにも痛そうだが別段普通の虫歯と変わらない。
 しかし神経を殺した後、歯がたわんで歯茎がどうたらこうたらでまだ痛む。今日は歯ではなく歯茎を焼き切った。と書くといかにも痛そうだが実際かなり痛むらしい。でも痛み止めを飲んでいるからノープロブレム。
2120 お? 投稿者:相馬契太 02/03/14 Thu 00:06:00
   また開いた。
2121 軽率 投稿者:泉泰弘 02/03/14 Thu 08:53:11
   私は一昨日の晩、鼻が完全に詰まって往生しました。
 上を向いていたら水洟が喉の方に流れ込んできて息もできない。
 若干うつぶせ気味に横になっていたら何とか眠りにつけました。
(横になって寝るのは背骨に良くないんですけど....)
 こうなったのも月曜日夜の飲み会後に
(気分があまりに良かった&終バスが出た後だったため)
 駅から職場まで6kmの道のりを走って帰ったのが原因。
 症状が軽いとついつい浅はかな行動に出てしまうので結局は同じことになってしまうんですね。
 現在は鼻の方は収まり代わって目が痒くなっています。
 私の場合、目と鼻の症状が交互に出るみたいです。
2122 おお、復活してる。 投稿者:あすかつぐよし 02/03/14 Thu 17:34:51
   ブックマーク残しておいて良かった……。

 何だか、トップランナーの富野監督の回が随分話題になっていますね。
 Zの事を言ってた時に、結構目が点……。
 そして、司会者が「宮崎監督の事をどう思われていますか?」と聞いた時に、危うくチャンネルを変えそうに……怖くて。

 個人的にはZZガンダムは大好きでした。
 後で「勇者シリーズ」と言うのをやる監督さんが演出チーフにいたので……。高松さんと言うんですけどね。
http://www.memorize.ne.jp/diary/13/27561/index.html
2123 花粉症のサイト? 投稿者:A渡辺 02/03/14 Thu 18:58:33
   みなさん花粉症のようですね。
 今年の花粉の飛散状況は例年とはちがって今がピークのようです。例年よりピークが2週間程度早いとか。
 花粉症にアルコールは大敵ですよ。アルコールを飲んで血行が良くなると鼻が詰まりやすくなるんだそうです。私もこの時期は少しだけアルコールを減らしています。
 私も昨晩はひどい鼻づまりで口を開けて寝てノドを痛めてしまいました。
2124 どう寝よう 投稿者:加藤浩司 02/03/14 Thu 23:59:49
   うっ、腰が楽なのでずっと横になって寝ている。以前は左が下でないと苦しかったのを、右を下にした方が胃にいいというので習慣付けて楽に寝られるようになったというのに。これからどうしよう。

 そう言えば最近目の痒みはない。その代わりに鼻詰まり。
 例年最初に飲んだ鼻炎薬は2〜3日は効き目が続くが、今夜はどうか。

 ピークと知って一安心。そして明日は雨。花粉は「少ない」との予報。雨が上がった後のことは考えないことにしよう。


 あすかさん、いらっしゃい。
 ここは最近意味もなく開けたり閉めたりしています。タイミング次第では「ワタシなんかまずいこと書いたかしらオロオロオロ」と動揺させるいたずらも可能。

 ZZ以降はまるっきり観てません。
 今調べたら、ZZも監督は富野氏だったんですねえ。知らなかった。
 http://www.asahi-net.or.jp/~sj2n-skrb/G-HP/home.htm
2125 泉さんへ 投稿者:相馬契太 02/03/16 Sat 02:02:50
   ぜひ、GWに飲みましょう。
 お待ちしてます。
2126 相馬さんへ 投稿者:泉泰弘 02/03/16 Sat 12:42:10
   ご存知かもしれませんが、4月の最終金曜日には新勧パーティが入る可能性があります。しかし、先日の6kmランニングで走力に自身が付きましたので、もし最終バス(21:59発)に乗り損なっても駅まで走って夜行バスには乗れると思います。(泥酔して寝てしまったらもちろんアウトですが・・・・・)その晩はもちろん入浴しませんが、実は木曜日にも別の懇親会が開催される可能性が少しあり、そうなると2日続けて風呂に入れないという最悪の事態も考えられます。が、どうか嫌わないで下さるようお願いします。(私自身は1週間入らなくても全然平気な人間です。)
2127 うっぷ 投稿者:加藤浩司 02/03/17 Sun 20:19:19
   臭いので一時閉鎖。
2128 BSマンガ夜話:BS2にて 投稿者:加藤浩司 02/03/21 Thu 20:13:14
  4月1日(月) 24:05〜 「メトロポリス」/ 手塚治虫
 (4月2日の0:05)
 ゲスト : 水野英子 (マンガ家) 大林宣彦 (映画監督)

4月2日(火) 24:10〜 「W3 (ワンダースリー)」/手塚治虫
 (4月3日の0:10)
 ゲスト : 林 海象 (映画監督) しりあがり寿 (マンガ家)

4月3日(水) 24:00〜 「ブラック・ジャック」/ 手塚治虫
 (4月4日の0:00)
 ゲスト : 夢枕 獏 (作家) 江口寿史 (マンガ家)

 久しぶりにこれは観よう。
 岡田斗司夫氏さえいなければ本当にいい番組なのだが……。
2129 漫画の話。 投稿者:ぐり 02/03/23 Sat 02:41:09
   お久しぶりです。
 乗り遅れていますがマンガの話です。

 最近山岸凉子の自選作品集をずっと読んでいるのですが、改めて凄まじい作家だと思いました。「スピンクス」の印象が特に強かった。エッシャーのような印象の絵と内容に、こんな漫画が流通できた幸せな時代というのもあったのだなぁと。
 彼女もそうですが、少女漫画にはいつも「女性という性の呪縛」が根底にある気がします。自分の選ぶマンガの傾向がそうなのかも知れませんが。
 この「呪縛」そのものを冷徹に描く漫画家でなくとも、その同じ呪縛ゆえに、少年愛なりファンタジーなりと言ったものに向かう作家やファンが多いのではないか?と思っています。
 この呪縛は生物として、決して解けはしないですし。

 もっとも少年漫画もありえない夢想のかたまりかも知れませんが。
 これはこれで男性の呪縛でしょうか?
 ただ、男性の性の呪縛は社会的なものに近く、女性のそれは生物学的+社会的なものという気がします。

「等身大の女性像」的な作品には別段惹かれません。そもそもそんなものあるのでしょうか。
 女性雑誌の記事やら何やらで頭がいっぱいの人が見るのか。

 ロボットアニメといえば、「Zガンダム」は憶えている科白が2、3しかないです。
「サボテンの花が咲いているな」「うわあ、大きい!」とか。
 どうもあの監督は女性観が相当妙な気が。
 巨大ロボットに乗ってるくせにちゃぐちゃ悩んでるヤツというのは笑いました!!
 やはり頭ボサボサ、もみ上げあっちゃこっちゃの太眉主人公が王道でしょうね(笑)。

 石ノ森章太郎の漫画のうまさは、彼のアニメ化された作品のお粗末さを見ると余計に感じますね。コマ割りや間合いの上手さ、画面の中の暗喩、言葉の奥行きなどなど。
 現在の「009」にしても、「異形」「異能」「欠損」「過ち」といった核心的テーマも、「政治的に正しい」退屈な放送モラルで何もかも台無しですし。

 映画化された「化粧師」が、原作を大きく改変しながらも、うまく雰囲気を出していて良かったです。底辺に敷かれたテーマもわざとらしい程に石ノ森調で、今のアニメへ反旗を翻したい人たちが製作したのではないかという印象すらありました。
(尤も、映画製作中にアニメの内容がどうなるか知っていたならば、の話ですが。)
2130 思いやり 投稿者:加藤浩司 02/03/24 Sun 13:10:02
   ここ1〜2年で一番頻繁に読み返すのは山岸凉子の短編です。文庫版の短編集は多分全部持ってます。全部古本ですが。
 不倫に走る男のエゴとか、それをされた女の心情を描いた作品に好きなのが多いですね。
 男のエゴを告発する漫画を男が喜んで読むというのもおかしな話ですが、<思いやり>を見せているかのようで実は――という<ごまかし>の心理は男女関係なく持っているもの。くそーてめーごまかしやがって。

「タイムスリップ」収録の「蜃気楼」のあのコマはズシリと来ます。
「甕のぞきの色」収録の「月氷修羅」などは例外的に男女双方のエゴが描かれてますが。あのページのあの場面は秀逸。

 幼女虐待(キンシンソウカン?)の類が題材のものはアンハッピーエンドが多いですが、「黒鳥」収録の「緘黙の底」は珍しくハッピーエンド。それでいて初期の山岸作品に見られる甘ったるさは微塵もない逸品。


 少年漫画(青年漫画)で描かれる男の悩みというのは、生まれながらにして自分自身に課せられた呪縛というものより、人としてナニヲナスベキカという<理念>の領域が多いと思いますね。それゆえ読み手と作品の間に若干の距離がある。
「医者は何のためにあるのだ〜!」とか「私は幕府に身を捧げた男」とか。セリフうろ覚え。

 石森章太郎は、自分自身の体験した<喪失>を多くの作品に投影させているという点で異色だと思います。女性読者が多い理由はそこにあるのかも。
2131 悩み多き人生 投稿者:相馬契太 02/03/25 Mon 00:23:01
  > 巨大ロボットに乗ってるくせにちゃぐちゃ悩んでるヤツというのは
> 笑いました!!
> やはり頭ボサボサ、もみ上げあっちゃこっちゃの太眉主人公が
> 王道でしょうね(笑)。

 そんな彼らもちっとも悩まないわけじゃないのですが。
 アニメは覚えてませんが、マンガの「マジンガーZ」では、祖父が主人公にマジンガーを託してこう言います。
「これを使えばお前は神にも悪魔にもなれる」。
 そして、乗り込んだ主人公は操縦法がわからず、望まないのに街を破壊してしまう。
 そして、「こんな力いらない」と思ったりする。
 初めてこれを読んだときは、「永井豪はやはり天才だ」と思いました。
 少年から青年になる過程をこんな形であらわすなんて。

 ガンダム以降は力を持っていることを認めない。そういう方向で悩む。
 それが好きじゃないんですよね。
 まだ少年なんです、という悩みだから。きっと。
2132 悩む009 投稿者:A渡辺 02/03/25 Mon 20:01:07
  「マジンガーZ」以降のロボットプロレスものには肉体的実感が乏しくて感情移入できません。
 私たちの世代はなんといっても「サイボーグ009」です。奥歯を噛んでの加速装置は一世を風靡しました。吉田秋生のマンガにまでありましたっけ。
 009達は悩み悲しむんですね。強い力を持つことよりも人間から離れていってしまうことに。
 正義の味方で、格闘マンガで、でも全編を悲しみで彩られている。
 続編さえ描かなければあれは昭和の最高傑作だと思いますし、石森章太郎は「神」の域に達していたと思うのですが。
2133 お返事ありがとうございます 投稿者:ぐり 02/03/26 Tue 05:11:38
   実は恐る恐る投稿をし、不安な気持ちでお返事をお待ちしていました。
 加藤さん、相馬さん、A渡辺さんのご投稿から、私の疑問や悩みがかなりクリアになりました。ありがとうございます。

>加藤さん
 残念ながら、加藤さんが特に強い印象を受けられた山岸凉子作品は、悉く私の手元にありません。是非探して(古本で…)読みたいと思います。
 裏切り、ごまかし、見せ掛けの思いやりを冷徹に見る女性心理の描写に非常に長けた作家の一人として、繰り返しになりますが、別の場所でお話したやまだ紫があげられます。
 時代背景はやはり少し古い気もしますが、世間一般では恐らく現在でも当たり前の男性像と、その存在の側に居ながらも、同じ人間として知性を持った女性として、突き放してそれらの男、そして自らを「観察」するかのように描く作家という印象があります。
「猫」という形を借りて自己の内面を描いた作品もあります。これは詩に近い作品です。

 石ノ森章太郎の「喪失」についてはとても共鳴しました。
 父親に大切に描いた漫画の原稿を破られ、家を出た「逃亡」、そしてそんな自分の道を唯一擁護してくれた姉の突然の死、そうした非常に個人的な体験が、様々な作品に色濃く反映されている印象があります。ただ、それらは無意識下に、ファンに妙なのめり込み方をさせる危険性を孕んだ作品群であるともいえますね。私も恐らくその一人でしたが、009サイト(よりによって004中心)運営者として、そうしたファンと交流してきたことで消耗し尽くしました。カウンセラー状態でした。

 ブラックゴースト、ショッカー、それらは恐らく「父親」像の反映であり、逃亡し抗い戦う「ヒーロー」(多くは「アンチヒーロー」や「ダークヒーロー」)達は石ノ森自身かも知れません。また、様々なキャラクターの背負った「喪失」は、肉体であれ、母や恋人であれ、姉の死が反映されている印象があります。

 私は本来アンチヒーローとして誕生した「仮面ライダー」に身震いするほど惹かれるのですが、ライダー達には不思議と「男」というくくりを感じません。それは、「闘う者」の普遍的な象徴でもあるからかも知れません。

>相馬さん
 私は幼児時代からこうした石ノ森ヒーロー及びマジンガーZを始めとした巨大ロボット物を見て育ちましたが、幼児ゆえに一見豪快な主人公の苦悩には全く気付くこともなく過ごしてきました。物心ついた時に見た巨大ロボット物が「ガンダム」。これにご多分に漏れず、中学生時代にはまりました。そのために永井豪作品の奥行きには気付かずにいましたが、今、原作を読んでみたいと思うようになりました。
 実はこの「少年が青年になる過程」=「破壊する力を得る」は、個人的に、そのまま私の「女性となる=破壊される存在となる不安」との対比とも取れました。
(実は昨日、「少年の悩みは何ですか?」と実は加藤さんに質問していたのです。)
 永井作品は、小学校時代から思春期にかけて私がこの世で最も憎む「陵辱」シーンの多いものばかり目にしてきたためにむしろ女性として怒りの対象でしかありませんでした。
 最近「デビルマン」原作を読みましたが、残念ながら、「ネオ・デビルマン」「デビルマンレディー(しかも地獄遍歴の辺り)」を先に読んでしまったというもったいないことをしてしまったものの、強烈な世界観に底恐ろしい作者の力を確かに感じました。
 有名なエピソードなのかどうか分かりませんが、「009」ヨミ編の「魔神像」は永井氏が描いたそうですね。

(長くなりすぎてはじかれました(汗)。)続きます。
2134 長過ぎ… 投稿者:ぐり 02/03/26 Tue 05:12:32
   続きです。
>A渡辺さん
 肉体的実感の伴なうロボットアニメとしては、最近久しぶりに見た「ボトムズ」が秀作だと思いました。(ゲームの「フロントミッション」は完全にこれのパクリ(もしくはオマージュ?)のようでしたし…。)

 私の世代も「加速装置」でした!クラスの男子は大抵奥歯を噛んではこれを叫んでいました。実は青池保子作品にも「加速装置」という言葉は出てきます。吉田秋生にもあるんですね!竹宮恵子は島村ジョーに「恋した」立場から作品に反映させているそうですが…。
(凡人としては学校や会社に遅刻しそうな時いつも欲しかった加速装置…。)

 ロボット物と対照的に、「009の魅力は白兵戦にあり」という意見を男性から聞きましたが、そうした肉弾戦や、時に西部劇的な戦いの迫力を見せながら、絶えず付き纏う虚無感。最後、燃え尽きてゆく闘い尽くした者たちの放つ光を見る普通の人間の姉弟の言葉を借りて、人類への絶望、そして捨てきれない一縷の希望の光を描いて、「ヨミ編」はあれ以上ない、素晴らしい最終回でしたね…。
「続きを描かなければ子供を誘拐する」…などといったファン達の狂気さえなければ、良い作品になったものを…。残念です。
 後半のだらけた世界不思議発見!作品群の資料は、担当が持ち込んだものだそうですし、アニメになった今も、ファンにずたずたにされ続ける哀れな作品ですね。アニメ化の前に、古株ファンにアンケートまで取っていましたし、アニメ化直前も今もファンサイトを経巡ってヘタに媚びるスタッフの姿勢が疑問でなりません。

「自分の生み出したキャラクターをいかに突き放せるか」が作家の大事な要素だと思うのですが、石ノ森氏はそれを実際にやりながら、こと「009」についてはファンに抗う力はなかった(人が良すぎる感もありますが)、
「(00メンバーは)もうボクの手を離れて一人歩きを始めてしまった」という言葉が悲痛に響きます。自分の作り出した世界を他人に壊されていく恐ろしい苦しみに耐えられるか、それが漫画家の条件の一つだ、と書き捨てるかのような文章が、まとめられた「漫画家入門」にありました。
 が、これは「突き放す」ことが出来ない立場に置かれた人気作品の作家の嘆きでしかなく、「条件」として挙げるには間違いかもしれませんが、現在の漫画界の状況を見ると、予言的な言葉にも取れます。漫画も売れてなんぼですし、難しいですね。

 009ファンでもある私自身は、色々考えた挙句に昨日、99年から運営していた私の009サイトを完全閉鎖しました。自分と他のファンの狂気に似た感情に疲れ果てまして。普通の女の子、いや平常心ある一読者に戻りたいと思います(笑)。
 様々なファンの心の底の何かを呼び覚まし、時に狂わせてしまうのは、彼ら9人が、人類の様々な「標本」である故かも知れないとしみじみ思っています。

 大変な長文になり失礼致しました。前回に続き一種の悩み相談だったかも知れません。
2135 よそから転載1 投稿者:相馬    [14/03/26<火>-11:59]
   加藤さんの掲示板に「少年の悩みと永井豪」について投稿しようとしたらアクセス不能になりやがった。とりあえずここに載せておこう。

*************
 石森章太郎は青年の悩みを多く描き、永井豪は少年の悩みを多く描く、と私は捉えています。

 青年の悩みは「果たして自分とは何か」という問題ですから、男女の別なく共感を得やすいのかもしれません。また、石森章太郎はそれをきちんと作品に昇華させる力がありました(その力のないマンガ家の如何に多いことか)。
 少年の悩みは「肉体の変化」という悩みです。身体つきが変わる、声も変わる、力がつく、なにより底の方から湧きあがってくる得体の知れない感情(エロスですが)。自分がなにか途方もない醜悪なものになるのではないか、それをコントロールできないんじゃないか、というのが少年の悩みでしょう。
 それは少女の悩みに近いのかもしれません。しかし、少女→女性は「自分が、誰かの望む何かにされてしまうのではないか」という形を取るようにも思う。似て非なるものかもしれない。

 石森章太郎はテーマを持って描くマンガ家でしょう。一方、永井豪は描くものが見えているマンガ家だと思います。それで、石森は009のような緻密な傑作を残した。永井豪はデビルマンのような爆発的な怪作を残した。そう思います。
 永井豪の描き方では一貫したテーマの作品など描けません。その代わり、心の底にあるドロドロとしたもの、社会通念の背後に潜むものなどを無意識にすくい上げてしまうことがある。それが、永井豪が多く少年の悩みを描くことになった原因だと思います。全ての少年が「なにか嫌だ」と感じている得体の知れないもの、自分が変化していく恐怖、しかし背反して存在する恍惚、そんな漠然としたものが永井豪のアンテナにかかり、『デビルマン』『マジンガーZ』『凄ノ王』などになったのではないでしょうか。

 しかし、永井豪好きゆえに随分持ち上げてしまった。

 最後に、陵辱シーンについて。
 確かに永井豪といえば陵辱シーンという認識があります。少年誌に初めてレイプシーンを持ち込んだのは『凄ノ王』だそうですし。でも、実際にはそれ程数は多くないんじゃないかな。
 永井豪はあらゆる暴力を描きます。レイプも暴力ですから当然描かれます。しかし、永井豪はあくまでも暴力としてそれを描いているはずです。ごまかしはしません。そして、主人公は決してそんな真似はしないし、レイプをした人間は全て殺されることに決まっています。見逃されがちな点ですが。
『ハレンチ学園』や『けっこう仮面』はどうか。あれは男も女もない、権威もへったくれもない、ひとつの理想郷を描いた作品です。確かに女の子の服は脱がされますが、男の子の服も脱がされます。そこにあるのは自然と無邪気です。あれは、悩む前の少年の世界なのかな。(しかし、その理想郷を理由もなくぶち壊すのも永井豪なのだが)
2136 よそから転載2 投稿者: A渡辺    [14/03/26<火>-18:01]
   009の悩みはまさに「望まない肉体の変化」だと思います。
 ある面それは少女から女への肉体的変化についていけない思春期の少女の悩みにも似てるのではないかと思います。
 それが故に、「少年」にこだわる多くの少女マンガ家が石森に傾倒したのではないかと。もっとも、石森に傾倒した少女マンガ家がすべて「少年」にこだわったわけではありませんが。
 永井豪への見解は相馬さんに同意します。ただ、それが「悩み」という単語が適当とは思えません。「悩み」という観念的なものよりは肉体も感情も全部ひっくるめた「思春期の不安定性」だとおもいます。

 最後に
>永井豪といえば陵辱シーン
 と言う認識はありません。
 ですが、少女を全裸にして「ご自由にご覧下さい」という張り紙をしたり(あばしり一家?)
 少女の両手両足を切断してさらに全裸で四つんばいにしてさらし者にする
(バイオレンス・ジャック ・・・ 少年誌じゃないですね)
 のはどんなものでしょう。陵辱シーンよりもはるかに刺激が強すぎると思いますが。
2137 よそから転載3 投稿者:加藤浩司    [14/03/26<火>-20:24]
   私が今抱えねばならないのは年齢から言って「青年の悩み」であるはずなのだが、肩こり、腰痛、目の疲れはどう考えてもオッサンの悩みである。
 やはり私は、奴の言う通りオッサンなのか。
2138 よそから転載4 投稿者:相馬    [14/03/27<水>-00:25]
   そうですね。「不安定性」の方が適切だな。選択ミスだ。悔しい。

 永井豪といえば陵辱シーン、というのは加藤さんの掲示板での書きこみを受けてのものです。俺もそうは思ってないのですが、実際、そんなふうに捉えている人は多いんじゃないかしら。
 人犬はジャックが「少年マガジン」に連載されてたころから出ていました。
「ご自由にご覧下さい」はそこだけ抜き出すとひどいけれど、男の子も同じように徹底的にこけにされてるシーンがたくさんあるはず。
 なんでも笑ってやろうとした結果でしょうか。
 過激すぎて、赤塚不二夫から怒られたこともあったそうです。

 石森章太郎についてはまた後で。

 加藤さんがオッサンなのは仕方ないですね。
2139 よそから転載5 投稿者:ぐり    [14/03/27<水>-00:49]
   こちらに書き込みさせて頂くのは初めてです。皆様初めまして。
 加藤さんのBBSで漫画について書き込みをした者です。こちらで補足させて頂きます。

 永井豪の「陵辱シーン」で色濃く残っているのは、最近では「デビルマンレディ」です。
 永井豪だけに限ったことではありませんが、私は女性ですので、本能的に強姦のシーンは、くだらない映画であれ、何か文学的意味をもって描かれたものであれ、単なる「娯楽としての」AVであれ、目にしてしまえば(あるいは読めば)、全て「トラウマ」となって積み重なってゆきます。忘れることができないのです。
 連鎖的にそういったシーンを思い出し、吐き気と無力感に身悶えすることが時折あります。
 故に映画など見ていて、そういうシーンに至りそうだと感じたら即座に場を離れます。
 それは選択する性としての本能のなせるわざかもしれません。
 ゆえに強姦シーンは、特に永井氏のような強烈な描かれ方の場合、どうしても衝撃度も大きいのです。(大抵の男性読者はそのシーンを読めば興奮するでしょうし。)
 加害者がその後必ず殺されているかどうか、それに意味はなく、女性には無条件に不愉快な印象を与えます。しかも、実際には強姦のために自殺に至ったり、PTSDを抱えて人生が破壊されるにも拘らず、男性の描く強姦された女性は、その後「ケロリ」としていることが大変に多いです。先に挙げた「デビルマンレディ」にしてもしかりです。

 この感想は、作品としてどうだ、作家の世界観としてどうだ、そういったこととは一切関係のないことですが。

 有体に言えば、女性に生まれれば、たとえ赤子であろうと身体に「穴」を持っています。
 守りようの無い身体です。胸が膨らむなどの第2時性徴以前からそういう性なのです。
 少女から女へ、といった変化以前の問題ですのでこれは解き得ない呪縛としていつも心に抱え込んでいます。
 ましてや思春期にそのようなシーンを漫画でうっかり見てしまえば、相当な痛手となります。
 男が服を脱がされて晒し者にされることと、女が服を脱がされて晒し者にされることは根本的に違います。
 男は力があり穴も空いてません(ケツの穴はともかくとして)。こちらは力なく抗えないうえに穴空いてます。ゆえに苦悩は深ーい洞穴!の如しなのです。

 と言うわけで、これは永井論ではありません。

 ちなみに、高校の歴史の授業のとき、男性教師が「従軍慰安婦」を「セックス奴隷」と言った時、クラスの男子全員が爆笑しました。
 女子は全員、黙り込んでいました。あれは男性不信を加速させる出来事でした。

 高校時代より拒食症が始まりましたが、そういったことと関連があったかどうかは分かりません。ともあれ、「女性であること=穴を持った力の無い性であること」は私にとっては大変な呪縛であり続けています。
 最初の投稿も、こうした私の意識と深く関連したものです。

 強姦は暴力のひとつの形ですが、大変特殊な暴力です。その他の暴力と同じ土俵で論じることはできないことです。
2140 よそから転載6 投稿者:ぐり [14/03/27<水>-02:52]
   初投稿でこの内容では、周りの皆さんも戸惑われるかと思いますし、現在HPは閉鎖状態ですので、失礼ながらこの場をお借りしまして多少の自己紹介をさせて頂きます。

心の絵本:ささき まき著「やっぱりおおかみ」
思い出深い絵本:「おだんごぱん」、「ぶたぶたくんのおかいもの」、いちごに色をつけるおばあさんの話、饅頭屋の主人が欲に負けて貧乏神から貰った打ち出の小槌を降り過ぎて饅頭を大量生産した挙句、着物だけ残して消えてしまった話。

 かつては大のプロレスファン。学生時代、世界タッグマッチ王者決定戦を見に武道館へも。後楽園で長州力などの試合も観戦。現在は鎮火。
 仮面ライダー、矢吹ジョー、力石徹に強く惹かれる。
 漫画歴は主に少年漫画、青年漫画中心。石ノ森世界観に共振。現在、ちばてつや「餓鬼」を再読すべく探しています。
 女性漫画家としてはやまだ紫、吉田秋生、山岸凉子、森川久美など。

 頭痛・肩凝り持ち。不眠症。外見は「水」。

 はっ。しまった。あたくしとしたことがケツの穴だなんて…。
2141 よそから転載7 投稿者:加藤浩司    [14/03/27<水>-03:15]
   このスレッドのいくつかの投稿はうちの掲示板に転載させて下さい。
 せっかくの面白い話題を奪うな。

 やまだ紫は素晴らしい。相馬さんのお薦めリストには入ってますか。
2142 よそから転載8 投稿者:相馬    [14/03/27<水>-10:16]
   普通の男の子がゲイの男性に騙されて監禁され、毎日暴力をふるわれ強姦され、あげく晒し者にされたり薬漬けにされたり殺されたり、そういうマンガがレディースコミックなどに載ってたりします。
 そういうものにぶち当たると「イタタタタ・・・」という気持ちと、「ふざけんじゃねえよ動物じゃねえんだぜ」という頭脳警察のような気持ちと、なんともいえないイヤーな思いで、それこそ身悶えすることがあります。
 これがレディコミに載っているということは、それを読んで楽しむ(興奮する)女性が少なからずいるのでしょう。こういう欲望は男女の別がないのじゃないか、と俺は疑っています。

 ただ、男性の欲望は社会的に認知されているということはあります。
 欲望充足のために現実に女性を貶めてもかまわない、という事実がありますね。
 俺もそれゆえに利益を受けている側なので、なんともよう言わん、とどうもこう、困ってしまうのです。

 話を戻します。例えば、件のレディコミの如きものが日常に溢れていたら、やはりトラウマになる男の子は多く出てくるでしょう。
 最近、いわゆるエロマンガの表紙が気になりだしました。
 単なる裸ではなく「陵辱」という言葉でしか言い表せないようなものが多い。
 俺は猥雑な状態が好きですが、少なくともあのようなものは子どもの目に触れるようなところに置いてはいけないのじゃないかと思う。
 というより、俺が見たくないんじゃ、ボケ。しまえこのヤロウ。
 しかし、
「平積みになった丸尾末広の『少女椿』のそばで女子高生が笑っているのを
 見て思った。"昭和は遠くなりにけり"」
というような内容の歌詞が遠藤ミチロウにあったが、俺もそう思うのです。
 そして、強姦しか描かないマンガ家石井隆と、エログロ耽美の丸尾末広はやはり俺は好きなのです。
 そして、そこからどうする、ということがまだわからないので唐突に話は終わり。

 無神経な俺の書き込みで気持ちを逆なでするようなこともあるでしょう。
 遠慮なく叩いてください。

> 加藤さん
 転載の件、一向に構いません。
 やまだ紫と聞くと「しんきらり」という言葉が浮かぶのですが、未読です。
(味毒と変換しやがった。なんだこのパソコン)
2143 よそから転載9 投稿者:A渡辺  [14/03/27<水>-11:41]
   相馬さんへ
>普通の男の子がゲイの男性に騙されて監禁され、毎日暴力をふるわれ強姦され、
>あげく晒し者にされたり薬漬けにされたり殺されたり、そういうマンガが
>レディースコミックなどに載ってたりします。

 私の知る範囲ではこうした漫画の載るレディースコミック誌は少ないし、あっても辰巳とかミリオン出版などのエロ本系を出している出版社でしょう。編集者もやはり男が多いのではないでしょうか。あとはやおい系の同人誌。
 元々あった男中心の価値観を男女を入れ替えた形で頭の中で構築した産物であろうかと思います。
 私も男なので本当のことは分かりませんが、男の「エロ」女のと「エロ」は違うと思います。

「陵辱」の問題ではデビルマンレディは講談社の雑誌に連載されていました。小学館の青年誌でも似たようなシテュエイションのマンガは間々あります。
 けれど、音羽、一ツ橋両系列の女性誌では男といえど「陵辱される」シーンはありません。
 ないようであるのが男と女の感性の差でしょうね。

加藤さんへ
 私の文章も転載して構いません。駄文ですが。
2144 転載完了 投稿者:加藤浩司 02/03/27 Wed 17:07:01
   転載とはいえ一部省略したり手を加えたりしたりしてます。
 改ざんもしてます。許して下さい。

 1万字まで投稿できるようにしました。存分にどうぞ。


よそから転載10 投稿者:加藤浩司   [14/03/27<水>-12:39]
 転載のご承諾ありがとうございます。

 陵辱という言葉は当たらないかも知れませんが、内田春菊の作品には男を傷付けたい、貶めたいという感情を強く感じます。そしてそれは男への恨みつらみからに見える。
 この人の描く女は妖艶なのに対し、男は気弱で性的な香りが希薄。この人はせくしいな男が怖いんじゃなかろうか。男でいえばロリコン??ちょっと違うか。

 男が陵辱される漫画を喜んで読む女性というのは、弱者としての復讐心をそそられているのでは、とか思ってみたり。
2145 自分で転載その1 投稿者:ぐり 02/03/27 Wed 18:26:41
   加藤さんが作業されている間に、相馬さんの掲示板に投稿したものを自分で転載します。ごめんなさい。<相馬さん、加藤さん

 ここはあっさりと…。個別のお返事に出来ないのですがまとめて書きます。
 神経は全く逆撫でされていません。

 女性の手による「男性陵辱もの」ですが、単純な欲望と、復讐心と、両方がからんでいると思います。
 相馬さんが例として挙げられた漫画のストーリーですが、現実には
「女子高生コンクリート詰め殺人事件」「新潟少女監禁事件」と言った風に、
「男性によって、女性に対して」行われていますね。
 逆は現実には難しいでしょう。
 そういった空想の産物ですら、やはり男性も傷つくのですね!
 とすればもし復讐であれば、それは多少「成功した」ことになりますが。

 女性は、朝の列車内ですらこういうものを当然の如く見せられて、こんなのに取り囲まれて暮らしていますし、実際そういった被害に遭う危険を常に持っているのです。

 表紙のことですが、今日本の性的表現はとんでもない混乱の中にある、という気がします。
 私が住んでいたドイツでは広告に男女のヌードは大胆に使われていますし、夜10時を過ぎるといっせいに売春婦、男娼を呼び出す電話のCMが民営テレビでは堂々と放映されますが、子供の目に付く時間帯、場所にそういったものを晒すことはまずないですね。
 アメリカの男女幼児の性的虐待や、刑務所での男の強姦などはまた別でしょうし、社会がどの段階にあるのか、といったことも絡んできて複雑になりそうですが、知識がありませんのでパスです。

 私はこう考えています。
 動物は色々いますが、強姦の存在しない種もありますし、オスがメスを強姦する種もあれば、逆にメスがオスを取り囲んで強姦する種もいます。
 人間は、基本的にはオスがメスを強姦する種だと思うんですよね。
 人間は少々オツムが発達していますから、女性が少なくなって種の存続の危機、といった事態になったとき、メスが「てめー気にいらねえ!!」と言ってオスを拒絶する力があってはまずいのではないかと。
 無理にでも妊娠させて種を存続させねばならないのではないかと。
 しかしながら、メスというのは元々「強い、良いタネ」を「選択する性」ですので、よほどの生物としての危機に陥らない限りは、自らが「良いタネ」と判断しないタネを身ごもるのは生理的に受け入れがたいことなのです。
 そして、オスというのは、なるべく自分のタネを広くばら撒くべくプログラムされた性ですよね。

 こういう生物としての原理はありつつ、オツムが発達しているが故に、人間は悩み、オスもメスも混乱をきたし、それを漫画なり文学なりで表現するのではないでしょうか。

 そういえば、ずっと前ですが、かなり高名な少女漫画家たちが、
「女が裸でバイクにまたがって暴力振るうような少女漫画(小池一夫原作だったりする)が読者アンケートで高得点を取っているというが、こんな事態は信じられない。
 大島弓子などの作品を読んで育ったはずの世代がこのような作品を支持するというのはおかしいのではないか?実は支持しているのは男性読者ではないか?
 こういうものを作らせているのは男性編集者ではないか?(A渡辺さんのご指摘のように)
 かくなる状況を打破すべく動こうではないか!」と意気軒昂な対談をしていました。
 誰だったが思い出せないのが残念ですが。

 私としては、女性も男性もその漫画を支持していたのだろう、と思いました。
 子供の頃は、それこそ私も永井豪の「キューティハニー」にドキドキしてましたし。

 加藤さんのおっしゃる「復讐」は上に書きましたがやはり根底にはあるでしょう。
 私もそういう気持ちを持ってそういった本を流し読みしたことは正直あります。
 ただ、けっしてサッパリはしないです。
 そういったものはやおい系同人誌で見たことしかありませんが。私はやおいは色々な意味で嫌いですので、お付き合いで仕方なく買ったら載っていたというシチュエーションで手元にあるものです。
 分かりやすい例として、一番最初に作られたにも拘らず、最も性能の低いサイボーグ、002が、最後に改造されたくせに最も性能の高いサイボーグ=009を嫉妬と憎しみから拘束して犯す、というのがありました(^^;;;(あえて顔文字を。)
 女性とて持っているサディスト的欲望と、恐らくは隠された力ある男性への復讐心。
 素人の手によるがゆえになお、両方が端的に見えてしまうという分かりやすい漫画でした。
 やおい同人誌には編集者は介在していませんから、女性の性への感覚を観察するには、商業誌よりも適した材料かもしれません。

 私は成熟した男女のエロ漫画なら、絵と話がよければ作者に男女の区別無く、喜んで読む方です。

「せくしいな男の人」ですか。大好きです。募集します。ウソウソ。
2146 自分で転載その2 投稿者:ぐり 02/03/27 Wed 18:27:04
   しまった全くあっさりしていない。長い。
 書き忘れましたが「ザ・スターリン」大好きです。

 そういえば「征服欲」については言及されてないですね。今のところ。
 男性向け(一般向け?)週刊誌のエロ小説では、地位や高学歴の女性が欲望の対象になっていることが多いようですね。
2147 そういうもの  投稿者:加藤浩司 02/03/27 Wed 23:27:34
   自分の文なら複数の掲示板に投稿しても一切問題ないかと。掲示板の管理者に断りを入れる必要は全くありません。ああ、また著作権の話になってしまった。
 インターネットをはじめたばかりの頃「二重投稿になるのでここに書くのは控えます」とか言ってしまった記憶あり。

 人間の諸々の本能と善悪に対し、私はどちらかというと整合性は付けられるのではないかと考える口です。おめでたいだけかも知れませんが。
 しかし性差から来るエゴや抑圧をこう論じられると「したくてもするな」と自制心を求める方向につい考えてしまう。我ながらそこが面白くない。

「脳の構造上、女は1人の男で満足できるが男は違う」なんて話も聞いたことがあります。本当かどうかはわかりませんが。男はそういうものなのサ。
2148 Re: そういうもの 投稿者:ぐり 02/03/28 Thu 01:42:07
   こんばんは。

>  自分の文なら複数の掲示板に投稿しても一切問題ないかと。掲示板の管
> 理者に断りを入れる必要は全くありません。

 ただ、各地で同じ投稿をしている人をみるとあれ?と思うことはありますね。
 知り合いまたは同行者同士リンクしあっていることも多いですから。

>  人間の諸々の本能と善悪に対し、私はどちらかというと整合性は付けら
> れるのではないかと考える口です。おめでたいだけかも知れませんが。

 私もそうあれば良いな、と希望しています。

>  しかし性差から来るエゴや抑圧をこう論じられると「したくてもするな」
> と自制心を求める方向につい考えてしまう。我ながらそこが面白くない。

 これは、「論じたくてもするな」ということでしょうか?
 もしそうでしたらもうやめます。

> 「脳の構造上、女は1人の男で満足できるが男は違う」なんて話も聞いた
> ことがあります。本当かどうかはわかりませんが。男はそういうものなのサ。

 満足できる男ならしますが。とりあえず一人いれば、別の素敵な男性(笑)は見るだけでOKという感じです<女
 他の女性のことは分かりませんが。
2149 訂正 投稿者:ぐり 02/03/28 Thu 01:43:40
  同行→同好者、の間違いです。(ファンサイト関連での話です。)
2150 言い換え 投稿者:加藤浩司 02/03/28 Thu 11:57:19
  > >  しかし性差から来るエゴや抑圧をこう論じられると「したくてもするな」
> > と自制心を求める方向につい考えてしまう。我ながらそこが面白くない。
> これは、「論じたくてもするな」ということでしょうか?

 書き方がまずかった。これは本能を害悪のように捉えて「抑制すべきもの」という結論に至ってしまいがちなのが「面白くない」という意味です。議論にけちを付けたわけではありません。
 この「したくてもするな」は「本能を抑えよ」と言い換えた方がわかりやすいかも知れません。

 つまり「男ってそういうものだけど、でも我慢しなさい」では納得しかねると。色即是空、空即是色なんて言葉もあるし。ちょっと違うか。いや違わないか。よくわからない。

 議論は面白いのでネタがあればどんどんやって下さい。